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第58巻(酉の巻)
序文
総説
第1篇 玉石混淆
01 神風
〔1476〕
02 多数尻
〔1477〕
03 怪散
〔1478〕
04 銅盥
〔1479〕
05 潔別
〔1480〕
第2篇 湖上神通
06 茶袋
〔1481〕
07 神船
〔1482〕
08 孤島
〔1483〕
09 湖月
〔1484〕
第3篇 千波万波
10 報恩
〔1485〕
11 欵乃
〔1486〕
12 素破抜
〔1487〕
13 兎耳
〔1488〕
14 猩々島
〔1489〕
15 哀別
〔1490〕
16 聖歌
〔1491〕
17 怪物
〔1492〕
18 船待
〔1493〕
第4篇 猩々潔白
19 舞踏
〔1494〕
20 酒談
〔1495〕
21 館帰
〔1496〕
22 獣婚
〔1497〕
23 昼餐
〔1498〕
24 礼祭
〔1499〕
25 万歳楽
〔1500〕
余白歌
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序文
(
じよぶん
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
序文
よみ(新仮名遣い):
じょぶん
通し章番号:
口述日:
1923(大正12)年03月28日(旧02月12日)
口述場所:
皆生温泉 浜屋
筆録者:
北村隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年6月15日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
本巻も例のごとく三日の間に口述編纂をおわりました。三月二十八日に着手以来天候険悪にして、夜見の浜に打ち寄せる激浪怒涛の響きや、ガラス戸を暴風がゆする音、春雨の声、並びに東北となりの旅亭に聞こえる三味線、安来節の声等に合せ、口述の拍子を取りながら諄々として進んで行きます。
「出雲富士ほど苦労はしても 末は松江で気は安来」という歌の文句をしおりとしながら、末の世のため松の神世、五六七の神代の教草の一端にもと、湯茶をガブガブ呑みながら口述台に安臥して神のまにまに述べ終わる。
筆者は加藤、北村両氏にして、前巻も同様なり。惟神御霊の恩頼を慎み感謝し奉る。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2020-05-22 14:35:02
OBC :
rm580001
愛善世界社版:
前付 1頁
八幡書店版:
第10輯 371頁
修補版:
校定版:
前付 1頁
普及版:
前付 1頁
初版:
ページ備考:
001
本巻
(
ほんくわん
)
も
又
(
また
)
例
(
れい
)
の
如
(
ごと
)
く
三日
(
みつか
)
の
間
(
あひだ
)
に
口述
(
こうじゆつ
)
編纂
(
へんさん
)
を
終
(
をは
)
りました。
002
着手
(
ちやくしゆ
)
(
三
(
さん
)
月
(
ぐわつ
)
廿八
(
にじふはち
)
日
(
にち
)
)
以来
(
いらい
)
天候
(
てんこう
)
険悪
(
けんあく
)
にして、
003
夜見
(
よみ
)
の
浜
(
はま
)
に
打寄
(
うちよ
)
する
激浪
(
げきらう
)
怒濤
(
どたう
)
の
響
(
ひび
)
きや、
004
硝子戸
(
がらすど
)
を
暴風
(
ばうふう
)
の
揺
(
ゆす
)
る
音
(
おと
)
、
005
春雨
(
はるさめ
)
の
声
(
こゑ
)
、
006
並
(
ならび
)
に
東北隣
(
とうほくどなり
)
の
旅亭
(
りよてい
)
に
聞
(
き
)
こゆる
三味線
(
しやみせん
)
、
007
安来節
(
やすぎぶし
)
の
声
(
こゑ
)
等
(
とう
)
に
合
(
あは
)
せ
口述
(
こうじゆつ
)
の
拍子
(
ひやうし
)
を
採
(
と
)
りながら
諄々
(
じゆんじゆん
)
として
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
く。
008
出雲
(
いづも
)
富士
(
ふじ
)
ほど
苦労
(
くらう
)
はしても
009
末
(
すゑ
)
を
松江
(
まつえ
)
で
気
(
き
)
は
安来
(
やすぎ
)
010
この
歌
(
うた
)
の
文句
(
もんく
)
を
栞
(
しをり
)
となし
乍
(
なが
)
ら、
011
末
(
すゑ
)
の
代
(
よ
)
のため
松
(
まつ
)
の
神
(
かみ
)
、
012
五六七
(
みろく
)
の
神代
(
かみよ
)
の
教草
(
をしへぐさ
)
の
一端
(
いつたん
)
にもと、
013
油
(
あぶら
)
の
渇
(
かわ
)
きし
口車
(
くちぐるま
)
、
014
湯茶
(
ゆちや
)
をガブガブ
呑
(
の
)
みながら、
015
口述台
(
こうじゆつだい
)
に
安臥
(
あんぐわ
)
して
神
(
かみ
)
の
儘
(
ま
)
に
儘
(
ま
)
に
述
(
の
)
べ
終
(
をは
)
る。
016
筆者
(
ひつしや
)
は
加藤
(
かとう
)
、
017
北村
(
きたむら
)
両氏
(
りやうし
)
にして
前巻
(
ぜんくわん
)
も
同様
(
どうやう
)
なり。
018
アア
惟神
(
かむながら
)
御霊
(
みたま
)
の
恩頼
(
ふゆ
)
を
謹
(
つつし
)
み
感謝
(
かんしや
)
し
奉
(
まつ
)
る。
019
大正十二年三月三十日午后三時
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(N)
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