霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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緒言(しよげん)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:緒言 よみ(新仮名遣い):しょげん 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年11月01日(旧09月13日) 口述場所: 筆録者:北村隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1924(大正13)年5月25日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
大八洲彦命は再生して月照彦神となり、終には印度国に降誕して釈迦となった。肉体を備えた釈迦は普通の人間、一人の乞食比丘であった。あるとき、周那というものの供養を受け、毒茸を食わされて中毒を起こし、河畔で倒れ死にをしたのである。
二十九歳で出家し、三十五歳で成道し、行脚遊説八十年にして入滅してしまった。二千有余年以前に普通の人と同じく死去してしまった。
されど如来としての釈迦牟尼仏は今も立派に生存しているのみならず、今後幾憶万年の末に至るまで決して絶滅する時期はないであろう。否、出生の始めもなく無始無終、永遠に生死を超越している。
これが生きた釈迦であり、三宝がその生命である。三宝とは仏法僧である。この三宝は区別するときは三種となるが、その真実は唯一の仏宝に帰納すべきものであり、一体三宝なのである。
今日に現存する大蔵経はすなわち釈迦であり、仏像仏画も釈迦である。僧侶もまた釈迦である。いずれも説法や感化の仏徳を備え、仏道の宣揚、下化衆生の動作をしないものはないのである。
このように仏法僧のある限り、釈迦の経論所説の真理は学者哲人その他、人類の脳裡に伝染し保留されて、人間がこの世界に存続する間は決して死滅するものではない。
出口教祖の教えも、瑞月の説法や著述もまた永遠に生存して、社会の光明となって万霊の世界を照明するものと信じている。ゆえに吾人が現代人にしきりに非難攻撃されてののしられても構わぬ。長年月の間において民衆のために師範たるを得ればよいのである。
仏法僧が釈迦そのものであるように、神と法と弟子の三宝が出口教祖でなければならない。経糸のお役である教祖が神ならば、緯糸の役もまた神であらねばならないと信じる。
瑞月が『霊界物語』を編纂するのも、要するに法・経蔵・経典を作るので、すなわち神を生みつつあるのである。また自己の神を現し、宣伝使という神を生むためである。この物語によって生まれた経典・宣伝使・神言はみな神であって、瑞月そのものの神を生かすためであると確信している。
『霊界物語』そのものはつまり、瑞月の肉身であり霊魂であり表現である。
霊魂学より見れば、釈迦の霊魂すなわち霊体は永遠無窮の生命を保ち給う宇宙主宰神の御分霊、御分体、一部の御表現仏として永遠に行き通しである。
釈迦にしたがい宣伝布教に仕えた諸々の菩薩・比丘・比丘尼・竜王・諸天子・諸天王もみな、行き通しでなければならない。
月照彦神もその他の諸神の霊魂も、やはり過去現在未来にわたって生き活き、天地万物の守り神となってその神力仏徳を永遠無窮に輝かし給う。
この物語も、天地開闢の元始より死生を超越し給える神々の神霊の幸いによって口述編纂したものなので、過現未三界を通じて大生命を保ち、宇宙の宝典となるとともに、この物語の口述者も筆録者も浄写者も印刷者も、みな神の活動を永遠になすものと言ってよいのである。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm400002
愛善世界社版:前付 11頁 八幡書店版:第7輯 414頁 修補版: 校定版:前付 11頁 普及版:前付 7頁 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]出口王仁三郎全集 > 第二巻 宗教・教育編 > 【宗教編】第六篇 宗教雑感 > 第四章 モノログ
001 大八洲彦(おほやしまひこの)(みこと)再生(さいせい)して月照彦(つきてるひこの)(かみ)となり、002(つひ)には印度国(いんどのくに)降誕(かうたん)して釈迦(しやか)となつた。003(しか)るに肉体(にくたい)(そな)へた釈迦(しやか)には、004(べつ)(なに)らの奇異(きい)もなければ特徴(とくちやう)もなかつた。005()はば普通(ふつう)一般(いつぱん)人間(にんげん)(ごと)(いつ)比丘(びく)である。006(いな)(いつ)乞食(こじき)である。007()(とき)周那(しうな)()ふものの供養(くやう)()け、008毒茸(どくたけ)()はされて中毒(ちうどく)(おこ)し、009下痢(げり)(はげ)しく(つひ)恒河畔(かうがはん)(たふ)(じに)をしたのである。010(これ)今日(こんにち)所謂(いはゆる)行路(かうろ)病死者(びやうししや)である。011二十九(にじふきう)(さい)出家(しゆつけ)三十五(さんじふご)(さい)成道(じやうだう)し、012爾来(じらい)行脚(あんぎや)遊説(いうぜい)八十(はちじふ)(ねん)にして入滅(にふめつ)して(しま)つた。013その舎利(しやり)幾片(いくへん)かは今日(こんにち)(なほ)保存(ほぞん)されてあるとは()へ、014()(かく)二千(にせん)有余(いうよ)年前(ねんぜん)(すで)普通人(ふつうじん)(おな)じく()()つて今日(こんにち)(おい)ては跡形(あとかた)もない人間(にんげん)である。015(かく)(ごと)人間(にんげん)としての釈迦(しやか)()んで(しま)つた。016されど如来(によらい)(さま)としての釈迦牟尼(しやかむに)(ぶつ)(いま)立派(りつぱ)生存(せいぞん)して()るのみならず、017今後(こんご)幾億万(いくおくまん)(ねん)(すゑ)(いた)るも(けつ)して絶滅(ぜつめつ)する時機(じき)はないであらう。018(いな)(ひと)絶滅(ぜつめつ)()がないのみならず、019出生(しゆつしやう)(はじ)めもなく無始(むし)無終(むしう)020永遠(ゑいゑん)生死(せいし)超越(てうゑつ)したものである。021(これ)(すなは)()きた釈迦(しやか)であつて、022三宝(さんぽう)所謂(いはゆる)(その)生命(せいめい)である。023三宝(さんぱう)とは仏法僧(ぶつぽうそう)である。024釈迦(しやか)在世(ざいせい)当時(たうじ)(ぶつ)釈迦(しやか)それ自身(じしん)であり、025(ほふ)説法(せつぱふ)宣伝(せんでん)であり、026(そう)弟子(でし)であつた。027入滅後(にふめつご)(ぶつ)木仏(きぶつ)金仏(かなぶつ)石仏(いしぼとけ)画像仏(ゑざうぶつ)であり、028(はふ)経蔵(きやうざう)であり、029(そう)遺弟(ゐてい)(また)(その)後進者(こうしんしや)である。030(しか)(この)三宝(さんぱう)(これ)区別(くべつ)する(とき)三種(さんしゆ)となるが、031その真実(しんじつ)唯一(ゆゐいつ)仏宝(ぶつぽう)帰納(きなふ)すべきものであり、032一体(いつたい)三宝(さんぱう)である。033今日(こんにち)現存(げんぞん)せる大蔵経(だいざうきやう)(すなは)釈迦(しやか)である。034(わが)日本(にほん)のみに現存(げんぞん)する百万余(ひやくまんよ)仏像(ぶつざう)仏画(ぶつぐわ)()きた釈迦(しやか)である。035十万余(じふまんよ)僧侶(そうりよ)(また)()ける釈迦(しやか)である。036釈迦(しやか)滅後(めつご)今日(こんにち)まで印度(いんど)037支那(しな)038朝鮮(てうせん)039日本(につぽん)()ける僧侶(そうりよ)累計(るゐけい)二千万(にせんまん)(にん)(のぼ)多数(たすう)であるが、040(いづ)れもその時代(じだい)々々(じだい)()ける()きた釈迦(しやか)で、041(すくな)くとも()半数(はんすう)以上(いじやう)説法(せつぱふ)感化(かんくわ)仏徳(ぶつとく)(そな)へ、042仏道(ぶつだう)宣揚(せんやう)043下化(げけ)衆生(しゆじやう)動作(どうさ)()ないものはない。044(かく)(ごと)釈迦(しやか)仏法(ぶつぽふ)のあらむ(かぎ)り、045僧侶(そうりよ)(そん)する(かぎ)り、046(いな)木像(もくざう)金像(きんざう)寺院(じゐん)僧侶(そうりよ)(とも)滅亡(めつぼう)すると(いへど)も、047その経論(きやうろん)所説(しよせつ)真理(しんり)学者(がくしや)哲人(てつじん)その()人類(じんるゐ)脳裡(なうり)伝染(でんせん)保留(ほりう)されて、048人間(にんげん)のこの世界(せかい)存続(そんぞく)する(あひだ)(けつ)して死滅(しめつ)するものではない。
049 出口(でぐち)教祖(けうそ)(をしへ)も、050(また)瑞月(ずゐげつ)説法(せつぱふ)著述(ちよじゆつ)(また)永遠(ゑいゑん)生存(せいぞん)して、051社会(しやくわい)光明(くわうみやう)となつて万霊(ばんれい)世界(せかい)照明(せうめい)するものと(しん)じて()るのである。052(ゆゑ)吾人(ごじん)現代人(げんだいじん)(しき)りに批難(ひなん)攻撃(こうげき)されて、053邪教(じやけう)妖教(えうけう)だと(ののし)られても(かま)はぬ。054長年月(ちやうねんげつ)(あひだ)(おい)無限(むげん)なる民衆(みんしう)のために師範(しはん)たるを()ればよいのである。055(これ)(おも)へば(いち)()圧迫(あつぱく)批難(ひなん)攻撃(こうげき)なぞは(あま)()にするに()りないと(おも)ふ。
056 一体(いつたい)三宝(さんぱう)(すなは)仏法僧(ぶつぽふそう)釈迦(しやか)そのものである(ごと)く、057(かみ)(はふ)弟子(でし)三宝(さんぱう)(また)出口(でぐち)教祖(けうそ)でなければならぬ。058経糸(たていと)()(やく)たる教祖(けうそ)(かみ)ならば、059緯糸(よこいと)(やく)(また)(かみ)であらねばならぬと(しん)ずる。060瑞月(ずゐげつ)が『霊界(れいかい)物語(ものがたり)』を編纂(へんさん)するのも、061(えう)するに(はふ)(すなは)経蔵(きやうざう)(また)教典(けうてん)(つく)るので、062(すなは)(かみ)()みつつあるのである。063(また)自己(じこ)(かみ)(あら)はし、064(また)宣伝使(せんでんし)といふ(かみ)()(ため)である。065(ゆゑ)にこの物語(ものがたり)によつて(うま)れたる教典(けうてん)宣伝使(せんでんし)神言(しんげん)(みな)(かみ)であつて、066(えう)するに瑞月(ずゐげつ)そのものの(かみ)()かす(ため)であると確信(かくしん)して()る。067霊界(れいかい)物語(ものがたり)』そのものは(つま)瑞月(ずゐげつ)肉身(にくしん)であり霊魂(れいこん)であり表現(へうげん)である。
068 前述(ぜんじゆつ)(ごと)人間(にんげん)として肉体(にくたい)としての釈迦(しやか)滅亡(めつぼう)した。069そして禅学(ぜんがく)(てき)抽象(ちうしやう)(てき)()けば三宝(さんぱう)一体(いつたい)釈迦(しやか)今後(こんご)(いく)千万(せんまん)(ねん)()るとも死滅(しめつ)せないことも()べた。070一歩(いつぽ)(すす)んで不老(ふらう)不死(ふし)霊魂学(れいこんがく)(うへ)より(くわん)()れば、071釈迦(しやか)霊魂(れいこん)(すなは)霊体(れいたい)永遠(ゑいゑん)無窮(むきう)生命(せいめい)(たも)(たま)宇宙(うちう)主宰神(しゆさいしん)()分霊(ぶんれい)072()分体(ぶんたい)073一部(いちぶ)()表現仏(へうげんぶつ)として永遠(ゑいゑん)()(とほ)しである。074(したが)つて釈迦(しやか)(したが)つて宣伝(せんでん)布教(ふけう)(つか)へた諸々(もろもろ)菩薩(ぼさつ)比丘(びく)比丘尼(びくに)竜王(りうわう)諸天子(しよてんし)諸天王(しよてんわう)(みな)(いま)()(とほ)しでなくてはならぬ。075月照彦(つきてるひこの)(かみ)(その)()諸神(しよしん)霊魂(れいこん)も、076矢張(やは)過去(くわこ)現在(げんざい)未来(みらい)(わた)りて()()き、077天地(てんち)万物(ばんぶつ)(まも)(がみ)となつてその神力(しんりき)仏徳(ぶつとく)永遠(ゑいゑん)無窮(むきう)(かがや)かし(たま)ふは勿論(もちろん)である。078(ゆゑ)にこの物語(ものがたり)も、079天地(てんち)開闢(かいびやく)元始(げんし)より死生(しせい)超越(てうゑつ)(たま)へる神々(かみがみ)神霊(しんれい)(さきは)ひに()つて口述(こうじゆつ)編纂(へんさん)せしものなれば、080(くわ)(げん)()三界(さんかい)(つう)じて大生命(だいせいめい)(たも)ち、081宇宙(うちう)宝典(ほうてん)となると(とも)に、082この物語(ものがたり)口述者(こうじゆつしや)筆録者(ひつろくしや)浄写者(じやうしやしや)印刷者(いんさつしや)も、083(みな)(かみ)活動(くわつどう)永遠(ゑいゑん)()すものと()つてもよいのである。084アヽ惟神(かむながら)(たま)幸倍(ちはへ)坐世(ませ)
085  大正十一年十月廿九日
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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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