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霊界物語
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第2巻(丑の巻)
第3巻(寅の巻)
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第6巻(巳の巻)
第7巻(午の巻)
第8巻(未の巻)
第9巻(申の巻)
第10巻(酉の巻)
第11巻(戌の巻)
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第13巻(子の巻)
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第33巻(申の巻)
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第35巻(戌の巻)
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真善美愛
第49巻(子の巻)
第50巻(丑の巻)
第51巻(寅の巻)
第52巻(卯の巻)
第53巻(辰の巻)
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第61巻(子の巻)
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第66巻(巳の巻)
第67巻(午の巻)
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第69巻(申の巻)
第70巻(酉の巻)
第71巻(戌の巻)
第72巻(亥の巻)
特別編 入蒙記
天祥地瑞
第73巻(子の巻)
第74巻(丑の巻)
第75巻(寅の巻)
第76巻(卯の巻)
第77巻(辰の巻)
第78巻(巳の巻)
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第80巻(未の巻)
第81巻(申の巻)
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第60巻(亥の巻)
序文
総説
第1篇 天仁和楽
01 清浄車
〔1526〕
02 神森
〔1527〕
03 瑞祥
〔1528〕
04 木遣
〔1529〕
05 鎮祭
〔1530〕
06 満悦
〔1531〕
第2篇 東山霊地
07 方便
〔1532〕
08 土蜘蛛
〔1533〕
09 夜光玉
〔1534〕
10 玉国
〔1535〕
11 法螺貝
〔1536〕
第3篇 神の栄光
12 三美歌(その一)
〔1537〕
13 三美歌(その二)
〔1538〕
第4篇 善言美詞
14 神言
〔1539〕
15 祝詞
〔1540〕
16 祈言
〔1541〕
17 崇詞
〔1542〕
18 復祭
〔1543〕
19 復活
〔1544〕
第5篇 金言玉辞
20 三五神諭(その一)
〔1545〕
21 三五神諭(その二)
〔1546〕
22 三五神諭(その三)
〔1547〕
23 三五神諭(その四)
〔1548〕
24 三五神諭(その五)
〔1549〕
25 三五神諭(その六)
〔1550〕
余白歌
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> 第1篇 天仁和楽 > 第3章 瑞祥
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第三章
瑞祥
(
ずゐしやう
)
〔一五二八〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻
篇:
第1篇 天仁和楽
よみ(新仮名遣い):
てんじんわらく
章:
第3章 瑞祥
よみ(新仮名遣い):
ずいしょう
通し章番号:
1528
口述日:
1923(大正12)年04月05日(旧02月20日)
口述場所:
皆生温泉 浜屋
筆録者:
加藤明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年8月12日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
アヅモス山は三五教の尊い神を祭り、須弥仙山と称えられた。里人は心を清浄潔白にし霊耳を開き、天人の舞い遊ぶ声を聞いた。真善美愛の神心はいよいよここに顕現し、玉国別の神徳を仰がない者はなかった。
綾の高天原を後にして、神洲最初の鎮台と言い伝えられる大山を眺めながら、遠つ世の生物語を述べて行く。時しも聖地より、二代澄子と仁斎氏がはるばるやってきて、浜屋の二階に対座して役員信徒もろともに誠を語り合っためでたさよ。
加藤明子の書き写す万年筆も健やかに、千秋万歳誌しおく。
付記:本日は暴風雨烈しく怒涛の声に妨げられ是にて口述を中止した。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm6003
愛善世界社版:
36頁
八幡書店版:
第10輯 610頁
修補版:
校定版:
38頁
普及版:
60頁
初版:
ページ備考:
001
三千
(
さんぜん
)
世界
(
せかい
)
の
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
002
蓮
(
はちす
)
の
花
(
はな
)
も
一時
(
いちどき
)
に
003
開
(
ひら
)
いて
香
(
かを
)
る
世
(
よ
)
となりぬ
004
厳
(
いづ
)
の
霊
(
みたま
)
の
大御神
(
おほみかみ
)
005
瑞
(
みづ
)
の
霊
(
みたま
)
の
大御神
(
おほみかみ
)
006
須弥仙
(
しゆみせん
)
山
(
ざん
)
の
頂
(
いただき
)
に
007
現
(
あら
)
はれまして
大宇宙
(
だいうちう
)
008
一切
(
いつさい
)
万事
(
ばんじ
)
を
統
(
す
)
べたまふ
009
マイトレーヤ(弥勒)の
世
(
よ
)
となりぬ
010
抑
(
そもそも
)
須弥
(
しゆみ
)
の
頂
(
いただき
)
は
011
梵語
(
ぼんご
)
のメールクータなり
012
妙高山
(
めうかうざん
)
と
翻訳
(
ほんやく
)
し
013
又
(
また
)
もスメールと
称
(
とな
)
ふなり
014
其
(
その
)
東方
(
とうはう
)
は
黄金
(
わうごん
)
の
015
宝
(
たから
)
を
蔵
(
ぞう
)
し
南方
(
なんぱう
)
は
016
玻璃
(
はり
)
、
西方
(
せいはう
)
は
瑞御霊
(
みづみたま
)
017
白銀
(
はくぎん
)
宝珠
(
ほつしゆ
)
所成
(
しよじやう
)
せり
018
北方
(
ほくぽう
)
瑪瑙
(
めなう
)
の
宝
(
たから
)
成
(
な
)
り
019
連山
(
れんざん
)
群峰
(
ぐんぽう
)
圧
(
あつ
)
しつつ
020
大海中
(
おほわだなか
)
に
突出
(
とつしゆつ
)
し
021
雲
(
くも
)
を
抜
(
ぬ
)
き
出
(
で
)
て
其
(
その
)
高
(
たか
)
さ
022
三百
(
さんびやく
)
三十六
(
さんじふろく
)
里
(
り
)
あり
023
天地
(
てんち
)
を
造
(
つく
)
りたまひたる
024
元津柱
(
もとつはしら
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
025
常磐
(
ときは
)
堅磐
(
かきは
)
の
御住所
(
みあらか
)
と
026
天
(
てん
)
、
人
(
ひと
)
共
(
とも
)
に
尊敬
(
そんけい
)
し
027
安明
(
あんめい
)
、
妙光
(
めうくわう
)
、
金剛山
(
こんがうざん
)
028
好光山
(
かうくわうざん
)
と
称
(
とな
)
へらる
029
此
(
これ
)
をば
翻訳
(
ほんやく
)
する
時
(
とき
)
は
030
霊山
(
れいざん
)
会場
(
ゑぢやう
)
の
蓮華台
(
れんげだい
)
031
聖
(
きよ
)
き
丘陵
(
きうりよう
)
の
意味
(
いみ
)
となる
032
アヅモス
山
(
さん
)
も
三五
(
あななひ
)
の
033
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
を
祭
(
まつ
)
りてゆ
034
須弥仙
(
しゆみせん
)
山
(
ざん
)
と
称
(
とな
)
へられ
035
百
(
もも
)
の
神
(
かみ
)
達
(
たち
)
勇
(
いさ
)
みたち
036
集
(
つど
)
ひたまへる
霊場
(
れいぢやう
)
と
037
定
(
さだ
)
まりたるぞ
尊
(
たふと
)
けれ
038
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
に
浴
(
よく
)
したる
039
此
(
この
)
里人
(
さとびと
)
は
村肝
(
むらきも
)
の
040
心
(
こころ
)
を
清浄
(
しやうじやう
)
潔白
(
けつぱく
)
に
041
濁
(
にご
)
り
汚
(
けが
)
れの
跡
(
あと
)
もなく
042
霊耳
(
れいじ
)
を
開
(
ひら
)
きて
天人
(
てんにん
)
が
043
現
(
あら
)
はれ
来
(
きた
)
り
舞
(
まひ
)
遊
(
あそ
)
ぶ
044
三千
(
さんぜん
)
世界
(
せかい
)
の
声
(
こゑ
)
を
聞
(
き
)
き
045
象馬
(
ざうめ
)
牛車
(
ぎうしや
)
や
鐘鈴
(
しようれい
)
の
046
微妙
(
びめう
)
の
楽
(
がく
)
に
耳
(
みみ
)
澄
(
す
)
ませ
047
琴瑟
(
きんしつ
)
簫笛
(
せうてき
)
勇
(
いさ
)
ましく
048
清
(
きよ
)
き
涼
(
すず
)
しき
歌
(
うた
)
の
声
(
こゑ
)
049
百人
(
ももひと
)
達
(
たち
)
の
歓声
(
くわんせい
)
は
050
天地
(
てんち
)
も
揺
(
ゆ
)
るぐ
許
(
ばか
)
りなり
051
数多
(
あまた
)
のエンゼル
下
(
くだ
)
り
来
(
き
)
て
052
楽
(
がく
)
をば
奏
(
そう
)
し
玄妙
(
げんめう
)
の
053
唱歌
(
しやうか
)
の
声
(
こゑ
)
は
澄
(
す
)
み
渡
(
わた
)
る
054
老若
(
らうにやく
)
男女
(
なんによ
)
は
云
(
い
)
ふも
更
(
さら
)
055
海川
(
うみかは
)
山野
(
やまぬ
)
谷々
(
たにだに
)
の
056
空
(
そら
)
駆
(
かけ
)
りゆく
祥鳥
(
しやうてう
)
は
057
迦陵
(
かりよう
)
頻伽
(
びんが
)
か
鳳凰
(
ほうわう
)
孔雀
(
くじやく
)
058
鶴
(
つる
)
鷲
(
わし
)
鷹
(
たか
)
や
鶯
(
うぐひす
)
の
059
其
(
その
)
啼声
(
なきごゑ
)
は
天地
(
あめつち
)
に
060
親和
(
しんわ
)
し
来
(
きた
)
り
天国
(
てんごく
)
を
061
地上
(
ちじやう
)
に
建
(
た
)
てし
如
(
ごと
)
くなり
062
地獄
(
ぢごく
)
に
起
(
おこ
)
る
大苦悶
(
だいくもん
)
063
阿鼻
(
あび
)
叫喚
(
けうくわん
)
の
声
(
こゑ
)
もなく
064
餓鬼
(
がき
)
の
飢渇
(
きかつ
)
の
叫
(
さけ
)
びなく
065
飲食
(
おんじき
)
求
(
もと
)
むる
声
(
こゑ
)
もせず
066
曲
(
まが
)
の
阿修羅
(
あしゆら
)
が
大海
(
だいかい
)
の
067
傍
(
ほとり
)
に
住
(
す
)
みて
自
(
おのづか
)
ら
068
囁
(
ささや
)
き
呪
(
のろ
)
ふ
影
(
かげ
)
も
無
(
な
)
し
069
皆
(
みな
)
一切
(
いつさい
)
に
神
(
かみ
)
の
教
(
のり
)
070
喜
(
よろこ
)
び
勇
(
いさ
)
みて
聴聞
(
ちやうもん
)
し
071
人
(
ひと
)
と
獣
(
けもの
)
の
分
(
わか
)
ちなく
072
喜
(
よろこ
)
び
勇
(
いさ
)
むぞ
尊
(
たふと
)
けれ。
073
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
074
真善
(
しんぜん
)
美愛
(
びあい
)
の
神心
(
かみごころ
)
075
弥
(
いよいよ
)
茲
(
ここ
)
に
顕現
(
けんげん
)
し
076
天地
(
てんち
)
に
轟
(
とどろ
)
く
音彦
(
おとひこ
)
の
077
玉国別
(
たまくにわけ
)
の
神徳
(
しんとく
)
は
078
三千
(
さんぜん
)
世界
(
せかい
)
の
天使
(
エンゼル
)
ぞと
079
仰
(
あふ
)
がぬ
者
(
もの
)
こそなかりけり
080
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
081
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
082
清浄
(
しやうじやう
)
無垢
(
むく
)
の
御霊
(
みたま
)
をば
083
照
(
てら
)
して
渡
(
わた
)
る
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
084
如何
(
いか
)
でか
曲
(
まが
)
の
襲
(
おそ
)
はむや
085
アヅモス
山
(
さん
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
は
086
須弥仙
(
しゆみせん
)
山
(
ざん
)
の
光景
(
くわうけい
)
を
087
完全
(
うまら
)
に
委曲
(
つばら
)
に
現出
(
げんしゆつ
)
し
088
三千
(
さんぜん
)
世界
(
せかい
)
の
鎮
(
しづ
)
めぞと
089
八千万
(
はちせんまん
)
劫
(
ごふ
)
の
末
(
すゑ
)
迄
(
まで
)
も
090
照
(
て
)
り
輝
(
かがや
)
くぞ
目出度
(
めでた
)
けれ
091
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
092
神
(
かみ
)
の
御言
(
みこと
)
を
蒙
(
かうむ
)
りて
093
須弥仙
(
しゆみせん
)
山
(
ざん
)
に
譬
(
たと
)
ふべき
094
蓮華台
(
れんげだい
)
上
(
じやう
)
の
存在地
(
そんざいち
)
095
綾
(
あや
)
の
聖地
(
せいち
)
を
後
(
あと
)
にして
096
神洲
(
しんしう
)
最初
(
さいしよ
)
の
鎮台
(
ちんだい
)
と
097
言
(
い
)
ひ
伝
(
つた
)
へたる
大山
(
だいせん
)
を
098
救
(
すく
)
ひの
船
(
ふね
)
に
乗
(
の
)
りながら
099
眺
(
なが
)
めて
茲
(
ここ
)
に
遠
(
とほ
)
つ
世
(
よ
)
の
100
生物語
(
いくものがたり
)
述
(
の
)
べて
行
(
ゆ
)
く。
101
時
(
とき
)
しもあれや
聖地
(
せいち
)
より
102
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
泥
(
どろ
)
を
清
(
きよ
)
むてふ
103
二代
(
にだい
)
澄子
(
すみこ
)
と
仁斎
(
じんさい
)
氏
(
し
)
104
木花姫
(
このはなひめ
)
の
御
(
ご
)
再来
(
さいらい
)
105
御霊
(
みたま
)
の
守
(
まも
)
る
肉
(
にく
)
の
宮
(
みや
)
106
千代
(
ちよ
)
の
固
(
かた
)
めの
経綸
(
けいりん
)
に
107
遙々
(
はるばる
)
来
(
きた
)
る
松林
(
まつばやし
)
108
中
(
なか
)
に
立
(
た
)
ちたる
温泉場
(
をんせんば
)
109
浜屋
(
はまや
)
の
二階
(
にかい
)
に
対坐
(
たいざ
)
して
110
役員
(
やくゐん
)
信徒
(
しんと
)
諸々
(
もろもろ
)
と
111
三月
(
さんぐわつ
)
三日
(
みつか
)
の
瑞御霊
(
みづみたま
)
112
五月
(
ごぐわつ
)
五日
(
いつか
)
の
厳御霊
(
いづみたま
)
113
三五
(
さんご
)
の
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
をば
114
いと
円満
(
ゑんまん
)
に
照
(
てら
)
さむと
115
互
(
たがひ
)
に
誠
(
まこと
)
を
語
(
かた
)
り
合
(
あ
)
ひ
116
誓
(
ちか
)
ひを
立
(
た
)
てし
目出度
(
めでた
)
さよ
117
堅磐
(
かきは
)
常磐
(
ときは
)
に
弥
(
いや
)
加藤
(
かとう
)
118
いや
明
(
あき
)
らけく
日月
(
じつげつ
)
の
119
恵
(
めぐみ
)
を
祝
(
いは
)
ふ
神
(
かみ
)
の
書
(
ふみ
)
120
写
(
うつ
)
すも
尊
(
たふと
)
き
加藤
(
かとう
)
明子
(
はるこ
)
121
松
(
まつ
)
の
千年
(
ちとせ
)
はまだ
愚
(
おろ
)
か
122
万年筆
(
まんねんひつ
)
も
健
(
すこや
)
かに
123
紫檀
(
したん
)
の
机
(
つくゑ
)
に
打
(
う
)
ち
向
(
む
)
かひ
124
千秋
(
せんしう
)
万歳
(
ばんざい
)
誌
(
しる
)
し
置
(
お
)
く
125
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
126
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
尊
(
たふと
)
さよ。
127
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
128
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
129
仮令
(
たとへ
)
大地
(
だいち
)
は
沈
(
しづ
)
むとも
130
星
(
ほし
)
は
空
(
そら
)
より
落
(
お
)
つるとも
131
日本海
(
につぽんかい
)
は
涸
(
か
)
るるとも
132
神
(
かみ
)
の
伝
(
つた
)
へし
此
(
この
)
聖書
(
せいしよ
)
133
千代
(
ちよ
)
も
八千代
(
やちよ
)
も
動
(
うご
)
かまじ
134
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
命令
(
みこと
)
もて
135
空
(
そら
)
漕
(
こ
)
ぎ
渡
(
わた
)
る
方舟
(
はこぶね
)
に
136
心臓
(
ハート
)
に
鼓
(
つづみ
)
を
打
(
う
)
たせつつ
137
科戸
(
しなど
)
の
神
(
かみ
)
や
水分
(
みくまり
)
の
138
神
(
かみ
)
の
弄
(
すさみ
)
のダンスをば
139
面白
(
おもしろ
)
嬉
(
うれ
)
しく
眺
(
なが
)
めつつ
140
心
(
こころ
)
も
清
(
きよ
)
く
平
(
たひら
)
けく
141
神
(
かみ
)
のまにまに
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
く。
142
○
143
スメールの
山
(
やま
)
の
麓
(
ふもと
)
に
二柱
(
ふたはしら
)
144
並
(
なら
)
びて
世
(
よ
)
をば
開
(
ひら
)
く
今日
(
けふ
)
かな。
145
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
を
皆
(
みな
)
生
(
い
)
かすてふ
温泉場
(
をんせんば
)
146
救
(
すく
)
ひの
船
(
ふね
)
に
棹
(
さをさ
)
し
進
(
すす
)
む。
147
天地
(
あめつち
)
の
真純
(
ますみ
)
の
彦
(
ひこ
)
の
物語
(
ものがた
)
り
148
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
澄子
(
すみこ
)
の
司
(
つかさ
)
来
(
きた
)
れる。
149
マイトレーヤ
御代
(
みよ
)
早
(
はや
)
かれと
松村
(
まつむら
)
の
松村真澄
150
真澄
(
ますみ
)
の
彦
(
ひこ
)
の
笑
(
え
)
み
栄
(
さか
)
えつつ。
151
ミロクの
世
(
よ
)
一日
(
ひとひ
)
も
早
(
はや
)
く
北村
(
きたむら
)
の
北村隆光
152
月日
(
つきひ
)
の
隆
(
たか
)
き
光
(
ひかり
)
待
(
ま
)
ちつつ。
153
いとた
加
(
か
)
き
藤
(
ふぢ
)
の
御山
(
みやま
)
の
神霊
(
かむみたま
)
加藤明子
154
明
(
あか
)
したまひぬ
常闇
(
とこやみ
)
の
世
(
よ
)
を。
155
世
(
よ
)
を
救
(
すく
)
ふ
神
(
かみ
)
の
出口
(
でぐち
)
の
瑞月
(
ずゐげつ
)
が
出口瑞月
156
真純
(
ますみ
)
の
空
(
そら
)
に
輝
(
かがや
)
き
渡
(
わた
)
る。
157
マハースターマブラーブタ(大勢至)マンヂュシュリ(文珠師利)
158
アバローキテーシュヷラ(観世音)
尊
(
たふと
)
き。
159
スーラヤ(日天子)やチャンドラデーワブトラ(月天子)やサマンタガン
160
守
(
まも
)
らせ
給
(
たま
)
へ
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
を。
161
ダルタラーストラ・マハーラーヂャ(東方持国天王)ヸルーダカ(南方増長天王)
162
ヸルーバークサ(西方広目天王)ヷイスラワナ(北方多聞天王)
163
守
(
まも
)
らせ
玉
(
たま
)
へこれの
教
(
をしへ
)
を。
164
(
大正一二・四・五
旧二・二〇
於皆生温泉浜屋
加藤明子
録)
165
附記
(
ふき
)
166
本日
(
ほんじつ
)
は
暴風雨
(
ばうふうう
)
烈
(
はげ
)
しく
怒濤
(
どたう
)
の
声
(
こゑ
)
に
妨
(
さまた
)
げられ
是
(
これ
)
にて
口述
(
こうじゆつ
)
中止
(
ちうし
)
せり。
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