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神示(しんじ)の若返(わかがへ)り法(はふ)

インフォメーション

鏡：水鏡題名：神示の若返り法よみ：著者：出口王仁三郎

神の国掲載号：1926（大正15）年03月号八幡書店版：440頁愛善世界社版：195頁著作集：311頁第五版：205頁第三版：205頁全集：449頁初版：198頁

概要：備考：タグ：データ凡例：データ最終更新日： OBC ：kg161

001　年寄(としと)ると誰(たれ)でも皺(しわ)が寄(よ)るが、002この皺(しわ)が寄(よ)らないやうにするには、003平素(へいそ)から顔(かほ)や体(からだ)の洗(あら)ひ方(かた)に注意(ちうい)せねばならぬ。004既(すで)に寄(よ)つた皺(しわ)が無(な)いやうにして、005若(わか)く艶々(つやつや)しくなるやうにするにも亦(また)、006左(さ)の通(とほ)りすればよいのである。

007　顔(かほ)は決(けつ)して石鹸(せつけん)や、008糠袋(ぬかぶくろ)で洗(あら)つてはいけない、009唯(ただ)掌(てのひら)には天然(てんねん)に与(あた)へられたる脂肪(しばう)が常(つね)に分泌(ぶんぴ)してゐる、010この脂肪(しばう)こそは、011顔(かほ)や体(からだ)を洗(あら)ふに最(もつと)も適当(てきたう)なる洗料(せんれう)である。012これ以上(いじやう)の結構(けつこう)な洗料(せんれう)は無(な)い、013糠(ぬか)や石鹸(せつけん)は顔面(がんめん)の脂肪(しばう)を多(おほ)く取(と)るから、014其(その)時(とき)は垢(あか)がよく落(お)ちてさつぱりするやうな気(き)がするけれど、015これが皺(しわ)のよる原因(げんいん)となるのである。016顔面(がんめん)の上皮(うはかは)は極(ごく)薄(うす)いもので、017其下(そのした)には医師(いし)も知(し)らぬやうな、018細(ほそ)い細(ほそ)い脂肪腺(しばうせん)が、019無数(むすう)にあるのであるから、020顔(かほ)をひどくこすると、021この脂肪腺(しばうせん)をグヂヤグヂヤにして仕舞(しま)ふ。022譬(たと)へば、023薄(うす)い薄(うす)い紙(かみ)を擦(こす)れば皺(しわ)がよると同様(どうやう)である。024掌(てのひら)で静(しづか)に静(しづか)に撫(な)でるやうにして洗(あら)はねばならぬ。025掌(てのひら)の柔(やはら)かさは最(もつと)も顔面(がんめん)を洗(あら)ふに適(てき)して居(ゐ)る。026手拭(てぬぐひ)などのやうな硬(かた)いもので擦(こす)つては耐(たま)らぬ。027かくの如(ごと)く掌(てのひら)で静(しづか)に静(しづか)に撫(な)で洗(あら)ふ事(こと)によつて、028皮下(ひか)脂肪腺(しばうせん)がふつくりとして居(ゐ)て、029いつ迄(まで)も其(その)若々(わかわか)しさを保(たも)ち得(う)るのである。030あまり擦(こす)つて一(いつ)たんつぶれて仕舞(しま)つた人(ひと)は、031下記(かき)の如(ごと)くして、032其(その)回復(くわいふく)を待(ま)たねばならぬ。033それは、034タオルを微温湯(びおんたう)につけて、035之(これ)を顔(かほ)に当(あ)て、036五分間(ごふんかん)位(くらゐ)蒸(む)す、037かくすれば皮下(ひか)脂肪腺(しばうせん)が口(くち)を開(ひら)いて自然(しぜん)に下(した)から掃除(さうぢ)が出来(でき)るのである。038又(また)だんだんと、039脂肪腺(しばうせん)が旧状態(きうじやうたい)に回復(くわいふく)して来(き)て、040小皺(こじわ)がのびて来(く)る。041かくて後(のち)タオルでこすることなく、042押(おさ)へるやうにして水(みづ)を払拭(ふつしき)し、043其(その)上(うへ)に女(をんな)ならば薄化粧(うすげしやう)でもすると、044滲(にじ)み出(だ)した脂肪(しばう)は、045お白粉下(しろいした)の作用(さよう)をなして、046綺麗(きれい)になる。047この方法(はうはふ)を度重(たびかさ)ねて居(ゐ)ると、048年老(としと)つた人(ひと)も段々(だんだん)若(わか)く美(うつく)しくなる。049体(からだ)も同様(どうやう)、050掌(てのひら)で洗(あら)ふのが、051一番(いちばん)である。052但(ただ)し腰(こし)から下(した)は天国(てんごく)に相応(さうおう)しない所(ところ)であるから、053石鹸(せつけん)を使用(しよう)しても構(かま)はぬ、054但(ただ)し石鹸(せつけん)を使用(しよう)する人(ひと)は、055体(からだ)に臭気(しうき)があつていけない。

056筆者附記

057　右(みぎ)は承(うけたま)はつた体的(たいてき)若返(わかがへ)り法(はふ)の大体(だいたい)です。058そしてこの通(とほ)り実行(じつかう)して居(ゐ)るものは、059実際(じつさい)に日(ひ)に日(ひ)に皺(しわ)が取(と)れ若返(わかがへ)りつつあります。060唯(ただ)誰(たれ)もが思(おも)ひ切(き)つて従来(じゆうらい)使用(しよう)し来(きた)つた石鹸(せつけん)や糠(ぬか)が捨(す)てられないやうですが、061それでは駄目(だめ)です。062主一無適(しゆいつむてき)を標榜(へうばう)しつつも、063これだけはいくら聖師様(せいしさま)の仰(あふ)せでもさう出来(でき)ぬと、064でもをつけてお言葉(ことば)を実行(じつかう)しないと御神徳(ごしんとく)は頂(いただ)けないと同様(どうやう)、065石鹸(せつけん)をつかつたり、066糠(ぬか)をつかつたりすると又(また)後(あと)もどりを致(いた)します。067但(ただし)汽車(きしや)旅行(りよかう)などしてひどく、068すすけた場合(ばあひ)は止(やむ)を得(え)ないから、069糠(ぬか)など使(つか)つてもよいとの事(こと)で御座(ござ)います。

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