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第四二章
途上
(
とじやう
)
の
邂逅
(
かいこう
)
〔二九二〕
インフォメーション
著者:
巻:
篇:
よみ(新仮名遣い):
章:
よみ(新仮名遣い):
通し章番号:
口述日:
口述場所:
筆録者:
校正日:
校正場所:
初版発行日:
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
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」にあります。
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主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm0642
愛善世界社版:
八幡書店版:
修補版:
校定版:
普及版:
初版:
ページ備考:
001
東
(
ひがし
)
や
西
(
にし
)
に
立
(
た
)
つ
雲
(
くも
)
の、
002
雲路
(
くもぢ
)
を
分
(
わ
)
けて
進
(
すす
)
みくる、
003
三五教
(
あななひけう
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
、
004
黄金山
(
わうごんざん
)
を
立
(
た
)
ち
出
(
い
)
でて、
005
久方彦
(
ひさかたひこ
)
のまたの
御名
(
みな
)
、
006
雲路別
(
くもぢわけ
)
の
天使
(
かみ
)
は、
007
夜
(
よ
)
を
日
(
ひ
)
に
継
(
つ
)
いで
遥々
(
はるばる
)
と、
008
宣伝歌
(
せんでんか
)
を
謡
(
うた
)
ひながら、
009
進
(
すす
)
み
来
(
き
)
たるは
羅馬
(
ローマ
)
の
都
(
みやこ
)
、
010
心
(
こころ
)
も
清
(
きよ
)
き
元照別
(
もとてるわけ
)
の
守
(
まも
)
ります、
011
伊太利亜
(
イタリア
)
さして
進
(
すす
)
みける。
012
路傍
(
ろばう
)
の
石
(
いし
)
に
腰
(
こし
)
打
(
う
)
ちかけ、
013
空
(
そら
)
を
眺
(
なが
)
めて
行
(
ゆ
)
く
雲
(
くも
)
の、
014
変
(
かは
)
る
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
るにつけ、
015
変
(
かは
)
り
果
(
は
)
てたる
吾身
(
わがみ
)
の
姿
(
すがた
)
、
016
可憐
(
いと
)
しき
妻子
(
つまこ
)
を
振
(
ふ
)
り
捨
(
す
)
てて、
017
何処
(
いづこ
)
を
宛
(
あて
)
とも
長
(
なが
)
の
旅
(
たび
)
、
018
長
(
なが
)
き
吐息
(
といき
)
を
漏
(
も
)
らす
折柄
(
をりから
)
に、
019
『この
世
(
よ
)
を
造
(
つく
)
りし
神直日
(
かむなほひ
)
020
御魂
(
みたま
)
も
広
(
ひろ
)
き
大直日
(
おほなほひ
)
021
ただ
何事
(
なにごと
)
も
人
(
ひと
)
の
世
(
よ
)
は
022
直日
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
せ
聞直
(
ききなほ
)
せ
023
身
(
み
)
の
過
(
あやまち
)
は
宣
(
の
)
り
直
(
なほ
)
せ』
024
と
声
(
こゑ
)
も
涼
(
すず
)
しく
謡
(
うた
)
ひくる
宣伝使
(
せんでんし
)
ありけり。
025
雲路別
(
くもぢわけの
)
天使
(
かみ
)
は
耳
(
みみ
)
を
欹立
(
そばだ
)
て、
026
その
声
(
こゑ
)
を
懐
(
なつ
)
かしげに
聞
(
き
)
き
入
(
い
)
りぬ。
027
『
天教山
(
てんけうざん
)
に
現
(
あら
)
はれて
028
撞
(
つき
)
の
御柱
(
みはしら
)
廻
(
めぐ
)
り
合
(
あ
)
ひ
029
天
(
あめ
)
の
御柱
(
みはしら
)
大御神
(
おほみかみ
)
030
国
(
くに
)
の
御柱
(
みはしら
)
大御神
(
おほみかみ
)
031
この
世
(
よ
)
の
闇
(
やみ
)
を
照
(
て
)
らさむと
032
思
(
おも
)
ひは
胸
(
むね
)
に
三
(
み
)
つ
栗
(
ぐり
)
の
033
中津
(
なかつ
)
御国
(
みくに
)
を
胞衣
(
えな
)
として
034
国土
(
くにつち
)
造
(
つく
)
り
神
(
かみ
)
を
生
(
う
)
み
035
青人草
(
あをひとぐさ
)
や
草
(
くさ
)
や
木
(
き
)
や
036
万
(
よろづ
)
の
物
(
もの
)
に
御恵
(
みめぐ
)
みの
037
乳房
(
ちぶさ
)
を
哺
(
ふく
)
ませ
永久
(
とこしへ
)
に
038
照
(
て
)
らさせ
給
(
たま
)
ふ
三柱
(
みはしら
)
の
039
神
(
かみ
)
の
御稜威
(
みいづ
)
は
天
(
あめ
)
が
下
(
した
)
040
四方
(
よも
)
の
国々
(
くにぐに
)
三葉彦
(
みつばひこ
)
041
神
(
かみ
)
の
御勅
(
みこと
)
を
畏
(
かしこ
)
みて
042
三五教
(
あななひけう
)
を
開
(
ひら
)
かむと
043
心筑紫
(
こころつくし
)
の
蓑笠
(
みのかさ
)
や
044
草鞋
(
わらぢ
)
脚絆
(
きやはん
)
の
扮装
(
いでたち
)
に
045
広道別
(
ひろみちわけ
)
と
改
(
あらた
)
めて
046
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
の
道
(
みち
)
広
(
ひろ
)
く
047
塩
(
しほ
)
の
八百路
(
やほぢ
)
の
八塩路
(
やしほぢ
)
を
048
渡
(
わた
)
り
難
(
なや
)
みて
白雲
(
しらくも
)
の
049
向伏
(
むかふ
)
す
限
(
かぎ
)
り
青雲
(
あをくも
)
の
050
靉靆
(
たなび
)
く
極
(
きは
)
み
雲路別
(
くもぢわけ
)
051
貴
(
うづ
)
の
御勅
(
みこと
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
052
今
(
いま
)
は
何処
(
いづこ
)
に
漂
(
さす
)
らひの
053
旅
(
たび
)
を
続
(
つづ
)
かせ
玉
(
たま
)
ふらむ
054
ここは
伊太利
(
イタリー
)
の
国境
(
くにざかひ
)
055
羅馬
(
ローマ
)
の
都
(
みやこ
)
も
近
(
ちか
)
づけど
056
元照別
(
もとてるわけ
)
の
神司
(
かむつかさ
)
057
ウラルの
神
(
かみ
)
に
服従
(
まつら
)
うと
058
聞
(
き
)
きし
日
(
ひ
)
よりも
村肝
(
むらきも
)
の
059
心
(
こころ
)
の
空
(
そら
)
は
掻
(
か
)
き
曇
(
くも
)
る
060
雨
(
あめ
)
の
繁
(
しげ
)
しげ
降
(
ふ
)
る
中
(
なか
)
を
061
広道別
(
ひろみちわけ
)
の
今日
(
けふ
)
の
旅
(
たび
)
062
神
(
かみ
)
と
国
(
くに
)
との
其
(
その
)
ために
063
黄金山
(
わうごんざん
)
を
立
(
た
)
ち
出
(
い
)
でて
064
歩
(
あゆ
)
みも
慣
(
な
)
れぬ
長旅
(
ながたび
)
に
065
疲
(
つか
)
れ
果
(
は
)
てたる
吾
(
わが
)
姿
(
すがた
)
066
疲
(
つか
)
れ
果
(
は
)
てたる
吾
(
わが
)
姿
(
すがた
)
067
空
(
そら
)
行
(
ゆ
)
く
鳥
(
とり
)
を
眺
(
なが
)
むれば
068
各々
(
おのおの
)
家路
(
いへぢ
)
に
帰
(
かへ
)
り
行
(
ゆ
)
く
069
空飛
(
そらと
)
ぶ
鳥
(
とり
)
も
繁
(
しげ
)
りたる
070
梢
(
こずゑ
)
に
宿
(
やど
)
を
求
(
もと
)
めつつ
071
親子
(
おやこ
)
諸共
(
もろとも
)
睦
(
むつ
)
び
合
(
あ
)
ひ
072
心
(
こころ
)
も
安
(
やす
)
く
楽
(
たの
)
しまむ
073
頼
(
たの
)
み
難
(
がた
)
きは
人
(
ひと
)
の
世
(
よ
)
の
074
明日
(
あす
)
をも
知
(
し
)
れぬ
吾
(
わが
)
命
(
いのち
)
075
故郷
(
こきやう
)
に
捨
(
す
)
てし
妻
(
つま
)
や
子
(
こ
)
の
076
心
(
こころ
)
を
思
(
おも
)
ひ
廻
(
めぐ
)
らせば
077
進
(
すす
)
むも
知
(
し
)
らに
退
(
しりぞ
)
くも
078
知
(
し
)
られぬ
国
(
くに
)
の
暮
(
くれ
)
の
空
(
そら
)
079
あゝさりながら さりながら
080
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
に
生
(
お
)
ひ
立
(
た
)
てる
081
吾
(
われ
)
らは
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
の
御子
(
みこ
)
082
神
(
かみ
)
はわが
父
(
ちち
)
わが
母
(
はは
)
ぞ
083
夕暮
(
ゆふぐれ
)
淋
(
さび
)
しき
独身
(
ひとりみ
)
の
084
旅
(
たび
)
にはあらで
御恵
(
みめぐみ
)
の
085
いとも
厚
(
あつ
)
けき
大神
(
おほかみ
)
の
086
御魂
(
みたま
)
と
共
(
とも
)
に
進
(
すす
)
むなる
087
尊
(
たふと
)
き
聖
(
きよ
)
き
宣伝使
(
せんでんし
)
088
過
(
す
)
ぎにしかたの
罪咎
(
つみとが
)
を
089
直日
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
し
聞
(
き
)
き
直
(
なほ
)
し
090
宣
(
の
)
り
直
(
なほ
)
します
埴安
(
はにやす
)
の
091
彦
(
ひこ
)
の
命
(
みこと
)
ぞ
尊
(
たふと
)
けれ
092
彦
(
ひこ
)
の
命
(
みこと
)
ぞ
尊
(
たふと
)
けれ』
093
と
謡
(
うた
)
ひながら
黄昏
(
たそがれ
)
の
空
(
そら
)
を、
094
とぼとぼと
進
(
すす
)
みきたる。
095
雲路別
(
くもぢわけの
)
天使
(
かみ
)
は
広道別
(
ひろみちわけの
)
天使
(
かみ
)
の
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
て
大
(
おほい
)
に
喜
(
よろこ
)
び、
096
『ヤア、
097
広道別
(
ひろみちわけの
)
天使
(
かみ
)
よ』
098
と
声
(
こゑ
)
をかくれば、
099
宣伝使
(
せんでんし
)
は
藪
(
やぶ
)
から
棒
(
ぼう
)
のこの
言葉
(
ことば
)
に
驚
(
おどろ
)
き、
100
熟々
(
つらつら
)
眺
(
なが
)
むれば、
101
雲路別
(
くもぢわけ
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
なりき。
102
二神司
(
にしん
)
は
茲
(
ここ
)
に
相携
(
あひたづさ
)
へて
羅馬
(
ローマ
)
に
入
(
い
)
り、
103
元照別
(
もとてるわけの
)
天使
(
かみ
)
を
帰順
(
きじゆん
)
せしめ、
104
伊弉諾
(
いざなぎの
)
命
(
みこと
)
の
神政
(
しんせい
)
に
奉仕
(
ほうし
)
せしめたりける。
105
広道別
(
ひろみちわけの
)
天使
(
かみ
)
は、
106
天照
(
あまてらす
)
大御神
(
おほみかみ
)
、
107
天
(
あま
)
の
岩戸
(
いはと
)
に
隠
(
かく
)
れ
給
(
たま
)
ひ、
108
六合
(
りくがふ
)
暗黒
(
あんこく
)
となりし
時
(
とき
)
、
109
岩戸
(
いはと
)
の
前
(
まへ
)
に
太玉串
(
ふとたまぐし
)
を
捧
(
ささ
)
げ、
110
神慮
(
しんりよ
)
を
慰
(
なぐさ
)
めたる
太玉
(
ふとたまの
)
命
(
みこと
)
の
前身
(
ぜんしん
)
なり。
111
(
大正一一・一・二三
旧大正一〇・一二・二六
加藤明子
録)
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