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第70巻(酉の巻)
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天祥地瑞
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第74巻(丑の巻)
第75巻(寅の巻)
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第26巻(丑の巻)
序歌
凡例
総説歌
第1篇 伊都宝珠
01 麻邇の玉
〔766〕
02 真心の花(一)
〔767〕
03 真心の花(二)
〔768〕
04 真心の花(三)
〔769〕
05 真心の花(四)
〔770〕
第2篇 蓮華台上
06 大神宣
〔771〕
07 鈴の音
〔772〕
08 虎の嘯
〔773〕
09 生言霊
〔774〕
第3篇 神都の秋
10 船歌
〔775〕
11 言の波
〔776〕
12 秋の色
〔777〕
第4篇 波瀾重畳
13 三つ巴
〔778〕
14 大変歌
〔779〕
15 諭詩の歌
〔780〕
16 三五玉
〔781〕
17 帰り路
〔782〕
跋
余白歌
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第八章
虎
(
とら
)
の
嘯
(
うそぶき
)
〔七七三〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻
篇:
第2篇 蓮華台上
よみ(新仮名遣い):
れんげだいじょう
章:
第8章 虎の嘯
よみ(新仮名遣い):
とらのうそぶき
通し章番号:
773
口述日:
1922(大正11)年07月18日(旧閏05月24日)
口述場所:
筆録者:
北村隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1923(大正12)年6月5日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
続いて杢助が立ち歌った。神伊弉諾大神の裳裾から生まれた時置師神が自分の来歴であることを明かし、その後、鉄彦の僕・時公となり、石凝姥宣伝使がコーカス山から魔神を追い払った神業に参加したことを歌った。
その後神素盞嗚大神の命を受けて自転倒島に渡り、樵の杢助となって時を待ち、妻のお杉との間に初稚姫をもうけたことを明かした。
そして娘が遥か遠くの竜宮島に赴いて、見事に麻邇の宝珠の神業を成功させたことに対して、神素盞嗚大神と国武彦神への感謝を述べ立てた。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2021-10-05 17:59:01
OBC :
rm2608
愛善世界社版:
118頁
八幡書店版:
第5輯 186頁
修補版:
校定版:
131頁
普及版:
43頁
初版:
ページ備考:
001
杢助
(
もくすけ
)
は
立
(
た
)
ち
上
(
あが
)
り
銀扇
(
ぎんせん
)
を
拡
(
ひろ
)
げて
自
(
みづか
)
ら
歌
(
うた
)
ひ
自
(
みづか
)
ら
舞
(
ま
)
うて
見
(
み
)
せた。
002
杢助
『
天教山
(
てんけうざん
)
に
天降
(
あも
)
ります
003
神
(
かむ
)
伊弉諾
(
いざなぎの
)
大神
(
おほかみ
)
の
004
御裳
(
みそ
)
の
身魂
(
みたま
)
と
生
(
うま
)
れたる
005
魔神
(
まがみ
)
を
攘
(
はら
)
ふ
時置師
(
ときおかし
)
006
アルタイ
嶺
(
ざん
)
の
山麓
(
さんろく
)
に
007
人子
(
ひとご
)
の
司
(
つかさ
)
鉄彦
(
かねひこ
)
が
008
僕
(
しもべ
)
の
神
(
かみ
)
の
時公
(
ときこう
)
と
009
姿
(
すがた
)
を
窶
(
やつ
)
し
石凝姥
(
いしこりどめ
)
の
010
伊都
(
いづ
)
の
命
(
みこと
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
011
三五教
(
あななひけう
)
を
開
(
ひら
)
かむと
012
荒野
(
あらの
)
ケ
原
(
はら
)
を
打
(
う
)
ち
渉
(
わた
)
り
013
進
(
すす
)
み
進
(
すす
)
みてコーカスの
014
深山
(
みやま
)
を
包
(
つつ
)
む
黒雲
(
くろくも
)
を
015
伊吹
(
いぶき
)
払
(
はら
)
ひに
吹
(
ふ
)
き
払
(
はら
)
ひ
016
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
側近
(
そばちか
)
く
017
仕
(
つか
)
へまつりし
吾
(
わが
)
身魂
(
みたま
)
018
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのをの
)
大神
(
おほかみ
)
の
019
御言
(
みこと
)
密
(
ひそ
)
かに
蒙
(
かうむ
)
りて
020
自転倒
(
おのころ
)
島
(
じま
)
に
打
(
う
)
ち
渡
(
わた
)
り
021
心
(
こころ
)
の
色
(
いろ
)
も
丹波
(
あかなみ
)
の
022
湯谷
(
ゆや
)
ケ
峠
(
たうげ
)
の
山麓
(
さんろく
)
に
023
樵夫
(
きこり
)
となりて
身
(
み
)
をひそめ
024
妻
(
つま
)
のお
杉
(
すぎ
)
を
娶
(
めと
)
りつつ
025
神
(
かみ
)
の
御水火
(
みいき
)
の
幸
(
さち
)
はひて
026
初稚姫
(
はつわかひめ
)
の
御
(
ご
)
誕生
(
たんじやう
)
027
蝶
(
てふ
)
よ
花
(
はな
)
よと
育
(
そだ
)
て
上
(
あ
)
げ
028
五歳
(
いつつ
)
となりし
秋
(
あき
)
の
空
(
そら
)
029
妻
(
つま
)
の
命
(
みこと
)
は
世
(
よ
)
を
去
(
さ
)
りて
030
後
(
あと
)
に
残
(
のこ
)
りし
父
(
ちち
)
と
娘
(
こ
)
の
031
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
果敢
(
はか
)
なむ
折柄
(
をりから
)
に
032
灯火
(
あかり
)
を
目当
(
めあて
)
に
訪
(
たづ
)
ね
来
(
く
)
る
033
三五教
(
あななひけう
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
034
玉治別
(
たまはるわけ
)
の
神司
(
かむづかさ
)
035
愈
(
いよいよ
)
ここに
杢助
(
もくすけ
)
は
036
神
(
かみ
)
の
大道
(
おほぢ
)
に
躍
(
をど
)
り
入
(
い
)
り
037
高春山
(
たかはるやま
)
にアルプスの
038
教
(
をしへ
)
を
樹
(
た
)
つる
神柱
(
かむばしら
)
039
鷹依姫
(
たかよりひめ
)
を
言向
(
ことむ
)
けて
040
綾
(
あや
)
の
聖地
(
せいち
)
に
参向
(
さんかう
)
し
041
再度山
(
ふたたびやま
)
の
山麓
(
さんろく
)
に
042
教
(
をしへ
)
の
館
(
やかた
)
を
築
(
きづ
)
き
上
(
あ
)
げ
043
生田
(
いくた
)
の
森
(
もり
)
の
側近
(
そばちか
)
く
044
稚姫君
(
わかひめぎみ
)
の
生身魂
(
いくみたま
)
045
斎
(
いつ
)
きまつりて
御教
(
みをしへ
)
を
046
遠
(
とほ
)
き
近
(
ちか
)
きに
開
(
ひら
)
きつつ
047
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
を
聞
(
き
)
きしより
048
再度山
(
ふたたびやま
)
を
立
(
た
)
ち
出
(
い
)
でて
049
綾
(
あや
)
の
聖地
(
せいち
)
に
参上
(
まゐのぼ
)
り
050
父娘
(
おやこ
)
が
尽
(
つく
)
す
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
051
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
052
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はへましまして
053
年端
(
としは
)
も
行
(
ゆ
)
かぬ
初稚
(
はつわか
)
の
054
姫
(
ひめ
)
の
命
(
みこと
)
は
玉能姫
(
たまのひめ
)
055
玉治別
(
たまはるわけ
)
と
諸共
(
もろとも
)
に
056
万里
(
ばんり
)
の
波濤
(
はたう
)
を
乗
(
の
)
り
越
(
こ
)
えて
057
竜宮島
(
りうぐうじま
)
に
打
(
う
)
ち
渡
(
わた
)
り
058
玉依姫
(
たまよりひめ
)
の
常久
(
とことは
)
に
059
鎮
(
しづ
)
まりいます
諏訪
(
すは
)
の
湖
(
うみ
)
060
竜
(
たつ
)
の
宮居
(
みやゐ
)
に
参詣
(
まゐまう
)
で
061
麻邇
(
まに
)
の
宝珠
(
ほつしゆ
)
を
賜
(
たま
)
はりて
062
梅子
(
うめこ
)
の
姫
(
ひめ
)
に
献
(
たてまつ
)
り
063
黄金
(
こがね
)
の
烏
(
からす
)
に
乗
(
の
)
せられて
064
雲井
(
くもゐ
)
の
空
(
そら
)
を
音
(
おと
)
高
(
たか
)
く
065
渡
(
わた
)
りて
帰
(
かへ
)
る
由良港
(
ゆらみなと
)
066
人子
(
ひとご
)
の
司
(
つかさ
)
秋山彦
(
あきやまひこ
)
の
067
貴
(
うづ
)
の
命
(
みこと
)
の
庭園
(
ていゑん
)
に
068
一行
(
いつかう
)
十
(
じふ
)
人
(
にん
)
恙
(
つつが
)
なく
069
降
(
くだ
)
り
来
(
き
)
ませる
尊
(
たふと
)
さよ
070
梅子
(
うめこ
)
の
姫
(
ひめ
)
の
一行
(
いつかう
)
が
071
麻邇
(
まに
)
の
宝珠
(
ほつしゆ
)
を
携
(
たづさ
)
へて
072
帰
(
かへ
)
り
来
(
き
)
ますと
聞
(
き
)
きしより
073
心
(
こころ
)
の
駒
(
こま
)
は
勇
(
いさ
)
み
立
(
た
)
ち
074
言依別
(
ことよりわけ
)
に
従
(
したが
)
ひて
075
此処
(
ここ
)
に
漸
(
やうや
)
く
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
076
思
(
おも
)
ひ
掛
(
が
)
けなき
瑞御霊
(
みづみたま
)
077
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのをの
)
大御神
(
おほみかみ
)
078
国武彦
(
くにたけひこの
)
大御神
(
おほみかみ
)
079
聖顔
(
せいがん
)
殊
(
こと
)
に
麗
(
うるは
)
しく
080
現
(
あら
)
はれ
給
(
たま
)
ふ
嬉
(
うれ
)
しさよ
081
それのみならず
朝夕
(
あさゆふ
)
に
082
心
(
こころ
)
に
掛
(
か
)
けて
其
(
その
)
無事
(
ぶじ
)
を
083
祈
(
いの
)
りまつりし
吾
(
わが
)
娘
(
むすめ
)
084
初稚姫
(
はつわかひめ
)
は
殊更
(
ことさら
)
に
085
玉
(
たま
)
の
顔
(
かんばせ
)
にこやかに
086
勇
(
いさ
)
み
給
(
たま
)
へる
嬉
(
うれ
)
しさよ
087
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
088
三
(
み
)
つの
御玉
(
みたま
)
は
常久
(
とことは
)
に
089
神
(
かみ
)
のまにまに
納
(
をさ
)
まりて
090
神政
(
しんせい
)
成就
(
じやうじゆ
)
の
基礎
(
いしずゑ
)
を
091
築
(
きづ
)
き
給
(
たま
)
ひし
其
(
その
)
上
(
うへ
)
に
092
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
と
称
(
とな
)
ふべき
093
竜宮城
(
りうぐうじやう
)
の
麻邇
(
まに
)
宝珠
(
ほつしゆ
)
094
又
(
また
)
もや
聖地
(
せいち
)
に
集
(
あつ
)
まりて
095
光
(
ひかり
)
を
放
(
はな
)
つ
其
(
その
)
上
(
うへ
)
は
096
神
(
かみ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
は
弥
(
いや
)
広
(
ひろ
)
に
097
弥
(
いや
)
永久
(
とこしへ
)
に
動
(
うご
)
きなく
098
現
(
あら
)
はれ
給
(
たま
)
ふ
目
(
ま
)
のあたり
099
神
(
かみ
)
が
表
(
おもて
)
に
現
(
あら
)
はれて
100
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
とを
立
(
た
)
て
別
(
わ
)
ける
101
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
造
(
つく
)
りし
神直日
(
かむなほひ
)
102
心
(
こころ
)
も
広
(
ひろ
)
き
大直日
(
おほなほひ
)
103
只
(
ただ
)
何事
(
なにごと
)
も
人
(
ひと
)
の
世
(
よ
)
は
104
直日
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
せ
聞
(
き
)
き
直
(
なほ
)
せ
105
身
(
み
)
の
過
(
あやま
)
ちは
宣
(
の
)
り
直
(
なほ
)
す
106
三五教
(
あななひけう
)
の
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
107
深
(
ふか
)
き
心
(
こころ
)
を
汲
(
く
)
み
取
(
と
)
りて
108
三
(
み
)
つの
御玉
(
みたま
)
に
村肝
(
むらきも
)
の
109
心
(
こころ
)
の
玉
(
たま
)
を
抜
(
ぬ
)
かれつつ
110
憂身
(
うきみ
)
を
窶
(
やつ
)
す
玉探
(
たまさが
)
し
111
秋
(
あき
)
の
御空
(
みそら
)
に
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
の
112
光
(
ひか
)
り
輝
(
かがや
)
き
給
(
たま
)
ふ
如
(
ごと
)
113
栄
(
さか
)
え
進
(
すす
)
むは
目
(
ま
)
のあたり
114
仁慈
(
じんじ
)
無限
(
むげん
)
の
瑞御霊
(
みづみたま
)
115
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのをの
)
大御神
(
おほみかみ
)
116
国武彦
(
くにたけひこの
)
大神
(
おほかみ
)
の
117
御前
(
みまへ
)
に
杢助
(
もくすけ
)
慴伏
(
ひれふ
)
して
118
慎
(
つつし
)
み
敬
(
ゐやま
)
ひ
願
(
ね
)
ぎまつる
119
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
120
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はへましませよ』
121
と
歌
(
うた
)
ひ
終
(
をは
)
つて
旧
(
もと
)
の
座
(
ざ
)
についた。
122
(
大正一一・七・一八
旧閏五・二四
北村隆光
録)
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【08 虎の嘯|第26巻(丑の巻)|霊界物語/rm2608】
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