霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
目 次設 定
設定
印刷用画面を開く [?]プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。[×閉じる]
話者名の追加表示 [?]セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。[×閉じる]
表示できる章
テキストのタイプ [?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

文字サイズ
フォント

ルビの表示



アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色 [?]底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。[×閉じる]
外字1の色 [?]この設定は現在使われておりません。[×閉じる]
外字2の色 [?]文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。[×閉じる]

  

表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。


【新着情報】サブスクのお知らせ
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。

【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

第一章 大雲山(たいうんざん)〔一〇八五〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第40巻 舎身活躍 卯の巻 篇:第1篇 恋雲魔風 よみ(新仮名遣い):れんうんまふう
章:第1章 大雲山 よみ(新仮名遣い):たいうんざん 通し章番号:1085
口述日:1922(大正11)年11月01日(旧09月13日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1924(大正13)年5月25日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
鬼雲彦は、左守の鬼春別、右守の雲依別、石生能姫、鬼熊別その他の幹部連を大雲山の岩窟に集めて三五教・ウラル教に対して取るべき手段を謀議していた。
鬼雲彦は、鬼熊別の妻子が三五教に帰順して宣伝使となり、バラモン教の教線をかく乱しているとの報をしばしば耳にしていたので、二人の中にはいつしか大障壁が築かれた。
鬼熊別は左守の職を辞して部下たちと共に自分の館に潜んでバラモン教の行く末を案じ祈願していた。
今日は珍しく鬼雲彦の使いによって呼び出され、この協議の席に姿を現していた。この席には鬼雲彦の腹心ばかりが集まっていたので、鬼熊別との間には何となく意志の疎隔を来していた。
鬼雲彦(大黒主)は、三五教がバラモン教の本城であるハルナの都を覆そうとする計画を遂行しつつあることを示し、腹心たちにこれに対する対策を練るようにと申し渡して、奥の間に姿を隠した。
鬼雲彦の寵愛を受けている石生能姫が議長となって会議は始まった。左守は、鬼熊別が三五教のスパイとなっているとあからさまに疑いをかけた。鬼熊別はこれに反論して口論となるが、右守は鬼熊別を弁護した。
最終的には、石生能姫が鬼熊別監督の役を担うことになり、また明日からは大黒主の館へ出勤するようにと鬼熊別に情けをかけた。
石生能姫は大黒主の代理権を発揮し、左守の鬼春別には斎苑の館を、大足別にはカルマタ国のウラル教の本城を攻め落とすべく出陣を命じた。鬼春別が帰るまでは鬼熊別を左守に任命し、これをもって会議は終了した。
右守の雲依別は表面上左守と態度を合わせていたが、その実は鬼熊別を心中畏敬していた。石生能姫は、鬼熊別の男らしく威儀備わる容貌にひそかに恋着心を抱いていた。そのため、鬼熊別に同情する右守を止め、鬼熊別を讒言する左守と大足別に出陣を命じたのであった。
大黒主も恋愛の雲に包まれて、石生能姫に対しては善悪にかかわらず一言半句も反対したことはなかったのである。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2022-11-26 11:20:13 OBC :rm4001
愛善世界社版:9頁 八幡書店版:第7輯 421頁 修補版: 校定版:9頁 普及版:4頁 初版: ページ備考:
001(そら)すみ(わた)初秋(はつあき)
002(かぜ)(すず)しき(つき)(くに)
003(はな)()れどもハルナの(みやこ)
004バラモン(けう)開設(かいせつ)
005大雲山(たいうんざん)岩窟(がんくつ)
006(やかた)(かま)へて鬼雲彦(おにくもひこ)
007大黒主(おほくろぬし)改名(かいめい)
008梵天王(ぼんてんわう)直胤(ちよくいん)
009(この)()(いつは)曲津業(まがつわざ)
010数多(あまた)軍隊(ぐんたい)引連(ひきつ)れて
011左手(ゆんで)教書(けうしよ)(ささ)げつつ
012右手(めて)(つるぎ)をぬきかざし
013七千(しちせん)余国(よこく)印度(つき)(くに)
014刹帝利(せつていり)(ぞく)大半(たいはん)
015おのが幕下(ばくか)(したが)へつ
016()(とり)さへも(おと)すよな
017(その)(いきほひ)(すさま)じさ
018(とき)しもあれやウラル(ひこ)
019ウラルの(ひめ)御教(みをしへ)
020宣伝(せんでん)しゆく神司(かむづかさ)
021常暗彦(とこやみひこ)(つき)(くに)
022デカタン高原(かうげん)(あら)はれて
023(をしへ)(はた)をひらめかし
024これ(また)左手(ゆんで)にコーランを
025(ささ)げつ右手(めて)(つるぎ)()
026バラモン(けう)(むか)()
027(いきほひ)やうやう(くは)はりて
028バラモン(けう)根底(こんてい)
029危殆(きたい)(ひん)(きた)りけり
030かてて(くは)へてウブスナの
031(やま)()てたるイソ(やかた)
032(かむ)素盞嗚(すさのをの)大神(おほかみ)
033(をしへ)(つた)ふる()出別(でわけ)
034八島(やしま)(ぬし)声望(せいばう)
035(あづま)(そら)天津(あまつ)()
036豊栄昇(とよさかのぼ)(ごと)くにて
037()()でならぬバラモンの
038教司(をしへつかさ)岩窟(がんくつ)
039(あつ)まり(きた)りいろいろと
040対抗戦(たいかうせん)(ひら)かむと
041鳩首(きゆうしゆ)謀議(ぼうぎ)折柄(をりから)
042早馬(はやうま)使(つか)ひのテルヂーが
043(いきほひ)()んで()(かへ)
044(かむ)素盞嗚(すさのをの)大神(おほかみ)
045部下(ぶか)面々(めんめん)イソ(やかた)
046味方(みかた)(あつ)めて(せま)()
047(その)(いきほひ)はライオンの
048速瀬(はやせ)(ごと)(いそ)がしく
049旗鼓(きこ)堂々(だうだう)()(きた)
050気配(けはい)(たしか)(おぼ)えたり
051(いま)(この)(とき)躊躇(ちうちよ)して
052月日(つきひ)(あだ)(おく)りなば
053(ほぞ)をかむとも(およ)ぶまじ
054(はや)精鋭(せいえい)軍卒(ぐんそつ)
055さし()(かれ)計画(けいくわく)
056根本(こんぽん)(てき)(くつが)へし
057一泡(ひとあわ)()かしてこらさねば
058ハルナの(みやこ)(たちま)ちに
059土崩(どほう)瓦解(ぐわかい)(おそれ)あり
060用意(ようい)めされと(いき)(はや)
061虚実(きよじつ)交々(こもごも)取混(とりま)ぜて
062注進(ちゆうしん)すれば神司(かむつかさ)
063大黒主(おほくろぬし)(おどろ)いて
064左守(さもり)右守(うもり)相対(あひたい)
065如何(いかが)はせむと(はか)(をり)
066(また)もや()()足音(あしおと)
067何人(なんぴと)ならむと(なが)むれば
068カルマタ(こく)(つか)はせし
069斥候隊(せきこうたい)のケリスタン
070(あせ)をタラタラ(なが)しつつ
071カルマタ(こく)割拠(かつきよ)する
072常暗彦(とこやみひこ)()(つき)
073猛虎(まうこ)(いきほひ)(くは)はりつ
074数多(あまた)軍勢(ぐんぜい)引率(いんそつ)
075山野(さんや)をわたりはるばると
076(つき)(みやこ)()めよせて
077一挙(いつきよ)(しろ)(くつが)へし
078バラモン(けう)根底(こんてい)より
079絶滅(ぜつめつ)せむと(はか)りゐる
080(その)計画(けいくわく)はありありと
081()()(ごと)()えにけり
082(いま)(この)(とき)(この)(とき)
083一挙(いつきよ)(かれ)()ちすてて
084(くに)(わざはひ)(はら)はねば
085(ほぞ)をかむとも(およ)ぶまじ
086一日(ひとひ)(はや)片時(かたとき)
087勇敢(ゆうかん)決死(けつし)軍卒(ぐんそつ)
088差向(さしむ)(たま)へと(あせ)(ぬぐ)
089風声(ふうせい)鶴唳(かくれい)におぢ(おそ)
090注進(ちゆうしん)するこそ可笑(をか)しけれ
091大黒主(おほくろぬし)(いろ)()
092大足別(おほだるわけ)打向(うちむか)
093如何(いかが)はせむと(たづ)ぬれば
094大足別(おほだるわけ)(ひぢ)()
095われは武勇(ぶゆう)神将(しんしやう)
096(かむ)素盞嗚(すさのをの)大神(おほかみ)
097常暗彦(とこやみひこ)(あら)はれて
098獅子(しし)奮迅(ふんじん)(いきほひ)
099本城(ほんじやう)()めかけ(きた)るとも
100(なに)かは(おそ)れむバラモンの
101(をしへ)神力(しんりき)()()けて
102刃向(はむか)奴輩(やつばら)ことごとく
103()つかけちらし()(たふ)
104(てき)(せん)()(しりぞ)けて
105(きみ)危難(きなん)(すく)ふべし
106(なに)()もあれ諸々(もろもろ)
107(かみ)(つかさ)(はか)らひて
108(その)(うへ)着否(ちやくひ)(けつ)せむと
109(にが)()つたる顔付(かほつき)
110ドカリと(その)()胡坐(あぐら)かき
111豪傑(がうけつ)(わら)ひに(まぎ)らしぬ。
112 鬼雲彦(おにくもひこ)(はじ)左守(さもり)鬼春別(おにはるわけ)113右守(うもり)雲依別(くもよりわけ)114石生能(いその)(ひめ)115鬼熊別(おにくまわけ)(その)()四五(しご)幹部(かんぶ)(れん)116大雲山(たいうんざん)岩窟(がんくつ)117大黒主(おほくろぬし)隠家(かくれが)(あつ)まつて、118三五教(あななひけう)119ウラル(けう)(たい)()るべき手段(しゆだん)(くび)(あつ)めて謀議(ぼうぎ)しつつあつた。120鬼雲彦(おにくもひこ)鬼熊別(おにくまわけ)(その)妻子(さいし)初版・三版・愛世版は「鬼熊別は其妻子が」だが、校定版・八幡版では「鬼雲彦は鬼熊別のその妻子が」に直してある。主語が鬼熊別だと、それ以降の文章の意味が通じなくなるため、霊界物語ネットでも校定版と同じように直した。三五教(あななひけう)帰順(きじゆん)し、121宣伝使(せんでんし)となつてバラモン(けう)教線(けうせん)攪乱(かくらん)せりとの急報(きふはう)屡々(しばしば)(みみ)にし、122猜疑(さいぎ)(まなこ)(いか)らし、123いつとはなしに二人(ふたり)(なか)には大障壁(だいしやうへき)(きづ)かれ、124大溝渠(だいこうきよ)穿(うが)たれ、125鬼熊別(おにくまわけ)怏々(わうわう)として(たのし)まず、126(つひ)には(みづか)左守(さもり)(しよく)()し、127部下(ぶか)神司(かむつかさ)(とも)に、128(おの)(やかた)(ひそ)みて、129梵天王(ぼんてんわう)(まつ)りたる神殿(しんでん)端坐(たんざ)し、130何卒(なにとぞ)(いち)(にち)(はや)大黒主(おほくろぬし)教主(けうしゆ)善道(ぜんだう)立帰(たちかへ)り、131大自在天(だいじざいてん)(をしへ)完全(くわんぜん)発揮(はつき)し、132()大国別(おほくにわけ)御子(みこ)国別彦(くにわけひこ)所在(ありか)(わか)りて、133ハルナの(みやこ)大教主(だいけうしゆ)として(のぞ)まるる()(いち)(にち)(はや)かれ……と(いの)りつつ、134一方(いつぱう)には妻子(さいし)所在(ありか)(たづ)ねむと、135日夜(にちや)祈願(きぐわん)余念(よねん)なかつたのである。136(しか)るに今日(けふ)大黒主(おほくろぬし)(めづら)しき使(つかひ)()つて、137(こころ)ならずも主命(しゆめい)もだし(がた)く、138(この)(せき)(おもて)(あら)はしてゐたのである。139(いま)此処(ここ)(あつ)まれる幹部(かんぶ)は、140(いづ)れも大黒主(おほくろぬし)股肱(ここう)(たの)部下(ぶか)のみで、141信任(しんにん)(もつと)(あつ)人物(じんぶつ)ばかりであつた。142そこへ鬼熊別(おにくまわけ)列席(れつせき)したのは(あだか)白米(しらが)(もみ)(まじ)つた(ごと)く、143(あぶら)(みづ)()したやうなもので、144(なん)とはなしに意思(いし)疎隔(そかく)(きた)したのも(まぬが)(がた)(ところ)であつた。
145 大黒主(おほくろぬし)立上(たちあが)つて一同(いちどう)(むか)ひ、
146大黒主今日(こんにち)一同(いちどう)をここに召集(せうしふ)したのは(いち)(にち)看過(かんくわ)(べか)らざる緊急(きんきふ)事件(じけん)突発(とつぱつ)したからである。147(そもそ)(わが)バラモン(けう)常世(とこよ)(くに)常世城(とこよじやう)より、148大国別(おほくにわけ)神命(しんめい)(ほう)じて埃及(エヂプト)(わた)り、149神徳(しんとく)四方(よも)(かがや)かし(たま)(さい)150(につく)三五教(あななひけう)宣伝使(せんでんし)151(わが)本城(ほんじやう)攻撃(こうげき)して、152(かみ)聖場(せいぢやう)蹂躙(じうりん)し、153(われ)()衆寡(しうくわ)(てき)せず、154大国別(おほくにわけ)教主(けうしゆ)(とも)に、155メソポタミヤの顕恩郷(けんおんきやう)(きよ)(てん)じ、156(やうや)神業(しんげふ)端緒(たんちよ)(ひら)きし(をり)157執念深(しふねんぶか)三五教(あななひけう)宣伝使(せんでんし)(はい)は、158言霊軍(ことたまぐん)引率(いんそつ)し、159(かむ)素盞嗚(すさのをの)(みこと)(めい)(しよう)し、160短兵急(たんぺいきふ)()めよせ(きた)り、161内外(ないぐわい)相応(あひおう)じて、162(ふたた)びバラモンの本城(ほんじやう)破壊(はくわい)()り、163(われ)()()むを()ず、164(なみだ)()んで親子(おやこ)夫婦(ふうふ)生別(いきわか)れ、165(やうや)忠勇(ちうゆう)義烈(ぎれつ)なる部下(ぶか)(とも)自転倒(おのころ)(じま)(わた)り、166(また)もや神業(しんげふ)開始(かいし)する(をり)しも、167三五教(あななひけう)神司(かむつかさ)言霊(ことたま)(やぶ)られ、168無念(むねん)やる(かた)なく(ふたた)残党(ざんたう)(あつ)めて、169(この)(みやこ)(きた)り、170(つき)(くに)七千(しちせん)()(こく)大半(たいはん)征服(せいふく)し、171(いま)旭日(きよくじつ)昇天(しようてん)(いきほひ)となり、172神業(しんげふ)葦原(あしはら)瑞穂国(みづほのくに)全体(ぜんたい)拡充(くわくじゆう)し、173バラモンの威力(ゐりよく)(しめ)さむと(いた)(をり)しも、174(あま)岩戸(いはと)閉鎖(へいさ)したると()悪神(あくがみ)張本(ちやうほん)素盞嗚(すさのをの)(みこと)175(ふたた)部下(ぶか)をかりあつめ、176黄金山(わうごんざん)177コーカス(ざん)178イソ(やかた)相俟(あひまつ)つて、179(ふたた)(わが)本城(ほんじやう)(くつが)へさむず計画(けいくわく)ありと()く。180(いま)(およ)んで(てき)牙城(がじやう)(せま)り、181(これ)殲滅(せんめつ)せざれば、182バラモン(けう)風前(ふうぜん)灯火(ともしび)(ごと)し。183(なんぢ)()忠勇(ちうゆう)義烈(ぎれつ)依頼(いらい)して、184(われ)(この)(わざはひ)芟除(せんじよ)せむと(ほつ)す。185左守(さもり)(はじ)め、186一同(いちどう)(わが)(むね)(たい)し、187最善(さいぜん)方法(はうはふ)講究(かうきう)すべし』
188宣示(せんじ)し、189(かる)一瞥(いちべつ)(あた)へて、190(おく)()姿(すがた)(かく)した。
191 石生能(いその)(ひめ)は、192大黒主(おほくろぬし)立去(たちさ)りし(あと)(せき)儼然(げんぜん)として立現(たちあら)はれ、193いとおごそかに、
194石生能姫只今(ただいま)大教主(だいけうしゆ)(あふ)せの(ごと)く、195本教(ほんけう)危急(ききふ)存亡(そんばう)()(ひん)せり、196(すみやか)評議(ひやうぎ)(こら)し、197至誠(しせい)吐露(とろ)して、198大教主(だいけうしゆ)御心(みこころ)(こた)(まつ)れよ』
199宣示(せんじ)するや、200左守(さもり)立上(たちあが)つて、
201鬼春別吾々(われわれ)はバラモン(けう)(ため)202大黒主(おほくろぬし)(おん)(ため)ならば(もと)より身命(しんめい)(をし)まぬ覚悟(かくご)(ござ)る。203(つい)ては慎重(しんちよう)審議(しんぎ)(いた)さねば、204(この)大問題(だいもんだい)軽々(けいけい)(けつ)することは出来(でき)ませぬ。205(わたし)断言(だんげん)します。206(いま)(いた)りて(かんが)ふれば、207(この)城内(じやうない)には二心(ふたごころ)ある有力(いうりよく)なる幹部(かんぶ)伏在(ふくざい)して、208三五教(あななひけう)やウラル(けう)(くわん)(つう)じ、209内外(ないぐわい)相応(あひおう)じて本教(ほんけう)転覆(てんぷく)せむとたくらむ曲者(くせもの)(ござ)います。210第一(だいいち)(この)悪人(あくにん)取調(とりしら)べなくては、211如何(いか)なる妙案(めうあん)奇策(きさく)(てき)漏洩(ろうえい)する(おそれ)があり、212到底(たうてい)目的(もくてき)(たつ)せられますまい』
213()(いか)らし、214ワザとに鬼熊別(おにくまわけ)面体(めんてい)(にら)みつけた。215鬼熊別(おにくまわけ)平然(へいぜん)として(かほ)(いろ)をも()へず(ひか)へてゐる。
216 右守(うもり)雲依別(くもよりわけ)立上(たちあが)り、217(たく)(たた)いて(こゑ)(はげ)まし、
218雲依別鬼春別(おにはるわけ)(さま)(あふ)せの(ごと)く、219(てき)巨魁(きよくわい)(この)城中(じやうちう)(ひそ)()るは一目(いちもく)瞭然(れうぜん)たる事実(じじつ)(ござ)いませう。220さうでなくては今日(こんにち)まで世界(せかい)秘密国(ひみつこく)として自由(じいう)自在(じざい)にバラモンの(をしへ)拡張(くわくちやう)し、221無人(むじん)()()(ごと)有様(ありさま)でありしもの、222(にはか)各地方(かくちはう)刹帝利(せつていり)反旗(はんき)(ひるがへ)し、223(たふと)きバラモン(しん)(むか)つて不順(ふじゆん)(いろ)あり、224人心(じんしん)恟々(きようきよう)として(やす)からず、225天下(てんか)騒擾(さうぜう)(まさ)勃発(ぼつぱつ)せむとする(てう)ある(とき)226ウブスナ(やま)227カルマタ(じやう)より、228数多(あまた)神軍(しんぐん)引連(ひきつ)押寄(おしよ)(きた)らむとの注進(ちゆうしん)は、229(けつ)して虚言(きよげん)ではありますまい。230いざこれより、231城内(じやうない)(ひそ)巨魁(きよくわい)誅伐(ちうばつ)し、232首途(かどで)血祭(ちまつり)となして、233怨敵(をんてき)調伏(てうふく)出師(すゐし)をなさむ、234列座(れつざ)面々(めんめん)如何(いかが)思召(おぼしめ)さるるや』
235 鬼熊別(おにくまわけ)立上(たちあが)り、
236鬼熊別(あや)しき(こと)(うけたま)はるものかな。237バラモン(けう)本城(ほんじやう)(てき)(くわん)(つう)ずる巨魁(きよくわい)ありとは、238そは何人(なんぴと)(こと)(ござ)るか。239左様(さやう)悪神(あくがみ)(いち)()(はや)誅伐(ちうばつ)し、240国家(こくか)(わざはひ)根底(こんてい)より(のぞ)かねば、241バラモン(けう)は、242いかに神力(しんりき)(つよ)くとも(いま)安心(あんしん)する(ところ)へは(まゐ)りますまい。243左守(さもり)殿(どの)のお言葉(ことば)によれば、244(たしか)(その)巨魁(きよくわい)(この)城中(じやうちう)(ひそ)みゐる(こと)()承知(しようち)のやうに()きました。245(その)悪人(あくにん)何人(なんぴと)なるか、246(すみやか)()発表(はつぺう)(ねが)ひます』
247()はせも()てず、248鬼春別(おにはるわけ)はクワツと()()ひらき、249(こゑ)(あら)らげ、250(かほ)真赤(まつか)(いろ)どりながら、
251鬼春別『お(だま)()され、252鬼熊別(おにくまわけ)どの、253(その)張本人(ちやうほんにん)(まを)すは鬼熊別(おにくまわけ)といふ悪虐(あくぎやく)無道(ぶだう)侫人(ねいじん)ばらで(ござ)る。254()はずと()れた、255鬼熊別(おにくまわけ)(この)城内(じやうない)一人(ひとり)より(ござ)るまい。256(すみやか)事情(じじやう)逐一(ちくいち)白状(はくじやう)(いた)して(その)赤誠(せきせい)(あら)はすか、257さなくば吾々(われわれ)面前(めんぜん)(おい)(をとこ)らしく切腹(せつぷく)めされよ』
258鬼熊(おにくま)『こは心得(こころえ)左守(さもり)殿(どの)()言葉(ことば)259(なに)証拠(しようこ)に、260左様(さやう)(こと)(あふ)せらるるか。261()せても()れても、262バラモン(けう)柱石(ちうせき)鬼熊別(おにくまわけ)263めつたな(こと)(まを)さるると、264()(すて)はなりませぬぞ』
265鬼春(おにはる)『アハヽヽヽ悪人(あくにん)猛々(たけだけ)しいとは此処(ここ)(こと)266よくもマア、267ヌツケリと白々(しらじら)しい(その)言葉(ことば)268ハルナの(しろ)には(めくら)一人(ひとり)()りませぬぞ。269左様(さやう)(こと)看破(かんぱ)出来(でき)ないやうな(こと)で、270如何(どう)して大切(たいせつ)左守(さもり)(つと)まらうか』
271鬼熊別(たしか)証拠(しようこ)あつての(あふ)せか。272サアそれが(うけたま)はりたい。273サア如何(いかが)御座(ござ)る』
274鬼春別『サア それは』
275鬼熊別『サアサア如何(いかが)(ござ)る、276()返答(へんたふ)(うけたま)はりませう』
277鬼春別『サア それは』
278『サア サア サア』
279二人(ふたり)両方(りやうはう)より意気(いき)まいてゐる。280右守(うもり)はツと()つて、
281雲依別『アイヤ両人(りやうにん)(しば)らく()たれよ』
282(せい)すれば、283二人(ふたり)不承(ふしよう)々々(ぶしよう)(おの)()につき、284(たがひ)(にら)()つてゐる。
285雲依(くもより)左守(さもり)(あふ)せは数多(あまた)斥候(せきこう)どもの種々(いろいろ)注進(ちゆうしん)綜合(そうがふ)して、286これは(まさ)しく鬼熊別(おにくまわけ)が、287敵方(てきがた)(くわん)(つう)ずる(もの)ならむとの推定(すいてい)()ぎますまい。288(わたし)(かんが)へますには鬼熊別(おにくまわけ)(さま)()かる嫌疑(けんぎ)()けられたのも二三(にさん)原因(げんいん)があるだらうと(おも)ひます。289(いま)(ここ)羅列(られつ)すれば、290()第一(だいいち)鬼熊別(おにくまわけ)殿(どの)(つま)蜈蚣姫(むかでひめ)殿(どの)(いま)三五教(あななひけう)帰順(きじゆん)し、291堂々(だうだう)たる宣伝使(せんでんし)となつて天下(てんか)布教(ふけう)()らるる(こと)292これが第一(だいいち)大黒主(おほくろぬし)さまの()気勘(きかん)(かな)はぬ(てん)疑惑(ぎわく)(おこ)導火線(だうくわせん)(ござ)る。293……(また)第二(だいに)小糸姫(こいとひめ)殿(どの)竜宮(りうぐう)(ひと)(じま)(わた)り、294地恩城(ちおんじやう)(おい)女王(ぢよわう)となり三五教(あななひけう)(ひろ)め、295部下(ぶか)友彦(ともひこ)までも三五教(あななひけう)帰順(きじゆん)せしめたるとの(うはさ)296これが第二(だいに)(うたがひ)原因(げんいん)297(つぎ)には妻子(さいし)三五教(あななひけう)心酔(しんすゐ)し、298最早(もはや)バラモン(けう)復帰(ふくき)する形勢(けいせい)もなきに、299何時(いつ)までも独身(どくしん)生活(せいくわつ)(つづ)け、300悪虐(あくぎやく)無道(ぶだう)妻子(さいし)(ふたた)家庭(かてい)(つく)らむとの()所存(しよぞん)()える、301これが第三(だいさん)(うたがひ)をまく(たね)302(つぎ)には大黒主(おほくろぬし)さまが鬼雲姫(おにくもひめ)さまの不都合(ふつがふ)(なじ)り、303別宅(べつたく)(つく)りて退隠(たいいん)(めい)(たま)うた(とき)304(これ)(たい)して極力(きよくりよく)反抗(はんかう)(てき)態度(たいど)(もち)ひ、305新夫人(しんふじん)石生能(いその)(ひめ)(たい)悪感情(あくかんじやう)(いだ)()らるる(こと)306これも(また)疑惑(ぎわく)(たね)307大黒主(おほくろぬし)鬼熊別(おにくまわけ)との(あひだ)には(ふか)溝渠(こうきよ)穿(うが)たれ、308意思(いし)疎通(そつう)()きし(こと)309……(つぎ)には兵馬(へいば)(けん)(にぎ)り、310片手(かたて)教権(けうけん)掌握(しやうあく)(たま)大黒主(おほくろぬし)よりも、311武力(ぶりよく)なき()(もつ)て、312数多(あまた)国人(くにびと)信用(しんよう)()()らるる(こと)313これ(また)疑惑(ぎわく)(たね)となつて()るのだらうと(わたし)推察(すいさつ)(いた)します。314(しか)(なが)(かみ)(つか)(たま)()(もつ)左様(さやう)疑惑(ぎわく)(たね)()(ごと)()精神(せいしん)では(ござ)いますまい………と(わたし)(しん)ずるのであります。315(いま)斯様(かやう)内紛(ないふん)繰返(くりかへ)(とき)では(ござ)らぬ。316(いち)()(はや)(そと)(むか)つて(てき)襲来(しふらい)(そな)へ、317()(てき)根底(こんてい)より滅亡(めつぼう)させねばならぬ国家(こくか)危機(きき)だから、318小異(せうい)()て、319大同(だいどう)(がつ)し、320協心(けふしん)戮力(りくりよく)して(この)国家(こくか)大事(だいじ)(そな)へようではありませぬか。321これ右守(うもり)(いつは)らざる至誠(しせい)告白(こくはく)(いな)忠告(ちうこく)(ござ)る』
322堂々(だうだう)として鬼熊別(おにくまわけ)寃罪(ゑんざい)弁護(べんご)しつつ()(きた)()()()()いた。323鬼春別(おにはるわけ)不機嫌(ふきげん)(がほ)にて(ふたた)立上(たちあが)り、
324鬼春別如何(いか)にも心得(こころえ)右守(うもり)()言葉(ことば)325吾々(われわれ)一向(いつかう)合点(がてん)(まゐ)らぬ。326(しか)らば右守(うもり)どの、327鬼熊別(おにくまわけ)一身(いつしん)(つい)ては、328貴殿(あなた)一任(いちにん)しますから、329キツト(あやま)ちのなき(やう)()監督(かんとく)(ねが)ひます』
330雲依(くもより)神徳(しんとく)(たか)鬼熊別(おにくまわけ)さまの()監督(かんとく)とは(おも)ひもよらぬ大役(たいやく)なれど、331今日(こんにち)場合(ばあひ)()むを()ませぬ、332(おほせ)(したが)つて監督(かんとく)(うけたま)はりませう』
333鬼熊(おにくま)『これは心得(こころえ)ぬ、334()両人(りやうにん)()言葉(ことば)335悪虐(あくぎやく)無道(ぶだう)叛逆者(はんぎやくしや)ならばいざ()らず、336吾々(われわれ)(ごと)忠臣(ちうしん)義士(ぎし)(たい)して、337(なん)(ため)()監督(かんとく)(あそ)ばすか。338あらぬ嫌疑(けんぎ)をかけられ、339憤慨(ふんがい)(いた)りに()へねども、340国家(こくか)一大事(いちだいじ)(おもんぱか)り、341陰忍(いんにん)自重(じちよう)しつつある(われ)に、342(その)心遣(こころづか)ひは()無用(むよう)(ねが)ひませう』
343石生(いそ)(この)問題(もんだい)はどうぞ(わたし)(まか)して(もら)ひませう。344イヤ鬼熊別(おにくまわけ)さま、345エライ()()ませました。346(いま)()(なか)(まこと)(もの)(しひた)げられ、347(うたが)はれ、348大悪人(だいあくにん)(とき)めく時代(じだい)なれば、349あなたもそれだけの()(うたがひ)()けさせられる半面(はんめん)にはキツト()(こと)があるでせう。350どうぞ()機嫌(きげん)(なほ)して、351今日(こんにち)以後(いご)日々(にちにち)国家(こくか)(ため)に、352(をしへ)(ため)に、353()登城(とじやう)()出勤(しゆつきん)(ねが)ひますよ』
354 鬼熊別(おにくまわけ)石生能(いその)(ひめ)言葉(ことば)感謝(かんしや)(なみだ)(ひそ)かに(なが)しながら、
355鬼熊別『ハイ有難(ありがた)(ござ)います。356(しか)らば()言葉(ことば)(したが)ひ、357明日(みやうにち)より出勤(しゆつきん)(いた)すことにきめませう。358今迄(いままで)不都合(ふつがふ)(ひら)にお(ゆる)しを(ねが)ひます』
359 石生能(いその)(ひめ)儼然(げんぜん)として言葉(ことば)(あらた)め、
360石生能姫『イソの(やかた)へは左守(さもり)鬼春別(おにはるわけ)殿(どの)361部下(ぶか)軍卒(ぐんそつ)引連(ひきつ)出発(しゆつぱつ)さるべし。362(また)大足別(おほだるわけ)軍勢(ぐんぜい)引率(いんそつ)して、363カルマタ(こく)のウラル(けう)本城(ほんじやう)(むか)つて()()せらるべし。364鬼春別(おにはるわけ)目出度(めでた)凱旋(がいせん)ある(まで)(もと)(ごと)鬼熊別(おにくまわけ)殿(どの)365左守(さもり)となつて奉仕(ほうし)されたし。366右守(うもり)従前(じうぜん)のまま、367(いづ)れも神妙(しんめう)(こころ)(あは)せ、368()引合(ひきあ)神務(しんむ)従事(じうじ)されよ。369大教主(だいけうしゆ)(めい)()りて、370石生能(いその)(ひめ)371代理権(だいりけん)執行(しつかう)(いた)す』
372 一同(いちどう)(この)言葉(ことば)に、
373一同『ハハア』
374(こうべ)(かたむ)け、375承諾(しようだく)()(しめ)した。
376 (ちなみ)右守(うもり)雲依別(くもよりわけ)(とき)(いきほひ)(かう)(がた)く、377左守(さもり)表面(へうめん)バツを(あは)せてゐたが、378(その)(じつ)鬼熊別(おにくまわけ)(うる)はしき(こころ)日夜(にちや)行動(かうどう)感激(かんげき)し、379心中(しんちう)(ひそ)かに鬼熊別(おにくまわけ)畏敬(ゐけい)尊信(そんしん)してゐた。380それ(ゆゑ)鬼熊別(おにくまわけ)無辜(むこ)(あは)れみ弁解(べんかい)(てき)弁論(べんろん)をまくしたてたのである。381(また)石生能(いその)(ひめ)鬼熊別(おにくまわけ)のどこともなく(をとこ)らしく、382威儀(ゐぎ)(そな)はる容貌(ようばう)に、383(こころ)(ひそ)かに恋着(れんちやく)してゐた。384それ(ゆゑ)大黒主(おほくろぬし)(あま)(この)まぬ鬼熊別(おにくまわけ)代理権(だいりけん)執行(しつかう)して左守(さもり)となし、385鬼熊別(おにくまわけ)同情(どうじやう)をよせつつある右守(うもり)(とど)め、386(つね)鬼熊別(おにくまわけ)讒言(ざんげん)する鬼春別(おにはるわけ)387大足別(おほだるわけ)出陣(しゆつぢん)させて(しま)つたのであつた。388(をんな)美貌(びばう)(しろ)(かたむ)くるとか()ふ。389(じつ)(をんな)(くらゐ)(おそ)ろしきものはない。390大黒主(おほくろぬし)(この)石生能(いその)(ひめ)には恋愛(れんあい)(くも)(つつ)まれて、391善悪(ぜんあく)(かかは)らず、392一言(いちごん)半句(はんく)(そむ)いた(こと)はなかつたのである。
393大正一一・一一・一 旧九・一三 松村真澄録)
目で読むのに疲れたら耳で聴こう!霊界物語の朗読ユーチューブ
オニド関連サイト最新更新情報
10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【メールアドレス
合言葉「みろく」を入力して下さい→  
霊界物語ネットは飯塚弘明が運営しています。【メールアドレス】 / 動作に不具合や誤字脱字等を発見されましたら是非お知らせ下さるようお願い申し上げます。 / 本サイトに掲載されている霊界物語等の著作物の電子データは飯塚弘明ほか、多数の方々の協力によって作られました。(スペシャルサンクス) / 本サイトの著作権(デザイン、プログラム、凡例等)は飯塚弘明にあります。出口王仁三郎の著作物(霊界物語等)の著作権は保護期間が過ぎていますのでご自由にお使いいただいて構いません。ただし一部分を引用するのではなく、本サイト掲載の大部分を利用して電子書籍等に転用する場合には、必ず出典と連絡先を記して下さい。→「本サイト掲載文献の利用について」 / 出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別的と見なされる言葉や表現もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。 / プライバシーポリシー
(C) 2007-2024 Iizuka Hiroaki