霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一章 常世(とこよ)会議(くわいぎ)〔一五一〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 篇:第1篇 八洲の川浪 よみ(新仮名遣い):やすのかわなみ
章:第1章 常世会議 よみ(新仮名遣い):とこよかいぎ 通し章番号:151
口述日:1921(大正10)年12月15日(旧11月17日) 口述場所: 筆録者:出口瑞月 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年3月30日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
国治立命は何度も聖地の主任の神を変えたが、ことごとく失敗していた。しかし剛直な国治立命は、天地の律法を厳守することを部下に命じ続けた。
八王大神・常世彦は世界の八王・八頭を常世城に招集し、聯合を作った。また、大自在天・大国彦とはかって世界神人の国魂会議を開き、国治立命を糾弾しようとした。
八王・八頭のうち、八王大神に屈しなかったのは万寿山だけであった。八王大神は万寿山に使者を送って脅迫した。曰く、常世会議に参加しなければ、万寿山を総攻撃する、と。
八王である磐楠彦や万寿山に蟄居していた大八洲彦命らは、万寿山が常世会議に代表を出席させることに反対した。一方、八頭の瑞穂別は万寿山安泰のために、参加を主張した。
万寿山の八王・磐楠彦は瑞穂別に命じて、神示を請うことにした。結果は参加すべきではない、との厳命であった。瑞穂別は神慮に反する主張をした前非を悔い、万寿山は一致して常世会議への反対を表明し、八王大神に不参加を通告した。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-04-29 16:57:46 OBC :rm0401
愛善世界社版:9頁 八幡書店版:第1輯 375頁 修補版: 校定版:11頁 普及版:5頁 初版: ページ備考:
001 太古(たいこ)神界(しんかい)経綸(けいりん)神業(しんげふ)は、002最初(さいしよ)稚桜姫(わかざくらひめの)(みこと)天則(てんそく)違反(ゐはん)によりて瓦解(ぐわかい)し、003つぎに国直姫(くになほひめの)(みこと)神政(しんせい)となり、004これまた(ひめ)(みこと)地上(ちじやう)見捨(みす)天上(てんじやう)帰還(きくわん)されしため、005大八洲彦(おほやしまひこの)(みこと)神政(しんせい)(うつ)りける。006いづれも国治立(くにはるたちの)(みこと)統轄(とうかつ)のもとに、007神政(しんせい)経綸(けいりん)奉仕(ほうし)したまひけり。008つぎには天上(てんじやう)より高照姫(たかてるひめの)(みこと)009()高天原(たかあまはら)にくだりて神政(しんせい)経綸(けいりん)神業(しんげふ)奉仕(ほうし)し、010またもや瓦解(ぐわかい)運命(うんめい)におちいり、011ついで沢田彦(さはだひこの)(みこと)(てん)より(くだ)りて国治立(くにはるたちの)(みこと)のもとに神政(しんせい)経綸(けいりん)神業(しんげふ)奉仕(ほうし)し、012大破壊(だいはくわい)馴致(じゆんち)して、013またもや地上(ちじやう)()天上(てんじやう)(かへ)りたまひたるなり。
014 国治立(くにはるたちの)(みこと)幾度(いくど)主任(しゆにん)(かみ)()ふるも失敗(しつぱい)()し、015あたかも(かに)手足(てあし)をもぎ()られたるごとくに途方(とはう)()れたまひける。016されど性来(せいらい)剛直(がうちよく)端正(たんせい)なる国治立(くにはるたちの)(みこと)は、017天地(てんち)律法(りつぱふ)厳守(げんしゆ)して、018いかなる難局(なんきよく)(くわい)するも(がう)(くつ)せず、019部下(ぶか)諸神人(しよしん)にむかつて律法(りつぱふ)寸毫(すんがう)干犯(かんはん)すべからざることを厳格(げんかく)(めい)じたまひしがために()高天原(たかあまはら)主任者(しゆにんしや)は、020しばしば更迭(かうてつ)したりける。
021 常世(とこよ)(くに)八王(やつわう)大神(だいじん)()(いつ)すべからずとして、022世界(せかい)各山(かくざん)各地(かくち)八王(やつわう)八頭(やつがしら)常世城(とこよじやう)召集(せうしふ)謀議(ぼうぎ)()らさむと、023(あま)鳥舟(とりぶね)四方(しほう)()(かみ)正邪(せいじや)(ろん)なく、024智愚(ちぐ)(くわん)せず一所(ひとところ)(あつ)めて、025八王(やつわう)八頭(やつがしら)聯合(れんがふ)(はか)りたり。026また一方(いつぱう)には自在天(じざいてん)大国彦(おほくにひこ)内々(ないない)協議(けふぎ)()げおき、027世界(せかい)神人(かみがみ)国魂(くにたま)会議(くわいぎ)(ひら)かむとせり。
028 すなはち八王(やつわう)大神(だいじん)(がは)よりは美山彦(みやまひこ)029国照姫(くにてるひめ)030魔我彦(まがひこ)031魔我姫(まがひめ)032清熊(きよくま)033竜山別(たつやまわけ)034蠑螈別(いもりわけ)035八十(やそ)枉彦(まがひこ)036朝触(あさふれ)037夕触(ゆふふれ)038日触(ひふれ)039山嵐(やまあらし)040広若(ひろわか)041舟木姫(ふなきひめ)042田糸姫(たいとひめ)043鬼若(おにわか)044猿姫(さるひめ)045広依別(ひろよりわけ)らの諸神人(しよしん)出席(しゆつせき)することとなりにける。
046 大自在天(だいじざいてん)大国彦(おほくにひこ)(がは)よりは、047大鷹彦(おほたかひこ)048中依別(なかよりわけ)049牛雲別(うしくもわけ)050蚊取別(かとりわけ)051蟹雲別(かにくもわけ)052藤高別(ふぢたかわけ)053鷹取別(たかとりわけ)054遠山別(とほやまわけ)055醜国別(しこくにわけ)056倉波(くらなみ)057蚊々虎(かがとら)058荒虎別(あらとらわけ)059国弘別(くにひろわけ)060出雲別(いづもわけ)061高彦(たかひこ)らの神人(かみがみ)062堂々(だうだう)として出席(しゆつせき)したり。
063 また十二(じふに)八王(やつわう)八頭(やつがしら)神司(しんし)は、064万寿山(まんじゆざん)磐樟彦(いはくすひこ)065瑞穂別(みづほわけ)(のぞ)くほかは、066全部(ぜんぶ)出席(しゆつせき)することとなりけり。067しかるに常世(とこよ)(くに)八王(やつわう)大神(だいじん)より、068ぜひ出席(しゆつせき)すべく数多(あまた)鳥舟(とりぶね)(ひき)ゐ、069蠑螈別(ゐもりわけ)をして万寿山(まんじゆざん)急使(きふし)(つか)はしていふ、
070神界(しんかい)統一(とういつ)のため、071平和(へいわ)のための会議(くわいぎ)出席(しゆつせき)なき(とき)は、072一大(いちだい)団結力(だんけつりよく)をもつて貴下(きか)神界(しんかい)現界(げんかい)一般(いつぱん)破壊者(はくわいしや)とみなし、073これを討伐(たうばつ)するのやむを()ざるに(いた)らむ』
074脅喝(けふかつ)(てき)信書(しんしよ)をもつて()たらしめたりけるに、075万寿山(まんじゆざん)(じやう)にては大八洲彦(おほやしまひこの)(みこと)076磐樟彦(いはくすひこ)以下(いか)神人(かみがみ)らは(にはか)会議(くわいぎ)(ひら)かれにける。
077 磐樟彦(いはくすひこ)強剛(きやうがう)なる態度(たいど)()していふ、
078『たとへ世界(せかい)神人(かみがみ)らが一束(ひとたば)となつて万寿山(まんじゆざん)押寄(おしよ)せくるとも、079(われ)霊鷲山(れいしうざん)(かみ)(ちから)によりて引受(ひきう)け、080数百(すうひやく)千万(せんまん)敵軍(てきぐん)をただ一息(ひといき)伊吹(いぶき)吹払(ふきはら)退()け、081天地(てんち)律法(りつぱふ)精神(せいしん)によりて天下(てんか)千妖(せんえう)万魔(ばんま)言向(ことむ)和合(やは)し、082国治立(くにはるたちの)(みこと)神慮(しんりよ)(かな)ひたてまつれる大神世(だいしんせい)樹立(じゆりつ)せむ。083()ける(まこと)(かみ)神力(しんりき)には、084如何(いか)なる邪神(じやしん)も、085悪魔(あくま)(てき)()べきものにあらず。086今回(こんくわい)常世(とこよ)会議(くわいぎ)常世彦(とこよひこ)087大国彦(おほくにひこ)大陰謀(だいいんぼう)発露(はつろ)なればかかる会議(くわいぎ)相交(あひまじ)はり、088相口合(あひくちあ)ふは巨石(きよせき)(いだ)きて(うみ)(とう)ずるよりも危険(きけん)なれば、089当山(たうざん)神司(かみがみ)一柱(ひとはしら)といへども出席(しゆつせき)すべからず』
090主張(しゆちやう)したりければ、091大八洲彦(おほやしまひこの)(みこと)第一(だいいち)八王神(やつわうじん)磐樟彦(いはくすひこ)(せつ)賛成(さんせい)()(へう)し、092(だん)じて出席(しゆつせき)すべからずと主張(しゆちやう)したまへり。
093 ここに瑞穂別(みづほわけ)()(あが)り、
094大八洲彦(おほやしまひこの)(みこと)095磐樟彦(いはくすひこ)()説示(せつじ)は、096(じつ)にもつとも千万(せんばん)次第(しだい)なれども、097時世(ときよ)時節(じせつ)(ちから)には(かう)すべからず。098よろしく時代(じだい)趨勢(すうせい)順応(じゆんおう)するをもつて、099神政(しんせい)経綸(けいりん)必要事(ひつえうじ)(おも)ふ。100すみやかに当山(たうざん)より(いづ)れかの神司(しんし)(つか)はして、101今回(こんくわい)大会議(だいくわいぎ)(れつ)せしめたまへ。102万々一(まんまんいち)にも出席(しゆつせき)(のぞ)まざる神司(かみがみ)数多(あまた)ありとせば、103(ねが)はくば(われ)使者(ししや)として派遣(はけん)せしめたまへ。104いかに霊鷲山(れいしうざん)神人(かみがみ)らの威徳(ゐとく)(つよ)くとも、105国治立(くにはるたちの)(みこと)制定(せいてい)せられし律法(りつぱふ)一端(いつたん)()るることありとも、106今回(こんくわい)神集(かむつど)ひに出席(しゆつせき)せざらむか、107世界(せかい)神人(かみがみ)らに万寿山(まんじゆざん)神司(しんし)らは、108世界(せかい)平和(へいわ)破壊(はくわい)する邪神司(じやしん)として一斉(いつせい)攻撃(こうげき)さるるも、109答弁(たふべん)(ことば)なかるべし。110(いま)当山(たうざん)(じつ)危急(ききふ)存亡(そんばう)(とき)なり。111(われ)らは神界(しんかい)現界(げんかい)平和(へいわ)のために(しひ)出席(しゆつせき)()決定(けつてい)されむことを希望(きばう)(いた)りに()へず』
112主張(しゆちやう)したりければ、113神司(かみがみ)らはこの()光景(くわうけい)()ていかになりゆくかと、114各自(かくじ)固唾(かたづ)()みてひかへゐる。115このとき神国別(かみくにわけの)(みこと)()つて、116瑞穂別(みづほわけ)出席説(しゆつせきせつ)大々(だいだい)(てき)反対(はんたい)(とな)へける。
117 瑞穂別(みづほわけ)はおほいに(いか)りて、
118貴下(きか)らは天地(てんち)律法(りつぱふ)(やぶ)り、119国治立(くにはるたちの)(みこと)より当山(たうざん)()(あづ)け、120()食客(しよくきやく)となりし神司(しんし)なれば、121八頭神(やつがしらがみ)たる我々(われわれ)所説(しよせつ)容喙(ようかい)すべき資格(しかく)なし。122退場(たいぢやう)あれ』
123(こゑ)(ふる)はせながら顔色(がんしよく)()のごとくなりて怒鳴(どな)りつけたり。
124 ここに大八洲彦(おほやしまひこの)(みこと)125神国別(かみくにわけの)(みこと)126言霊別(ことたまわけの)(みこと)127大足彦(おほだるひこ)(せき)()つて退場(たいぢやう)したりけり。
128 あとに瑞穂別(みづほわけ)(かた)をいからせ、129(ひぢ)()り、130居丈(ゐた)(だか)になりて、131八王神(やつわうじん)磐樟彦(いはくすひこ)出席(しゆつせき)正当(せいたう)なる理由(りいう)千言(せんげん)万語(ばんご)()をつくし理義(りぎ)(あか)して()(せま)りけり。132城内(じやうない)諸神司(しよしん)賛否(さんぴ)相半(あひなかば)し、133いづれとも決断(けつだん)()かざりにける。134磐樟彦(いはくすひこ)()つて、
135最早(もはや)この(うへ)神示(しんじ)(したが)ふのほかに(みち)なし。136(なんぢ)瑞穂別(みづほわけ)神殿(しんでん)拝跪(はいき)し、137(みずか)神勅(しんちよく)()ひ、138神示(しんじ)によりて出否(しゆつぴ)(けつ)せよ』
139一言(いちごん)(のこ)して退席(たいせき)したり。140ここに瑞穂別(みづほわけ)(ただち)月宮殿(げつきうでん)参拝(さんぱい)し、141今回(こんくわい)事件(じけん)にたいする神示(しんじ)(うやうや)しく奉伺(ほうし)したるに、142たちまち瑞穂別(みづほわけ)身体(しんたい)は、143麻痺(まひ)して微動(びどう)だもできずなりぬ。144(したが)ひきたれる瑞穂姫(みづほひめ)俄然(がぜん)帰神(かむがかり)となり、145身体(しんたい)上下(じやうげ)左右(さいう)震動(しんどう)しはじめ、146(はや)くも(くち)()りし憑神(ひようしん)はいふ、
147(われ)国治立(くにはるたちの)(みこと)荒魂(あらみたま)148奇魂(くしみたま)なり。149今回(こんくわい)神集(かむつど)ひは常世彦(とこよひこ)150大国彦(おほくにひこ)一派(いつぱ)周到(しうたう)なる陰謀(いんぼう)()づるものなれば、151当山(たうざん)神司(かみがみ)一柱(ひとはしら)といへども出席(しゆつせき)すべからず。152今後(こんご)いかなる難関(なんくわん)()ふことありとも、153よく(しの)ぶべし。154第二(だいに)神界(しんかい)経綸(けいりん)聖場(せいぢやう)なれば、155当城(たうじやう)のみは(けつ)して(てき)蹂躙(じうりん)さるるがごときことなし。156真正(しんせい)(ちから)ある神司神人(かみがみ)をして、157五六七(みろく)出現(しゆつげん)()までは(かた)守護(しゆご)せしめむ。158(ゆめ)(うたが)ふことなかれ』
159宣言(せんげん)して、160(ひめ)体内(たいない)より()()りたまひぬ。161それと同時(どうじ)(ひめ)身体(しんたい)はもとに(ふく)しける。162この神勅(しんちよく)様子(やうす)見聞(けんぶん)しゐたる瑞穂別(みづほわけ)は、163おほいに前非(ぜんぴ)悔悟(くわいご)し、164心中(しんちう)にて大神(おほかみ)謝罪(しやざい)すると同時(どうじ)瑞穂別(みづほわけの)(みこと)身体(しんたい)また(きう)(ふく)自由(じいう)自在(じざい)となりぬ。165()りて(ただ)ちに大神(おほかみ)感謝(かんしや)し、166荘厳(さうごん)なる報本(はうほん)反始(はんし)祭典(さいてん)挙行(きよかう)し、167八王(やつわう)大神(だいじん)および大八洲彦(おほやしまひこの)(みこと)以下(いか)神司(かみがみ)らに陳謝(ちんしや)し、168万寿山(まんじゆざん)神人(かみがみ)一柱(ひとはしら)出席(しゆつせき)せざる(よし)常世(とこよ)(くに)使者(ししや)にむかつて、169断乎(だんこ)として宣示(せんじ)したりける。170常世(とこよ)使者(ししや)171蠑螈別(いもりわけ)拍子(へうし)ぬけしたる顔色(かほいろ)にて、172一同(いちどう)神人(かみがみ)をさもいやらしき()にて(にら)みつけ、
173勝手(かつて)にされよ。174後日(ごじつ)()いをのこされな』
175捨台詞(すてぜりふ)をのこして(あま)鳥舟(とりふね)()り、176あまたの従者(じゆうしや)とともに常世(とこよ)(くに)(かへ)りける。
177大正一〇・一二・一五 旧一一・一七 出口瑞月

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