霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一章 宇宙(うちう)太元(たいげん)〔二五一〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第6巻 霊主体従 巳の巻 篇:第1篇 山陰の雪 よみ(新仮名遣い):さんいんのゆき
章:第1章 宇宙太元 よみ(新仮名遣い):うちゅうたいげん 通し章番号:251
口述日:1922(大正11)年01月16日(旧12月19日) 口述場所: 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年5月10日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
大宇宙の元の始めは、湯気とも煙ともなんとも形容のしがたい一種異様の微妙なものが漂っていた。これがほぼ十億年の歳月を経て、無形・無声・無色の霊物となった。これを宇宙の大元霊という。
日本の神典ではこの大元霊を天御中主神、天之峯火夫神という。仏典では阿弥陀如来、キリスト教ではゴッド、易では対極、中国では天帝、等々と呼ばれている。
天御中主神の霊徳は、次第に宇宙に広がって行き、ついには霊、力、体を完成した。無始無終、無限絶対の大宇宙の森羅万象を完成させた神であるので、これを称して大国治立尊、天常立命、ミロクの大神とも言う。
宇宙の大原因である一種微妙の霊物は、天御中主神の純霊として、霊力を産出するにいたった。これを霊系の祖神・高皇産霊神という。
次に元子(または水素)を醸成した。これを体系の祖神・神皇産霊神という。この二神の霊と体から、一種の力徳が生じた。ほとんど三十億年を要して、霊・力・体がやや完成にいたった(造化三神)。
水素は次第に集合して清水となった。高皇産霊神は、清水に火霊を宿したので、清水には流動する力が備わった。水の流体を葦芽彦遅神という。水は一切動物の根源をなし、これに火を宿すことで動物の本質である力徳が発生する。生魂(いくむすび)とはこのことを言う。
次に火と水が抱合して固形物体が発生した。宇宙一切を修理固成する根源の力となる。これが常立神であり、剛体素という。玉留魂(たまつめむすび)である。玉留魂によって、宇宙は固体を備えるに至った。ここまで太初から五十億年かかっている。
水を胞衣として創造された宇宙の中で、一切の円形のものは、水の微粒子の円形に基づいている。
剛体は玉留魂の神威発動による。日地月星がようやく形成された。宇宙の大地は、ほうらくを伏せたような山と、剛流の混淆した泥海から成っている。
玉留魂の神の神徳が発揮されて大地・海陸の区別がなった。軽くて清いものは大空となり、重くて濁ったものが下に留まって大地を形成した。
流と剛、すなわち生魂と玉留魂の水火が合して不完全な呼吸を営み、その中から植物の本質である柔体・足魂(たるむすび)が完成した。これを神典では豊雲野命という。
ここまできて、宇宙には剛(玉留魂)、柔(足魂)、流(生魂)の本質が完成された。
これらの原子と原因は、互いに生成化育して発達し、動(大戸地神)、静(大戸辺神)、解(宇比地根神)、凝(須比地根神)、引(生杙神)、弛(角杙神)、合(面足神)、分(惶根神)という八力を産出した。
この八力によって宇宙の組織が成就し、大地星辰はその位置を保つことができるようになった。こうして、大宇宙が完成するまでに、ほとんど五十六億万年を費やした。
こうして大宇宙の大原因霊である天御中主神は五十六億万年かけて宇宙の一切を創造し、大国治立命と顕現した。そしてその霊魂を分派して我が宇宙に下したもうた。これが、国治立命である。国治立命は、豊雲野命と剛柔相対して地上に動植物を生成化育し、諾冊二尊を生み、日月を作ってその主宰神とした。
しかしながら国治立命の神政も、年が経るにつれて邪気が宇宙に行き渡ったために、ご退隠を余儀なくされたことは、すでに述べたとおりである。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ:天之峰火男(天之峰火夫) データ凡例: データ最終更新日:2021-04-06 01:58:42 OBC :rm0601
愛善世界社版:9頁 八幡書店版:第1輯 635頁 修補版: 校定版:11頁 普及版:4頁 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]出口王仁三郎著作集 > 第一巻「神と人間」 > 『霊界物語』 抄 > 宇宙太元
001 大宇宙(だいうちう)元始(げんし)(あた)つて、002湯気(ゆげ)とも(けむり)とも(なん)とも形容(けいよう)仕難(しがた)一種(いつしゆ)異様(いやう)微妙(びめう)のものが(ただよ)()たり。003この(もの)(ほとん)十億(じふおく)年間(ねんかん)歳月(さいげつ)()て、004一種(いつしゆ)無形(むけい)005無声(むせい)006無色(むしよく)霊物(れいぶつ)となりたり。007(これ)宇宙(うちう)大元霊(だいげんれい)()ふ。008()神典(しんてん)にては、009天御中主(あめのみなかぬしの)(かみ)(とな)(また)天之(あまの)峰火男(みねひを)(かみ)(しよう)し、010仏典(ぶつてん)にては阿弥陀(あみだ)如来(によらい)(しよう)し、011キリスト(けう)にては、012ゴツド(また)はゼウスと()ひ、013易学(えきがく)にては太極(たいきよく)()ひ、014支那(しな)にては天主(てんしゆ)015天帝(てんてい)016(また)(たん)(てん)()をもつて(しめ)され()るなり。017(くに)によつては造物主(ざうぶつしゆ)018(また)世界(せかい)創造者(さうざうしや)とも()ふあり。019この天御中主(あめのみなかぬしの)(かみ)霊徳(れいとく)は、020漸次(ぜんじ)宇宙(うちう)瀰漫(びまん)し、021氤氳(いんうん)化醇(くわじゆん)して(つひ)(れい)022(りよく)023(たい)完成(くわんせい)し、024無始(むし)無終(むしう)無限(むげん)絶対(ぜつたい)大宇宙(だいうちう)森羅(しんら)万象(ばんしやう)完成(くわんせい)したる(かみ)(しよう)して大国治立(おほくにはるたちの)(みこと)一名(いちめい)天常立(あめのとこたちの)(みこと))と()ひ、025ミロクの大神(おほかみ)とも()ふなり。
026 宇宙(うちう)大原因(だいげんいん)たる、027一種(いつしゆ)微妙(びめう)霊物(れいぶつ)028天御中主(あめのみなかぬしの)(かみ)無色(むしよく)無形(むけい)無声(むせい)純霊(じゆんれい)(つひ)霊力(れいりよく)産出(さんしゆつ)するに(いた)れり。029これを霊系(れいけい)祖神(そしん)高皇(たかみ)産霊(むすびの)(かみ)()ふ。030(つぎ)元子(げんし)031所謂(いはゆる)水素(すゐそ)(また元素(げんそ)といふ)を醸成(じやうせい)した、032(これ)体系(たいけい)祖神(そしん)神皇(かむみ)産霊(むすびの)(かみ)といふ。033(れい)陽主(やうしゆ)陰従(いんじゆう)にして、034(たい)陰主(いんしゆ)陽従(やうじゆう)なり。035かくして(この)二神(にしん)(れい)(たい)とより一種(いつしゆ)異様(いやう)力徳(りきとく)(しやう)じたり。036(これ)霊体(ちから)といふ。037ほとんど三十億(さんじふおく)(ねん)歳月(さいげつ)(えう)して、038霊力体(れいりよくたい)のやや完全(くわんぜん)()することを()たるなりき。039皇典(くわうてん)(おい)ては、040(これ)造化(ざうくわ)三神(さんしん)といふ。041(ここ)完全(くわんぜん)なる水素(すゐそ)産出(さんしゆつ)した。042水素(すゐそ)漸次(ぜんじ)集合(しふがふ)して現今(げんこん)()むごとき清水(せいすゐ)となりぬ。043この清水(せいすゐ)には高皇(たかみ)産霊(むすびの)(かみ)火霊(くわれい)宿(やど)し、044よく流動(りうどう)する(ちから)(そな)はりぬ。045(みづ)(うご)かすものは()にして、046()(はたら)かすものは(みづ)なることは第四(だいよん)(くわん)()べたるがごとし。047この(みづ)流体(りうたい)を、048神典(しんてん)にては葦芽(あしがひ)彦遅(ひこぢの)(かみ)といふ。049一切(いつさい)動物(どうぶつ)根元(こんげん)をなし、050(これ)霊系(れいけい)(すなは)()(れい)宿(やど)して一種(いつしゆ)力徳(りきとく)発生(はつせい)し、051動物(どうぶつ)本質(ほんしつ)となる。052神祇官(しんぎくわん)所祭(しよさい)生魂(いくむすび)これなり。053(つぎ)火水(ひみづ)抱合(はうがふ)して一種(いつしゆ)固形(こけい)物体(ぶつたい)発生(はつせい)し、054宇宙(うちう)一切(いつさい)修理(しうり)固成(こせい)するの根元力(こんげんりよく)となる。055(これ)常立(とこたちの)(かみ)といひ、056剛体素(がうたいそ)といふ。057神祇官(しんぎくわん)所祭(しよさい)玉留魂(たまつめむすび)これなり。058(きん)059(ぎん)060(どう)061(てつ)062(りん)063(すな)064(いし)(とう)はこの玉留魂(たまつめむすび)(もつと)多量(たりやう)包含(はうがん)し、065万有(ばんいう)一切(いつさい)(ほね)となり()るなり。066この剛体素(がうたいそ)067玉留魂(たまつめむすび)完成(くわんせい)するまでに太初(たいしよ)より(ほとん)五十億(ごじふおく)(ねん)(つひや)しゐるなり。068(ここ)海月(くらげ)なす(ただよ)へる宇宙(うちう)(やうや)固体(こたい)(そな)ふるに(いた)りぬ。069この(みづ)胞衣(えな)となして創造(さうざう)されたる宇宙(うちう)一切(いつさい)円形(ゑんけい)なるは、070(みづ)微粒子(びりうし)円形(ゑんけい)なるに(もとづ)くものなり。071剛体(がうたい)玉留魂(たまつめむすび)072(すなは)常立(とこたち)(みこと)神威(しんゐ)発動(はつどう)()つて、073日地(ひつち)月星(つきほし)(やうや)形成(けいせい)されたり。074されど第一(だいいつ)(くわん)()ぶるがごとく、075大宇宙(だいうちう)(いち)小部分(せうぶぶん)たる()宇宙(うちう)大地(だいち)は、076あたかも炮烙(はうらく)()せたるが(ごと)(やま)と、077剛流(がうりう)混淆(こんかう)したる泥海(どろうみ)なりしなり。
078 (ここ)絶対(ぜつたい)無限力(むげんりよく)玉留魂(たまつめむすび)(かみ)弥々(いよいよ)その神徳(しんとく)発揮(はつき)して大地(だいち)海陸(かいりく)区別(くべつ)し、079清軽(せいけい)なるものは(たなび)きて大空(たいくう)となり、080重濁(ぢうだく)なるものは淹滞(えんたい)して(した)(とど)まり、081大地(だいち)形成(けいせい)したり。082されど(この)(とき)宇宙(うちう)天地(てんち)生物(せいぶつ)(かげ)(いま)()かりけり。083ここに流剛(りうがう)すなはち生魂(いくむすび)玉留魂(たまつめむすび)との水火(いき)(がつ)して不完全(ふくわんぜん)なる呼吸(こきふ)(いとな)み、084(その)(うち)より植物(しよくぶつ)本質(ほんしつ)たる柔体(じうたい)足魂(たるむすび)完成(くわんせい)したり。085(これ)神典(しんてん)にては豊雲淳(とよくもぬの)(みこと)といふなり。086いよいよ宇宙(うちう)(れい)087(りよく)088(たい)元子(げんし)なる、089剛柔流(がうじうりう)本質(ほんしつ)完成(くわんせい)されたのである。090されど宇宙(うちう)(いま)だその活動(くわつどう)開始(かいし)するに(いた)らなかつた。091これらの元子(げんし)元因(げんいん)とは(たがひ)生成(せいせい)化育(くわいく)し、092(ちから)はますます発達(はつたつ)して、093(どう)094(せい)095(かい)096(ぎよう)097(いん)098()099(ぶん)100(がふ)八力(はちりき)産出(さんしゆつ)した。101神典(しんてん)にては、102宇宙(うちう)動力(どうりよく)大戸地(おほとのぢの)(かみ)といひ、103静力(せいりよく)大戸辺(おほとのべの)(かみ)といひ、104解力(かいりよく)宇比地根(うひぢねの)(かみ)といひ、105凝力(ぎようりよく)須比地根(すひぢねの)(かみ)といひ、106また引力(いんりよく)生杙(いくぐひの)(かみ)といひ、107弛力(ちりよく)角杙(つぬぐひの)(かみ)「生杙神」「角杙神」の「くひ」の字は、御校正本(p12)・校定版(p14)では「枠」、愛世版(p12)では「杙」。古事記では「杙」である。「枠」は「くい」ではなく「わく」であり、誤字だろうから、霊界物語ネットでは「杙」を使う。といひ、108合力(がふりよく)面足(おもたるの)(かみ)といひ、109分力(ぶんりよく)惶根(かしこねの)(かみ)といふ。110この八力(はちりき)完成(くわんせい)して(はじ)めて宇宙(うちう)組織(そしき)成就(じやうじゆ)し、111大空(たいくう)(かか)れる太陽(たいやう)は、112無数(むすう)星晨(せいしん)相互(さうご)(どう)113(せい)114(かい)115(ぎよう)116(いん)117()118(ぶん)119(がふ)八力(はちりき)各自(かくじ)活動(くわつどう)によつて、120その地位(ちゐ)(たも)大地(だいち)(また)この八力(はちりき)によつて、121その地位(ちゐ)保持(ほぢ)する(こと)となりしなり。122かくして大宇宙(だいうちう)完成(くわんせい)(いた)るまで(ほとん)五十六(ごじふろく)億万(おくまん)(ねん)(つひや)した。
123 (ここ)宇宙(うちう)主宰神(しゆさいしん)顕現(けんげん)(たま)無限(むげん)絶対(ぜつたい)(ちから)を、124大国治立(おほくにはるたちの)(みこと)(しよう)(たてまつ)る。125国治立(くにはるたちの)(みこと)は、126豊雲淳(とよくもぬの)(みこと)(また)御名(みな)豊国姫(とよくにひめの)(みこと))と剛柔(がうじう)相対(あひたい)して地上(ちじやう)動植物(どうしよくぶつ)生成(せいせい)化育(くわいく)し、127二神(にしん)水火(いき)より諾冊(なぎなみ)二尊(にそん)()み、128日月(じつげつ)(つく)りてその主宰神(しゆさいしん)たらしめたまひける。
129 かくて大宇宙(だいうちう)大原因(だいげんいん)(れい)たる天御中主(あめのみなかぬしの)(かみ)五十六(ごじふろく)億万(おくまん)(ねん)()宇宙(うちう)一切(いつさい)創造(さうざう)し、130(ここ)大国治立(おほくにはるたちの)(みこと)顕現(けんげん)し、131その霊魂(れいこん)分派(ぶんぱ)して()宇宙(うちう)(くだ)したまへり。132(すなは)国治立(くにはるたちの)(みこと)これなり。133国治立(くにはるたちの)(みこと)仁慈(じんじ)無限(むげん)神政(しんせい)も、134(ほし)(うつ)(とし)(かさ)なるに()れて妖邪(えうじや)()135宇宙(うちう)瀰漫(びまん)し、136(つひ)にその邪気(じやき)のために(いち)()独神而(ひとりがみに)して隠身(かくりみ)なり』の必然(ひつぜん)(てき)経綸(けいりん)(おこな)はせたまふ(こと)とはなりける。137(しかし)霊界(れいかい)物語(ものがたり)第一(だいいつ)(くわん)より本巻(ほんくわん)(わた)口述(こうじゆつ)するところは、138大宇宙(だいうちう)完成(くわんせい)するまでに五十六(ごじふろく)億万(おくまん)(ねん)(えう)したる(とき)より以後(いご)(こと)()べたものなり。139これより以前(いぜん)(こと)は、140神々(かみがみ)として完全(くわんぜん)花々(はなばな)しき()活動(くわつどう)はなく、141(とき)(ちから)によりて氤氳(いんうん)化醇(くわじゆん)結果(けつくわ)142宇宙(うちう)形成(けいせい)するを()たれたるなり。
143大正一一・一・一六 旧大正一〇・一二・一九 加藤明子録)
144(序歌~第一章 昭和一〇・一・二七 於筑紫別院 王仁校正)

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