霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


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(ちい)さい蒲公英(たんぽぽ)

インフォメーション
鏡:水鏡 題名:小さい蒲公英 よみ: 著者:出口王仁三郎
神の国掲載号:1926(大正15)年06月号 八幡書店版:298頁 愛善世界社版:178頁 著作集:270頁 第五版:43頁 第三版:43頁 全集:348頁 初版:29頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :kg022
001 大正(たいしやう)十年(じふねん)二月(にぐわつ)(ころ)002(みな)()つて()(とほ)(わたし)京都(きやうと)監獄(かんごく)()つた。003或日(あるひ)散歩(さんぽ)に、004枯草(かれくさ)(なか)()いて()一輪(いちりん)蒲公英(たんぽぽ)見出(みいだ)した。005ああ(その)一輪(いちりん)(はな)006それによつて(わたし)はどの(くらゐ)(なぐさ)められたか(わか)らなかつた。007(なん)()(あい)らしい(はな)であらう。008(ふゆ)(さむ)(なが)(あひだ)百草(ももぐさ)()れて、009(なに)()いやうに()える(この)(はな)が、010(はる)(ひかり)()びると、011(ねむ)つた(ごと)()えた()からは(あを)()()で、012()()び、013やがてはあの豊醇(ほうじゆん)(ちち)()つた(うつく)しい黄色(きいろ)や、014(しろ)(はな)()くのである。015(なん)だか(わたし)境遇(きやうぐう)()()るやうである。016(わたし)(おも)ふた。017たとへ此度(このたび)(こと)によつて大本(おほもと)(つぶ)れたとて、018五十七才(ごじふななさい)になつたら(また)(もと)六畳敷(ろくじようじき)から(はじ)めやう、019教祖様(けうそさま)五十七才(ごじふななさい)にして(はじ)めて()たれたのだから……、020かくこの一輪(いちりん)(はな)によつて(なぐさ)められつつ、021()(おく)つて()(うち)022やがて(はる)最中(さいちう)になつて、023そこら一面(いちめん)蒲公英(たんぽぽ)(はな)をもつて(うづ)めらるるやうになつて()た。024何等(なんら)(なぐさ)めをも()たぬ囚人達(しうじんたち)如何(いか)(この)(はな)によつて(なぐさ)められた(こと)であらう、025(あした)(ゆふべ)(はな)囚人(しうじん)唯一(ゆゐいつ)(あい)対象物(たいせうぶつ)であつた。026(しか)るに(こころ)なき園丁(ゑんてい)掃除(さうぢ)をするのだと()つて、027(みな)(この)(はな)()きむしつて仕舞(しま)つた。

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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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