霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
設定
|
ヘルプ
ホーム
霊界物語
霊主体従(第1~12巻)
第7巻(午の巻)
序文
凡例
総説
第1篇 大台ケ原
第1章 日出山上
第2章 三神司邂逅
第3章 白竜
第4章 石土毘古
第5章 日出ケ嶽
第6章 空威張
第7章 山火事
第2篇 白雪郷
第8章 羽衣の松
第9章 弱腰男
第10章 附合信神
第11章 助け船
第12章 熟々尽
第3篇 太平洋
第13章 美代の浜
第14章 怒濤澎湃
第15章 船幽霊
第16章 釣魚の悲
第17章 亀の背
第4篇 鬼門より竜宮へ
第18章 海原の宮
第19章 無心の船
第20章 副守飛出
第21章 飲めぬ酒
第22章 竜宮の宝
第23章 色良い男
第5篇 亜弗利加
第24章 筑紫上陸
第25章 建日別
第26章 アオウエイ
第27章 蓄音器
第28章 不思議の窟
第6篇 肥の国へ
第29章 山上の眺
第30章 天狗の親玉
第31章 虎転別
第32章 水晶玉
第7篇 日出神
第33章 回顧
第34章 時の氏神
第35章 木像に説教
第36章 豊日別
第37章 老利留油
第38章 雲天焼
第39章 駱駝隊
第8篇 一身四面
第40章 三人奇遇
第41章 枯木の花
第42章 分水嶺
第43章 神の国
第44章 福辺面
第45章 酒魂
第46章 白日別
第47章 鯉の一跳
第9篇 小波丸
第48章 悲喜交々
第49章 乗り直せ
第50章 三五〇
附録 第三回高熊山参拝紀行歌
余白歌
×
設定
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
文字サイズ
S
【標準】
M
L
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側だけに表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注[※]用語解説
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
【標準】
脚注マークを表示しない
脚注[*]編集用
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
脚注マークを表示しない
【標準】
外字の外周色
[?]
一般のフォントに存在しない文字は専用の外字フォントを使用しています。目立つようにその文字の外周の色を変えます。
[×閉じる]
無色
【標準】
赤色
現在のページには外字は使われていません
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
サイトをリニューアルしました。不具合がある場合は
従来バージョン
をお使い下さい|
サブスク
のお知らせ
霊界物語
>
霊主体従(第1~12巻)
>
第7巻(午の巻)
> 第5篇 亜弗利加 > 第27章 蓄音器
<<< アオウエイ
(B)
(N)
不思議の窟 >>>
第二七章
蓄音器
(
ちくおんき
)
〔三二七〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第7巻 霊主体従 午の巻
篇:
第5篇 亜弗利加
よみ(新仮名遣い):
あふりか
章:
第27章 蓄音器
よみ(新仮名遣い):
ちくおんき
通し章番号:
327
口述日:
1922(大正11)年02月01日(旧01月05日)
口述場所:
筆録者:
谷村真友
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1922(大正11)年5月31日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
[×閉じる]
:
小島別はこれは邪神の声でないと悟り、岩窟の神の御名を問うた。しかし岩窟の声はますます小島別を譴責する。
小島別はしきりに赦しを懇願するが、神の声はますます激烈になる。最後に岩窟は百雷の一時にとどろくような大音響を立てて唸り始め、小島別は驚いて大地にぺたりと倒れこんだ。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2020-05-06 18:56:13
OBC :
rm0727
愛善世界社版:
166頁
八幡書店版:
第2輯 94頁
修補版:
校定版:
172頁
普及版:
71頁
初版:
ページ備考:
001
小島別
(
こじまわけ
)
はこの
巌窟
(
がんくつ
)
の
中
(
なか
)
より
出
(
いづ
)
る
声
(
こゑ
)
に、
002
合点
(
がつてん
)
ゆかぬといふ
身振
(
みぶ
)
りをしながら、
003
以前
(
いぜん
)
の
元気
(
げんき
)
に
引
(
ひき
)
かへて、
004
虫
(
むし
)
のやうな
声
(
こゑ
)
を
搾
(
しぼ
)
り
出
(
だ
)
し、
005
小島別
『さう
仰有
(
おつしや
)
る
貴方
(
あなた
)
様
(
さま
)
は
果
(
はた
)
して
何
(
いづ
)
れの
神
(
かみ
)
に
坐
(
ま
)
しますや、
006
御
(
おん
)
名
(
な
)
を
名告
(
なの
)
らせ
給
(
たま
)
へ』
007
巌窟
(
がんくつ
)
の
中
(
なか
)
より
大声
(
おほごゑ
)
にて
又
(
また
)
も、
008
声
『アハヽヽヽヽ、
009
あかぬあかぬまだ
改心
(
かいしん
)
はできぬ。
010
オホヽヽヽヽ
恐
(
おそ
)
ろしい
渋太
(
しぶとい
)
奴
(
やつ
)
ぢやな、
011
ウフヽヽヽヽ
浮
(
う
)
か
浮
(
う
)
かするな、
012
この
世
(
よ
)
は
悪魔
(
あくま
)
の
巣窟
(
さうくつ
)
ぞ、
013
エヘヽヽヽヽ
豪
(
えら
)
さうに
威張
(
ゐば
)
つて
歩
(
ある
)
く
宣伝使
(
せんでんし
)
、
014
頭
(
あたま
)
の
先
(
さき
)
から
足許
(
あしもと
)
まで
好
(
よ
)
く
気
(
き
)
をつけよ。
015
イヒヽヽヽヽ
威張
(
ゐばり
)
散
(
ち
)
らして
竜宮
(
りうぐう
)
の
小島別
(
こじまわけ
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
、
016
カヽヽヽヽ
必
(
かなら
)
ず
神
(
かみ
)
を
鰹節
(
かつをぶし
)
にいたすなよ、
017
コヽヽヽヽ
小島別
(
こじまわけ
)
の
盲
(
めくら
)
ども、
018
クヽヽヽヽ
腐
(
くさ
)
つた
魂
(
たま
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
、
019
臭
(
くさ
)
い
物
(
もの
)
に
蓋
(
ふた
)
して
歩
(
ある
)
く
小島別
(
こじまわけ
)
、
020
ケヽヽヽヽ
見当
(
けんたう
)
の
取
(
と
)
れぬ
神
(
かみ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
、
021
好
(
よ
)
く
味
(
あぢ
)
はうておくがよい、
022
キヽヽヽヽ
気違
(
きちが
)
ひじみた
小島別
(
こじまわけ
)
、
023
真
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
が
気
(
き
)
をつける
内
(
うち
)
に
改心
(
かいしん
)
いたすが
好
(
よ
)
いぞ、
024
サヽヽヽヽさらりと
迷
(
まよ
)
ひを
覚
(
さ
)
ませ
小島別
(
こじまわけ
)
、
025
天
(
あめ
)
の
探女
(
さぐめ
)
の
仲間入
(
なかまいり
)
をいたすな、
026
ソヽヽヽヽ
損
(
そん
)
と
思
(
おも
)
へば
手
(
て
)
も
出
(
だ
)
さぬ、
027
我身
(
わがみ
)
の
徳
(
とく
)
と
思
(
おも
)
つたら
牛
(
うし
)
の
骨
(
ほね
)
でも
手
(
て
)
を
出
(
いだ
)
す、
028
欲心坊
(
よくしんばう
)
の
小島別
(
こじまわけ
)
、
029
スヽヽヽヽ
好
(
す
)
きぢや
嫌
(
きら
)
ひと
人
(
ひと
)
に
区別
(
くべつ
)
を
立
(
た
)
てる
宣伝使
(
せんでんし
)
。
030
セヽヽヽヽ
脊
(
せ
)
に
腹
(
はら
)
は
替
(
か
)
へられぬと
甘
(
うま
)
い
言葉
(
ことば
)
に
遁
(
にげ
)
を
打
(
う
)
つて
薄志
(
はくし
)
弱行
(
じやくかう
)
の
張本人
(
ちやうほんにん
)
、
031
シヽヽヽヽ
知
(
し
)
らぬ
事
(
こと
)
をば
知
(
し
)
つたやうに
法螺
(
ほら
)
吹
(
ふ
)
き
歩
(
ある
)
く
宣伝使
(
せんでんし
)
』
032
小島別
(
こじまわけ
)
は
縮
(
ちぢみ
)
上
(
あが
)
り、
033
小島別
『
何
(
いづ
)
れの
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
か
知
(
し
)
りませぬが、
034
もう
改心
(
かいしん
)
いたします、
035
これで
許
(
こ
)
らえて
下
(
くだ
)
さいませ』
036
声
『タヽヽヽヽ』
037
小島別
『もう
沢山
(
たくさん
)
です、
038
どうぞ
御免
(
ごめん
)
を
蒙
(
かうむ
)
ります、
039
骨身
(
ほねみ
)
にこたへますワ』
040
穴
(
あな
)
の
中
(
なか
)
より、
041
声
『
沢山
(
たくさん
)
でない、
042
まだまだあるぞ、
043
七十五
(
しちじふご
)
声
(
せい
)
の
有
(
あ
)
らむかぎり
教
(
をし
)
へてやらねば
目
(
め
)
が
覚
(
さ
)
めぬ、
044
トヽヽヽヽ
当惑顔
(
たうわくがほ
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
栃麺棒
(
とちめんぼう
)
の
小島別
(
こじまわけ
)
、
045
トツクリ
思案
(
しあん
)
をするが
好
(
よ
)
い、
046
トテも
逃
(
のが
)
れぬ
此
(
この
)
場
(
ば
)
の
仕儀
(
しぎ
)
、
047
トコヨの
国
(
くに
)
に
遣
(
や
)
つてしもうか、
048
トテも
改心
(
かいしん
)
は
覚束
(
おぼつか
)
ないぞ、
049
ツヽヽヽヽ
月夜
(
つきよ
)
に
釜
(
かま
)
を
抜
(
ぬ
)
かれた
様
(
やう
)
につまらぬ
面
(
つら
)
した
小島別
(
こじまわけ
)
、
050
掴
(
つか
)
まえ
所
(
どころ
)
の
無
(
な
)
いやうな
道
(
みち
)
にはづれた
宣伝使
(
せんでんし
)
、
051
テヽヽヽヽ
手柄顔
(
てがらがほ
)
して
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
を
廻
(
まは
)
つて
歩
(
ある
)
く
宣伝使
(
せんでんし
)
、
052
チヽヽヽヽ
智慧
(
ちゑ
)
も
力
(
ちから
)
もない
癖
(
くせ
)
に、
053
チツトの
手柄
(
てがら
)
を
笠
(
かさ
)
に
被
(
き
)
て、
054
力
(
ちから
)
の
自慢
(
じまん
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
。
055
ナヽヽヽヽ
長
(
なが
)
い
間
(
あひだ
)
の
慢神
(
まんしん
)
でお
道
(
みち
)
のために
艱難
(
かんなん
)
苦労
(
くらう
)
、
056
救
(
すく
)
ひのためとは
何
(
なに
)
の
囈語
(
たわごと
)
、
057
情
(
なさけ
)
ないぞよ、
058
思
(
おも
)
へば
思
(
おも
)
へば
涙
(
なみだ
)
がこぼれる
小島別
(
こじまわけ
)
、
059
ノヽヽヽヽ
喉
(
のど
)
から
血
(
ち
)
を
吐
(
は
)
く
神
(
かみ
)
の
胸
(
むね
)
、
060
よう
汲
(
く
)
みとらぬ
宣伝使
(
せんでんし
)
、
061
ヌヽヽヽヽぬかるな
気
(
き
)
をつけ
小島別
(
こじまわけ
)
、
062
ネヽヽヽヽ
熱心
(
ねつしん
)
らしく
見
(
み
)
せかけて
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
誑
(
たば
)
かる
小島別
(
こじまわけ
)
、
063
ニヽヽヽヽ
日天
(
につてん
)
様
(
さま
)
に
叱
(
しか
)
られて、
064
目
(
め
)
さへ
不自由
(
ふじゆう
)
な
小島別
(
こじまわけ
)
』
065
小島別
『
何
(
いづ
)
れの
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
か
存
(
ぞん
)
じませぬがもう
沢山
(
たくさん
)
でございます、
066
これで
御
(
お
)
赦
(
ゆる
)
しを
願
(
ねが
)
ひます』
067
岩窟
(
いはや
)
の
中
(
なか
)
より
一層
(
いつそう
)
大
(
おほ
)
きな
声
(
こゑ
)
で、
068
声
『ハヽヽヽヽ
耻
(
はづ
)
かしいか、
069
腹
(
はら
)
が
立
(
た
)
つか、
070
神
(
かみ
)
の
言葉
(
ことば
)
に
歯節
(
はぶし
)
はたつまい、
071
ホヽヽヽヽほうけ
面
(
づら
)
して
常世
(
とこよ
)
の
国
(
くに
)
より
竜宮城
(
りうぐうじやう
)
へ、
072
肩
(
かた
)
怒
(
いか
)
らして
帰
(
かへ
)
つて
来
(
き
)
た
小島別
(
こじまわけ
)
の
信天翁
(
あはうどり
)
、
073
フヽヽヽヽ
ぶる
ぶる
振
(
ふる
)
ふ
頭
(
あたま
)
をかくしあやまり
入
(
い
)
つた
宣伝使
(
せんでんし
)
、
074
ヘヽヽヽヽ
屁
(
へ
)
つぴり
腰
(
ごし
)
の
小島別
(
こじまわけ
)
、
075
へなへな
腰
(
ごし
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
、
076
ヒヽヽヽヽ
日暮
(
ひぐれ
)
に
企
(
たく
)
みた
梟鳥
(
ふくろどり
)
、
077
夜食
(
やしよく
)
にはづれて
小難
(
こむつ
)
かしい
面
(
つら
)
をさらした
小島別
(
こじまわけ
)
』
078
小島別
『もうもう
沢山
(
たくさん
)
でございます、
079
解
(
わか
)
りました、
080
貴神
(
あなた
)
はウヽヽヽウシトヽヽヽトラ』
081
岩窟
(
いはや
)
の
中
(
なか
)
より、
082
声
『マヽヽヽヽ
待
(
ま
)
て
待
(
ま
)
て、
083
まだある まだある まだあるぞ、
084
曲津
(
まがつ
)
の
正体
(
しやうたい
)
ひきむいて
呉
(
く
)
れる、
085
盲目
(
まうもく
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
、
086
老碌爺
(
おいぼれぢぢ
)
の
小島別
(
こじまわけ
)
、
087
ムヽヽヽヽ
無理
(
むり
)
と
思
(
おも
)
ふか
小島別
(
こじまわけ
)
、
088
虫
(
むし
)
が
好
(
す
)
くまい
此
(
この
)
方
(
はう
)
の
言葉
(
ことば
)
、
089
無理
(
むり
)
と
思
(
おも
)
ふか
無理
(
むり
)
ではないぞ、
090
昔
(
むかし
)
昔
(
むかし
)
の
其
(
そ
)
の
昔
(
むか
)
し、
091
古
(
ふる
)
き
神世
(
かみよ
)
の
昔
(
むか
)
しより
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
守
(
まも
)
る
無限
(
むげん
)
絶対
(
ぜつたい
)
の
生神
(
いきがみ
)
、
092
この
方
(
はう
)
の
姿
(
すがた
)
は
見
(
み
)
えたか。
093
メヽヽヽヽ
盲
(
めくら
)
の
分際
(
ぶんざい
)
で
神
(
かみ
)
の
姿
(
すがた
)
は
解
(
わか
)
るまい。
094
ミヽヽヽヽ
見
(
み
)
えぬは
道理
(
だうり
)
目
(
め
)
の
帳
(
とばり
)
、
095
かき
上
(
あ
)
げて
神
(
かみ
)
の
光
(
ひかり
)
を
身
(
み
)
に
宿
(
やど
)
せ、
096
ヤヤヽヽヽ
大和
(
やまと
)
魂
(
だましひ
)
と
申
(
まを
)
せども、
097
汝
(
なんぢ
)
の
魂
(
たましひ
)
は
曇
(
くも
)
り
切
(
き
)
りたる
やまこ
騙
(
だまし
)
、
098
知
(
し
)
らず
識
(
し
)
らずの
間
(
あひだ
)
に
世人
(
よびと
)
を
迷
(
まよ
)
はし
騙
(
だま
)
す
やまこ
の
立派
(
りつぱ
)
な
宣伝使
(
せんでんし
)
、
099
ヨヽヽヽヽ
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
鬼
(
おに
)
は
居
(
ゐ
)
ないと
申
(
まを
)
して
歩
(
ある
)
く
腰抜
(
こしぬけ
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
、
100
鬼
(
おに
)
は
在
(
あ
)
るぞよ、
101
この
鬼神
(
おにがみ
)
の
姿
(
すがた
)
が
見
(
み
)
えぬか、
102
ユヽヽヽヽ
幽霊
(
いうれい
)
の
如
(
ごと
)
きフナフナ
腰
(
ごし
)
で
神
(
かみ
)
の
大道
(
たいだう
)
を
開
(
ひら
)
くとは
片腹痛
(
かたはらいた
)
い、
103
エエヽヽヽ
縁
(
えにし
)
の
糸
(
いと
)
に
繋
(
つな
)
がれて、
104
斯程
(
かほど
)
に
曇
(
くも
)
つた
魂
(
たましひ
)
さへ、
105
神
(
かみ
)
から
綱
(
つな
)
をかけられて
助
(
たす
)
けてもらうた
小島別
(
こじまわけ
)
、
106
イヽヽヽヽ
何時
(
いつ
)
まで
言
(
い
)
うても
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
、
107
今日
(
けふ
)
かぎり
宣伝使
(
せんでんし
)
の
役
(
やく
)
をサツパり
返上
(
へんじやう
)
せよ、
108
言分
(
いひぶん
)
あるか、
109
違背
(
ゐはい
)
があるか、
110
何
(
いづ
)
れになりと
返答
(
へんたふ
)
聞
(
き
)
かう』
111
小島別
『ハイハイどうも
仕方
(
しかた
)
がありませぬ、
112
平
(
ひら
)
あやまりにあやまります、
113
臍
(
へそ
)
の
緒
(
を
)
切
(
き
)
つてから、
114
こんな
薄
(
うす
)
い
目
(
め
)
に
逢
(
あ
)
うた
事
(
こと
)
はありませぬワ、
115
どうなりと
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
の
思召
(
おぼしめ
)
しにして
下
(
くだ
)
さい』
116
声
『ラヽヽヽヽ
乱心
(
らんしん
)
賊子
(
ぞくし
)
とは
貴様
(
きさま
)
のこと、
117
これしきの
小言
(
こごと
)
に
膽
(
きも
)
を
潰
(
つぶ
)
し
難
(
なん
)
を
避
(
さ
)
け、
118
易
(
やす
)
きにつかむといたす
卑劣
(
ひれつ
)
極
(
きは
)
まる
宣伝使
(
せんでんし
)
、
119
リヽヽヽヽ
理屈
(
りくつ
)
ばかり
並
(
なら
)
べたて
月日
(
つきひ
)
をくらす
小島別
(
こじまわけ
)
、
120
ルヽヽヽヽ
累卵
(
るいらん
)
の
危
(
あやふ
)
きこの
世
(
よ
)
を
振捨
(
ふりす
)
て、
121
我身
(
わがみ
)
の
安全
(
あんぜん
)
を
謀
(
はか
)
る
卑怯
(
ひけふ
)
未練
(
みれん
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
、
122
レヽヽヽヽ
連木
(
れんぎ
)
で
腹
(
はら
)
を
切
(
き
)
る
様
(
やう
)
なその
場
(
ば
)
逃
(
のが
)
れの
言訳
(
いひわけ
)
いたす
狡猾
(
かうくわつ
)
至極
(
しごく
)
の
小島別
(
こじまわけ
)
、
123
ロヽヽヽヽ
碌
(
ろく
)
でもない
囈言
(
たわごと
)
世界
(
せかい
)
にひろむる
小島別
(
こじまわけ
)
、
124
ワヽヽヽヽ
我身
(
わがみ
)
の
目的
(
しがく
)
ばかり
日
(
ひ
)
に
夜
(
よ
)
に
企
(
たく
)
む
小島別
(
こじまわけ
)
』
125
小島別
『モモヽ
何
(
な
)
ンぼ
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
でもあまりでございます。
126
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
は
善言
(
ぜんげん
)
美詞
(
びし
)
を
御
(
お
)
使
(
つか
)
ひ
遊
(
あそ
)
ばす
筈
(
はず
)
だのに、
127
あなたは
乱言
(
らんげん
)
暴語
(
ばうご
)
を
仰有
(
おつしや
)
いますが……』
128
声
『イヒヽヽヽヽ
痛
(
いた
)
いか
痛
(
いた
)
いか
耳
(
みみ
)
が
痛
(
いた
)
からう、
129
ウフヽヽヽヽうつかり
聞
(
き
)
いて
後悔
(
こうくわい
)
するな、
130
浮世
(
うきよ
)
の
暗
(
やみ
)
に
彷徨
(
さまよ
)
ふ
汝
(
なんぢ
)
、
131
狼狽者
(
うろたへもの
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
、
132
ヱヘヽヽヽヽ』
133
小島別
『モモもうこらへて
下
(
くだ
)
さいませ』
134
巌窟
(
がんくつ
)
の
中
(
なか
)
より、
135
声
『えぐいと
思
(
おも
)
ふか
俺
(
おれ
)
の
言葉
(
ことば
)
、
136
ヰヒヽヽヽヽ
命
(
いのち
)
が
惜
(
を
)
しいか
小島別
(
こじまわけ
)
、
137
忌々
(
いまいま
)
しいか、
138
意見
(
いけん
)
が
合
(
あ
)
はぬか、
139
鼬
(
いたち
)
の
最後屁
(
さいごぺ
)
、
140
以後
(
いご
)
は
必
(
かなら
)
ず
慎
(
つつし
)
めよ。
141
ガヽヽヽヽ
我
(
が
)
が
折
(
を
)
れねば
餓鬼道
(
がきだう
)
に
落
(
おと
)
してやるが、
142
ギヽヽヽヽ
義理
(
ぎり
)
も
人情
(
にんじやう
)
も
弁
(
わきま
)
へ
知
(
し
)
らぬ
宣伝使
(
せんでんし
)
なら
止
(
や
)
めて
置
(
お
)
け、
143
グヽヽヽヽ
愚
(
ぐ
)
にもつかない
世迷言
(
よまいごと
)
、
144
愚図
(
ぐづ
)
愚図
(
ぐづ
)
いたすと
日
(
ひ
)
が
暮
(
くれ
)
るぞ、
145
ゲヽヽヽヽ
元気
(
げんき
)
の
無
(
な
)
さそなその
面附
(
つらつき
)
、
146
ゴヽヽヽヽ
劫託
(
ごふたく
)
並
(
なら
)
べたその
報
(
むく
)
い、
147
ザヽヽヽヽ
醜体
(
ざま
)
さらされて
耻
(
はぢ
)
をかく、
148
ジヽヽヽヽ
自業
(
じごう
)
自得
(
じとく
)
だ
小島別
(
こじまわけ
)
、
149
ズヽヽヽヽ
図抜
(
ずぬ
)
けた
馬鹿
(
ばか
)
の
分際
(
ぶんざい
)
で、
150
づうづうしくも
天下
(
てんか
)
を
廻
(
まは
)
る
宣伝使
(
せんでんし
)
、
151
ゼヽヽヽヽ
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
とを
弁
(
わきま
)
へよ、
152
善
(
ぜん
)
に
見
(
み
)
へても
悪
(
あく
)
もあり、
153
悪
(
あく
)
と
見
(
み
)
えても
善
(
ぜん
)
がある、
154
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
真釣
(
まつ
)
り
合
(
あ
)
ひ、
155
ゾヽヽヽヽ
存外
(
ぞんぐわい
)
渋太
(
しぶと
)
い
宣伝使
(
せんでんし
)
、
156
これでも
改心
(
かいしん
)
いたさぬか』
157
小島別
『モシモシもう
改心
(
かいしん
)
いたします。
158
あまりと
言
(
い
)
へば
余
(
あま
)
りの
雑言
(
ざふごん
)
、
159
御
(
ご
)
無礼
(
ぶれい
)
ではございませぬか』
160
声
『ダヽヽヽヽ
黙
(
だま
)
つて
聞
(
き
)
いてをれ、
161
神
(
かみ
)
を
だし
に
致
(
いた
)
したその
報
(
むく
)
い、
162
ヂヽヽヽヽ
地震
(
ぢしん
)
、
163
雷
(
かみなり
)
、
164
火
(
ひ
)
の
車
(
くるま
)
、
165
好
(
よ
)
くも
駄法螺
(
だぼら
)
を
吹
(
ふ
)
きをつたナ。
166
ヅヽヽヽヽ
図抜
(
づぬ
)
けた
間抜
(
まぬ
)
けの
宣伝使
(
せんでんし
)
。
167
デヽヽヽヽデンデン
虫
(
むし
)
の
角
(
つの
)
生
(
はや
)
し、
168
理屈
(
りくつ
)
を
争
(
あらそ
)
ふ
小癪面
(
こしやくづら
)
、
169
ドヽヽヽヽ』
170
小島別
『ドヽヽドウも
恐
(
おそ
)
れ
入
(
い
)
りました、
171
どうも
恐
(
おそ
)
れ
入
(
いり
)
ました。
172
何卒
(
どうぞ
)
これで
御
(
お
)
赦
(
ゆる
)
し
下
(
くだ
)
さいませ、
173
どうもかうも
頭
(
あたま
)
が
痛
(
いた
)
くて
堪
(
たま
)
りませぬ』
174
巌窟
(
がんくつ
)
の
中
(
なか
)
より、
175
声
『
胴欲
(
どうよく
)
と
思
(
おも
)
ふか、
176
何処
(
どこ
)
の
何国
(
いづく
)
へ
行
(
い
)
つたとて、
177
度胸
(
どきよう
)
の
据
(
すは
)
らぬ
宣伝使
(
せんでんし
)
、
178
どうして
道教
(
だうけう
)
が
開
(
ひら
)
けやうか、
179
バヽヽヽヽ
馬鹿
(
ばか
)
を
尽
(
つく
)
すも
程
(
ほど
)
がある、
180
馬鹿
(
ばか
)
に
与
(
あた
)
ふる
薬
(
くすり
)
はないぞ、
181
米搗
(
こめつ
)
き
バツタ
の
腰
(
こし
)
のやうに
稚桜姫
(
わかざくらひめ
)
の
目
(
め
)
の
前
(
まへ
)
で
腰
(
こし
)
をぺこぺこ
何
(
なん
)
の
態
(
ざま
)
』
182
小島別
『モシモシ、
183
岩
(
いは
)
の
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
、
184
もう
沢山
(
たくさん
)
でございます。
185
昔
(
むかし
)
の
棚卸
(
たなおろし
)
までなさいまして、
186
大勢
(
おほぜい
)
の
前
(
まへ
)
でございます、
187
私
(
わたくし
)
の
顔
(
かほ
)
は
丸潰
(
まるつぶ
)
れ、
188
チツトは
大慈
(
だいじ
)
大悲
(
だいひ
)
の
御心
(
みこころ
)
に、
189
この
世
(
よ
)
を
造
(
つく
)
りし
神直日
(
かむなほひ
)
、
190
心
(
こころ
)
も
広
(
ひろ
)
き
大直日
(
おほなほひ
)
、
191
ただ
何事
(
なにごと
)
も
人
(
ひと
)
の
世
(
よ
)
は、
192
直霊
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
せ
聞
(
き
)
き
直
(
なほ
)
せ、
193
身
(
み
)
の
過
(
あやまち
)
は
宣
(
の
)
り
直
(
なほ
)
せぢやございませぬか』
194
岩窟
(
がんくつ
)
の
中
(
なか
)
より、
195
声
『ヂヽヽヽヽヂツクリ
聞
(
き
)
かぬか、
196
ヂレツタイか、
197
地震
(
ぢしん
)
の
孫
(
まご
)
め、
198
ビヽヽヽヽ
貧乏
(
びんばふ
)
動
(
ゆる
)
ぎもさせぬぞよ、
199
ブヽヽヽヽ
仏頂面
(
ぶつちやうづら
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
、
200
武運
(
ぶうん
)
の
尽
(
つ
)
きた
小島別
(
こじまわけ
)
、
201
ベヽヽヽヽ
便所
(
べんじよ
)
の
掃除
(
さうぢ
)
が
性
(
しやう
)
に
合
(
あ
)
ふ、
202
尻
(
しり
)
の
締
(
しま
)
りのつかぬ
宣伝使
(
せんでんし
)
、
203
ボヽヽヽヽ
呆
(
ぼけ
)
た
面
(
つら
)
してボロボロ
涙
(
なみだ
)
、
204
パヽヽヽヽパツパ
一服
(
いつぷく
)
するがよい』
205
小島別
『ハイハイ
有難
(
ありがた
)
う、
206
やれやれアアもうこれで
済
(
す
)
みたか、
207
長
(
なが
)
い
岩
(
いは
)
のやうな
堅
(
かた
)
い
御
(
お
)
説教
(
せつけう
)
を
曲津
(
まがつ
)
か
何
(
なに
)
が
云
(
い
)
ふのか
知
(
し
)
らぬが、
208
ほンたうに
豪
(
えら
)
い
目
(
め
)
に
会
(
あ
)
はして、
209
どつさり
油
(
あぶら
)
を
搾
(
と
)
りよつた。
210
しかし
俺
(
おれ
)
は
夢
(
ゆめ
)
でも
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
やせぬかな、
211
一寸
(
ちよつと
)
頬
(
ほほ
)
べたを
捻
(
ひね
)
つて
見
(
み
)
よう。
212
アヽ
矢張
(
やつぱ
)
り
痛
(
いた
)
いな、
213
一体
(
いつたい
)
全体
(
ぜんたい
)
岩
(
いは
)
の
前
(
まへ
)
で
何
(
なん
)
のことだい。
214
岩
(
いは
)
ぬは
言
(
い
)
ふに
弥
(
いや
)
まさるが、
215
この
岩
(
いは
)
はほンたうに
怪体
(
けつたい
)
な
巌窟
(
がんくつ
)
だ、
216
まるで
天然
(
てんねん
)
の
安
(
やす
)
い
蓄音器
(
ちくおんき
)
見
(
み
)
た
様
(
やう
)
だワイ。
217
オイ
蓄音器
(
ちくおんき
)
先生
(
せんせい
)
、
218
ヤイ
俺
(
おれ
)
は
天下
(
てんか
)
晴
(
は
)
れての
宣伝使
(
せんでんし
)
だぞ、
219
俺
(
おれ
)
でもお
前
(
まへ
)
の
言
(
い
)
ふやうな
事
(
こと
)
は
何
(
なん
)
でも
言
(
い
)
へるわい。
220
なンぼなと
言
(
い
)
へ』
221
声
『ピヽヽヽヽ』
222
小島別
『ヨー、
223
なンだ
鵯
(
ひよどり
)
でも
居
(
を
)
るのかな、
224
オイ
鵯
(
ひよどり
)
の
谷渡
(
たにわた
)
り、
225
いくらでもピヽと
囀
(
さへづ
)
れ、
226
天下
(
てんか
)
晴
(
は
)
れての
宣伝使
(
せんでんし
)
だぞ、
227
俺
(
おれ
)
が
黙
(
だま
)
つて
聞
(
き
)
いてやつて
居
(
を
)
れば、
228
調子
(
てうし
)
に
乗
(
の
)
りよつて
殆
(
ほとん
)
ど
言霊
(
ことたま
)
の
七十五
(
しちじふご
)
声
(
せい
)
を
並
(
なら
)
べよつた、
229
仕舞
(
しまひ
)
に
往生
(
わうじやう
)
しよつて
何
(
なん
)
の
醜態
(
ざま
)
だい、
230
腹
(
はら
)
下
(
くだ
)
りが
雪隠
(
せんち
)
に
行
(
い
)
つたやうにピヽヽヽヽそら
何
(
なん
)
の
態
(
ざま
)
だ、
231
穴
(
けつ
)
が
呆
(
あき
)
れて
雪隠
(
せつちん
)
が
躍
(
をど
)
るわ』
232
このとき
巌窟
(
がんくつ
)
は
百雷
(
ひやくらい
)
の
一
(
いち
)
時
(
じ
)
に
轟
(
とどろ
)
く
如
(
ごと
)
き
大音響
(
だいおんきやう
)
を
立
(
た
)
てて
唸
(
うな
)
り
出
(
だ
)
したりければ、
233
小島別
(
こじまわけ
)
は
心砕
(
しんくだ
)
け
魂消
(
たまき
)
ゆる
許
(
ばか
)
りに
驚
(
おどろ
)
きて
大地
(
だいち
)
にぺたりと
倒
(
たふ
)
れける。
234
(
大正一一・二・一
旧一・五
谷村真友
録)
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< アオウエイ
(B)
(N)
不思議の窟 >>>
霊界物語
>
霊主体従(第1~12巻)
>
第7巻(午の巻)
> 第5篇 亜弗利加 > 第27章 蓄音器
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【第27章 蓄音器|第7巻|霊主体従|霊界物語|/rm0727】
合言葉「みろく」を入力して下さい→