霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第八章 (とら)(うそぶき)〔七七三〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 篇:第2篇 蓮華台上 よみ(新仮名遣い):れんげだいじょう
章:第8章 虎の嘯 よみ(新仮名遣い):とらのうそぶき 通し章番号:773
口述日:1922(大正11)年07月18日(旧閏05月24日) 口述場所: 筆録者:北村隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年6月5日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
続いて杢助が立ち歌った。神伊弉諾大神の裳裾から生まれた時置師神が自分の来歴であることを明かし、その後、鉄彦の僕・時公となり、石凝姥宣伝使がコーカス山から魔神を追い払った神業に参加したことを歌った。
その後神素盞嗚大神の命を受けて自転倒島に渡り、樵の杢助となって時を待ち、妻のお杉との間に初稚姫をもうけたことを明かした。
そして娘が遥か遠くの竜宮島に赴いて、見事に麻邇の宝珠の神業を成功させたことに対して、神素盞嗚大神と国武彦神への感謝を述べ立てた。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-10-05 17:59:01 OBC :rm2608
愛善世界社版:118頁 八幡書店版:第5輯 186頁 修補版: 校定版:131頁 普及版:43頁 初版: ページ備考:
001 杢助(もくすけ)()(あが)銀扇(ぎんせん)(ひろ)げて(みづか)(うた)(みづか)()うて()せた。
002杢助天教山(てんけうざん)天降(あも)ります
003(かむ)伊弉諾(いざなぎの)大神(おほかみ)
004御裳(みそ)身魂(みたま)(うま)れたる
005魔神(まがみ)(はら)時置師(ときおかし)
006アルタイ(ざん)山麓(さんろく)
007人子(ひとご)(つかさ)鉄彦(かねひこ)
008(しもべ)(かみ)時公(ときこう)
009姿(すがた)(やつ)石凝姥(いしこりどめ)
010伊都(いづ)(みこと)宣伝使(せんでんし)
011三五教(あななひけう)(ひら)かむと
012荒野(あらの)(はら)()(わた)
013(すす)(すす)みてコーカスの
014深山(みやま)(つつ)黒雲(くろくも)
015伊吹(いぶき)(はら)ひに()(はら)
016(みづ)御霊(みたま)側近(そばちか)
017(つか)へまつりし(わが)身魂(みたま)
018(かむ)素盞嗚(すさのをの)大神(おほかみ)
019御言(みこと)(ひそ)かに(かうむ)りて
020自転倒(おのころ)(じま)()(わた)
021(こころ)(いろ)丹波(あかなみ)
022湯谷(ゆや)(たうげ)山麓(さんろく)
023樵夫(きこり)となりて()をひそめ
024(つま)のお(すぎ)(めと)りつつ
025(かみ)御水火(みいき)(さち)はひて
026初稚姫(はつわかひめ)()誕生(たんじやう)
027(てふ)(はな)よと(そだ)()
028五歳(いつつ)となりし(あき)(そら)
029(つま)(みこと)()()りて
030(あと)(のこ)りし(ちち)()
031(この)()果敢(はか)なむ折柄(をりから)
032灯火(あかり)目当(めあて)(たづ)()
033三五教(あななひけう)宣伝使(せんでんし)
034玉治別(たまはるわけ)神司(かむづかさ)
035(いよいよ)ここに杢助(もくすけ)
036(かみ)大道(おほぢ)(をど)()
037高春山(たかはるやま)にアルプスの
038(をしへ)()つる神柱(かむばしら)
039鷹依姫(たかよりひめ)言向(ことむ)けて
040(あや)聖地(せいち)参向(さんかう)
041再度山(ふたたびやま)山麓(さんろく)
042(をしへ)(やかた)(きづ)()
043生田(いくた)(もり)側近(そばちか)
044稚姫君(わかひめぎみ)生身魂(いくみたま)
045(いつ)きまつりて御教(みをしへ)
046(とほ)(ちか)きに(ひら)きつつ
047(かみ)(をしへ)()きしより
048再度山(ふたたびやま)()()でて
049(あや)聖地(せいち)参上(まゐのぼ)
050父娘(おやこ)(つく)(かみ)(みち)
051あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
052御霊(みたま)(さち)はへましまして
053年端(としは)()かぬ初稚(はつわか)
054(ひめ)(みこと)玉能姫(たまのひめ)
055玉治別(たまはるわけ)諸共(もろとも)
056万里(ばんり)波濤(はたう)()()えて
057竜宮島(りうぐうじま)()(わた)
058玉依姫(たまよりひめ)常久(とことは)
059(しづ)まりいます諏訪(すは)(うみ)
060(たつ)宮居(みやゐ)参詣(まゐまう)
061麻邇(まに)宝珠(ほつしゆ)(たま)はりて
062梅子(うめこ)(ひめ)(たてまつ)
063黄金(こがね)(からす)()せられて
064雲井(くもゐ)(そら)(おと)(たか)
065(わた)りて(かへ)由良港(ゆらみなと)
066人子(ひとご)(つかさ)秋山彦(あきやまひこ)
067(うづ)(みこと)庭園(ていゑん)
068一行(いつかう)(じふ)(にん)(つつが)なく
069(くだ)()ませる(たふと)さよ
070梅子(うめこ)(ひめ)一行(いつかう)
071麻邇(まに)宝珠(ほつしゆ)(たづさ)へて
072(かへ)()ますと()きしより
073(こころ)(こま)(いさ)()
074言依別(ことよりわけ)(したが)ひて
075此処(ここ)(やうや)()()れば
076(おも)()けなき瑞御霊(みづみたま)
077(かむ)素盞嗚(すさのをの)大御神(おほみかみ)
078国武彦(くにたけひこの)大御神(おほみかみ)
079聖顔(せいがん)(こと)(うるは)しく
080(あら)はれ(たま)(うれ)しさよ
081それのみならず朝夕(あさゆふ)
082(こころ)()けて(その)無事(ぶじ)
083(いの)りまつりし(わが)(むすめ)
084初稚姫(はつわかひめ)殊更(ことさら)
085(たま)(かんばせ)にこやかに
086(いさ)(たま)へる(うれ)しさよ
087あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
088()つの御玉(みたま)常久(とことは)
089(かみ)のまにまに(をさ)まりて
090神政(しんせい)成就(じやうじゆ)基礎(いしずゑ)
091(きづ)(たま)ひし(その)(うへ)
092(いづ)御霊(みたま)(とな)ふべき
093竜宮城(りうぐうじやう)麻邇(まに)宝珠(ほつしゆ)
094(また)もや聖地(せいち)(あつ)まりて
095(ひかり)(はな)(その)(うへ)
096(かみ)仕組(しぐみ)(いや)(ひろ)
097(いや)永久(とこしへ)(うご)きなく
098(あら)はれ(たま)()のあたり
099(かみ)(おもて)(あら)はれて
100(ぜん)(あく)とを()()ける
101(この)()(つく)りし神直日(かむなほひ)
102(こころ)(ひろ)大直日(おほなほひ)
103(ただ)何事(なにごと)(ひと)()
104直日(なほひ)見直(みなほ)()(なほ)
105()(あやま)ちは()(なほ)
106三五教(あななひけう)(かみ)(みち)
107(ふか)(こころ)()()りて
108()つの御玉(みたま)村肝(むらきも)
109(こころ)(たま)()かれつつ
110憂身(うきみ)(やつ)玉探(たまさが)
111(あき)御空(みそら)天津(あまつ)()
112(ひか)(かがや)(たま)(ごと)
113(さか)(すす)むは()のあたり
114仁慈(じんじ)無限(むげん)瑞御霊(みづみたま)
115(かむ)素盞嗚(すさのをの)大御神(おほみかみ)
116国武彦(くにたけひこの)大神(おほかみ)
117御前(みまへ)杢助(もくすけ)慴伏(ひれふ)して
118(つつし)(ゐやま)()ぎまつる
119あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
120御霊(みたま)(さち)はへましませよ』
121(うた)(をは)つて(もと)()についた。
122大正一一・七・一八 旧閏五・二四 北村隆光録)
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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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