霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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附録 第二回高熊山参拝紀行歌

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第4巻 霊主体従 卯の巻 篇:後付 よみ(新仮名遣い):
章:附録 第二回高熊山参拝紀行歌 よみ(新仮名遣い):たかくまやまさんぱいきこうか 通し章番号:
口述日:1921(大正10)年12月15日(旧11月17日) 口述場所: 筆録者:出口瑞月 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年3月30日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]: 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2017-04-03 02:01:37 文字数:8248 OBC :rm049901
愛善世界社版:313頁 八幡書店版:第1輯 修補版: 校定版:311頁 普及版: 初版: ページ備考:「第二回高熊山参拝紀行歌」は、愛世版では第4巻末に収録されている。校定版では第6巻末に収録されており、注意書きとして「旧版では第四巻掲載のものを本巻にかかげさせて頂きました。」と書いてある。
001      王仁作
 
002 高熊山参拝者名簿
003   (大正十一年二月五日)
 
004   (一)
005大き正しき壬(みづのえ)の
006戌(いぬ)の節分祭すみて
007神の出口の道王く
008仁慈の三代の開け口(出口王仁三郎)
009直く正しく澄渡る
010心も清き大空二(出口直澄)
011大本瑞祥会々長
012湯川貫一始めとし(出口大二)
013神徳高木高熊の
014四十余り八ツの宝座をば(湯川貫一)
015拝して神慮を息めむと
016金鉄溶かす信仰の(高木鉄男)
017心も固き益良男が
018御国に尽す真心は
019天地の神もうべなひて
020雲井の上に留五郎(井上留五郎)
021神と君とに捧げむと
022孕む誠は世の人の
023夢にも知らぬ岩田帯
024二十五年の久しきを(岩田久太郎)
025耐り詰めたる太元の
026前の教主の王仁三郎
027教の花も桜井の
028一視同仁神界の(桜井同仁)
029経綸に開く白梅の
030四方に薫るを松心(松村仙造)
031村雲四方に掻別けて
032須弥仙山にこしを掛け
033天地を造りし大本の
034神の稜威は内外の(外山豊二)
035国々嶋々山川に
036豊二あらはれ北の空(原あさ)
037光もつよき天の原
038あさぢケ原もいやひろこ(原ひろこ)
039遠き近きの別ちなく
040世はあし引の山ふかみ(遠山一仁)
041神人一致仁愛の
042祥たき御代となりぬらむ
043東は小雲西四ツ尾
044川を隔つる吉美の里(東尾吉雄)
045中に雄々しき竜やかた
046節分祭も相すみて
047同じ心の信徒(まめひと)が
048さきを争ひステーション(同さき)
049汽車に揺られて勇ましく
050東尾さして進み行く(東尾万寿)
051名さえ芽出度万寿苑
052瑞祥会の大本部(森良仁)
053神の真森も良仁の
054和知の高橋打ち渡り(高橋常祥)
055常磐の松の心もて
056瑞祥閣に入りにけり
057大井の河も名をかへて
058保津の谷間降り行く(河津雄)
059水勢益々雄大に
060鳴り響くなる高熊の
061小竹小柴の中分けて
062玖仁武彦や小和(さわ)田姫(小竹玖仁彦)
063神の聖跡を慕ひつつ
064常磐の松の色も吉く(小沢常吉)
065茂りて高井神の山
066いこう間もなく登り行く(高井こう)
067田二と谷とに包まれし
068巌に繁る一ツ葉の(田二谷繁)
069色青々と威勢よく
070栄え三谷の眺め良し(三谷良一郎)
071一行二百五十人
072祝詞の声も清郎に
073藤蔓生ふる坂道を
074津たいて暹む神の子が(藤津暹)
075同じ心の神の道
076ひさを没する草原を(同ひさ)
077射る矢の如く走り岸
078役員信者が金鉄の(矢岸金吉)
079誠の心ぞ雄々しけれ
080色吉く重れる松の山(重松健義)
081健固(たつしや)の足の進み義く
082浜端ならぬ池の端(浜端善一)
083善男美女の一隊は
084森の下路永々と(森永熊太)
085熊もつつまず太どりゆく
086   (二)
087甲子(きのえね)四月江頭がしら
088右も左も知らぬ身の(江頭右門)
089門口あけて上り行く
090大原山や経塚を(上原芳登志)
091上るを芳登志神風や
092福井の空を笠に着て(福井又次郎)
093又もや進む神の山
094次第に倉き馬の瀬の(倉瀬吉稚)
095ながめ吉ろしく稚雄が
096奥山さして夜の道
097いなむ由なき稲川の
098いと泰らけく渡り行く(稲川泰造)
099神の造りし蛙岩
100右手にながめて薄原
101山口近くなりければ
102恒に似合ぬ山彦の(山口恒彦)
103とどろく声をしるべにて
104一視同仁博愛の(同安子)
105神のふところ安々(やすやす)と
106足を早めて長谷川や(長谷川八重子)
107八重津草村藤の蔓
108ふみ分け進む太間子原(津村藤太郎)
109拓く道芝茂り行く
110神の教えぞたふとけれ
111   (三)
112吾故郷に勝たれる
113神の御山哉世を渡す(吾郷勝哉)
114小幡の橋の本清く
115流るる瑞の水勢は(橋本瑞孝尼)
116忠孝々と響くなり
117由緒も深き宮垣内(垣口長太郎)
118神の出口の長として
119世の太元の大神の
120珍の言霊神賀(かむほぎ)の
121亀の瑞祥も充ち太郎(大賀亀太郎)
122五六七の御代を松浦の
123教の道もいち治郎し(松浦治郎助)
124人力車に助けられ
125気は針弓の遠き道(針谷又一郎)
126谷又谷を一越えに
127円満清郎太祝詞
128古き記憶を田どりつつ
129初めて九郎の味を知り(古田初九郎)
130名さへ目出度亀岡の
131森良仁氏東尾氏(岡森常松)
132常磐の松の心もて
133久方ぶりに勇ましく(久勇蔵)
134登りて行く蔵楽しけれ
135梅花の薫る神の村(梅村隆保)
136隆々昇る朝日影
137天保爺(おやじ)の阿房面(房前市三)
138お前はよつぽど市助と
139三くびられたる皮堤(堤嘉吉)
140安本丹の嘉すてらと
141吉くも言はれぬ吉松野(吉野光俊)
142伜の力光る俊
143曽我部穴太の宮垣内(宮内喜助)
144上田喜三郎の野呂助も
145青鼻垂らした幼年野(青野郁秀)
146小さき心に馥郁と
147包みし神力現はれて
148人に秀れた神の術
149ねがい金井のえみ深く(金井のえ)
150神の教にしたがひて
151佐伯ませうと山路を(佐伯史夫)
152史わけ進む大丈夫の
153宇城も見ずに信仰の(宇城信五郎)
154日五郎の力試めさむと
155土ン百姓の小伜が
156しけこき居宅を立て出でて
157重い身体夫運びつつ(土居重夫)
158岩石ふみ別けまつ崎に
159よこ米もふらず上り行く(石崎米吉)
160心持吉き高倉の
161山に成りなる神の徳(倉成徳郎)
162ワンパク野郎が関々と
163谷川渉るも世の為二(関川為二郎)
164つくさむものと三ツ栗の
165中執臣のそのみすえ(中安元務)
166安閑坊の喜楽人
167世の太元の神務をば
168清く尽さにやおか内藤
169いち目散に神の道(内藤いち)
170心も身をも投げ島田
171とくに解かれぬ神の文(島田文)
172どうかこう加藤案じつつ
173神の光に照されて(加藤明子)
174心の空も明けにけり
175   (四)
176吉野の花の開く時
177時子そよけれ神徳を(吉野時子)
178重ぬる春と村肝の
179心も敏く雄々しくも(徳重敏雄)
180長井夜道の露亨けて
181二つなき身を山の中(長井亨二)
182谷川こえて松の木の
183繁り栄ゆる高蔵の(中川繁蔵)
184神山目当てに只一人
185神谷仏を頼りとし(神谷千鶴)
186千年の松に鶴巣ぐふ
187神世に早く渡辺の(渡辺淳一)
188至粋至淳の善の道
189只一と筋に立て通し
190その功績も大久保の
191世界一と蔵響くなり(大久保一蔵)
192   (五)
193浦安国の神徳を
194顕はす道は敬神と(安徳敬次)
195次に尊皇愛国心
196松岡神使の世の中を(松岡均)
197治めて桝掛ひき均(なら)す
198教の花の道開き(開徳蔵)
199神の御徳蔵たふとけれ
200山川野辺に崎匂ふ(野崎信行)
201信の花のまつりごと
202行ひま森東の(森山登)
203山の尾ノ上に旭影
204登るが如き祥瑞の
205五六七の御代は昔より
206例しも内藤歓びつ(内藤正照)
207斯の世を渡る正人の
208頭に神の光り照る
209春の緑の若林
210家支しげき神の国(若林家支(いへかず))
211万世の亀玉の井に
212遊ぶ目出度き巌の御代(亀井巌義)
213仁義の君の知召す
214豊葦原の中津国(中森篤正)
215神のま森のいや篤く
216世人の行ひ正しくて
217人跡絶えし山中も
218きくの薫りの芳ばしく(山中きく)
219下万民も上窪も
220純み渡り行く雄々しさよ(上窪純雄)
221多田何事も百の玖仁
222麿く治まり開けつつ(多田玖仁麿)
223一視同仁神の道
224正義に強き益良雄の(同義雄)
225胸も鈴し木源之
226瑞の御魂の助け神(鈴木源之助)
227古木神代の有様を
228物語りつつ民草の(古木民三郎)
229迷を開く三ツ葉彦
230綾の高天にあらはれて
231音吐郎々述べ立つる
232宇宙のほ加納空に立ち(加納森市)
233神のま森の市の森
234忠義一途の人生は(森義一)
235一度は参れ皇神の
236教の元の修行場(生一正雄)
237道は正しく雄大に
238天下に伝はる麻柱の(同つね)
239教の花はつねならず
240和光同塵今の世の
241世の持方を根本より
242同じ心の道の友(同清子)
243力協はせて清め行く
244災(わざは)ひ多き世の中の
245村雲四方に掻分けて
246誠つくしの神のみよ(中村みよ)
247古きを捨てて新しく
248心の海に日月の(新海留吉)
249影を留めて住吉の
250神の稜威も有が田く(有田九皐)
251千年の鶴は九皐に
252翼を並べ神の代を
253謳ふときはの松の国
254四方の国土を玉の井の(土井靖都)
255水に清めて靖都と
256治むる御代も北の空(北村隆光)
257村雲ひらく星の影
258隆く光る世ぞ来るときく(同きく)
259アヽ有が田き加美代ぞ登
260天津神たち八百万(有田美登)
261国津神たち八百万
262民草けもの虫けらも
263同じ恵の露を浴み
264義夫あしきを超越し(同義夫)
265仁慈の雨の森きたる
266月日を松の大本の(雨森松吉)
267神の館ぞ楽もし吉(き)
268坂え目出度木日の本は(坂木義一)
269仁義一途の神の国
270湯津桂木の浅からぬ(湯浅寛康)
271神の御陰は寛康
272聖の御代のいま近藤(近藤国広)
273まつ国民の胸の内
274広く清けく田のもしく(清田西友)
275西洋(から)国人も友々に
276雲井ノ上に坐す神の(井上頼次)
277力を頼り次々に
278集り来る神の前
279亀の齢の田のもしく
280斯世の親とあれませる(亀田親光)
281神の光を道の辻
282山の奥までいと安く(辻安英)
283照らす梅花の英の
284中井しずまるこの教(中井しず)
285一同順次に味ひつ
286大原山や西山の(同順次郎)
287谷を佐して六合治の
288皇大神の御教を(大西佐六)
289谷具久渡る国の端(はて)
290神を敬ひ世の人を(大谷敬祐)
291祐け渡して六道の
292辻にさまよふ正人を(辻正一)
293誠一つの善の道
294神の宮なる人の身を(宮田光由)
295田すけ光らすことの由
296四方の国々伝(つた)遠藤(遠藤鋭郎)
297精新気鋭の神司
298鳴る言霊も朗かに
299天地に響く勇ましさ
300   (六)
301松樹茂れる神の森
302岩窟の前に端坐して(森礼子)
303神に御礼の祝詞子と
304浅桐山に立ち籠めて(桐山綾子)
305綾に畏子き久方の
306高天原と田々へつつ(原田益市)
307天の益人市なして
308東や西や北南(西村寿一)
309四方の国人村寿々目
310一度に開く言霊の
311花咲き匂ふ千引岩
312この堅城に信徒達(岩城達禅)
313座禅の姿勢を取り乍ら
314怪し木心の村雲を(木村敬子)
315伊吹払ひて天地の
316神を敬ひ真心を
317煉りて仕ふる神の子の
318同じ思ひは八百よね子(同よね子)
319杵築の宮に神集ひ
320世の悉々を神議り
321議らせ玉ふ神の徳
322重き使命もい佐三つつ(徳重佐三郎)
323三郎九(みろく)の神の御使ひ
324武内宿禰の代へ御魂(武内なか)
325なかき月日を送りまし
326小松林と現はれて(同久米代)
327この一同の信徒に
328久米ども尽きぬ神の代の
329その有様をた上倉
330あきらめ諭し玉はんと(上倉あきこ)
331天地兼ぬる常磐木の
332松の大道を教ゑつつ(兼松ゑつ)
333伊賀しき稜威もうしとらの
334隅にかくれて世を衛る(伊賀とら)
335藤き昔の襄と姥
336神代一代耐へ忍び(衛藤襄一郎)
337現はれ出でし沢田姫
338豊栄昇りに記し行く(沢田豊記)
339奇しき神代の物語り
340聞くも嬉しき十四夜(いざよひ)の
341空に輝やく月の影
342西山の尾に舂きて(西尾愛蔵)
343明くれば二月十五日
344仁愛(みろく)の教を胎蔵し
345上田の家に帰りたる
346中の五日のおしまれぬ(田中しま)
347上田野家に生まれたる
348年も二八の喜三郎(上野豊)
349豊国姫の教受け
350吾家に帰り北の里(北里利義)
351利益を捨てて義に勇む
352心とこそは成にけり
353皇大神の御教は
354いよいよ深く浩くして(大深浩三)
355普く天地に三ツの魂
356過ぎ西罪の除け島い(西嶋新一)
357心(こころ)新らしく一つ道
358柴り附い田る元の垢(柴田元輔)
359神の輔けに拭はれて
360漸やく佐藤りし神心(佐藤六合雄)
361御六合雄思ふ村肝の
362心の中島恒也の(中島恒也)
363塵も消え失せ心地吉し
364浜の真砂の数々を(吉浜芳之助)
365花芳ばしき大神之
366助けに生れ変りつつ
367神と同じく暉りにけり(同暉)
368   (七)
369佐藤りの道を貞やかに
370吉く諾なひし信徒は(佐藤貞吉)
371神の御徳を慕ひつつ
372大島小島に出修し(小島修吾)
373心も垢も荒波の
374吾の身魂を清めむと
375嶋の中なる神の嶋
376卯の花匂ふ大三空(中島卯三郎)
377朝日受けつつ五里の路
378つ田井て進む正男(日田井正男)
379女も共にまひ鶴の
380狼の面高き中塚見(高塚忠俊)
381暗礁危ふく避け乍ら
382忠勇義烈の俊才や
383小児も交り漕ぎ渡る
384よろこび泉の涌く如く(小泉清治)
385清く治まる小島沖
386義侠の心富永の(富永熊次郎)
387波路熊なく次々に
388島へ島へと行く船も
389波と浪との谷あ井を
390又もや潜る面(おも)四郎さ(谷井又四郎)
391舞鶴丸を忠心に
392教祖の神の一隊は(鶴丸忠一)
393心も清く進みけり
394   (八)
395斎きまつれる藤津代の
396神の吉言を次々に(斎藤吉次)
397異口同音に唱へつつ
398神のまさ道ふみて行く(同まさ)
399堅き心の信徒は
400百のなやみも伊東ひなく(伊東きくよ)
401神声きくよの嬉しさに
402世の大本野金の神(大野金一)
403善一と筋を田て通ほす
404その真心ぞ神の村(田村慶之助)
405至慶至祥之限りなり
406助けも著るき金神の
407錦織りなすいさをしは
408日に夜に月に益太郎(金織益太郎)
409上中下なる三段の
410神の御魂ぞ崎はひて(三段崎みち)
411円く治まる神のみち
412世人救はにや岡崎の(岡崎よしの)
413花もよしのの芳ばしく
414ながめ吉田の十曜の紋(吉田紋助)
415助けよま森田まへかし
416誠の道も富太郎(森田富太郎)
417千倉の置戸を負ひながら
418世人に心掛巻も(倉掛徳義)
419畏こき神の御(おん)威徳
420仰ぐもき義上(よしかみ)の園(上園権太郎)
421無限の権威並びなく
422充ち太郎なり三ツの魂
423宝も沢に人清く
424親しみ睦ぶ至治太平(三沢治平)
425国の中村おだやかに
426進む神徳著治郎し(中村徳治郎)
427   (九)
428高天原は取わけて
429太宮柱たかみ蔵(高取太蔵)
430斎ひ奉る藤みゆき空
431ふるき千年の松ケ枝に(斎藤みゆき)
432鶴も巣を組み治まれる
433国の稜威も高橋や(同鶴治)
434栄え二栄えます鏡
435福知田辺の外がこひ(高橋栄二)
436筆の林の茂り合ふ
437三柱神の崎はひて(田辺林三郎)
438国を保つ之助け船
439命の親の千田五百田(神崎保之助)
440前田に満つる稲の波
441有りあり見ゆる働きの(前田満稲)
442続く限りの真心は
443黄金の色の秋の野辺(有働続)
444心持ち良き正人の
445教に魂を奥村の(真金良人)
446誠一つに晋むなり
447難波ン鉄次のいやかたき(奥村晋)
448日本心は万代の
449亀鑑とこそは知られけり(難波鉄次)
450遠き山道太どりつつ
451そ郎そろ開く神の教(亀山道太郎)
452藤の神山を田子の浦
453武蔵甲斐より眺むれば(藤田武寿)
454寿ぎ祝ふ白扇の
455末広々と白雲や
456吉田の時雨治まりて
457金字の山姿いと気善(きよ)し(吉田時治)
458国の誉れもいち次郎く
459根占かなめや忠孝の(金山善次郎)
460道明らけき大本の
461教の園は天の原(根占忠明)
462かきわけ来る神の筆
463固く信次て疑はず(園原信次)
464よしも芦きも沢々に
465世はひさ方のいつまでも(芦沢ひさ)
466曽加部の里に鳴瀰る
467神を斎ける藤原氏(加部瀰(わたる))
468栄華の夢は一朝に
469消えた家系の上田姓(斎藤栄一)
470沖野かもめのいと長く
471行き交ふごとく造作なき(神野長造)
472筆の運びの信司(しんじ)つは
473神人ならば分かるべし(同信司・同かる)
474   (十)
475いかに手荒井兵もの之
476勢ひたけく攻め来とも(荒井兵之助)
477神の守に助けます
478親の心も暖かに
479小川(こがは)いがりいたはりて
480人の愛にもいや政り(小川政男)
481国に心を男木村の
482大御めぐみぞ尊とけれ(木村伴太郎)
483教の伴の充ち満てる
484太元神の開きたる
485誠の道の牧ばしら
486慎み仕へ平けく(牧慎平)
487村雲払ふ上林
488治まる御代もいと長井(村上林治)
489吉事は日五郎次々に
490大き小さきまがつ神(長井吉五郎)
491原ひ清むる竹箒
492三つの御魂の現はれて(小原竹三郎)
493高熊山の神の教
494彼岸に波も平けく(高岸平八)
495渡す八百重の游藤田か亀
496神のみいづぞ雄々しけれ(藤田亀雄)
497黒白も分かぬ暗の世の
498田からとあがめ歓こひて(黒田ひで)
499天津祝詞に曲の霊
500かたく藤岡世は澄ぬ(藤岡澄)
501大山小山かきわけて
502昇る朝日の影清く(小山昇)
503桧木杉生ふ山かげに
504光も当る一と筋の(杉山当一)
505神の御綱につながれて
506道安々藤唯一人(安藤唯夫)
507日本大丈夫進み行く
508神の恵も浅からず(浅田正英)
509上田正英九日の
510月に照らされ青木原(青木久二)
511久二も病まず小杉原
512たか熊さして登りゆく(杉原たか)
513神の林二生ひたてる
514諸の木草に時じくの(林二郎)
515木の実も沢に成岡の
516その味はひもうるはしく(成岡銀一郎)
517銀月一天すみ切りて
518西へ西へと渡辺の(渡辺泰次)
519珍の姿の泰然と
520追次に山にかくれ行く(同常吉)
521同じ常磐の松の露
522吉く味はひし木下暗(木下愛隣)
523至仁至愛の心もて
524遠隣救ふ神の教
525世の根本を保々と
526夫れ夫れ御魂にさとし行く(根本保夫)
527縦横山谷英二のぼり
528神の定めし金神の(横山英二)
529道伝へ行く神兵が
530衛りに勇み堂々と(定金伝兵衛)
531前む正しき益良雄が
532花も盛りの岩城に(堂前正盛)
533繁々通ふ太郎次郎
534同じ身魂のよしあしを(岩城繁太郎)
535さばく審神者の修行場
536小野が御田麻も安々と(同よし)
537男子と女子の跡たづね
538うさも忘るる神の道(小野田安男)
539小野が御田麻の定め蔵と
540田がひに進む皇神の(同うさ)
541恵みの淵に浮びつつ
542神の政の男々しくも(小野田定蔵)
543仕へ奉るぞ楽しけれ(田淵政男)
544   (十一)
545佐かえ目出度き神の道
546大みたからも沢々に(佐沢広臣)
547広まり茂る瑞穂国
548君と臣との中きよく
549能く治まれる矢嶋国
550常世の端に伊太郎まで(矢嶋伊太郎)
551山跡(と)国なる日の本の
552神の大道に納め行く(山本納吉)
553日嗣の君の大前に
554吉くも仕ふる山川の(山川石太郎)
555草木や石にい太郎まで
556固く守らす岩の松(岩淵久男)
557淵瀬と変る世の中に
558天の久方雲わけて
559男神女神の二柱
560山の上原熊もなく(上原熊蔵)
561下も蔵まる西東
562青垣山をめぐらせる(西垣岩太郎)
563下津岩根に宮柱
564太しき建てて浦安の(安田武平)
565国の田からは農と武士
566世は泰平に進みつつ
567神の御前にたなつもの
568横山の如たてまつり(横山辰次郎)
569豊の烟も辰次郎
570木の下潜る清泉も(木下泉三)
571神の恵と三谷口
572千代の基蔵肇めたる(谷口千代蔵)
573瑞穂の魂のその流れ
574長く清けき吉川の(同肇)
575世界改良の神策地
576氏や素性や家柄を(吉川良策)
577ほこらず只に道の為
578力雄つくせ須臾(しばらく)も(氏家力雄)
579田釜の原のいや広き
580神之助けをあななひて(須釜広之助)
581神の司と成田身は
582常磐かきはに世を衛る(成田常衛)
583田すけの神の其中に
584わけて尊き国竹の(田中竹次郎)
585彦の命の神徳は
586外に勝れていち次郎し
587黄泉津(よもつ)の坂の坂本に
588善と悪とを立別ける(坂本善兵衛)
589神兵堅く衛りつつ
590大神津実(つみ)の崎みたま(神崎保之助)
591浦保国之助け神
592醜の曲津も在原の(在原丑太郎)
593言向和はす丑寅の
594神の御息のいや太く
595清郎無垢の神守
596天津神国の日の神の(神守)
597その分霊幸ひて
598忠義一途の神司(国分義一)
599八嶋の国は掛巻も
600畏こき神の御教を(八巻市三郎)
601まづ第市とたつと三て
602神を君とに竭す身は
603その名も倉も清く吉く
604中津御国野醜の名は(名倉清吉)
605必ず寅次とこしへに
606神の誠の道守れ(中野寅次)
607中津御国野皇神の
608作り玉ひし言霊の(中野作朗)
609円満清朗淀みなく
610言向け北る出口王仁(北口新平)
611心(うら)新しく平けく
612小幡の川の水清き(川村喜助)
613曽我部の村に生れたる
614幼名上田の喜三郎
615神の助の命毛(いのちげ)の
616筆を揮ひて高熊の
617山の因縁あらあらと
618頭を掻いて恥をかき
619下らぬ歌をかき残す。
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