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第三八章 黄金(こがね)(みや)〔二八八〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第6巻 霊主体従 巳の巻 篇:第7篇 黄金の玉 よみ(新仮名遣い):おうごんのたま
章:第38章 黄金の宮 よみ(新仮名遣い):こがねのみや 通し章番号:288
口述日:1922(大正11)年01月23日(旧12月26日) 口述場所: 筆録者:藤原勇造 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年5月10日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
雲掴は、青雲山八王神の神澄彦が大洪水の前に、宣伝使となって当山を去って以来、八頭の吾妻彦が神政を司っていたが、ついにウラル彦の勢力の前に心ならずも屈したことを明かした。
そして、国治立命の命によって古来より青雲山に祭っていた黄金の玉を、ウラル彦が取りに来るため、山に道を通しているのだ、と白状した。
また、自分の正体は、吾妻彦の補佐をする雲別という神人である、と名乗った。
ただ、黄金の玉を管理する玉守彦夫婦がアーメニヤへの遷座に大反対しており、吾妻彦はウラル彦との板ばさみとなって苦しんでいることを明かした。
高彦は、自分は黄金山に玉を移すために使わされたのであり、これはすべて伊邪那岐命のご守護があるため、何も心配することはない、と諭した。
高彦は雲掴(雲別)の案内で吾妻別に面会した。そして三五教の教理と、伊邪那岐命の神徳を説き聞かせたところ、吾妻彦は三五教に恭順した。そして、黄金の玉は黄金山に遷座することになった。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-04-24 18:12:45 OBC :rm0638
愛善世界社版:232頁 八幡書店版:第1輯 709頁 修補版: 校定版:232頁 普及版:97頁 初版: ページ備考:
001 高彦(たかひこの)天使(かみ)は、002雲掴(くもつかみ)改心(かいしん)(じやう)(あらは)れしより、003一同(いちどう)霊縛(れいばく)を、004()()()ツと(とな)へながら()いた。005一同(いちどう)(いち)()身体(しんたい)自由(じいう)()006(なみだ)(なが)して各々(おのおの)柄物(えもの)大地(だいち)()()て、007宣伝使(せんでんし)(まへ)(むら)がり(きた)りて(ひざまづ)きその無礼(ぶれい)陳謝(ちんしや)し、008雲掴(くもつかみ)(なみだ)片手(かたて)逐一(ちくいち)その真相(しんさう)(かた)りける。
009当山(たうざん)貴下(きか)()らるる(ごと)く、010(いにしへ)より国治立(くにはるたちの)(みこと)(めい)によりて黄金(こがね)(たま)(まつ)り、011玉守彦(たまもりひこ)012玉守姫(たまもりひめ)二神(にしん)が、013宮司(みやづかさ)として(これ)保護(ほご)(たてまつ)りて()りました。014さうして神澄彦(かむすみひこ)八王神(やつわうじん)となりて、015当山(たうざん)一帯(いつたい)()()守護(しゆご)(あそ)ばされ、016吾妻彦(あづまひこ)校正本では「吾妻別」神政(しんせい)管掌(くわんしやう)されつつあつたのでありましたが、017八王神(やつわうじん)神澄彦(かむすみひこ)(さま)は、018大洪水(だいこうずゐ)(まへ)に、019宣伝使(せんでんし)となつて、020聖地(せいち)ヱルサレムへ()(いで)になり、021それからは吾妻彦(あづまひこ)校正本では「吾妻別」独舞台(ひとりぶたい)となつてをりました。022(しか)るにこの(たび)023常世彦(とこよひこ)(おん)()なるウラル(ひこ)が、024アーメニヤの聖地(せいち)神都(しんと)(ひら)かれ、025宣伝使(せんでんし)諸方(しよはう)派遣(はけん)され、026先年(せんねん)その宣伝使(せんでんし)たる鬼掴(おにつかみ)()(ちから)(つよ)使(かみ)が、027当山(たうざん)にきたりて吾妻彦(あづまひこ)校正本では「吾妻別」談判(だんぱん)(すゑ)028つひに吾妻彦(あづまひこ)校正本では「吾妻別」鬼掴(おにつかみ)降伏(かうふく)し、029アーメニヤの神都(しんと)帰順(きじゆん)された。030そこでいよいよアーメニヤの神都(しんと)に、031黄金(こがね)国魂(くにたま)(まつ)るべく、032黄金(こがね)(みや)をアーメニヤに(うつ)される(こと)となり、033やがてウラル(ひこ)は、034数多(あまた)供人(ともびと)()()れ、035当山(たうざん)へその(たま)受取(うけと)りに()(いで)になるので、036吾々(われわれ)吾妻彦(あづまひこ)校正本では「吾妻別」厳命(げんめい)によりて、037山道(やまみち)開鑿(かいさく)昼夜(ちうや)間断(かんだん)なく従事(じうじ)してをりました。038しかるに(たふと)貴下(あなた)()(いで)になり、039有難(ありがた)(かみ)(さま)(をしへ)()かして(いただ)きましてより、040どうやら(わたくし)らの(こころ)(なか)(ひそ)める大蛇(をろち)悪霊(あくれい)()()したやうで(じつ)天地(てんち)開明(かいめい)心持(こころもち)となり、041今迄(いままで)吾々(われわれ)慢心(まんしん)誤解(とりちがひ)(かへり)みれば、042(じつ)(はづ)かしくつて(あな)でもあらば這入(はい)りたいやうな()(いた)します』
043真心(まごころ)(おもて)(あら)はして()べたてにける。044宣伝使(せんでんし)()首肯(うなづ)き、
045(なんぢ)(いつは)らざる告白(こくはく)によつて、046(すべ)ての疑団(ぎだん)氷解(ひようかい)した。047それに()いても当山(たうざん)守護神(しゆごじん)吾妻彦(あづまひこ)校正本では「吾妻別」(いま)何処(いづこ)()るぞ』
048との(たづ)ねに、049雲掴(くもつかみ)は、
050『ハイ、051この(ごろ)黄金(こがね)(みや)()神体(しんたい)をアーメニヤに(うつ)準備(じゆんび)のために、052昼夜(ちうや)断食(だんじき)(ぎやう)()して()られます。053(しか)るに肝腎(かんじん)宮司(みやづかさ)なる玉守彦(たまもりひこの)天使(かみ)は、054この()(みや)をアーメニヤに(うつ)すことは、055()神慮(しんりよ)(かな)はないと()つて、056大変(たいへん)反対(はんたい)をされて()るさうであります。057肝腎(かんじん)()宮守(みやもり)()承知(しようち)なければ、058如何(いか)当山(たうざん)守護職(しゆごしよく)なる吾妻彦(あづまひこの)(みこと)校正本では「吾妻別命」も、059どうする(こと)出来(でき)ず、060さりとて一旦(いつたん)ウラル(ひこ)約束(やくそく)なされた以上(いじやう)は、061これを履行(りこう)せなくてはならず、062万々一(まんまんいち)(いま)となつて違背(ゐはい)される(やう)(こと)があるとすれば、063当山(たうざん)はウラル(ひこ)のために()(ほろ)ぼされるは()()るより(あきら)かなりと()ふので、064玉守彦(たまもりひこの)天使(かみ)(さま)()承知(しようち)()(やう)にと、065一方(いつぱう)準備(じゆんび)すると(とも)に、066一方(いつぱう)断食(だんじき)(ぎやう)をせられて()るのであります。067(わたくし)(じつ)雲掴(くもつかみ)(まを)して、068(いや)しき人夫(にんぷ)頭領(とうりやう)(いた)してをりますが、069実際(じつさい)吾妻彦(あづまひこ)校正本では「吾妻別」補佐(ほさ)神司(かみ)で、070雲別(くもわけ)(まを)(もの)であります。071それゆえ当山(たうざん)(こと)ならば、072何事(なにごと)(くは)しく(ぞん)じて()りますが、073今日(こんにち)のところ吾妻彦(あづまひこ)校正本では「吾妻別」(じつ)板挟(いたばさ)みとなりて、074(くる)しみ(もだ)えて()られます。075(まこと)()るも()()(どく)(いた)りであります』
076顔色(がんしよく)(くも)らせ、077吐息(といき)()きつつ()()つる。
078 高彦(たかひこの)天使(かみ)は、079雲別(くもわけ)(むか)つて、
080()心配(しんぱい)はいりませぬ、081当山(たうざん)(わざはひ)(すく)ふは、082(ただ)天津(あまつ)祝詞(のりと)言霊(ことたま)(ちから)と、083宣伝歌(せんでんか)功徳(くどく)のみであります。084また黄金(こがね)(みや)(けつ)してアーメニヤには(うつ)りませぬ。085これは黄金山(わうごんざん)(うつ)せば(よろ)しい。086黄金山(わうごんざん)には仁慈(じんじ)無限(むげん)(かみ)(さま)(あら)はれて、087立派(りつぱ)(をしへ)()てられて()りますから、088(いち)()もはやく(これ)黄金山(わうごんざん)(うつ)(たてまつ)り、089高天原(たかあまはら)()します(かむ)伊邪那岐(いざなぎの)(みこと)()神政(しんせい)()守護(しゆご)御魂(みたま)とすべきものであります。090それゆゑ吾々(われわれ)当山(たうざん)宣伝使(せんでんし)となつて(まゐ)りしなり』
091と、092(はじ)めて自分(じぶん)使命(しめい)物語(ものがた)りける。093この高彦(たかひこの)天使(かみ)は、094(あと)天照(あまてらす)大御神(おほみかみ)(さま)岩戸隠(いはとがく)れを(あそ)ばした(とき)095岩屋戸(いはやど)(まへ)天津(あまつ)祝詞(のりと)奏上(そうじやう)(たま)ひし(あめの)児屋根(こやねの)(みこと)前身(ぜんしん)なり。
096 (これ)より雲別(くもわけ)案内(あんない)にて山頂(さんちやう)(のぼ)り、097吾妻彦(あづまひこ)校正本では「吾妻別」098玉守彦(たまもりひこの)天使(かみ)面会(めんくわい)し、099三五教(あななひけう)教理(けうり)伊邪那岐(いざなぎ)大神(おほかみ)()神徳(しんとく)詳細(しやうさい)()(しめ)し、100つひに吾妻彦(あづまひこ)校正本では「吾妻別」は、101伊邪那岐(いざなぎの)(みこと)帰順(きじゆん)忠誠(ちうせい)(ぬき)ンでたりける。102(しか)して黄金(こがね)(みや)は、103(たま)(とも)にヱルサレムの聖地(せいち)遷座(せんざ)さるる(こと)となりにける。
104大正一一・一・二三 旧大正一〇・一二・二六 藤原勇造録)

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