霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一六章 祈言(いのりごと)〔一五四一〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 篇:第4篇 善言美詞 よみ(新仮名遣い):ぜんげんびし
章:第16章 祈言 よみ(新仮名遣い):いのりごと 通し章番号:1541
口述日: 口述場所: 筆録者: 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年8月12日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
感謝祈願詞
感謝
祈願
祖先拝詞
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-04-06 02:29:28 OBC :rm6016
愛善世界社版:231頁 八幡書店版:第10輯 673頁 修補版: 校定版:246頁 普及版: 初版: ページ備考:
001感謝祈願(みやびの)(ことば)
 
002   感謝(かんしや)
 
003至大天球(たかあまはら)主宰(つかさ)在坐(ましまし)て。004一霊四魂(ひと)005八力(ふた)006三元()007()008(いつ)009(むゆ)010地成(なな)011()012(ここの)013(たり)014(もも)015()016夜出(よろづ)大元霊(もとつみたま)017天之(あめの)御中主(みなかぬしの)大神(おほかみ)018霊系祖神高皇産霊(たかみむすびの)大神(おほかみ)019体系祖神神皇産霊(かむみむすびの)大神(おほかみ)大稜威(おほみいづ)(もつ)て、020無限絶対無始無終(かきはにときは)天地万有(よろづのもの)創造(つくり)(たま)ひ。021神人(おほみたから)をして(かか)至真至美至善之(うるはし)神国(きみくに)安住(すまは)(たま)はむが(ため)に、022太陽()太陰(つき)大地(くぬち)(つく)り、023各自(おのも)々々(おのも)至粋至醇之魂力体(きよきみたま)賦与(さづけ)(たま)ひ。024(また)八百万(やほよろづの)天使(かみ)生成(うみなし)(たま)ひて万物(すべて)愛護(まもり)(たま)ふ、025(その)広大無辺(ひろきあつき)大恩恵(おほみめぐみ)(たふと)(ゐやま)(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
026掛巻(かけまく)(かしこ)大地上(あしはら)(くに)知召(しろしめ)します、027言霊(ことたま)天照国(あまてるくに)は。028千代(ちよ)万代(よろづよ)(うご)(こと)()(かは)(こと)()く。029修理(つくり)固成(かためなし)(たま)ひし、030(すめ)大神(おほかみ)敷坐(しきま)(しま)八十島(やそしま)は。031(あめ)壁立(かべたつ)(きは)(くに)退立(そぎたつ)(かぎ)り。032青雲(あをくも)棚引(たなびく)(きは)み、033白雲(しらくも)堕居(おりゐ)向伏(むかふす)(かぎ)り、034伊照(いてり)(とほ)らす大稜威(おほみいづ)は、035()大御守(おほみまもり)(うれ)しみ(たふと)み。036常夜(とこよ)()天伝(あまつた)月夜見(つきよみの)(かみ)神光(みひかり)は、037(よる)(まもり)青人草(あをひとぐさ)(めぐ)()(いつく)しみ(たま)ひ。038殊更(ことさら)(いづ)御魂(みたま)天勝(あまかつ)国勝(くにかつ)国之(くにの)大祖(おほみおや)国常立(くにとこたちの)(みこと)は、039天地(あめつち)初発之時(なりいでしとき)より独神(すに)成坐而(なりまして)隠身(すみきり)(たま)ひ。040玉留魂(たまつめむすび)霊徳(みいづ)(もつ)て、041海月(くらげ)()(ただよ)へる国土(くに)修理(つくり)固成(かため)て、042大地球(くぬち)水陸(うみくが)分劃(わか)(たま)ひ。043豊雲野(とよくもぬの)(みこと)足魂(たるむすび)霊徳(みいづ)(もつ)植物(きくさ)生出(なりいで)044葦芽(あしかび)彦遅(ひこぢの)(みこと)生魂(いくむすび)霊徳(みいづ)(もつ)動物(いけもの)愛育(めでそだ)て。045大戸地(おほとのぢ)046大戸辺(おほとのべ)047宇比地根(うひぢね)048須比地根(すひぢね)049生杙(いくぐひ)050角杙(つぬぐひ)「生杙」「角杙」の「くひ」の字は、戦前の初版(p286)・校定版(p247)・愛世版(p232)いずれも「枠」。古事記では「杙」である。「枠」は「くい」ではなく「わく」であり、誤字だろうから、霊界物語ネットでは「杙」を使う。051面足(おもたる)052惶根(かしこね)全力(ちから)(もつ)て。053万有一切(すべてのもの)(くま)(あた)へ、054天地(あめつち)万霊(みたま)をして、055惟神(かむながら)大道(おほぢ)()らしめ(たま)ひ。056(かむ)伊邪那岐(いざなぎの)(みこと)057(かむ)伊邪那美(いざなみの)(みこと)は。058天津(あまつ)(かみ)神勅(みこと)(かしこ)み、059(あま)瓊矛(ぬほこ)採持(とりも)ち。060豊葦原(とよあしはら)千五百(ちいほ)(あき)水火国(みづほのくに)を。061浦安国(うらやすくに)と、062𪫧怜(うまら)完全具足(つばら)修理(つくり)固成(かためな)(たま)ひて。063遠近(をちこち)(くに)悉々(ことごと)064国魂(くにたま)(かみ)()み、065産土(うぶすな)(かみ)()(たま)ひて。066青人草(あをひとぐさ)(した)しく(まも)(たま)ふ。067(その)大御恵(おほみめぐみ)(あふ)(ゐやま)(よろこ)(まつ)らくと(まを)す。
068現身(うつそみ)()習慣(ならひ)として。069枉津(まがつ)(かみ)曲事(まがこと)相交(あひまじ)こり、070()()罪悪汚濁(つみけがれ)(しづ)みて。071現界(うつしよ)制律(みのり)(つみ)せられ。072幽界(かくりよ)にては(かみ)政庁(みかど)御神制(みさだめ)随々(まにまに)073()(くに)(そこ)(くに)堕行(おちゆか)むとする蒼生(あをひとぐさ)霊魂(みたま)(あはれ)(たま)ひて。074伊都(いづ)(みたま)075美都(みづ)(みたま)大神(おほかみ)は。076(あや)(たふと)豊葦原(とよあしはら)瑞穂(みづほ)(くに)真秀良場(まほらば)畳並(たたなは)る、077青垣山(あをかきやま)(こも)れる下津(したつ)岩根(いはね)高天原(たかあまはら)に、078現世(うつつ)幽界(かくりよ)統治(すべ)(かみ)として(あらは)(たま)ひ。079教親(をしへみおや)(みこと)()()(くち)()りて、080惟神(かむながら)大本(おほもと)()(あか)し。081(あめ)(した)四方(よも)(くに)(たひら)けく(やすら)けく、082(ゆた)けく(をさ)(たま)はむとして。083日毎(ひごと)夜毎(よごと)(もる)(こと)()(おつ)(こと)()く。084(いと)懇切(ねもごろ)百姓万民(おほみたから)(をし)(さと)(たま)ふ。085神直日(かむなほひ)086大直日(おほなほひ)(ふか)(ひろ)(かぎ)()大御恵(おほみめぐみ)を。087(うれ)しみ(かたじけ)なみ、088(かしこ)(かしこ)みも称辞(たたへごと)()(まつ)らくと(まを)す。
 
089   祈願(きぐわん)
 
090天地(あめつち)初発之時(なりいでしとき)より。091隠身(すみきり)(たま)ひし(くに)太祖(おほみおや)大国常立(おほくにとこたちの)大神(おほかみ)御前(みまへ)(まを)さく。092(あめ)(した)四方(よも)(くに)生出(なりいで)青人草(あをひとぐさ)()身魂(みたま)に。093天津(あまつ)(かみ)より(さづ)(たま)へる直霊魂(なほひのみたま)をして。094益々(ますます)光華明彩至善至直(ひかりうるはしき)伊都能売(いづのめの)(みたま)()さしめ(たま)へ。095邂逅(わくらは)(あやま)ちて枉津(まがつ)(かみ)(ため)(けが)(やぶ)らるる(こと)なく。096四魂五情(たまとこころ)(まつた)活動(はたらき)(より)て、097大御神(おほみかみ)天業(みわざ)(つか)(まつ)るべく。098忍耐勉強(よくたへしのび)もつて(たふと)品位(しな)(たも)ち、099(たま)()生命(いのち)(なが)く。100家門(いへかど)(たか)(とみ)(さか)えて、101(うま)天地(あめつち)(はな)()(ひかり)()り。102大神(おほかみ)神子(みこ)たる()本能(さが)(ひら)(あげ)しめ(たま)へ。103(あふ)(ねが)はくは大御神(おほみかみ)大御心(おほみこころ)(かな)(まつ)りて、104()にも(こころ)にも罪悪(つみ)汚穢(けがれ)過失(あやまち)()らしめず。105天授之至霊(もとつみたま)(まも)らせ(たま)へ、106凡百(すべて)事業(なりはひ)()すにも。107大御神(おほみかみ)恩頼(みたまのふゆ)(さきは)(たま)ひて、108善事(よごと)正行(まさわざ)には荒魂(あらみたま)(いさ)みを振起(ふりおこ)し、109倍々(ますます)向進発展(すすみひらき)完成(まつたき)(さかひ)立到(たちいた)らしめ(たま)へ。110(あさ)(ゆふ)神祇(かみたち)(ゐやま)ひ。111(まこと)(みち)(たが)(こと)()く、112天地(あめつち)御魂(みたま)たる義理責任(つとめ)(まつと)うし。113(あまね)()(ひと)(した)しみ(まじ)こり、114人欲(わたくし)(ため)(あらそ)(こと)(はぢ)らひ。115和魂(にぎみたま)(したし)みに(より)人々(ひとびと)(にく)まず、116改言改過(あやまちをくい)117悪言暴語(ののしること)()く、118善言美詞(みやび)神嘉言(かむよごと)(もつ)て、1181神人(かみがみ)(なご)め。119天地(あめつち)(かは)るの勲功(いさをし)堅磐(かきは)常磐(ときは)()て。120幸魂(さちみたま)(めぐみ)(ふか)く。121天地(あめつち)(うち)(いき)とし()ける万物(もの)(そこな)(やぶ)(こと)()く。122生成化育(かむながら)大道(おほみち)(かしこ)み、123奇魂(くしみたま)(ひかり)(より)て。124異端邪説(まがのをしへ)真理(ことわり)(くる)へる(こと)覚悟(さとる)()く。125直日(なほひ)御霊(みたま)(より)正邪理非直曲(ことのよしあし)(かへり)み。126(もつ)真誠(まこと)信仰(あななひ)(はげ)み、127言霊(ことたま)(たすけ)()りて大神(おほかみ)御心(みこころ)直覚(さと)り。128鎮魂(みたま)帰神(しづめ)神術(みわざ)(より)村肝(むらきも)(こころ)()(きた)へしめ(たま)ひて。129()(ふる)八十(やそ)汚穢(けがれ)(こころ)(おも)千々(ちぢ)(まよひ)も。130(はら)ひに(はら)ひ、131退(やら)ひに退(やら)ひ、132須弥仙(みせん)神山(みやま)(しづ)けきが(ごと)く。133五十鈴川(わちがは)(ながれ)(きよ)きが(ごと)く。134(うご)(こと)()(かは)(こと)()く。135息長(おきなが)偉大(たくまし)()らしめ(たま)ひ。136()長人(ながひと)137()遠人(とほひと)健全(まめまめ)しく。138親子(おやこ)夫婦(めをと)同胞(はらから)朋友(ともがき)相睦(あひむつ)びつつ。139(あめ)(した)公共(おほやけ)(ため)140(うる)はしき(ひと)(かがみ)として。141(いみ)じき功績(いさを)(あら)はし、142天地(すめかみ)神子(みこ)(うま)(いで)たる(その)本分(つとめ)(つく)さしめ(たま)へ。1421(すべて)感謝(ゐやひ)祈願(いのり)千座(ちくら)置戸(おきど)(おひ)て、143玉垣(たまがき)内津(うちつ)御国(みくに)秀津間(ほつま)(くに)海中(わだなか)沓嶋(おもと)神嶋(うらと)無人島(しまじま)神退(かむやら)ひに退(やら)はれ。144天津罪(あまつつみ)145国津罪(くにつつみ)146許々多久(ここたく)罪科(つみ)(はら)(たま)ひし、147現世(うつしよ)幽界(かくりよ)守神(まもりがみ)なる、148(くに)()太祖(ほみおや)国常立(くにとこたちの)大神(おほかみ)149豊雲野(とよくもぬの)大神(おほかみ)150()伊都(いづ)御魂(みたま)美都(みづ)御魂(みたま)御名(みな)(さちは)(たま)ひて聞食(きこしめ)し、151(あひ)宇豆那比(うづなひ)(たま)ひ。152()(まもり)()(まもり)守幸(まもりさきは)(たま)へと。153鹿児自(かごじ)(もの)(ひざ)折伏(をりふ)宇自物(うじもの)頸根(うなね)突抜(つきぬき)て。154(かしこ)(かしこ)みも祈願(こひのみ)(まつ)らくと(まを)す。
 
 
155   祖先(そせん)拝詞(はいし)
 
156遠都(とほつ)御祖(みおや)御霊(かみ)157代々(よよ)(おや)(たち)158家族(うから)親族(やから)(みたま)159(すべ)(この)祭屋(まつりや)鎮祭(しづめまつ)る、160御魂(みたま)(たち)御前(みまへ)(つつし)(ゐやま)ひ。161(いへ)にも()にも枉事(まがこと)()らせず、162()(まも)()(まも)りに(まもり)(さきは)宇豆那比(うづなひ)(たま)ひ。163弥孫(いやひこ)次々(つぎつぎ)弥益々(いやますます)令栄(さかえしめ)(たま)ひて。164息内(いのち)(なが)御祭(みまつり)(うるはし)(つかへ)(まつ)らしめ(たま)へと。165(かしこ)(かしこ)みも(をが)(たてまつ)る。
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