霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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(じよ)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第1巻 霊主体従 子の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章: よみ(新仮名遣い):じょ 通し章番号:
口述日:1921(大正10)年10月20日(旧09月20日) 口述場所:松雲閣 筆録者:瑞月 出口王仁三郎 校正日: 校正場所: 初版発行日:1921(大正10)年12月30日
概要: 舞台:- あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
この『霊界物語』は、天地が分かれてから天の岩戸開きの後、神素盞嗚命が地球上にはびこっていた八岐大蛇を寸断し、叢雲(むらくもの)宝剣を天祖に奉り、至誠を天地に表して五六七神政を成就し、松の世を建設し、国祖を地上霊界の主宰神とした、太古の神代の物語と、霊界探検の大要を略述した。
また、苦集滅道、道法礼節を開示した。決して現界の事象を寓意的に著したものではない。
しかしながら、神幽界の出来事は、現界に現れ来るのであり、これをもって心魂を清め言行を改め、霊主体従の本旨を実行することを希望する。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ:苦集滅道 道法礼節 データ凡例: データ最終更新日:2020-01-09 20:17:58 OBC :rm010001
愛善世界社版:前付 1頁 八幡書店版:第1輯 39頁 修補版: 校定版:前付 1頁 普及版:前付 1頁 初版: ページ備考:
001 この『霊界(れいかい)物語(ものがたり)』は、002天地(てんち)剖判(ぼうはん)(はじ)めより(あま)岩戸(いはと)(びら)()003(かむ)素盞嗚(すさのをの)(みこと)地球(ちきう)(じやう)跋扈(ばつこ)跳梁(てうりやう)せる八岐(やまた)大蛇(をろち)寸断(すんだん)し、004つひに叢雲(むらくもの)宝剣(ほうけん)をえて天祖(てんそ)(たてまつ)り、005至誠(しせい)天地(てんち)(あら)はし五六七(みろく)神政(しんせい)成就(じやうじゆ)006(まつ)()建設(けんせつ)し、007国祖(こくそ)地上(ちじやう)霊界(れいかい)主宰神(しゆさいしん)たらしめたまひし太古(たいこ)神代(かみよ)物語(ものがたり)および霊界(れいかい)探険(たんけん)大要(たいえう)略述(りやくじゆつ)し、008()(しふ)(めつ)(だう)()き、009(だう)(はふ)(れい)(せつ)開示(かいじ)せしものにして、010(けつ)して現界(げんかい)事象(じしやう)にたいし、011偶意(ぐうい)(てき)編述(へんじゆつ)せしものにあらず。012されど神界(しんかい)幽界(いうかい)出来事(できごと)は、013古今(ここん)東西(とうざい)区別(くべつ)なく、014現界(げんかい)(あら)はれ(きた)ることも、015あながち(いな)(がた)きは事実(じじつ)にして、016(たん)神幽(しんいう)両界(りやうかい)(こと)のみと(かい)等閑(とうかん)()せず、017これによりて心魂(しんこん)(きよ)言行(げんかう)(あらた)め、018霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)本旨(ほんし)実行(じつかう)されむことを希望(きばう)す。
019 読者(どくしや)諸子(しよし)のうちには、020諸神(しよしん)()活動(くわつどう)にたいし、021一字(いちじ)二字(にじ)022神名(しんめい)のわが姓名(せいめい)()たる文字(もんじ)ありとして、023ただちに自己(じこ)過去(くわこ)における霊的(れいてき)活動(くわつどう)なりと、024速解(そくかい)される傾向(けいかう)ありと()く。025(じつ)(あやま)れるの(はなは)だしきものといふべし。026(せつ)注意(ちうい)()次第(しだい)なり。
 
027   大正十年十月廿日 午後一時
028      於松雲閣 瑞月 出口王仁三郎誌
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