天地の
初発之時ゆ
祖々の
御魂の
因縁現はせる
神世〈総説〉
うつ
蝉の
世を
立直す
柱木は
あめの
御柱くにの
御柱〈総説〉
二柱やうやく
立ちて
千万の
その
副柱今も
尋ねつ
〈総説〉
自発的一つの
小長ある
人は
衣食に
不足つぐることなし
〈第2章〉
くよくよと
物事悔む
暇あれば
大小となく
行ひてみよ
〈第2章〉
天の
下は
皆ことごとく
無慾者の
自由所得の
世界なりけり
〈第3章〉
公のために
争ふ
人々は
神の
御眼より
罪とはならじ
〈第3章〉
使ふべき
人や
遺つると
谷具久の
狭渡るきはみわれは
尋ねつ
〈第6章〉
物事は
注意をすれば
人の
世は
過ち
防ぐ
大価とぞなる
〈第6章〉
梓弓ひきてかへらぬ
雄心は
神代ながらの
日本魂〈第9章〉
この
度の
神の
経綸の
深ければ
ただ
一柱知る
神もなし
〈第12章〉
天地の
神の
造りし
人の
身は
髪一筋もままにはならじ
〈第12章〉
皇神の
依さし
給ひし
布教者と
化りて
世人を
欺く
曲神〈第13章〉
このたびの
神の
気吹のなかりせば
四方の
雲霧誰かはらはむ
〈第13章〉
百口のへつらひ
言葉聞くよりも
ただ
一言の
誠うれしき
〈第14章〉
黄昏れて
西に
落ちたる
日も
月も
やがて
東の
空に
輝るらむ
〈第15章〉
蟹が
行く
横さの
道にふみ
迷ふ
世人のために
身を
砕くなり
〈第15章〉
大本の
大橋渡りまだ
先へ
行き
詰りては
後戻りする
〈第16章〉
聞きたくば
尋ね
来れよ
説明す
人の
心の
信念力あるだけ
〈第16章〉
近寄りし
世の
立替に
先立ちて
身魂を
洗へ
四方の
神子たち
〈第17章〉
久方の
天のはしだて
踏みしめて
綾の
高天へ
昇れ
神子たち
〈第17章〉
葦原の
八十の
曲津見はらはむと
中津御国の
経綸なしつつ
〈第18章〉
攻めきたる
外国魂を
一いきに
言向け
和平す
神国の
道〈第18章〉
先の
世と
聞いて
心を
許すなよ
明日の
日柄も
先の
世なれば
〈第19章〉
大方の
人の
夢にも
知らぬ
間に
説き
諭すなり
先の
世の
事〈第19章〉
立替が
始まり
来れば
眼も
鼻も
口さへあかぬことのあるらむ
〈第22章〉
天地の
神の
怒りの
雄たけびに
すべての
曲は
亡び
失すなり
〈第22章〉
この
事を
早く
世人に
知らさむと
はやれど
更に
聞くものはなし
〈第22章〉
醜魂を
洗ひすまして
神国の
日本御魂を
研き
清めむ
〈第23章〉
曲人の
時を
得るてふ
闇の
世は
正しき
人を
爪はじきする
〈第23章〉
争ひは
小事に
快く
負けて
大事に
勝つが
成功の
鍵なり
〈第24章〉
時来れば
外国までも
連れ
行かむ
万代までも
名をあぐる
為に
〈第24章〉
世の
中の
人はたちまち
驚かむ
かぎり
知られぬ
神の
力に
〈第24章〉
この
経綸遂げ
終せたる
暁は
神人ともに
歓喜に
充たむ
〈第24章〉
疑の
雲晴れ
行きて
世の
人の
心の
空に
月日照るなり
〈第25章〉
世の
本の
誠の
神が
現はれて
世人の
知らぬことを
教へつ
〈第26章〉
常夜行く
天の
岩戸を
開かむと
思ひは
胸に
三千歳の
今日〈第28章〉
天地に
神の
有る
無し
明らかに
現はれ
出づる
時は
来にけり
〈第28章〉
天津御祖神の
御言をかしこみて
下津岩根に
道をひらきし
〈第28章〉
おしなべて
世を
救はむと
皇神の
神言かしこみ
吾は
出でけり
〈第28章〉
曇りなき
心の
空に
天津日の
輝き
渡る
人は
神なり
〈第29章〉
まだしばしその
日早しと
何事も
山の
小言と
聞き
流しつつ
〈第29章〉
立替の
大峠までに
神の
子は
心入れ
替へよ
最早暇なし
〈第29章〉
神の
世は
隅々までも
澄みわたり
曲津の
潜む
隈もなきまで
〈第34章〉
変りゆく
時代の
潮に
逆らふは
身をほろぼすの
基なりけり
〈第35章〉
神々の
神言かしこみ
言霊の
その
活用は
歌となりけり
〈第38章〉
時は
今天地ひらく
神代かも
神のみいづの
鳴りわたる
時〈第38章〉
天津御祖神の
怒りの
強ければ
もうこの
上は
力及ばず
〈第38章〉
天地の
洗ひ
替へより
真先に
人の
心の
洗ひ
替へせむ
〈第43章〉
大本へ
集り
来る
人の
数々を
教へ
諭して
御柱とせむ
〈第46章〉
益良夫は
神国の
宝女子は
家の
宝ぞ
大切にせよ
〈第46章〉
霊幸はふ
神の
教の
深ければ
浅き
心の
人には
解らず
〈第49章〉
黙々として
成し
遂げし
大業は
真に
完全無欠なるべし
〈第49章〉
心身は
自己の
自由と
言ひながら
神に
依らずば
真の
自由なし
〈第50章〉
愚かなる
児に
財産を
遺すより
世のため
神と
道とに
貢げよ
〈第50章〉
村肝の
心は
動きやすければ
神の
御綱によりて
繋げよ
〈第50章〉
神の
心は
凡夫の
心凡夫の
心は
神心〈第50章〉
[この余白歌は八幡書店版霊界物語収録の余白歌を参考に作成しました]