霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
目 次設 定
設定
印刷用画面を開く [?]プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。[×閉じる]
話者名の追加表示 [?]セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。[×閉じる]
表示できる章
テキストのタイプ [?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

文字サイズ
フォント

ルビの表示



アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色 [?]底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。[×閉じる]
外字1の色 [?]この設定は現在使われておりません。[×閉じる]
外字2の色 [?]文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。[×閉じる]

  

表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。


【新着情報】10月30~31日に旧サイトから新サイトへの移行作業を行う予定です。実験用サイトサブスク
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。

【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

第三章 魚水心(ぎよすゐしん)〔七八五〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第27巻 海洋万里 寅の巻 篇:第1篇 聖地の秋 よみ(新仮名遣い):せいちのあき
章:第3章 魚水心 よみ(新仮名遣い):ぎょすいしん 通し章番号:785
口述日:1922(大正11)年07月22日(旧閏05月28日) 口述場所: 筆録者:外山豊二 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年6月20日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
高姫、黒姫、高山彦は、夏彦、常彦と夕餉を済ませてひそひそ話にふけっている。高姫は夏彦と常彦に、麻邇の宝珠の神業の様子を尋ねた。そして、黄竜姫、蜈蚣姫、友彦、テールス姫らの手柄を聞いて、憤慨する。
そして、玉が聖地に来たのも自分たちを守護する日の出神と竜宮の乙姫のはからいだと嘯き出す。常彦は、それだから言依別教主は、高姫と黒姫が来ないと玉をお披露目できないと言って、二人が来るのを待っているのだ、と高姫に伝えた。
高姫は相好を崩して、言依別もこのごろはやっと出来てきた、と独りごちる。そして、それなら言依別の方からこちらにやってきて、懇願するべきだとまた嘯き出す。夏彦は、なんとか理屈をつけて、高姫・黒姫を動かそうと説得する。
話は杢助の話になり、高姫は杢助をけなし出す。夏彦はそれに同調する振りをして、杢助の本心を高姫・黒姫に諭そうと、たとえ話で説得する。
常彦は、国依別に石魚を持ってこさせたのも、実は言依別教主の指図で、それは高姫・黒姫がまだ寛大な心になっていないのではないか、という懸念から、それを試そうとしたのだ、と明かした。
高姫は、そんな心配は無用だと憤慨し、そこまで言うなら自分の大精神を見せてやる、と言って教主館に行くことをほとんど承諾した。
そこへ外から宣伝歌が聞こえて来て、亀彦が高姫館の門を叩いた。高姫は、今日は来客があるからと言って亀彦を帰した。高姫、黒姫、高山彦は、亀彦も国依別の計略の片棒をかついで後ろめたいのだろう、と笑っている。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-10-22 20:41:41 OBC :rm2703
愛善世界社版:63頁 八幡書店版:第5輯 264頁 修補版: 校定版:65頁 普及版:26頁 初版: ページ備考:
001 高姫(たかひめ)002黒姫(くろひめ)003高山彦(たかやまひこ)004夏彦(なつひこ)005常彦(つねひこ)()(にん)は、006四方山(よもやま)(はなし)(ふけ)(なが)晩餐(ばんさん)()ませ、007(まど)()けて(つき)(はい)(なが)ら、008ヒソヒソ(ばなし)(ふけ)つてゐる。
009高姫(たかひめ)夏彦(なつひこ)010常彦(つねひこ)さま、011(まへ)さまは言依別(ことよりわけ)教主(けうしゆ)()いて、012五色(いついろ)御玉(みたま)()(むか)へに秋山彦(あきやまひこ)(やかた)まで()つたぢやありませぬか』
013夏彦(なつひこ)『ハイ()きました。014それはそれは()立派(りつぱ)(こと)御座(ござ)いましたよ。015なんでも初稚姫(はつわかひめ)016玉能姫(たまのひめ)017玉治別(たまはるわけ)018久助(きうすけ)019(たみ)()(にん)さまが、020竜宮(りうぐう)(ひと)(じま)諏訪(すは)(みづうみ)(たつ)宮居(みやゐ)とかで、021乙姫(おとひめ)さまから五色(いついろ)結構(けつこう)(たま)()(いただ)きなされ、022それを自分(じぶん)手柄(てがら)にするのも勿体(もつたい)ないと()()精神(せいしん)から、023初稚姫(はつわかひめ)さまは(むらさき)(たま)梅子姫(うめこひめ)(さま)()(わた)(あそ)ばされ、024それに(なら)うて四人(よつたり)()(かた)黄竜姫(わうりようひめ)025蜈蚣姫(むかでひめ)026友彦(ともひこ)027テールス(ひめ)にその(たま)無言(むごん)(まま)(わた)されたといふ(こと)です。028人間(にんげん)も、029アー()工合(ぐあひ)(わたくし)()(ゆづ)()つて()けば、030何事(なにごと)円満(ゑんまん)()くのですがなア』
031高姫(たかひめ)(なに)ツ、032黄竜姫(わうりようひめ)蜈蚣姫(むかでひめ)033()友彦(ともひこ)にテールス(ひめ)034()んな(やから)がそんな御用(ごよう)をしましたかい。035何程(なにほど)人物(じんぶつ)払底(ふつてい)だと()つても、036あんまり(ひど)いぢやありませぬか。037さうしてその(たま)(いま)聖地(せいち)(をさ)まつてあるだらうな。038竜宮(りうぐう)乙姫(おとひめ)さまの(にく)(みや)039黒姫(くろひめ)さまが此処(ここ)御座(ござ)るのだから、040()はば黒姫(くろひめ)さまが二三(にさん)(ねん)竜宮(りうぐう)(しま)(わた)つて()仕組(しぐみ)をして()かれたのだ。041それも()高姫(たかひめ)(かみ)(さま)()都合(つがふ)で、042黒姫(くろひめ)さまを聖地(せいち)から追出(おひだ)したのが矢張(やつぱり)御用(ごよう)になつて()るのだ。043そんな(こと)(わか)つた(やつ)一人(ひとり)()りますまい。044(なに)()つても杢助(もくすけ)のやうな没分暁漢(わからずや)総務(そうむ)さまだからね』
045夏彦(なつひこ)『それは(たれ)もよく(ぞん)じて()ります。046これは(まつた)()出神(でのかみ)さまや、047竜宮(りうぐう)乙姫(おとひめ)(さま)()(かげ)(さづ)かつたのだと()つて()ますで』
048高姫(たかひめ)『それは(きま)つて()るぢやないか。049(しか)()出神(でのかみ)(にく)(みや)と、050竜宮(りうぐう)乙姫(おとひめ)さまの(にく)(みや)は、051何方(どなた)ぢやと()(こと)(わか)つて()らねば駄目(だめ)ですよ』
052常彦(つねひこ)『それは()はいでも(きま)つてゐますがな。053系統(ひつぽう)肉体(にくたい)(うつ)らいで何処(どこ)(うつ)らはりませう。054乙姫(おとひめ)さまだつて、055依然(やつぱり)()出神(でのかみ)さまの生宮(いきみや)引添(ひきそ)うて御座(ござ)()(かた)(きま)つとるぢやありませぬか。056それで言依別(ことよりわけの)(かみ)(さま)信者(しんじや)一同(いちどう)(たま)()けて一度(いちど)(をが)まし()いのだけれど、057肝腎(かんじん)系統(ひつぽう)生宮(いきみや)さまが()(かへ)りになる(まで)058吾々(われわれ)()ける(こと)出来(でき)ないと()つて、059()自分(じぶん)何処(どこ)かへ()(をさ)めになりました。060貴方(あなた)(ちつ)とも言依別(ことよりわけ)さまの()(やかた)顔出(かほだ)しをなさらぬものだから、061()つてゐられるのですよ』
062高姫(たかひめ)言依別(ことよりわけ)大分(だいぶ)(この)(ごろ)改心(かいしん)出来(でき)たと()えますワイ。063()肉体(にくたい)()出神(でのかみ)生宮(いきみや)ぢやと()(こと)徐々(そろそろ)()()いたらしい。064なア竜宮(りうぐう)乙姫(おとひめ)さま、065それに()いても、066(ちつ)(わか)らぬぢやありませぬか。067吾々(われわれ)(たづ)ねに()かずとも、068それが(わか)つた以上(いじやう)()出神(でのかみ)竜宮(りうぐう)乙姫(おとひめ)(さま)()(れい)()ねばならない(はず)だ。069本末(ほんまつ)顛倒(てんたう)(じつ)(はなはだ)しい』
070夏彦(なつひこ)(けつ)して(けつ)して、071言依別(ことよりわけ)(さま)はそんな()(かんが)へは(ちつ)とも()いのですが、072貴方(あなた)何時(いつ)言依別(ことよりわけ)奴灰殻(どはひから)だとか、073四足(よつあし)身魂(みたま)だとか仰有(おつしや)るものだから言依別(ことよりわけ)(さま)は、074貴方(あなた)()(たく)()(たづ)ねなされ()いのは胸一杯(むねいつぱい)になつて()らつしやるのですが、075人手(ひとで)(すくな)いのに、076又々(またまた)秋季(しうき)(だい)清潔法(せいけつはふ)をなさらんならぬ(やう)(こと)(おこ)ると、077()()(どく)だと()つて(ひか)へて御座(ござ)るのですよ』
078高姫(たかひめ)『そんな()心配(しんぱい)()りませぬわ。079()出神(でのかみ)竜宮(りうぐう)乙姫(おとひめ)生宮(いきみや)(わか)(だけ)身魂(みたま)なら、080最早(もはや)四足(よつあし)身魂(みたま)退散(たいさん)して()るに(ちが)ひないから、081高姫(たかひめ)082黒姫(くろひめ)()ちかねてゐるから一遍(いつぺん)()()でなさいと()つて(くだ)さい。083いろいろと()うて()かしたい(こと)もある。084何程(なにほど)(かしこ)教主(けうしゆ)だと()つても(とし)(わか)経験(けいけん)()社会(しやくわい)大学(だいがく)卒業(そつげふ)せない(ひと)だから、085()はねばならぬ(こと)(やま)(ほど)あるのだけれど、086(また)(うる)さがられると(おも)うて今迄(いままで)()はずに()つたのだよ。087それが本当(ほんたう)なら言依別(ことよりわけ)見上(みあ)げたものぢや。088オツホヽヽヽ』
089夏彦(なつひこ)折角(せつかく)立派(りつぱ)御玉(みたま)(をさ)まつて(みな)信者(しんじや)拝観(はいくわん)したいと()つて()つて()ります。090何卒(どうぞ)その(たま)貴女(あなた)(おん)()(ひら)いて(もら)はなければ(たれ)(ひら)(こと)出来(でき)ぬのですから、091何卒(どうぞ)(はや)()機嫌(きげん)(なほ)して(にしき)(みや)()参詣(さんけい)(うへ)092言依別(ことよりわけ)(さま)()相談(さうだん)して(くだ)さいな』
093高姫(たかひめ)『ソリヤ(みち)(ちが)ひませう。094言依別(ことよりわけ)教主(けうしゆ)だと()つても、095それは人間(にんげん)()めたもの、096誠生粋(まこときつすゐ)()出神(でのかみ)(さま)竜宮(りうぐう)乙姫(おとひめ)(さま)()(しづ)まり(あそ)ばす(にく)(みや)へ、097一度(いちど)面会(めんくわい)にも()()ぬと()失礼(しつれい)(こと)がありますかい』
098 夏彦(なつひこ)()(にく)さうに一寸(ちよつと)(かしら)()()げて、
099夏彦(なつひこ)『あなたの仰有(おつしや)(こと)一応(いちおう)御尤(ごもつと)ものやうに(かんが)へますが、100そこはさう四角張(しかくば)らずに、101言依別(ことよりわけ)(さま)言依別(ことよりわけ)(さま)として、102教主(けうしゆ)()()(たい)貴方(あなた)から()訪問(はうもん)なさるが至当(したう)だと(おも)ひます。103それも(また)直接(ちよくせつ)()()ひになつてはいけませぬ。104何程(なにほど)()(きら)ひになつても総務(そうむ)杢助(もくすけ)さまの()()()面会(めんくわい)をなさいませ。105それが至当(したう)だと()夏彦(なつひこ)()神徳(かげ)(いただ)いてゐます』
106高姫(たかひめ)『あんな杢助(もくすけ)国依別(くによりわけ)のやうな行儀(ぎやうぎ)()らずに、107阿呆(あはう)らしくて面会(めんくわい)出来(でき)ぬぢやありませぬか。108(ふた)()には四足(よつあし)かなんぞのやうにゴロンと(よこ)になり、109不作法(ぶさはふ)な…生宮(いきみや)(まへ)でも()(はなし)をすると()代物(しろもの)だから、110国依別(くによりわけ)までが(おな)(やう)(さる)人真似(ひとまね)をしよつて、111()いかと(おも)つてグレンと仰向(あふむ)けになり応対(おうたい)をして()るから、112この高姫(たかひめ)が「(ちつ)心得(こころえ)なさい、113失礼(しつれい)ぢや()いか」とたしなめてやれば、114霊界(れいかい)物語(ものがたり)でさへも仰向(あふむ)けになつて、115(あし)をピンピン()(もつ)結構(けつこう)神界(しんかい)因縁(いんねん)()かれるぢやないかと、116屁理屈(へりくつ)をこねる仕方(しかた)()(やつ)だ。117そんな(やつ)(また)言依別(ことよりわけ)さまも人間(にんげん)()いものだから、118(よろこ)んで使(つか)つてゐると()()目出度(めでた)さ。119第一(だいいち)これからが退(しりぞ)けて(しま)はなくちや、120三五教(あななひけう)何時(いつ)になつても駄目(だめ)ですよ』
121夏彦(なつひこ)『あなたの()言葉(ことば)(じつ)御尤(ごもつと)もです。122(わたくし)時々(ときどき)杢助(もくすけ)さまが仰向(あふむ)けになつて、123(わたくし)(たち)にいろいろの(こと)()指図(さしづ)をなさるので時々(ときどき)ムツとしてその(わけ)詰問(きつもん)すると杢助(もくすけ)さまの言草(いひぐさ)面白(おもしろ)い。124(いま)のやうな百鬼(ひやくき)昼行(ちうかう)()(なか)人間(にんげん)は、125みんな(おに)(へび)悪魔(あくま)人間(にんげん)真似(まね)をして()つて(ある)いて()るのだ。126さうして(かに)()(よこ)さの(みち)(ばか)平気(へいき)でやつてゐるから(たま)らない。127今日(こんにち)()(なか)革正(かくせい)しようと(おも)へば、128()うしても(ひと)のようせぬ(こと)(いた)さねば立替(たてかへ)129立直(たてなほ)しは出来(でき)ない。130今日(こんにち)社会(しやくわい)()なさい、131その潮流(てうりう)滔々(たうたう)として(よこ)(よこ)へと(なが)れてゐるぢやないか。132それが所謂(いはゆる)天地(てんち)自然(しぜん)(みち)だ。133(かは)(みづ)でも潮水(てうすゐ)でも(よこ)(なが)れて()るべきものだ。134数多(あまた)人命(じんめい)()せて(はし)汽車(きしや)矢張(やつぱり)(よこ)(なが)うなつてゐる。135レールでさへもさうぢやないか。136もしもレールがチヨコンと(すわ)つたり、137()てつて()なされ、138汽車(きしや)(たちま)転覆(てんぷく)するぢやないか。139(よこ)(なが)れて()河川(かせん)洋々(やうやう)として(すこ)しも淹滞(えんたい)なく、140(また)(あい)らしい(ひな)(そだ)てる牝鳥(めんどり)(つばさ)(なか)大切(たいせつ)(かか)えて()(なか)()てゐます。141(たまご)(かへ)すのだつて()()らねば(かへ)りはしない。142ノアの方舟(はこぶね)だつて矢張(やつぱ)水面(すゐめん)(よこ)(すす)んで(なが)れてゐる、143水平社(すゐへいしや)運動(うんどう)でも……」と仰有(おつしや)いましたよ』
144高姫(たかひめ)『そんな屁理屈(へりくつ)がありますか。145この庭先(にはさき)(まつ)篠竹(しのたけ)()なさい。146(みんな)()から真直(まつすぐ)(うへ)(むか)つて()つてるぢやありませぬか。147(よこ)になつてる(やつ)(みき)(くさ)つて(かぜ)()(たふ)された()(ばか)りぢや。148(また)本打(もとうち)()(すゑ)打断(うちた)ちて(かは)()かれた枯木(かれき)材木(ざいもく)ばつかりだ。149(よこ)になつてる(やつ)(ろく)なものがありますか。150さうだから杢助(もくすけ)では駄目(だめ)だと()ふのですよ』
151(ちから)をこめて握拳(にぎりこぶし)(しきゐ)(おも)はずポンと(たた)き、152『アイタヽヽ』と()はんとしたが、153『アイ……』と()つた()(かほ)(しか)めて(ひだり)()でコツソリと()でてゐるその()(どく)さ。
154常彦(つねひこ)『なんと理屈(りくつ)何方(どちら)へでもつくものですな。155火中水(くわちうすゐ)あり、156水中火(すゐちうくわ)あり、157()(みづ)(ちから)()つて()(あが)り、158(みづ)()(ちから)()つて(うご)かされる道理(だうり)で、159何方(どちら)から()いても理屈(りくつ)()ひますワイ。160それで(たて)変性(へんじやう)男子(なんし)161(よこ)変性(へんじやう)女子(によし)(かみ)(さま)仰有(おつしや)るのでせう。162経糸(たていと)(ばか)りでは所詮(しよせん)駄目(だめ)で、163矢張(やつぱ)緯糸(よこいと)()ければ(にしき)(はた)()(こと)出来(でき)ませぬ』
164高姫(たかひめ)『その(よこ)がいかぬのですよ。165(よこ)(さとく)()ちたり、166(いと)()れたり(いた)すから、167それで変性(へんじやう)女子(によし)行方(やりかた)駄目(だめ)だと()ふのだよ……
168 (はた)(よこ)()身魂(みたま)こそ(くる)しけれ (ひと)(とほ)せば(ひと)()たれつ
169なんて弱音(よわね)()いて()るやうな言依別(ことよりわけ)(なに)出来(でき)ますかいな。170イヤイヤ矢張(やつぱり)言依別(ことよりわけ)出来(でき)ぬとも(かぎ)らぬ。171(この)(ごろ)大分(だいぶ)改心(かいしん)をしかけたから、172変性(へんじやう)男子(なんし)経糸(たていと)(たい)して、173(わたし)がサトクとなつて立派(りつぱ)(はた)()つて()せませう。174緯糸(よこいと)になる緯役(よこやく)さへサトクの()(とほ)()いてくれば()いのだ。175……ナア黒姫(くろひめ)さま、176さうぢやありませぬか』
177黒姫(くろひめ)左様(さやう)々々(さやう)178貴方(あなた)仰有(おつしや)(とほ)一分(いちぶ)一厘(いちりん)毛筋(けすぢ)横巾(よこはば)(ほど)(ちが)ひはありませぬ。179何卒(どうぞ)(いち)()(はや)杢助(もくすけ)さまが改心(かいしん)さへしてくるれば、180(なん)にも()(こと)はありませぬがなア』
181常彦(つねひこ)杢助(もくすけ)さまの(はう)では何卒(どうぞ)(いち)(にち)(はや)高姫(たかひめ)さまや黒姫(くろひめ)改心(かいしん)さへしてくれれば(なに)()(こと)はないがなア…と(くび)(かた)げて大変(たいへん)(かんが)へてゐましたよ。182国依別(くによりわけ)だつてあんたの敵対役(てきたいやく)実際(じつさい)(ところ)はこしらへてあるのですよ。183(この)(あひだ)もお(さかな)だと()つて(いし)()つて()たでせう。184それは(おほ)きな(こゑ)では()へぬが(まつた)言依別(ことよりわけ)(さま)()指図(さしづ)ですよ』
185高姫(たかひめ)『ナニ、186言依別(ことよりわけ)が……あんまりぢやないか』
187常彦(つねひこ)言依別(ことよりわけ)(さま)(ふか)思召(おぼしめ)しがあつて国依別(くによりわけ)にあーいふ(こと)をさせて、188(まへ)さまが(おこ)るか(おこ)らないか、189(おこ)るやうでは(たま)御用(ごよう)をさす時機(じき)がまだ()()らぬのだし、190それを()(しの)ぶやうな高姫(たかひめ)さまなら、191モウ大丈夫(だいぢやうぶ)だからと()つて()()()きなさつたのですよ。192(まへ)さまは矢張(やつぱり)(はら)()ちませうね』
193高姫(たかひめ)『エー(はら)()つといふやうな、194そんな()つぽけな精神(せいしん)で、195大和(やまと)(だましひ)()はれますかい。196大海(たいかい)(ちり)(えら)まず、197百川(ひやくせん)濁流(だくりう)()んで(にご)らずと()高姫(たかひめ)態度(たいど)ですからなア。198(てん)(たか)くして諸鳥(もろどり)飛翔(ひしよう)するに(まか)するが(ごと)く、199(うみ)(ひろ)(ふか)くして魚鼈(ぎよべつ)(をど)るに(まか)すが(ごと)しといふ広大(くわうだい)無辺(むへん)大精神(だいせいしん)ですから……ヘン……あんまり見損(みそこな)ひをして(もら)ひますまいかい。200(わたし)(ため)すなんて猪口才(ちよこざい)()ぎる。201矢張(やつぱり)自分(じぶん)(こころ)(ちい)さいからだよ。202自分(じぶん)(こころ)尺度(しやくど)(もつ)て、203生神(いきがみ)(さま)大精神(だいせいしん)測量(そくりやう)しようと(おも)ふのが、204テンから間違(まちが)つてゐる。205(しか)(なが)らそこまで言依別(ことよりわけ)もなつたか、206ホンに可愛(かあい)いものだ。207……そんなら常彦(つねひこ)さま、208(まへ)209言依別(ことよりわけ)さまに()つて、210高姫(たかひめ)さまは()(くらゐ)(こと)は、211何処(いづこ)(かぜ)()くらんといふやうな態度(たいど)で、212余裕(よゆう)綽々(しやくしやく)213泰然(たいぜん)自若(じじやく)として(わら)つて御座(ござ)つたと、214実地(じつち)正真(まこと)らしく……オツトドツコイ……実地(じつち)正真(まこと)立派(りつぱ)態度(たいど)を、215よく(はら)へシメこんで()いて申上(まをしあ)げるのだよ』
216常彦(つねひこ)()(かく)今日(けふ)()りの(まま)申上(まをしあ)げたら()いのですか。217(うそ)一寸(ちよつと)()はれぬ()(みち)ですからなアー』
218高姫(たかひめ)『エー矢張(やつぱり)モウ()うて(くだ)さるな。219(わたし)直接(ちよくせつ)()()にかかつてその寛大振(くわんだいぶり)()せて()るから、220今日(けふ)(こと)(なん)にも()ひつてはなりませぬぞ』
221常彦(つねひこ)魚心(うをごころ)あれば水心(みづごころ)あり、222()てば(ひび)くとやら……、223ナア夏彦(なつひこ)224さうぢやないか。225チツトはコンミツシヨンとか、226ボーナスとか()りさうなものだなア』
227黒姫(くろひめ)『オホヽヽヽ、228(なん)現金(げんきん)なお(かた)だこと』
229常彦(つねひこ)何分(なにぶん)(この)肉体(にくたい)融通(ゆうづう)()人間(にんげん)ですが、230三五教(あななひけう)(まこと)(をしへ)守護神(しゆごじん)(やつ)231腹中(はらのなか)で、232すつかりと()()つたものだから、233相手(あひて)(とほ)()ひたがつて仕様(しやう)がありませぬ。234この肉体(にくたい)(なに)()ひませぬ。235副守(ふくしゆ)(やつ)(なに)()をつけてやつて(くだ)さい。236(たもと)(おも)ければ(おも)(ほど)都合(つがふ)(よろ)しいで。237少々(せうせう)重味(おもみ)(くらゐ)()せた(ところ)で、238中々(なかなか)(つよ)(やつ)ですからなア』
239高姫(たかひめ)『マアマア成功(せいこう)(のち)240()注文通(ちうもんどほ)りボーナス(棒茄子(ぼうなす))なつと、241ボーウリ(棒瓜(ぼううり))なつと、242干瓢(かんぺう)なつと()げませうかい』
243常彦(つねひこ)『そいつはなりませぬぞ。244何事(なにごと)前銭(さきぜに)()して註文(ちうもん)して()かねば、245何程(なにほど)変換(へんがへ)されても仕方(しかた)がありますまい。246証拠金(しようこきん)とか手付金(てつけきん)とか(さき)(いただ)いて公証(こうしよう)役場(やくば)()つて、247公正(こうせい)証書(しようしよ)でも()つて()きませうかな。248アハヽヽヽ』
249高姫(たかひめ)『コレ常彦(つねひこ)さま、250冗談(ぜうだん)もよい加減(かげん)にしなさい。251……千騎(せんき)一騎(いつき)(この)場合(ばあひ)ぢやありませぬか』
252常彦(つねひこ)『ソラさうでせう。253あなたにとつては千騎(せんき)一騎(いつき)254吾々(われわれ)(およ)ばず(なが)麻邇(まに)宝珠(ほつしゆ)()(むか)へを()(つと)(まを)し、255一寸(ちよつと)休養(きうやう)(たま)はつて()るところですから、256(きは)めて悠々(いういう)閑々(かんかん)たるものです。257()(かく)(ひと)苦労(くらう)(とく)をとらうと()ふのは、258(かへつ)(ほね)()れるものですワイ。259(しか)しこれは世間(せけん)(はな)しですよ。260(まへ)さまは()(はや)いから(すぐ)自分(じぶん)(こと)()つて(おこ)(くせ)があるから剣呑(けんのん)だ』
261高姫(たかひめ)(なに)仰有(おつしや)る。262それは(おほ)きな(こゑ)()はれぬが、263言依別(ことよりわけの)(みこと)(こと)でせうがなア』
264常彦(つねひこ)『あんたはさう(おも)つてますか。265それで安心(あんしん)だ……。266なア夏彦(なつひこ)さま』
267夏彦(なつひこ)『オホヽヽヽ、268イヤモウ()うも感心(かんしん)いたしました』
269 ()かる(ところ)()閑寂(かんじやく)(やぶ)つて宣伝歌(せんでんか)(こゑ)(きこ)えて()た。
270(亀彦)(かみ)(おもて)(あら)はれて
271(ぜん)(あく)とを立別(たてわ)ける
272(この)()(つく)りし神直日(かむなほひ)
273(こころ)(ひろ)大直日(おほなほひ)
274(ただ)何事(なにごと)(ひと)()
275直日(なほひ)見直(みなほ)聞直(ききなほ)
276()(あやま)ちは()(なほ)
277頑迷(ぐわんめい)不霊(ふれい)高姫(たかひめ)
278執着(しふちやく)(ふか)黒姫(くろひめ)
279(あめ)(つち)との御水火(みいき)より
280(あら)はれませる(かみ)御子(みこ)
281(かむ)素盞嗚(すさのをの)大神(おほかみ)
282仁慈(じんじ)無限(むげん)御心(みこころ)
283()みとりまして言依別(ことよりわけ)
284(みづ)御魂(みたま)八尋殿(やひろどの)
285麻邇(まに)御珠(みたま)(おく)(ふか)
286(をさ)(たま)ひて高姫(たかひめ)
287黒姫(くろひめ)さまの(かへ)るまで
288拝観(はいくわん)する(こと)ならないと
289言葉(ことば)(きび)しく()(つた)
290高姫(たかひめ)さまの一行(いつかう)
291聖地(せいち)()して(かへ)()
292その吉日(きちにち)()(たま)
293(おも)へば(ふか)(かみ)(おん)
294(あふ)げば(たか)(おん)(めぐ)
295(つゆ)だも()らぬ高姫(たかひめ)
296聖地(せいち)(かへ)()(なが)らも
297(にしき)(みや)大前(おほまへ)
298(いま)(まう)でし(さま)()
299玉照彦(たまてるひこ)玉照姫(たまてるひめ)
300(かみ)(はしら)()ふも(さら)
301(かむ)素盞嗚(すさのをの)大神(おほかみ)
302(うづ)(おん)()とあれませる
303五十子(いそこ)(ひめ)梅子姫(うめこひめ)
304わけて(たふと)英子姫(ひでこひめ)
305言依別(ことよりわけ)教主(けうしゆ)()
306(いま)一度(いちど)挨拶(あいさつ)
307便(たよ)りもきかぬうたてさよ
308あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
309御霊(みたま)幸倍(さちはへ)ましまして
310執着心(しふちやくしん)片意地(かたいぢ)
311とりからまれし両人(りやうにん)
312高山彦(たかやまひこ)身魂(みたま)をば
313(かみ)御稜威(みいづ)にさらさらと
314(きよ)(たま)ひて片時(かたとき)
315()(すむや)けく大前(おほまへ)
316(まう)(きた)りて神業(かむわざ)
317参加(さんか)なさしめ(たま)へかし
318如何(いか)高姫(たかひめ)黒姫(くろひめ)
319頑強(ぐわんきやう)不霊(ふれい)()(なが)
320(かみ)御裔(みすえ)方々(かたがた)
321無礼(ぶれい)(つみ)(かさ)ぬるは
322(じつ)(かな)しき(こと)ぞかし
323(をしへ)(みち)友彦(ともひこ)
324一度(いちど)(つか)はし()たれども
325金門(かなど)(まも)安公(やすこう)
326()退(やら)はれて()らず(ぐち)
327(たた)いて(やかた)立帰(たちかへ)
328(つら)(ふく)らせブツブツと
329小言(こごと)(かぎ)(なら)()
330とりつく(しま)なき(わか)
331われは亀彦(かめひこ)宣伝使(せんでんし)
332英子(ひでこ)(ひめ)御言(みこと)もて
333高姫(たかひめ)黒姫(くろひめ)両人(りやうにん)
334(いま)(むか)へに(きた)りけり
335(つき)御空(みそら)皎々(かうかう)
336(かがや)(わた)万有(ばんいう)
337(めぐ)みの(つゆ)(たま)へども
338(こころ)(そら)村雲(むらくも)
339十重(とへ)二十重(はたへ)(つつ)まれて
340黒白(あやめ)()かぬ(むね)(やみ)
341()らし(たま)へよ天津(あまつ)(かみ)
342国津(くにつ)(かみ)(たち)八百万(やほよろづ)
343三五教(あななひけう)(まも)ります
344(すめ)大神(おほかみ)(おん)(まへ)
345万代(よろづよ)(いは)亀彦(かめひこ)
346(つつし)(うやま)()(まつ)
347あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
348御霊(みたま)幸倍(さちはへ)ましませよ』
349(うた)ひつつ高姫館(たかひめやかた)()して次第(しだい)々々(しだい)(ちか)づき(きた)る。
350 亀彦(かめひこ)(もん)(ひら)きあるを(さいは)ひ、351つかつかと(すす)(きた)り、
352亀彦(かめひこ)『モシモシ夜中(やちう)にお邪魔(じやま)(いた)しまするが、353(わたし)亀彦(かめひこ)宣伝使(せんでんし)御座(ござ)りまする。354江州(ごうしう)竹生島(ちくぶしま)より英子姫(ひでこひめ)(さま)同道(どうだう)にて聖地(せいち)(まゐ)つて()りまする。355(うけたま)はりますれば高姫(たかひめ)(さま)356黒姫(くろひめ)(さま)357高山彦(たかやまひこ)(とも)にお(かへ)(あそ)ばしたとのこと、358()機嫌(きげん)をお(うかが)ひに(まゐ)りました。359差支(さしつかへ)なくばお(とほ)(くだ)さいませ』
360高姫(たかひめ)『ヤア貴方(あなた)亀彦(かめひこ)さまか。361よくマア竹生島(ちくぶしま)(おい)国依別(くによりわけ)さまと東西(とうざい)相応(あひおう)じ、362()親切(しんせつ)(なに)から(なに)まで()注意(ちうい)(くだ)さいまして有難(ありがた)御座(ござ)います。363(わたし)一度(いちど)英子姫(ひでこひめ)(さま)(はじ)め、364貴方(あなた)(たち)にもお(れい)のためにお(うかが)(いた)したいと(おも)つて()ましたが、365(なん)とは()しに貧乏(びんばふ)(ひま)なしで()無礼(ぶれい)(いた)して()りまする。366(しか)(なが)今日(けふ)来客(らいきやく)がありますので、367失礼(しつれい)(なが)らお(かへ)(くだ)さいませ。368只今(ただいま)宣伝歌(せんでんか)拝聴(はいちやう)いたしましたが、369随分(ずゐぶん)立派(りつぱ)なお(こゑ)でお(ふし)もお上手(じやうづ)になられました。370丁度(ちやうど)竹生島(ちくぶしま)(やしろ)(うしろ)(あら)はれ(たま)うた女神(めがみ)(さま)のお(こゑ)その(まま)でしたよ。371オホヽヽヽ』
372亀彦(かめひこ)()差支(さしつかへ)とあれば是非(ぜひ)御座(ござ)いませぬ。373左様(さやう)ならば、374(いとま)(いた)しませう』
375()ひつつ(つき)(ひかり)()(なが)足早(あしばや)(かへ)()く。376(あと)見送(みおく)つて高姫(たかひめ)は、
377高姫(たかひめ)『オホヽヽヽ、378やつぱり()(とが)めると()えますワイなア。379……黒姫(くろひめ)さま、380高山彦(たかやまひこ)さま、381あの亀彦(かめひこ)(こは)(さう)(かへ)(やう)382計略(けいりやく)(うら)をかかれて、383コソコソと(ねずみ)のやうになつて()げたぢやありませぬか』
384黒姫(くろひめ)『ウフヽヽヽ』
385高山彦(たかやまひこ)『アハヽヽヽ』
386大正一一・七・二二 旧閏五・二八 外山豊二録)
文芸社文庫『あらすじで読む霊界物語』絶賛発売中!
オニド関連サイト最新更新情報
10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【メールアドレス
合言葉「みろく」を入力して下さい→  
霊界物語ネットは飯塚弘明が運営しています。【メールアドレス】 / 動作に不具合や誤字脱字等を発見されましたら是非お知らせ下さるようお願い申し上げます。 / 本サイトに掲載されている霊界物語等の著作物の電子データは飯塚弘明ほか、多数の方々の協力によって作られました。(スペシャルサンクス) / 本サイトの著作権(デザイン、プログラム、凡例等)は飯塚弘明にあります。出口王仁三郎の著作物(霊界物語等)の著作権は保護期間が過ぎていますのでご自由にお使いいただいて構いません。ただし一部分を引用するのではなく、本サイト掲載の大部分を利用して電子書籍等に転用する場合には、必ず出典と連絡先を記して下さい。→「本サイト掲載文献の利用について」 / 出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別的と見なされる言葉や表現もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。 / プライバシーポリシー
(C) 2007-2024 Iizuka Hiroaki