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第35巻(戌の巻)
序文
総説歌
第1篇 向日山嵐
01 言の架橋
〔965〕
02 出陣
〔966〕
03 進隊詩
〔967〕
04 村の入口
〔968〕
05 案外
〔969〕
06 歌の徳
〔970〕
07 乱舞
〔971〕
08 心の綱
〔972〕
09 分担
〔973〕
第2篇 ナイルの水源
10 夢の誡
〔974〕
11 野宿
〔975〕
12 自称神司
〔976〕
13 山颪
〔977〕
14 空気焔
〔978〕
15 救の玉
〔979〕
16 浮島の花
〔980〕
第3篇 火の国都
17 霧の海
〔981〕
18 山下り
〔982〕
19 狐の出産
〔983〕
20 疑心暗狐
〔984〕
21 暗闘
〔985〕
22 当違
〔986〕
23 清交
〔987〕
24 歓喜の涙
〔988〕
余白歌
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総説歌
(
そうせつか
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
総説歌
よみ(新仮名遣い):
そうせつか
通し章番号:
口述日:
1922(大正11)年09月15日(旧07月24日)
口述場所:
筆録者:
加藤明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1923(大正12)年12月25日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
人草は天地の神の御水火より現れ出たものであり、生粋の神の御子である。どうして曲であるはずがあろうか。
名位寿富は正しい欲ではあるが、そこに心を砕くことによって執着心という魔が懸り、種々雑多に焦慮し、体主霊従に落ちるのである。
しかし機会を得て神の光に遭い省みれば、元津神に代わって天地の大経綸の奉仕する万物の霊長なのである。
三五教の黒姫も、一度は夫への執着によって魂を抜かれ、海山越えてはるばると迷いに迷っていたが、心に悔悟の花が開き、本来の御霊に還ってより、神の恵みが幸いし、恋しき吾が子に再開することができた。
実子・玉治別とともに喜び勇んで自転倒島へ帰り、夫に巡り合い、麻邇の宝珠の神業に仕えて名を万世に輝かしたというのが、聞くもめでたいこの物語である。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm350002
愛善世界社版:
3頁
八幡書店版:
第6輯 474頁
修補版:
校定版:
3頁
普及版:
1頁
初版:
ページ備考:
001
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
の
御水火
(
みいき
)
より
002
現
(
あら
)
はれ
出
(
い
)
でし
人草
(
ひとぐさ
)
は
003
至粋
(
しすゐ
)
至醇
(
しじゆん
)
の
神
(
かみ
)
の
御子
(
みこ
)
004
如何
(
いか
)
でか
曲
(
まが
)
のあるべきぞ
005
名位
(
めいゐ
)
寿富
(
じゆふう
)
の
正欲
(
せいよく
)
に
006
心
(
こころ
)
を
砕
(
くだ
)
く
処
(
ところ
)
より
007
執着心
(
しふちやくしん
)
てふ
魔
(
ま
)
が
憑
(
かか
)
り
008
種々
(
いろいろ
)
雑多
(
ざつた
)
と
焦慮
(
あせ
)
りつつ
009
体主
(
たいしゆ
)
霊従
(
れいじう
)
に
落
(
お
)
つれども
010
一朝
(
いつてう
)
神
(
かみ
)
の
光
(
ひかり
)
得
(
え
)
て
011
省
(
かへり
)
みすれば
元
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
012
神
(
かみ
)
に
代
(
かは
)
りて
天地
(
あめつち
)
の
013
大経綸
(
だいけいりん
)
に
奉仕
(
ほうし
)
する
014
厳
(
いづ
)
の
力
(
ちから
)
の
太柱
(
ふとはしら
)
015
万
(
よろづ
)
の
物
(
もの
)
の
霊長
(
れいちやう
)
ぞ
016
三五教
(
あななひけう
)
の
黒姫
(
くろひめ
)
も
017
一度
(
いちど
)
は
夫
(
をつと
)
に
魂
(
たま
)
抜
(
ぬ
)
かれ
018
海山
(
うみやま
)
越
(
こ
)
えてはるばると
019
迷
(
まよ
)
ひに
迷
(
まよ
)
ひ
居
(
ゐ
)
たりしが
020
心
(
こころ
)
に
悔悟
(
くわいご
)
の
花
(
はな
)
開
(
ひら
)
き
021
本
(
もと
)
つ
御魂
(
みたま
)
に
復
(
かへ
)
りてゆ
022
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
幸
(
さちは
)
ひて
023
恋
(
こひ
)
しき
吾
(
わが
)
児
(
こ
)
に
邂逅
(
かいこう
)
なし
024
歓
(
よろこ
)
び
勇
(
いさ
)
み
捨
(
す
)
てた
児
(
こ
)
の
025
玉治別
(
たまはるわけ
)
と
諸共
(
もろとも
)
に
026
自転倒
(
おのころ
)
島
(
じま
)
へ
立帰
(
たちかへ
)
り
027
夫
(
をつと
)
の
君
(
きみ
)
に
廻
(
めぐ
)
り
合
(
あ
)
ひ
028
麻邇
(
まに
)
の
宝珠
(
ほつしゆ
)
の
神業
(
しんげふ
)
に
029
仕
(
つか
)
へて
名
(
な
)
をば
万世
(
よろづよ
)
に
030
輝
(
かがや
)
かしたる
物語
(
ものがたり
)
031
聞
(
き
)
くも
目出度
(
めでた
)
き
次第
(
しだい
)
なり
032
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
033
御魂
(
みたま
)
幸
(
さちは
)
ひましませよ。
034
大正十一年九月十七日午後六時十五分
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