霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一八章 復祭(ふくさい)〔一五四三〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 篇:第4篇 善言美詞 よみ(新仮名遣い):ぜんげんびし
章:第18章 復祭 よみ(新仮名遣い):ふくさい 通し章番号:1543
口述日: 口述場所: 筆録者: 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年8月12日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
復祭奏上詞
復祭祝詞
復祭合祀奏上詞
復祭之由乎奏上祝詞
幽冥家復祭詞
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm6018
愛善世界社版:252頁 八幡書店版:第10輯 681頁 修補版: 校定版:267頁 普及版: 初版: ページ備考:
001   復祭(ふくさい)奏上詞(そうじやうし)
 
002(これ)神床(かむどこ)(いつ)(まつ)()(まつ)
003掛巻(かけまく)(かしこ)三五皇(おほもとすめ)大神(おほかみ)大前(おほまへ)(かしこ)(かしこ)みも(まを)さく
004八十日(やそか)()()れど今日(けふ)生日(いくひ)足日(たるひ)良辰(よきとき)(えら)(さだ)めて称言(たたへごと)竟奉(をへまつ)らくは005(この)(さと)()める何某(なにがし)遠津(とほつ)御祖(みおや)世々(よよ)(おや)(たち)家族(うから)親族(やから)(みたま)惟神(かむながら)(をしへ)のまにまに(あらた)(いは)ひて006大神(おほかみ)知食(しろしめ)幽冥(かくりよ)神事(かみごと)(まつ)らしめ(たま)ひ、007(ひろ)(あつ)恩頼(みたまのふゆ)(かがぶ)らしめ(たま)へと乞祈(こひのみ)(まを)(こと)(たひら)けく(やす)らけく聞食(きこしめし)て、008諸々(もろもろ)(みたま)(たち)邪道(よこさのみち)(まど)ひ、0081()しき(をしへ)(まじ)こりてし(つみ)(けがれ)009(あした)深霧(みきり)(ゆふべ)深霧(みきり)朝風(あさかぜ)夕風(ゆふかぜ)吹掃(ふきはら)(こと)(ごと)(はら)(たま)(きよ)(たま)ひて、010(おの)(おの)現世(うつしよ)在経(ありへ)(とき)(たて)功績(いさを)のまにまに、011伊都(いづ)御霊(みたま)(さきは)(たま)ひて弥広(いやひろ)広所(ひろど)()せしめ(たま)ひ、012弥高(いやたか)(たか)(つら)(すす)ましめ(たま)ひ、013子孫(うみのこ)継々(つぎつぎ)(まも)(さきは)へぬべく(あなな)(たま)ひ、014(いや)遠永(とほなが)春秋(はるあき)歓楽(たのしみ)をも令得(えしめ)(たま)へと、015御酒(みき)御饌(みけ)(はじ)海川(うみかは)山野(やまぬ)(もの)016種々(くさぐさ)果実(このみ)御水(みもひ)堅塩(きたし)(いた)るまで机代(つくゑしろ)置足(おきたら)はして(たてまつ)らくを聞食(きこしめ)せと(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
017   復祭(ふくさい)祝詞(のりと)
 
018(これ)何某家(なにがしのいへの)遠津(とほつ)御祖(みおや)代々(よよ)(おや)(たち)御霊(みたま)019諸々(もろもろ)神霊(みたま)御前(みまへ)に、020何某(なにがし)(かしこ)(かしこ)みも(まを)さく、021(これ)天地(あめつち)022(あめ)なるや皇神(すめかみ)(たち)修理(つくり)固成(かためな)しし(くに)にして、023青人草(あをひとぐさ)(その)大神(おほかみ)(たち)神孫(みすゑ)024()(いつ)神事(かみごと)(かみ)(おや)とに(つか)(まつ)可怜道(うましみち)大根元(おほもと)025その(まつり)(のり)(よろづ)(わざ)(わた)礼事(いやごと)(はじめ)にしあれば、026顕世(うつしよ)(ひと)(いのち)(をへ)ぬる(とき)神霊(みたま)(かみ)(いは)ひ、027(かばね)神葬(かむはふ)りし御儀式(みのり)にて()りしを028()(くだ)るに()れて、0281(もろもろ)(のり)(おこ)(きた)りしより、029(なが)(みこと)(たち)御葬事(みはふりごと)(もは)らその(のり)のまにまに(つか)(まつ)り、030春秋(はるあき)御祭(みまつり)をも(もろもろ)(のり)(つかさ)(たち)(ゆだ)(をさ)(まつ)りき。031如斯(かく)(をさ)(まつ)(ほど)032(よろづ)(いにしへ)(ただ)しき(かみ)御法(みのり)立帰(たちかへ)るべき惟神(かむながら)大道(おほぢ)(かへ)()て、033神葬(みはふり)(みち)まで(ことごと)(いにしへ)(なほ)(ただ)しき御手風(みてぶり)(かへ)(たま)ひて、034(ひろ)(あつ)(をさ)(たま)()大御規(おほみのり)(かしこ)(まつ)り、035(また)()太元(おほもと)たる()高天原(たかあまはら)(しづま)()三五皇(おほもとすめ)大神(おほかみ)(たち)神諭(みさとし)のまにまに神霊(みたま)乞請(こひう)けて、036今日(けふ)生日(いくひ)足日(たるひ)(いは)(さだ)めて、037天津(あまつ)(かみ)乞願(こひのみ)(まつ)038(とし)(ひさ)しく(けが)(まつ)りし(あだ)(をしへ)手風(てぶり)を、039(のこ)(くま)なく(あらた)(ただ)して、040惟神(かむながら)三五(おほもと)礼事(いやわざ)()(いつ)(まつ)らむと、041(これ)御霊舎(みたまや)(あま)磐境(いはやど)(いは)(さだ)めて、042顕世(うつしよ)伊坐(いま)しし(とき)御功績(みいさを)のまにまに御名(みな)をも(たた)(まつ)りて、043(あらた)(つく)(そな)(つかへ)(まつ)御霊代(みたましろ)(いづ)御霊(みたま)()(まつ)令坐(ませ)(まつ)りて、044(のみ)礼代(いやしろ)幣帛(みてぐら)045御饌(みけ)御酒(みき)御水(みもひ)堅塩(きたし)海川(うみかは)山野(やまぬ)種々(くさぐさ)(もの)(そな)(まつ)りて、046御祭(みまつり)(つか)(まつ)(さま)(たひら)かに(やす)らかに聞食(きこしめし)て、047(あま)(かけ)()しては(あめ)()大神(おほかみ)(いづ)御魂(みたま)(かがぶ)(たま)ひ、048御神位(みくらゐ)(たか)御光(みひかり)(うる)はしく立栄(たちさか)えしめ(たま)ひ、049(くに)(かけ)()しては(これ)の(何某(なにがし)家主(かしゆ))が総持(すべも)てる(いへ)業務(なりはひ)をも(めぐ)(さきは)(たま)ひ、050子孫(うみのこ)(いや)次々(つぎつぎ)(いた)るまで曲神(まがかみ)()しき(をしへ)(まど)(こと)()く、051惟神(かむながら)(なほ)(ただ)しき(まこと)(みち)(たふと)(まつ)(かしこ)(まつ)りて、052春秋(はるあき)御祭典(みまつり)053朝夕(あさゆふ)手向(たむけ)(おこた)(こと)()054弥遠(いやとほ)弥長(いやなが)(つか)(まつ)らしめ(たま)へと(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
055   復祭(ふくさい)合祀(がふし)奏上詞(そうじやうのことば)
 
056(これ)神床(かむどこ)(いつ)(まつ)()(まつ)る、
057掛巻(かけまく)(あや)(かしこ)三五皇(おほもとすめ)大神(おほかみ)大前(おほまへ)(つつし)(ゐやま)ひも(まを)さく、
058(さき)何某家(なにがしのいへの)遠津祖(とほつみおや)059代々(よよ)(おや)(たち)060家族(うから)061親族(やから)(みたま)惟神(かむながら)御教(みをしへ)のまにまに(あらた)(まつ)りしを、062()(まつり)()()ちたる(みたま)()れば、063今日(けふ)生日(いくひ)足日(たるひ)(えら)(さだ)めて合祀(あはせ)御祭(みまつり)(つか)(まつ)らむとす。064(かれ)065御酒(みき)066御饌(みけ)(はじ)海川(うみかは)山野(やまぬ)(もの)雑々(くさぐさ)果実(このみ)067御水(みもひ)068堅塩(きたし)(いた)るまで、069机代(つくゑしろ)()(たら)はして、070称言(たたへごと)()(まつ)らくを、071(たひら)けく(やす)らけく聞食(きこしめ)して072諸々(もろもろ)(みたま)(たち)邪悪(よこさ)(みち)(まど)ひ、073()しき(をしへ)(まじ)こらへし(つみ)(けがれ)(はら)(たま)(きよ)(たま)ひて、074現世(うつしよ)にあり()(とき)()てし功績(いさを)のまにまに(いづ)御霊(みたま)(さきは)(たま)ひて、075弥広(いやひろ)広所(ひろど)()しめ(たま)(あなな)(たま)ひて、076乞祈(こひのみ)(まを)(こと)(さま)聞食(きこしめ)し、077相諾(あひうづな)(たま)へと(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
078   復祭(ふくさい)()由乎(よしを)奏上(そうじやう)祝詞(のりと)
 
079何某家(なにがしのいへ)遠津(とほつ)御祖(みおや)世々(よよ)(おや)(たち)080家族(うから)親族(やから)神霊(みたま)御前(みまへ)(ゐやま)ひて(まを)さく、081(かしこ)しや(かみ)祭祀(みまつり)はしも、082三栗(みつぐり)中津(なかつ)御代(みよ)より外国風(とつくにぶり)()(まつ)(つか)()しを、083(これ)新御世(にひみよ)(いか)御代(みよ)(よろづ)(すた)れたるを(おこ)して、084(いにしへ)(かへ)(たま)へる(なか)にも(かみ)祭祀(みまつり)御式(みのり)はも、085大御(おほみ)国風(くにぶり)(いと)(おも)大御式(おほみのり)にし()れば、086(かみ)御代(みよ)より(つた)()随々(まにまに)(おこ)(たま)(さだ)(たま)ひて087天ケ下(あめがした)公民(おほみたから)()(みだ)(まど)へる(こころ)(なほ)(ただ)(たま)ひ、088(もは)一心(ひとつごころ)(をさ)(たま)はむと、0881(をし)(さと)(たま)(こと)(たふと)(かたじけ)なみ089(かしこ)(かしこ)みも(うけ)(たまは)りて、0891(その)真心(まごころ)(あか)しと、090(これ)小床(をどこ)神床(かむどこ)(さだ)()まはり(きよ)まはり()(まつ)りて、091今日(けふ)(はじ)めと御祖神(みおやがみ)御祭(みまつり)をも(きよ)(さやけ)大御(おほみ)国風(くにぶり)(あらた)(つか)(まつ)(これ)(さま)(まつぶさ)聞食(きこしめ)して、092(あやし)(たま)(こと)()(あら)(たま)(こと)()く、093御心(みこころ)平穏(おだひ)相諾(あひうづな)(たま)へと(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
 
094   幽冥家(かくりや)復祭詞(ふくさいのことば)
 
095掛巻(かけまく)(かしこ)幽冥(かくりよ)主宰(つかさど)(たま)大神(おほかみ)()(たま)(うるは)しみ(たま)へる何某(なにがし)神霊(みたま)(これ)幽冥家(かくりや)(いは)(しづ)めて(まを)さく、096(なが)(みこと)(たち)現世(うつしよ)(ひと)(いけ)(ほど)(いふ)(さら)なり097(まか)れる(のち)(たましひ)(もはら)幽冥事(かくりごと)知食(しろしめ)大神(おほかみ)(ひろ)(あつ)御心(みこころ)(あはれ)(たま)(めぐ)(たま)ひて、098(かみ)(つら)()らしめ(たま)(よろこ)(たのし)みを()しめ(たま)(こと)丁寧(たし)(うかが)(さと)りて、099(いま)如此(かく)(なが)(みこと)(たち))の大神(おほかみ)御寵愛(みいつくしみ)乞祈(こひのみ)(まつ)りて、100惟神(かむながら)御掟(みおきて)(あらた)(いつ)(まつ)らくを、101(なが)(みこと)(たち)御心(みこころ)にも(うれ)しみ(よろこ)(たま)ひ、102(いま)より(のち)只管(ひたすら)三五(おほもとの)御諭(みさとし)幽冥事(かくりごと)(つか)(まつ)(たま)ひて、103弥高(いやたか)(たか)(くら)(すす)ましめ(たま)ひ、104弥広(いやひろ)広所(ひろど)()しめ(たま)ひ、105春秋(はるあき)遠永(とほなが)子孫(うみのこ)八十連(やそつづき)参出(まゐい)(さもら)ひて、106御祭(みまつり)(うる)はしく(つかへ)(まつ)らむと()(こと)聞食(きこしめ)(たま)ひて、107御心(みこころ)(おだひ)(しづ)まり(たま)へと(かしこ)(かしこ)みも(まを)す。
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5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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