霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
目 次
設 定
閉じる
×
霊界物語
三鏡
大本神諭
伊都能売神諭
出口王仁三郎全集
出口王仁三郎著作集
王仁文庫
惟神の道
幼ながたり
開祖伝
聖師伝
霧の海(第六歌集)
大本七十年史
大本史料集成
神霊界
新聞記事
新月の光
その他
王仁文献考証
検索は「
王仁DB
」で
←
戻る
霊界物語
霊主体従
第1巻(子の巻)
第2巻(丑の巻)
第3巻(寅の巻)
第4巻(卯の巻)
第5巻(辰の巻)
第6巻(巳の巻)
第7巻(午の巻)
第8巻(未の巻)
第9巻(申の巻)
第10巻(酉の巻)
第11巻(戌の巻)
第12巻(亥の巻)
如意宝珠
第13巻(子の巻)
第14巻(丑の巻)
第15巻(寅の巻)
第16巻(卯の巻)
第17巻(辰の巻)
第18巻(巳の巻)
第19巻(午の巻)
第20巻(未の巻)
第21巻(申の巻)
第22巻(酉の巻)
第23巻(戌の巻)
第24巻(亥の巻)
海洋万里
第25巻(子の巻)
第26巻(丑の巻)
第27巻(寅の巻)
第28巻(卯の巻)
第29巻(辰の巻)
第30巻(巳の巻)
第31巻(午の巻)
第32巻(未の巻)
第33巻(申の巻)
第34巻(酉の巻)
第35巻(戌の巻)
第36巻(亥の巻)
舎身活躍
第37巻(子の巻)
第38巻(丑の巻)
第39巻(寅の巻)
第40巻(卯の巻)
第41巻(辰の巻)
第42巻(巳の巻)
第43巻(午の巻)
第44巻(未の巻)
第45巻(申の巻)
第46巻(酉の巻)
第47巻(戌の巻)
第48巻(亥の巻)
真善美愛
第49巻(子の巻)
第50巻(丑の巻)
第51巻(寅の巻)
第52巻(卯の巻)
第53巻(辰の巻)
第54巻(巳の巻)
第55巻(午の巻)
第56巻(未の巻)
第57巻(申の巻)
第58巻(酉の巻)
第59巻(戌の巻)
第60巻(亥の巻)
山河草木
第61巻(子の巻)
第62巻(丑の巻)
第63巻(寅の巻)
第64巻(卯の巻)上
第64巻(卯の巻)下
第65巻(辰の巻)
第66巻(巳の巻)
第67巻(午の巻)
第68巻(未の巻)
第69巻(申の巻)
第70巻(酉の巻)
第71巻(戌の巻)
第72巻(亥の巻)
特別編 入蒙記
天祥地瑞
第73巻(子の巻)
第74巻(丑の巻)
第75巻(寅の巻)
第76巻(卯の巻)
第77巻(辰の巻)
第78巻(巳の巻)
第79巻(午の巻)
第80巻(未の巻)
第81巻(申の巻)
←
戻る
第61巻(子の巻)
序文
第1篇 常磐の松
01 神苑
〔1551〕
02 神影
〔1552〕
03 神雲
〔1553〕
04 神田
〔1554〕
05 神山
〔1555〕
第2篇 神国の春
06 神天
〔1556〕
07 神地
〔1557〕
08 神台
〔1558〕
09 神行
〔1559〕
10 神厳
〔1560〕
第3篇 白梅の花
11 神浪
〔1561〕
12 神徳
〔1562〕
13 神雨
〔1563〕
14 神服
〔1564〕
15 神前
〔1565〕
第4篇 風山雅洋
16 神英
〔1566〕
17 神月
〔1567〕
18 神人
〔1568〕
19 神恵
〔1569〕
20 神郷
〔1570〕
第5篇 春陽自来
21 神花
〔1571〕
22 神日
〔1572〕
23 神暉
〔1573〕
24 神泉
〔1574〕
25 神家
〔1575〕
余白歌
このサイトは『霊界物語』を始めとする出口王仁三郎等の著書を無料で公開しています。
(注・出口王仁三郎の全ての著述を収録しているわけではありません。未収録のものも沢山あります)
閉じる
×
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
その他の設定項目を表示する
ここから下を閉じる
文字サイズ
S
【標準】
M
L
フォント
フォント1
【標準】
フォント2
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
古いブラウザでうまく表示されない時はこの設定を試してみて下さい
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側にだけ表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注
[?]
[※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
全ての脚注を開く
全ての脚注を閉じる(マーク表示)
【標準】
脚注マークを表示しない
文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色
[?]
底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。
[×閉じる]
外字1の色
[?]
この設定は現在使われておりません。
[×閉じる]
外字2の色
[?]
文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。
[×閉じる]
→
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
サブスクのお知らせ
霊界物語
>
第61巻
> 第4篇 風山雅洋 > 第20章 神郷
<<< 神恵
(B)
(N)
神花 >>>
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。
【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034 アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。
第二〇章
神郷
(
しんきやう
)
〔一五七〇〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第61巻 山河草木 子の巻
篇:
第4篇 風山雅洋
よみ(新仮名遣い):
ふうざんがよう
章:
第20章 神郷
よみ(新仮名遣い):
しんきょう
通し章番号:
1570
口述日:
1923(大正12)年05月08日(旧03月23日)
口述場所:
筆録者:
隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年10月16日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
[×閉じる]
:
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm6120
愛善世界社版:
256頁
八幡書店版:
第11輯 109頁
修補版:
校定版:
281頁
普及版:
61頁
初版:
ページ備考:
001
第一九二
002
一
003
皇神
(
すめかみ
)
の
早
(
はや
)
く
来
(
きた
)
れと
召
(
め
)
し
玉
(
たま
)
ふ
004
愛
(
あい
)
の
御声
(
みこゑ
)
を
恐
(
おそ
)
れ
逃
(
に
)
げ
行
(
ゆ
)
く。
005
二
006
永久
(
とこしへ
)
に
栄
(
さか
)
え
目出度
(
めでた
)
き
故郷
(
ふるさと
)
に
007
生
(
い
)
かさむとする
神
(
かみ
)
ぞ
尊
(
たふと
)
き。
008
三
009
現世
(
うつしよ
)
の
業
(
わざ
)
みな
終
(
を
)
へて
故郷
(
ふるさと
)
に
010
早
(
はや
)
く
帰
(
かへ
)
れと
召
(
め
)
し
玉
(
たま
)
ふ
主
(
きみ
)
。
011
四
012
八衢
(
やちまた
)
に
行
(
ゆ
)
き
悩
(
なや
)
みたる
旅人
(
たびびと
)
の
013
愛
(
あい
)
の
御声
(
みこゑ
)
に
耳
(
みみ
)
をすまさむ。
014
五
015
皇神
(
すめかみ
)
の
厳
(
いづ
)
の
御門
(
みかど
)
に
入
(
い
)
るならば
016
休
(
やす
)
ませ
玉
(
たま
)
はむ
重荷
(
おもに
)
おろして。
017
六
018
御恵
(
みめぐみ
)
の
充
(
み
)
ち
溢
(
あふ
)
れたる
吾
(
わが
)
神
(
かみ
)
は
019
罪
(
つみ
)
ある
魂
(
たま
)
も
招
(
まね
)
き
玉
(
たま
)
ひぬ。
020
七
021
罪科
(
つみとが
)
を
身
(
み
)
に
負
(
お
)
ひしまま
故郷
(
ふるさと
)
に
022
帰
(
かへ
)
る
者
(
もの
)
さへ
恵
(
めぐ
)
ませ
玉
(
たま
)
ふ。
023
八
024
我
(
わが
)
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
奥
(
おく
)
は
限
(
かぎ
)
りなし
025
善
(
よし
)
と
悪
(
あし
)
とにとらはれ
玉
(
たま
)
はず。
026
九
027
我
(
わが
)
神
(
かみ
)
の
永久
(
とこしへ
)
に
在
(
ま
)
す
御殿
(
みとの
)
こそ
028
いとも
楽
(
たの
)
しき
珍
(
うづ
)
の
御舎
(
みあらか
)
。
029
一〇
030
とく
来
(
こ
)
よと
御門
(
みかど
)
を
開
(
ひら
)
き
待
(
ま
)
ち
玉
(
たま
)
ふ
031
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
御前
(
みまへ
)
にすがれ。
032
一一
033
いと
清
(
きよ
)
くやさしき
御声
(
みこゑ
)
聞
(
き
)
く
毎
(
ごと
)
に
034
心
(
こころ
)
の
悩
(
なや
)
みうち
忘
(
わす
)
れける。
035
第一九三
036
一
037
麻柱
(
あななひ
)
の
命
(
いのち
)
の
道
(
みち
)
を
疑
(
うたが
)
ふな
038
愛
(
あい
)
の
御神
(
みかみ
)
の
教
(
をしへ
)
なりせば。
039
二
040
とく
来
(
きた
)
れ
罪
(
つみ
)
も
穢
(
けが
)
れも
打
(
うち
)
捨
(
す
)
てて
041
生命
(
いのち
)
を
得
(
え
)
よと
招
(
まね
)
かせ
玉
(
たま
)
ふ。
042
三
043
常世
(
とこよ
)
行
(
ゆ
)
く
暗
(
やみ
)
の
中
(
なか
)
にも
我
(
わが
)
神
(
かみ
)
の
044
深
(
ふか
)
き
恵
(
めぐみ
)
は
輝
(
かがや
)
きわたる。
045
四
046
八千座
(
やちくら
)
の
置戸
(
おきど
)
を
負
(
お
)
ひし
我
(
わが
)
神
(
かみ
)
の
047
愛
(
あい
)
と
力
(
ちから
)
をたのめ
罪人
(
つみびと
)
。
048
五
049
我
(
わが
)
神
(
かみ
)
を
措
(
お
)
いて
誰
(
たれ
)
をか
頼
(
たの
)
まむや
050
罪
(
つみ
)
を
償
(
つぐな
)
ふ
神
(
かみ
)
しなければ。
051
六
052
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
と
生
(
うま
)
れ
玉
(
たま
)
ひし
瑞御魂
(
みづみたま
)
053
岐美
(
きみ
)
より
外
(
ほか
)
に
世
(
よ
)
に
力
(
ちから
)
なし。
054
第一九四
055
一
056
疾
(
と
)
く
来
(
こ
)
よと
玉
(
たま
)
の
御手
(
みて
)
をばさし
伸
(
の
)
べて
057
暗路
(
やみぢ
)
に
迷
(
まよ
)
ふ
魂
(
たま
)
を
招
(
お
)
ぎます。
058
二
059
招
(
まね
)
かれて
吾
(
わが
)
故郷
(
ふるさと
)
に
帰
(
かへ
)
る
時
(
とき
)
060
近
(
ちか
)
き
審判
(
さばき
)
を
見守
(
みも
)
らせ
玉
(
たま
)
ふ。
061
三
062
八衢
(
やちまた
)
の
厳
(
いづ
)
の
審判
(
さばき
)
を
和
(
なご
)
めむと
063
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
を
示
(
しめ
)
し
玉
(
たま
)
ひぬ。
064
四
065
身
(
み
)
も
魂
(
たま
)
も
主
(
きみ
)
に
任
(
まか
)
して
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
け
066
醜
(
しこ
)
の
嵐
(
あらし
)
に
遭
(
あ
)
ふ
例
(
ためし
)
なし。
067
第一九五
068
一
069
我
(
わが
)
前
(
まへ
)
に
早
(
はや
)
く
憩
(
いこ
)
へと
宣
(
の
)
らす
声
(
こゑ
)
070
疲
(
つか
)
れし
身魂
(
みたま
)
の
耳
(
みみ
)
にこそ
入
(
い
)
れ。
071
二
072
数
(
かず
)
ならぬ
吾
(
わが
)
身魂
(
みたま
)
をも
憐
(
あはれ
)
みて
073
守
(
まも
)
らせ
玉
(
たま
)
ふ
主
(
きみ
)
ぞ
畏
(
かしこ
)
し。
074
三
075
八束髯
(
やつかひげ
)
生血
(
なまち
)
と
共
(
とも
)
に
抜
(
ぬ
)
かれたる
076
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
は
天地
(
あめつち
)
の
岐美
(
きみ
)
。
077
四
078
八洲河
(
やすかは
)
の
誓約
(
うけひ
)
になれる
真清水
(
ましみづ
)
は
079
罪
(
つみ
)
てふ
罪
(
つみ
)
を
洗
(
あら
)
ひ
清
(
きよ
)
むる。
080
五
081
由良川
(
ヨルダン
)
の
流
(
ながれ
)
に
立
(
た
)
ちて
溺
(
おぼ
)
れ
来
(
く
)
る
082
世人
(
よびと
)
の
罪
(
つみ
)
を
洗
(
あら
)
ひます
主
(
きみ
)
。
083
六
084
天地
(
あめつち
)
はよし
崩
(
くづ
)
るるも
我
(
わが
)
主
(
きみ
)
の
085
御側
(
みそば
)
は
安
(
やす
)
し
厳
(
いづ
)
の
御守護
(
みまもり
)
。
086
第一九六
087
一
088
急
(
いそ
)
ぎて
来
(
きた
)
れ
諸人
(
もろびと
)
よ
089
五六七
(
みろく
)
の
御代
(
みよ
)
は
近
(
ちか
)
づきぬ。
090
二
091
暗
(
やみ
)
と
悩
(
なや
)
みに
取囲
(
とりかこ
)
まれて
092
亡
(
ほろ
)
びぬ
前
(
さき
)
に
早
(
はや
)
来
(
きた
)
れ。
093
三
094
天津
(
あまつ
)
御空
(
みそら
)
は
掻
(
か
)
き
曇
(
くも
)
り
095
氷雨
(
ひさめ
)
は
降
(
ふ
)
りて
風
(
かぜ
)
の
音
(
おと
)
096
いと
凄
(
すさま
)
じく
襲
(
おそ
)
ひ
来
(
く
)
る
097
神
(
かみ
)
は
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
の
力
(
ちから
)
なり。
098
四
099
死
(
し
)
の
波
(
なみ
)
高
(
たか
)
く
打寄
(
うちよ
)
せて
100
やがて
焔
(
ほのほ
)
は
降
(
ふ
)
り
来
(
きた
)
る
101
暫
(
しば
)
しの
間
(
うち
)
に
恐
(
おそ
)
ろしや
102
背
(
そむ
)
きし
国
(
くに
)
は
亡
(
ほろ
)
び
行
(
ゆ
)
く
103
神
(
かみ
)
の
使
(
つかひ
)
の
導
(
みちび
)
くままに
104
身魂
(
みたま
)
任
(
まか
)
せて
走
(
はし
)
り
行
(
ゆ
)
け。
105
五
106
後
(
あと
)
ふり
返
(
かへ
)
り
形
(
かたち
)
ある
107
宝
(
たから
)
に
心
(
こころ
)
迷
(
まよ
)
はさず
108
急
(
いそ
)
ぎに
急
(
いそ
)
げよ
諸人
(
もろびと
)
よ
109
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
亡
(
ほろ
)
ぶる
時
(
とき
)
来
(
く
)
れば。
110
第一九七
111
一
112
海
(
うみ
)
の
果
(
は
)
て
山
(
やま
)
の
奥
(
おく
)
にも
吾
(
わが
)
魂
(
たま
)
の
113
休
(
やす
)
らひぬべき
花園
(
はなぞの
)
はなし。
114
二
115
厳御魂
(
いづみたま
)
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
現
(
あら
)
はれし
116
聖地
(
せいち
)
ぞ
千代
(
ちよ
)
の
住所
(
すみか
)
なりけり。
117
三
118
浮
(
う
)
き
沈
(
しづ
)
みしげき
此
(
この
)
世
(
よ
)
に
何
(
なに
)
ものも
119
頼
(
たの
)
みとすべきものはあらじな。
120
四
121
只
(
ただ
)
神
(
かみ
)
にすがりて
誠
(
まこと
)
尽
(
つく
)
すより
122
吾
(
わが
)
身
(
み
)
を
救
(
すく
)
ふ
力
(
ちから
)
だになし。
123
五
124
死
(
し
)
するとも
魂
(
たま
)
は
必
(
かなら
)
ず
霊界
(
かくりよ
)
に
125
ありて
御神
(
みかみ
)
と
共
(
とも
)
に
栄行
(
さかゆ
)
く。
126
六
127
空蝉
(
うつせみ
)
の
身
(
み
)
はよし
永
(
なが
)
く
保
(
たも
)
つとも
128
霊魂
(
みたま
)
の
生命
(
いのち
)
なき
人
(
ひと
)
もあり。
129
七
130
年
(
とし
)
老
(
お
)
いず
死
(
まか
)
る
事
(
こと
)
なき
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
は
131
永遠
(
とは
)
の
生命
(
いのち
)
の
住所
(
すみか
)
なりけり。
132
八
133
罪
(
つみ
)
の
身
(
み
)
は
朝
(
あした
)
の
露
(
つゆ
)
と
消
(
き
)
ゆるとも
134
魂
(
たま
)
は
残
(
のこ
)
りて
永遠
(
とは
)
に
苦
(
くる
)
しむ。
135
九
136
永久
(
とこしへ
)
の
生命
(
いのち
)
も
愛
(
あい
)
も
我
(
わが
)
神
(
かみ
)
の
137
抱
(
いだ
)
かせ
玉
(
たま
)
ふ
力
(
ちから
)
なりけり。
138
第一九八
139
一
140
明日
(
あす
)
の
日
(
ひ
)
も
知
(
し
)
れぬ
果敢
(
はか
)
なき
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
は
141
急
(
いそ
)
ぎて
来
(
きた
)
れ
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に。
142
二
143
明日
(
あす
)
の
日
(
ひ
)
を
思
(
おも
)
ひまはせば
安々
(
やすやす
)
と
144
世
(
よ
)
を
渡
(
わた
)
るべき
心
(
こころ
)
起
(
おこ
)
らじ。
145
三
146
束
(
つか
)
の
間
(
ま
)
も
死
(
し
)
の
魔
(
ま
)
はあたり
附
(
つ
)
け
狙
(
ねら
)
ふ
147
とくとく
来
(
きた
)
れ
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
に。
148
四
149
大神
(
おほかみ
)
の
御許
(
みもと
)
に
早
(
はや
)
く
立
(
たち
)
帰
(
かへ
)
れ
150
露
(
つゆ
)
の
生命
(
いのち
)
の
消
(
き
)
え
失
(
う
)
せぬ
間
(
ま
)
に。
151
五
152
我
(
わが
)
主
(
きみ
)
の
恵
(
めぐ
)
幸
(
さちは
)
ひはや
受
(
う
)
けよ
153
思
(
おも
)
はぬ
時
(
とき
)
に
亡
(
ほろ
)
び
来
(
きた
)
らむ。
154
第一九九
155
一
156
門
(
かど
)
の
戸
(
と
)
を
打
(
うち
)
叩
(
たた
)
きつつ
我
(
わが
)
神
(
かみ
)
は
157
心
(
こころ
)
静
(
しづ
)
かに
訪
(
おとな
)
ひ
玉
(
たま
)
ふ。
158
二
159
幾度
(
いくたび
)
も
表
(
おもて
)
に
立
(
た
)
ちて
御栄
(
みさか
)
えの
160
珍
(
うづ
)
の
御声
(
みこゑ
)
を
放
(
はな
)
ち
玉
(
たま
)
ひぬ。
161
三
162
仇
(
あだ
)
さへも
生
(
い
)
かさむ
為
(
ため
)
に
朝夕
(
あさゆふ
)
に
163
門
(
かど
)
に
立
(
た
)
たせる
主
(
きみ
)
ぞ
尊
(
たふと
)
き。
164
四
165
吾
(
わが
)
魂
(
たま
)
の
力
(
ちから
)
ともなり
友
(
とも
)
となる
166
命
(
いのち
)
の
主
(
きみ
)
を
慕
(
した
)
ひまつれよ。
167
五
168
いろいろと
心
(
こころ
)
の
空
(
そら
)
を
包
(
つつ
)
みたる
169
迷
(
まよ
)
ひの
雲
(
くも
)
を
晴
(
は
)
らす
我
(
わが
)
主
(
きみ
)
。
170
六
171
許々多久
(
ここたく
)
の
罪
(
つみ
)
の
寝所
(
ふしど
)
を
掃
(
は
)
き
清
(
きよ
)
め
172
珍
(
うづ
)
の
御園
(
みその
)
と
開
(
ひら
)
かせ
玉
(
たま
)
ふ。
173
七
174
身
(
み
)
も
魂
(
たま
)
も
命
(
いのち
)
の
主
(
きみ
)
に
捧
(
ささ
)
げつつ
175
慕
(
した
)
ふ
心
(
こころ
)
は
生命
(
いのち
)
なりけり。
176
八
177
永久
(
とこしへ
)
の
生命
(
いのち
)
の
基
(
もと
)
とあれませし
178
清
(
きよ
)
めの
主
(
きみ
)
を
夢
(
ゆめ
)
な
忘
(
わす
)
れそ。
179
第二〇〇
180
一
181
久方
(
ひさかた
)
の
天津使
(
あまつつかひ
)
の
讃
(
ほ
)
め
称
(
たた
)
ふ
182
栄光
(
さかえ
)
の
主
(
きみ
)
を
寿
(
ことほ
)
ぎまつれ。
183
二
184
暗
(
やみ
)
を
晴
(
は
)
らし
朝日
(
あさひ
)
の
如
(
ごと
)
く
輝
(
かがや
)
ける
185
光
(
ひか
)
りの
主
(
きみ
)
の
御後
(
みあと
)
慕
(
した
)
へよ。
186
三
187
吾
(
わが
)
罪
(
つみ
)
も
歎
(
なげ
)
きも
払
(
はら
)
ふ
瑞御魂
(
みづみたま
)
188
臨
(
のぞ
)
ませ
玉
(
たま
)
へと
祈
(
いの
)
れ
信徒
(
まめひと
)
。
189
四
190
八洲河
(
やすかは
)
の
誓約
(
うけひ
)
の
水
(
みづ
)
は
吾
(
わが
)
罪
(
つみ
)
を
191
祓
(
はら
)
ひ
清
(
きよ
)
むる
瑞御魂
(
みづみたま
)
なる。
192
五
193
千万
(
ちよろづ
)
の
罪
(
つみ
)
を
一
(
ひと
)
つに
引受
(
ひきう
)
けて
194
さすらひ
玉
(
たま
)
ふ
神
(
かみ
)
ぞ
尊
(
たふと
)
し。
195
第二〇一
196
一
197
思
(
おも
)
ひまはせば
恐
(
おそ
)
ろしや
198
厳
(
いづ
)
の
御魂
(
みたま
)
や
瑞御魂
(
みづみたま
)
199
命
(
いのち
)
の
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
許
(
もと
)
を
200
遠
(
とほ
)
く
離
(
はな
)
れて
踏
(
ふ
)
み
迷
(
まよ
)
ひ
201
あとなき
夢
(
ゆめ
)
の
後
(
あと
)
を
追
(
お
)
ひ
202
空
(
むな
)
しき
道
(
みち
)
を
楽
(
たの
)
しみし
203
今日
(
けふ
)
の
吾
(
わが
)
身
(
み
)
ぞ
悲
(
かな
)
しけれ
204
大橋
(
おほはし
)
越
(
こ
)
えてまだ
先
(
さき
)
へ
205
行衛
(
ゆくゑ
)
分
(
わか
)
らぬ
後戻
(
あともど
)
り
206
皆
(
みな
)
慢心
(
まんしん
)
の
罪
(
つみ
)
ぞかし
207
赦
(
ゆる
)
させ
玉
(
たま
)
へ
惟神
(
かむながら
)
208
御前
(
みまへ
)
に
祈
(
いの
)
り
奉
(
たてまつ
)
る。
209
二
210
珍
(
うづ
)
の
聖地
(
せいち
)
を
後
(
あと
)
にして
211
習
(
なら
)
はぬ
業
(
わざ
)
の
牧場守
(
まきばもり
)
212
朝
(
あした
)
夕
(
ゆふべ
)
の
起臥
(
おきふし
)
に
213
よくふり
返
(
かへ
)
り
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
を
214
心
(
こころ
)
鎮
(
しづ
)
めて
眺
(
なが
)
むれば
215
人
(
ひと
)
の
情
(
なさけ
)
の
薄衣
(
うすごろも
)
216
身
(
み
)
に
沁
(
し
)
む
浮世
(
うきよ
)
の
荒風
(
あらかぜ
)
を
217
凌
(
しの
)
ぐ
術
(
すべ
)
なき
苦
(
くる
)
しさよ
218
赦
(
ゆる
)
させ
玉
(
たま
)
へ
惟神
(
かむながら
)
219
悔
(
く
)
い
改
(
あらた
)
めて
大前
(
おほまへ
)
に
220
慎
(
つつし
)
み
敬
(
うやま
)
ひ
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る。
221
三
222
綾
(
あや
)
の
聖地
(
せいち
)
を
打
(
うち
)
捨
(
す
)
てて
223
後
(
あと
)
白雲
(
しらくも
)
の
国
(
くに
)
のはて
224
さまよひ
巡
(
めぐ
)
りて
村肝
(
むらきも
)
の
225
心
(
こころ
)
を
痛
(
いた
)
め
魂
(
たま
)
曇
(
くも
)
り
226
破
(
やぶ
)
れし
袂
(
たもと
)
におく
露
(
つゆ
)
も
227
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みを
偲
(
しの
)
ばせて
228
無明
(
むみやう
)
の
闇
(
やみ
)
も
明
(
あ
)
けぬべし
229
一日
(
ひとひ
)
も
早
(
はや
)
く
故郷
(
ふるさと
)
の
230
綾
(
あや
)
の
聖地
(
せいち
)
に
安
(
やす
)
らかに
231
かへさせ
玉
(
たま
)
へと
天地
(
あめつち
)
に
232
平伏
(
ひれふ
)
し
祈
(
いの
)
り
奉
(
たてまつ
)
れ
233
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
234
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましませよ。
235
(
大正一二・五・八
旧三・二三
北村隆光
録)
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 神恵
(B)
(N)
神花 >>>
霊界物語
>
第61巻
> 第4篇 風山雅洋 > 第20章 神郷
Tweet
絶賛発売中『超訳霊界物語2/出口王仁三郎の「身魂磨き」実践書/一人旅するスサノオの宣伝使たち』
オニド関連サイト
最新更新情報
10/22
【霊界物語ネット】
『
王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)
』をテキスト化しました。
9/18
【
飯塚弘明.com
】
飯塚弘明著『
PTC2 出口王仁三郎の霊界物語で透見する世界現象 T之巻
』発刊!
5/8
【霊界物語ネット】
霊界物語ネットに出口王仁三郎の
第六歌集『霧の海』
を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【20 神郷|第61巻(子の巻)|霊界物語/rm6120】
合言葉「みろく」を入力して下さい→