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第45巻(申の巻)
序文
総説
第1篇 小北の特使
01 松風
〔1191〕
02 神木
〔1192〕
03 大根蕪
〔1193〕
04 霊の淫念
〔1194〕
第2篇 恵の松露
05 肱鉄
〔1195〕
06 唖忿
〔1196〕
07 相生の松
〔1197〕
08 小蝶
〔1198〕
09 賞詞
〔1199〕
第3篇 裏名異審判
10 棚卸志
〔1200〕
11 仲裁
〔1201〕
12 喜苔歌
〔1202〕
13 五三の月
〔1203〕
第4篇 虎風獣雨
14 三昧経
〔1204〕
15 曲角狸止
〔1205〕
16 雨露月
〔1206〕
17 万公月
〔1207〕
18 玉則姫
〔1208〕
19 吹雪
〔1209〕
20 蛙行列
〔1210〕
余白歌
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第九章
賞詞
(
しやうし
)
〔一一九九〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻
篇:
第2篇 恵の松露
よみ(新仮名遣い):
めぐみのしょうろ
章:
第9章 賞詞
よみ(新仮名遣い):
しょうし
通し章番号:
1199
口述日:
1922(大正11)年12月12日(旧10月24日)
口述場所:
筆録者:
加藤明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1924(大正13)年9月12日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
親子の再会を神に感謝するため八尋殿に詣でに階段を下りて行くお千代を見送りながら、松彦は娘の行く末を案じる歌を歌った。
一方お千代は階段を下りながら、自分が白浪女になりたいと言ったのは父母の本心を探るためであり、自分の心はあまねく人の世を照らす神業に参加したい、そのためには本当に苦しんでいる人や鳥獣を救うことが肝心だと考えていると歌い、その心を明かした。
松彦と松姫は、お千代の心を知って感謝の歌を歌う。また松姫は、かつの師匠である高姫が開いたウラナイ教を改良し、蠑螈別や魔我彦の心に潜む曲津神を言向けて珍の聖場を開きたいと考えており、そのために夫婦協力して当たりたいと心のたけを歌った。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2023-02-26 18:26:51
OBC :
rm4509
愛善世界社版:
145頁
八幡書店版:
第8輯 303頁
修補版:
校定版:
152頁
普及版:
58頁
初版:
ページ備考:
001
蛇
(
じや
)
は
寸
(
すん
)
にして
人
(
ひと
)
を
呑
(
の
)
み、
002
栴檀
(
せんだん
)
は
嫩芽
(
どんが
)
より
香
(
かん
)
ばしとは
宜
(
むべ
)
なるかな。
003
十二
(
じふに
)
の
冬
(
ふゆ
)
を
迎
(
むか
)
へたる
004
侠客
(
けふかく
)
育
(
そだ
)
ちの
乙女子
(
をとめご
)
は
005
修学院
(
しうがくゐん
)
の
小雀
(
こすずめ
)
が
006
千代
(
ちよ
)
々々
(
ちよ
)
囀
(
さへづ
)
る
蒙求
(
もうぎう
)
の
007
聞
(
き
)
き
覚
(
おぼ
)
えたる
白浪
(
しらなみ
)
言葉
(
ことば
)
008
今
(
いま
)
は
包
(
つつ
)
んで
云
(
い
)
はねども
009
どことはなしに
小
(
こ
)
ましやくれ
010
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
風
(
かぜ
)
にもまれたる
011
老人
(
らうじん
)
さへも
舌
(
した
)
を
巻
(
ま
)
く
012
水
(
みづ
)
も
漏
(
も
)
らさぬ
言葉
(
ことば
)
つき
013
末
(
すゑ
)
頼
(
たの
)
もしく
又
(
また
)
恐
(
おそ
)
ろしく
014
はかりかねてぞ
見
(
み
)
えにける
015
八尋
(
やひろ
)
の
殿
(
との
)
に
詣
(
まう
)
でむと
016
お
千代
(
ちよ
)
は
父母
(
ふぼ
)
の
許
(
ゆる
)
し
得
(
え
)
て
017
ニコニコしながら
階段
(
きざはし
)
を
018
気
(
き
)
もいそいそと
下
(
くだ
)
りゆく。
019
後見送
(
あとみおく
)
りて
松彦
(
まつひこ
)
は
020
妻
(
つま
)
松姫
(
まつひめ
)
に
打
(
う
)
ち
向
(
むか
)
ひ
021
松彦
『
末
(
すゑ
)
恐
(
おそ
)
ろしき
吾
(
わが
)
娘
(
むすめ
)
022
如何
(
いか
)
なる
者
(
もの
)
となるぢややら
023
体
(
からだ
)
は
生
(
う
)
みつけたればとて
024
魂
(
たましひ
)
計
(
ばか
)
りは
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
の
025
力
(
ちから
)
に
生
(
うま
)
れしものでなし
026
皆
(
みな
)
天地
(
あめつち
)
の
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
の
027
御息
(
みいき
)
をかためて
人
(
ひと
)
となり
028
此
(
この
)
世
(
よ
)
に
生
(
うま
)
れて
来
(
き
)
し
上
(
うへ
)
は
029
神
(
かみ
)
のまにまに
成人
(
せいじん
)
し
030
思
(
おも
)
ひの
儘
(
まま
)
に
魂
(
たましひ
)
の
031
向
(
むか
)
ふ
処
(
ところ
)
に
進
(
すす
)
ましめ
032
打
(
う
)
ち
遣
(
や
)
りおくに
如
(
し
)
くはなし
033
性
(
しやう
)
にも
合
(
あ
)
はぬ
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
034
業
(
わざ
)
を
習
(
なら
)
はせ
麗
(
うるは
)
しき
035
柱
(
はしら
)
になさむと
焦
(
あせ
)
るとも
036
魂
(
たましひ
)
計
(
ばか
)
りは
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
の
037
左右
(
さいう
)
し
得
(
う
)
べき
事
(
こと
)
ならず
038
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
039
御霊
(
みたま
)
幸倍
(
さちはへ
)
ましまして
040
お
千代
(
ちよ
)
の
体
(
からたま
)
霊
(
みたま
)
をば
041
厚
(
あつ
)
く
守
(
まも
)
らせ
給
(
たま
)
ひつつ
042
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
為
(
た
)
め
世
(
よ
)
のために
043
太
(
ふと
)
しき
功績
(
いさを
)
を
現
(
あら
)
はして
044
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
熱
(
ねつ
)
となり
045
光
(
ひかり
)
ともなり
塩
(
しほ
)
となり
046
花
(
はな
)
ともなりて
世
(
よ
)
を
救
(
すく
)
ふ
047
神
(
かみ
)
のみのりをたわたわに
048
結
(
むす
)
ばせたまへ
惟神
(
かむながら
)
049
三五教
(
あななひけう
)
を
守
(
まも
)
ります
050
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
051
夫婦
(
めをと
)
二人
(
ふたり
)
が
謹
(
つつし
)
んで
052
畏
(
かしこ
)
み
畏
(
かしこ
)
み
願
(
ね
)
ぎまつる
053
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
054
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
055
仮令
(
たとへ
)
大地
(
だいち
)
は
沈
(
しづ
)
むとも
056
三千
(
さんぜん
)
世界
(
せかい
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
057
子
(
こ
)
に
勝
(
まさ
)
りたる
宝
(
たから
)
なし
058
況
(
ま
)
してや
愛
(
いと
)
しき
一人子
(
ひとりご
)
の
059
行末
(
ゆくすゑ
)
思
(
おも
)
ひ
煩
(
わづら
)
ふは
060
親
(
おや
)
の
身
(
み
)
として
当然
(
たうぜん
)
よ
061
あゝ
松姫
(
まつひめ
)
よ
松姫
(
まつひめ
)
よ
062
汝
(
なれ
)
と
吾
(
われ
)
とはひたすらに
063
神
(
かみ
)
の
御言
(
みこと
)
を
畏
(
かしこ
)
みて
064
吾
(
わが
)
子
(
こ
)
の
事
(
こと
)
に
心
(
こころ
)
をば
065
案
(
あん
)
じ
煩
(
わづら
)
ふ
事
(
こと
)
もなく
066
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
打
(
う
)
ちまかせ
067
夫婦
(
ふうふ
)
の
息
(
いき
)
を
合
(
あは
)
せつつ
068
世人
(
よびと
)
を
救
(
すく
)
ひ
守
(
まも
)
るべく
069
心
(
こころ
)
の
限
(
かぎ
)
り
身
(
み
)
の
極
(
きは
)
み
070
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つを
立
(
た
)
て
通
(
とほ
)
し
071
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
花
(
はな
)
と
謳
(
うた
)
はれて
072
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
名
(
な
)
を
世
(
よ
)
に
照
(
て
)
らし
073
名
(
な
)
を
万世
(
ばんせい
)
に
照
(
て
)
らすべし
074
思
(
おも
)
へば
思
(
おも
)
へば
有
(
あ
)
り
難
(
がた
)
や
075
親子
(
おやこ
)
夫婦
(
めをと
)
の
廻
(
めぐ
)
り
会
(
あ
)
ひ
076
小北
(
こぎた
)
の
山
(
やま
)
に
曲神
(
まがかみ
)
が
077
住
(
す
)
まうと
聞
(
き
)
きて
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
078
思
(
おも
)
ひも
寄
(
よ
)
らぬ
今日
(
けふ
)
の
首尾
(
しゆび
)
079
善悪
(
ぜんあく
)
不二
(
ふじ
)
の
世
(
よ
)
の
様
(
さま
)
を
080
今更
(
いまさら
)
思
(
おも
)
ひ
悟
(
さと
)
りける
081
醜神
(
しこがみ
)
達
(
たち
)
に
囚
(
とら
)
はれし
082
蠑螈別
(
いもりわけ
)
や
魔我彦
(
まがひこ
)
も
083
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
目
(
め
)
に
見
(
み
)
たまへば
084
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
も
同
(
おな
)
じ
神
(
かみ
)
の
御子
(
みこ
)
085
愛憎
(
あいぞう
)
の
区別
(
くべつ
)
あるべきや
086
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
として
同胞
(
はらから
)
を
087
悪
(
にく
)
みつ
審判
(
さば
)
きつ
悪態
(
あしざま
)
に
088
罵
(
ののし
)
り
合
(
あ
)
ふは
天界
(
てんかい
)
の
089
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
の
御心
(
みこころ
)
を
090
悩
(
なや
)
ましまつる
醜業
(
しこわざ
)
ぞ
091
いざこれからは
吾々
(
われわれ
)
は
092
蠑螈別
(
いもりわけ
)
の
神柱
(
かむばしら
)
093
魔我彦
(
まがひこ
)
さまやお
寅
(
とら
)
さま
094
其
(
その
)
外
(
ほか
)
百
(
もも
)
の
司
(
つかさ
)
等
(
ら
)
に
095
天地
(
てんち
)
の
道理
(
だうり
)
を
説
(
と
)
き
明
(
あか
)
し
096
言葉
(
ことば
)
を
尽
(
つく
)
し
身
(
み
)
を
尽
(
つく
)
し
097
いと
穏
(
おだや
)
かに
正道
(
まさみち
)
を
098
勧
(
すす
)
めて
神
(
かみ
)
の
御恵
(
みめぐみ
)
に
099
醜
(
しこ
)
の
御霊
(
みたま
)
を
救
(
すく
)
ひ
上
(
あ
)
げ
100
助
(
たす
)
けにやならぬ
吾
(
わが
)
使命
(
しめい
)
101
神
(
かみ
)
の
御稜威
(
みいづ
)
を
蒙
(
かうむ
)
りて
102
心
(
こころ
)
静
(
しづか
)
に
司
(
つかさ
)
等
(
ら
)
に
103
生言霊
(
いくことたま
)
の
神力
(
しんりき
)
を
104
完全
(
うまら
)
に
委曲
(
つばら
)
に
味
(
あぢ
)
はせつ
105
仁慈
(
じんじ
)
無限
(
むげん
)
の
御教
(
みをしへ
)
に
106
仕
(
つか
)
へまつらむ
吾
(
わが
)
心
(
こころ
)
107
諾
(
うべな
)
ひたまへ
天地
(
あめつち
)
の
108
畏
(
かしこ
)
き
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
109
謹
(
つつし
)
み
敬
(
うやま
)
ひ
願
(
ね
)
ぎまつる
110
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
111
御霊
(
みたま
)
幸倍
(
さちはへ
)
ましませよ』
112
と
一生
(
いつしやう
)
懸命
(
けんめい
)
に
祈
(
いの
)
つて
居
(
ゐ
)
るのは
松彦
(
まつひこ
)
である。
113
お
千代
(
ちよ
)
は
階段
(
きざはし
)
を
下
(
くだ
)
りながら
又
(
また
)
もや
歌
(
うた
)
ひ
出
(
だ
)
したり。
114
お千代
『
常磐
(
ときは
)
堅磐
(
かきは
)
に
限
(
かぎ
)
りなく
115
栄
(
さか
)
ゆる
松
(
まつ
)
の
松彦
(
まつひこ
)
や
116
緑
(
みどり
)
したたる
松姫
(
まつひめ
)
の
117
仲
(
なか
)
に
生
(
うま
)
れた
千代
(
ちよ
)
の
松
(
まつ
)
118
ライオン
川
(
がは
)
の
川
(
かは
)
の
辺
(
べ
)
に
119
生
(
う
)
み
落
(
おと
)
されて
産声
(
うぶごゑ
)
を
120
上
(
あ
)
げたる
事
(
こと
)
のゆかしさよ
121
獣
(
けもの
)
の
中
(
なか
)
の
王
(
わう
)
と
云
(
い
)
ふ
122
獅子
(
しし
)
の
名
(
な
)
を
負
(
お
)
ふ
川
(
かは
)
の
辺
(
べ
)
で
123
産声
(
うぶごゑ
)
あげしも
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
の
124
深
(
ふか
)
い
仕組
(
しぐみ
)
があるのだらう
125
仮令
(
たとへ
)
何
(
いづ
)
れの
道
(
みち
)
にせよ
126
頭
(
かしら
)
となつて
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
127
心
(
こころ
)
の
光
(
ひかり
)
を
照
(
て
)
らしつつ
128
普
(
あまね
)
く
世人
(
よびと
)
を
救
(
すく
)
ふべし
129
人
(
ひと
)
には
百
(
もも
)
の
業
(
わざ
)
あれど
130
いとも
尊
(
たふと
)
き
神業
(
しんげふ
)
は
131
憂瀬
(
うきせ
)
に
落
(
お
)
ちて
苦
(
くる
)
しめる
132
憐
(
あは
)
れな
人
(
ひと
)
や
鳥
(
とり
)
獣
(
けもの
)
133
救
(
すく
)
ふに
勝
(
まさ
)
りし
事
(
こと
)
はなし
134
今
(
いま
)
父母
(
ちちはは
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
で
135
白浪
(
しらなみ
)
女
(
をんな
)
になり
度
(
た
)
いと
136
答
(
こた
)
へて
父
(
ちち
)
の
御心
(
みこころ
)
を
137
探
(
さぐ
)
つて
見
(
み
)
れば
有難
(
ありがた
)
や
138
汝
(
なれ
)
が
心
(
こころ
)
の
向
(
むか
)
ふまに
139
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
渡
(
わた
)
れと
嬉
(
うれ
)
しくも
140
宣
(
の
)
らせ
玉
(
たま
)
ひし
言
(
こと
)
の
葉
(
は
)
に
141
情
(
なさけ
)
の
雨
(
あめ
)
は
降
(
ふ
)
りしきり
142
嬉
(
うれ
)
し
涙
(
なみだ
)
に
吾
(
わが
)
袖
(
そで
)
は
143
絞
(
しぼ
)
るが
如
(
ごと
)
くなりにけり
144
斯
(
かく
)
も
開
(
ひら
)
けた
父母
(
ちちはは
)
の
145
仲
(
なか
)
に
生
(
うま
)
れし
吾
(
われ
)
こそは
146
三千
(
さんぜん
)
世界
(
せかい
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
147
いと
勝
(
すぐ
)
れたる
幸福者
(
かうふくしや
)
148
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
と
父
(
ちち
)
の
恩
(
おん
)
149
如何
(
いか
)
でか
忘
(
わす
)
れむ
千代
(
ちよ
)
八千代
(
やちよ
)
150
ミロクの
御代
(
みよ
)
の
末
(
すゑ
)
迄
(
まで
)
も
151
山
(
やま
)
より
高
(
たか
)
く
海
(
うみ
)
よりも
152
深
(
ふか
)
き
恵
(
めぐみ
)
を
嬉
(
うれ
)
しみて
153
神
(
かみ
)
と
親
(
おや
)
とによく
仕
(
つか
)
へ
154
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
155
御旨
(
みむね
)
に
叶
(
かな
)
ひまつるべく
156
願
(
ねが
)
ふ
心
(
こころ
)
を
些細
(
まつぶさ
)
に
157
諾
(
うべ
)
なひたまへ
惟神
(
かむながら
)
158
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
願
(
ね
)
ぎまつる
159
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
160
御霊
(
みたま
)
幸倍
(
さちはへ
)
ましませよ
161
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
162
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
163
星
(
ほし
)
は
空
(
そら
)
より
落
(
お
)
つるとも
164
曲
(
まが
)
に
心
(
こころ
)
を
曇
(
くも
)
らさぬ
165
吾
(
わが
)
魂
(
たましひ
)
は
永久
(
とこしへ
)
に
166
松
(
まつ
)
の
梢
(
こずゑ
)
に
宿
(
やど
)
る
月
(
つき
)
167
千代
(
ちよ
)
の
齢
(
よはひ
)
の
鶴
(
つる
)
巣
(
す
)
くふ
168
気高
(
けだか
)
き
姿
(
すがた
)
を
神
(
かみ
)
の
前
(
まへ
)
169
父
(
ちち
)
と
母
(
はは
)
との
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
170
照
(
て
)
らしまつらむ
惟神
(
かむながら
)
171
御霊
(
みたま
)
幸倍
(
さちはへ
)
ましませよ』
172
と
歌
(
うた
)
ひながら
下
(
くだ
)
つてゆく。
173
松彦
(
まつひこ
)
松姫
(
まつひめ
)
は
窓
(
まど
)
の
中
(
なか
)
より
涼
(
すず
)
しき
此
(
この
)
歌
(
うた
)
を
聞
(
き
)
いて
初
(
はじ
)
めて
娘
(
むすめ
)
の
本心
(
ほんしん
)
を
悟
(
さと
)
り、
174
夫婦
(
ふうふ
)
は
互
(
たがひ
)
に
顔
(
かほ
)
見合
(
みあ
)
はせ
嬉
(
うれ
)
し
涙
(
なみだ
)
に
暮
(
く
)
れて
居
(
ゐ
)
る。
175
松彦
(
まつひこ
)
『
思
(
おも
)
ひきや
気儘
(
きまま
)
な
娘
(
むすめ
)
と
思
(
おも
)
ひしに
176
悟
(
さと
)
りけるかな
誠心
(
まことごころ
)
を』
177
松姫
(
まつひめ
)
『
皇神
(
すめかみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
の
霑
(
うるほ
)
ひて
178
松
(
まつ
)
の
緑
(
みどり
)
も
栄
(
さか
)
え
行
(
ゆ
)
くらむ』
179
松彦
(
まつひこ
)
『
相生
(
あひおひ
)
の
松
(
まつ
)
の
生
(
う
)
みてし
御子
(
みこ
)
ならば
180
千代
(
ちよ
)
も
八千代
(
やちよ
)
も
栄
(
さか
)
えますらむ』
181
松姫
(
まつひめ
)
『
小北山
(
こぎたやま
)
尾上
(
をのへ
)
に
栄
(
さか
)
ゆる
常磐木
(
ときはぎ
)
は
182
朝日
(
あさひ
)
をうけて
色
(
いろ
)
勝
(
まさ
)
りゆく』
183
松彦
(
まつひこ
)
『
松
(
まつ
)
が
枝
(
え
)
に
千代
(
ちよ
)
の
真鶴
(
まなづる
)
巣
(
す
)
をくみて
184
八千代
(
やちよ
)
の
春
(
はる
)
を
祝
(
いは
)
ふめでたさ』
185
松姫
(
まつひめ
)
『
天地
(
あめつち
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
を
浴
(
あ
)
びながら
186
風
(
かぜ
)
にたわまず
水
(
みづ
)
におぼれず』
187
松彦
(
まつひこ
)
『
雨
(
あめ
)
に
濡
(
ぬ
)
れ
風
(
かぜ
)
に
吹
(
ふ
)
かれて
常磐木
(
ときはぎ
)
の
188
色
(
いろ
)
優
(
まさ
)
りゆく
千代
(
ちよ
)
の
松
(
まつ
)
が
枝
(
え
)
』
189
松姫
(
まつひめ
)
『
妹
(
いも
)
と
背
(
せ
)
の
吾
(
わが
)
背
(
せ
)
の
君
(
きみ
)
に
相生
(
あひおひ
)
の
190
月日
(
つきひ
)
重
(
かさ
)
ねて
松姫
(
まつひめ
)
の
胸
(
むね
)
。
191
吾
(
わが
)
子
(
こ
)
よと
名乗
(
なの
)
りもあげず
小北山
(
こぎたやま
)
192
峰
(
みね
)
の
嵐
(
あらし
)
にまかせ
居
(
ゐ
)
しかな。
193
さりながらどことはなしに
可憐子
(
いとしご
)
の
194
胸
(
むね
)
にうつるか
吾
(
われ
)
を
慕
(
した
)
ひし』
195
松彦
(
まつひこ
)
『
垂乳根
(
たらちね
)
の
父
(
ちち
)
と
母
(
はは
)
とに
廻
(
めぐ
)
り
会
(
あ
)
ひ
196
心
(
こころ
)
いそいそ
笑
(
ゑ
)
み
栄
(
さか
)
えける。
197
栄
(
さか
)
え
往
(
ゆ
)
くまつの
神代
(
かみよ
)
は
千代
(
ちよ
)
八千代
(
やちよ
)
198
恵
(
めぐみ
)
の
風
(
かぜ
)
に
靡
(
なび
)
く
百草
(
ももぐさ
)
。
199
魔我彦
(
まがひこ
)
の
司
(
つかさ
)
にいつも
親
(
おや
)
なしと
200
揶揄
(
からかは
)
れたる
子
(
こ
)
ぞ
可憐
(
いぢ
)
らしき。
201
年月
(
としつき
)
を
忍
(
しの
)
び
耐
(
こら
)
へし
胸
(
むね
)
の
中
(
うち
)
202
破
(
やぶ
)
れて
魔我
(
まが
)
の
言霊
(
ことたま
)
をのりし。
203
千代子
(
ちよこ
)
とて
朝
(
あさ
)
な
夕
(
ゆふ
)
なに
心
(
こころ
)
をば
204
父
(
ちち
)
と
母
(
はは
)
とにうつしゐたれば。
205
父母
(
ちちはは
)
の
行衛
(
ゆくゑ
)
を
求
(
もと
)
め
迷
(
まよ
)
ふ
子
(
こ
)
の
206
心
(
こころ
)
の
奥
(
おく
)
ぞ
哀
(
あは
)
れなりけり』
207
松姫
(
まつひめ
)
『
名乗
(
なの
)
らむと
思
(
おも
)
ひし
事
(
こと
)
も
幾度
(
いくたび
)
か
208
あれど
後先
(
あとさき
)
思
(
おも
)
ひ
浮
(
うか
)
べて。
209
年
(
とし
)
に
似
(
に
)
ぬ
賢
(
さか
)
しき
娘
(
むすめ
)
の
成
(
な
)
す
業
(
わざ
)
を
210
見
(
み
)
る
度
(
たび
)
ごとに
心
(
こころ
)
迷
(
まよ
)
ひぬ』
211
松彦
(
まつひこ
)
『
頑是
(
ぐわんぜ
)
なき
乙女
(
をとめ
)
なれども
神
(
かみ
)
思
(
おも
)
ひ
212
親
(
おや
)
を
思
(
おも
)
へる
心
(
こころ
)
めでたき。
213
魔我彦
(
まがひこ
)
の
醜
(
しこ
)
の
罵
(
ののし
)
り
耐
(
た
)
へ
忍
(
しの
)
び
214
来
(
きた
)
りたるこそ
雄々
(
をを
)
しかりけり。
215
吾
(
わが
)
子
(
こ
)
をば
褒
(
ほ
)
めるは
馬鹿
(
ばか
)
の
骨頂
(
こつちやう
)
と
216
人
(
ひと
)
は
云
(
い
)
へども
褒
(
ほ
)
めたくぞなる』
217
松姫
(
まつひめ
)
『
一粒
(
ひとつぶ
)
の
種
(
たね
)
と
思
(
おも
)
へば
殊更
(
ことさら
)
に
218
いとなつかしく
愛
(
あい
)
らしきかな。
219
両親
(
ふたおや
)
の
此
(
この
)
歌
(
うた
)
ごとを
聞
(
き
)
くならば
220
笑
(
ゑ
)
み
栄
(
さか
)
えなむ
千代
(
ちよ
)
の
心
(
こころ
)
は。
221
親
(
おや
)
となり
子
(
こ
)
と
生
(
うま
)
るるも
先
(
さき
)
の
世
(
よ
)
の
222
奇
(
くし
)
きゆかりのあるものと
知
(
し
)
る。
223
天地
(
あめつち
)
の
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
子
(
こ
)
を
預
(
あづか
)
りて
224
育
(
そだ
)
て
参
(
まゐ
)
らす
事
(
こと
)
ぞ
楽
(
たの
)
しき。
225
吾
(
わ
)
が
生
(
う
)
みし
子
(
こ
)
にしあれども
天地
(
あめつち
)
の
226
霊
(
たま
)
の
籠
(
こも
)
りし
珍
(
うづ
)
の
生宮
(
いきみや
)
』
227
松姫
(
まつひめ
)
『
小北
(
こぎた
)
の
山
(
やま
)
の
松風
(
まつかぜ
)
は
228
いと
穏
(
おだや
)
かに
吹
(
ふ
)
き
起
(
おこ
)
り
229
フサの
御国
(
みくに
)
は
云
(
い
)
ふも
更
(
さら
)
230
月
(
つき
)
の
国
(
くに
)
をば
隅
(
くま
)
もなく
231
恵
(
めぐみ
)
の
雨
(
あめ
)
を
送
(
おく
)
りゆく
232
さはさりながら
産土
(
うぶすな
)
の
233
神
(
かみ
)
とあれます
神柱
(
かむばしら
)
234
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御
(
おん
)
息
(
いき
)
を
235
送
(
おく
)
らせたまふ
御
(
おん
)
ためぞ
236
高姫司
(
たかひめつかさ
)
の
開
(
ひら
)
きたる
237
これの
教
(
をしへ
)
はさかしけど
238
怪
(
あや
)
しき
枝葉
(
えだは
)
を
切
(
き
)
り
棄
(
す
)
てて
239
若芽
(
わかめ
)
をはやし
新鮮
(
しんせん
)
の
240
空気
(
くうき
)
を
吸
(
す
)
ひて
永久
(
とこしへ
)
の
241
春
(
はる
)
の
陽気
(
やうき
)
にまかせなば
242
再
(
ふたた
)
び
開
(
ひら
)
く
春
(
はる
)
の
花
(
はな
)
243
珍
(
うづ
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
となりぬべし
244
蠑螈別
(
いもりわけ
)
や
魔我彦
(
まがひこ
)
の
245
心
(
こころ
)
に
潜
(
ひそ
)
む
曲神
(
まがかみ
)
の
246
厳
(
いづ
)
の
言霊
(
ことたま
)
打
(
う
)
ち
出
(
いだ
)
し
247
夫婦
(
ふうふ
)
心
(
こころ
)
を
合
(
あは
)
せつつ
248
末代
(
まつだい
)
日
(
ひ
)
の
王天
(
わうてん
)
の
神
(
かみ
)
249
上義
(
じやうぎ
)
の
姫
(
ひめ
)
の
名
(
な
)
をかつて
250
誠
(
まこと
)
の
教
(
をしへ
)
を
説
(
と
)
き
諭
(
さと
)
し
251
これの
霊
(
みたま
)
を
天国
(
てんごく
)
に
252
堅磐
(
かきは
)
常磐
(
ときは
)
に
救
(
すく
)
ひ
上
(
あ
)
げ
253
生
(
い
)
きては
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
神
(
かみ
)
となり
254
霊主
(
れいしゆ
)
体従
(
たいじう
)
の
正業
(
まさわざ
)
を
255
豊葦原
(
とよあしはら
)
の
国中
(
くにぢう
)
に
256
宣伝
(
せんでん
)
せしめ
三五
(
あななひ
)
の
257
御稜威
(
みいづ
)
を
四方
(
よも
)
に
輝
(
かがや
)
かし
258
此
(
この
)
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
に
天国
(
てんごく
)
を
259
立
(
た
)
てずばおかじ
惟神
(
かむながら
)
260
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
相生
(
あひおひ
)
の
261
松
(
まつ
)
の
夫婦
(
ふうふ
)
が
謹
(
つつし
)
みて
262
千代
(
ちよ
)
に
八千代
(
やちよ
)
に
願
(
ね
)
ぎまつる
263
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
264
御霊
(
みたま
)
幸倍
(
さちはへ
)
ましませよ』
265
(
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旧一〇・二四
加藤明子
録)
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