霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一章 神威(しんゐ)〔一五七六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第62巻 山河草木 丑の巻 篇:第1篇 言海霊山 よみ(新仮名遣い):げんかいれいざん
章:第1章 神威 よみ(新仮名遣い):しんい 通し章番号:1576
口述日:1923(大正12)年05月09日(旧03月24日) 口述場所:教主殿 筆録者:明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm6201
愛善世界社版:7頁 八幡書店版:第11輯 141頁 修補版: 校定版:7頁 普及版:61頁 初版: ページ備考:
001第二五二
002
003刈菰(かりごも)(みだ)れはてたる(わが)(むね)
004(かみ)言葉(ことば)にをさまりにけり。
005
006皇神(すめかみ)(いづ)御声(みこゑ)大滝(おほたき)
007(ひび)くが(ごと)(きこ)()るなり。
008
009昼夜(ひるよる)(わか)ちも()らに皇神(すめかみ)
010御稜威(みいづ)(うた)()こそ(やす)けれ。
011
012(やす)らけく御前(みまへ)(まを)太祝辞(のりごと)
013(かみ)にささぐる貢物(みつぎもの)なり。
014
015永久(とこしへ)(さかえ)(たま)瑞御魂(みづみたま)
016四方(よも)国人(くにびと)()ちあぐみ()り。
017
018大前(おほまへ)(つか)へまつりて(わが)(つみ)
019夜昼(よるひる)なしに(きよ)めこそすれ。
020
021()(さち)(かみ)御前(みまへ)(いの)りつつ
022今日(けふ)()れけり明日(あす)()れゆく。
023
024御試(みため)しに()ひて()()信徒(まめひと)
025ならしめたまへ(かみ)(ちから)に。
026
027皇神(すめかみ)(うづ)言葉(ことば)(あぢ)はひて
028(よる)なき(くに)(さち)()るかな。
029一〇
030日々(にちにち)(のり)となすべき御姿(みすがた)
031(つみ)ある()にも(をが)ませたまへ。
032一一
033永久(とこしへ)(さか)えに()てる皇神(すめかみ)
034わが()(まも)(ちから)なりけり。
035第二五三
036
037天津(あまつ)()(かみ)(ひかり)()らされて
038(よる)なき(くに)(すす)()かまし。
039
040(かがや)ける(うづ)大路(おほぢ)(あゆ)()
041(つみ)(なが)れに()つる(こと)なし。
042
043八重葎(やへむぐら)わが()(みち)(ふさ)ぐとも
044(やす)(かよ)はむ(かみ)()()に。
045
046奥津城(おくつき)(さか)えの(かど)(おも)ふまで
047(めぐ)ませたまへ(みづ)(こころ)に。
048
049村肝(むらきも)(こころ)(かみ)のましまさば
050常世(とこよ)(やみ)如何(いか)(まよ)はむ。
051第二五四
052
053仇人(あだびと)(むら)がり()ちて(わら)ふとも
054()しわけ()かむ(かみ)大路(おほぢ)を。
055
056(わが)(かみ)御前(みまへ)(すす)(ひざまづ)
057()ぎにし(つみ)()いて()てばや。
058
059(つみ)()(かみ)(たふと)きころも()
060()れて(やす)けくなりにけるかな。
061
062如何(いか)ならむ(まが)のわが()(おそ)ふとも
063(うご)かざらまし(かみ)(まも)りに。
064
065(かず)ならぬ()をも()てさせたまはずに
066此上(こよ)なき(めぐみ)(たま)ふわが更生主(きみ)
067
068(わが)(かみ)(ため)には(なに)(をし)むべき
069(やま)(はたけ)(うづ)(たから)も。
070
071大前(おほまへ)(そな)へまつらむものもなし
072ただ赤心(まごころ)(きよ)きのみなる。
073
074(くだ)けたる(こころ)(たま)御幣(みてくら)
075(そな)へまつらむ(かみ)御前(みまへ)に。
076第二五五
077
078皇神(すめかみ)(ひる)(よる)との(わか)ちなく
079(めぐみ)(あめ)()らせたまひぬ。
080
081()(なか)(たの)しみ(ばか)(もと)めたる
082わが()()にも(おろか)なりけり。
083
084(くる)しみも(いと)はず()けず大道(おほみち)
085麻柱(あなな)ひまつる(ひと)(たふと)き。
086
087ふく(いき)(かす)かに(のこ)最後(いまは)にも
088(めぐ)ませたまふ(もと)大神(おほかみ)
089第二五六
090
091(あだ)数多(あまた)()()()とも(おそ)れむや
092(かみ)(われ)()(とも)()ませば。
093
094(こころ)みに()ふも(うれ)ひの(あめ)()るも
095(くや)まず()ぢず(かみ)(まか)せよ。
096
097(やみ)(ふか)(あらし)(はげ)しく()(なか)
098(かみ)(まか)せし()こそ(やす)けき。
099
100()(なか)(ひじり)(みち)()()えて
101(かみ)大路(おほぢ)(すす)()かまし。
102
103わが(こころ)(すく)ひの(かみ)(まか)(うへ)
104(いま)神国(みくに)(さち)()むなり。
105第二五七
106
107(をは)りまで赤心(まごころ)()めて(つか)へまつる
108(ひと)神代(かみよ)(たから)なりけり。
109
110現世(うつしよ)(たたか)如何(いか)(はげ)しとも
111御旗(みはた)(もと)はいとど(やす)けし。
112
113()(くら)むばかり(かがや)珍宝(うづたから)
114(なに)かはあらむ(かみ)(くに)には。
115
116(いざな)ひの(しこ)諸声(ももごゑ)(みみ)にみちて
117(まなこ)(くら)ます(ひと)ぞうたてき。
118
119わが身魂(みたま)(こころ)むるもの内外(うちそと)
120伊寄(いよ)(つど)ひぬ(まも)らせたまへ。
121
122いと(きよ)(うづ)御声(みこゑ)(はな)ちつつ
123名利(めいり)(あらし)()ぎたまひける。
124
125皇神(すめかみ)(いづ)御心(みこころ)(うつ)しなば
126(こころ)(なみ)(たちま)()ぐべし。
127
128大前(おほまへ)(うづ)(しもべ)(つか)へまつる
129(つかさ)(きよ)(めぐ)ませたまへ。
130
131現世(うつしよ)にあらむかぎりは麻柱(あななひ)
132(かみ)(こころ)永久(とは)()たまし。
133第二五八
134
135皇神(すめかみ)御稜威(みいづ)(たか)くうたひつつ
136天津(あまつ)御国(みくに)(のぼ)(うれ)しさ。
137
138厳御霊(いづみたま)()らせたまへる(こと)()
139闇世(やみよ)(てら)(ひかり)なるかも。
140
141(かたち)ある(たから)(こころ)(うご)かさず
142(まこと)(ひと)つに(すす)()御子(みこ)
143
144()のほまれ如何(いか)(ひろ)けく()れるとも
145(かみ)(くに)にはいとど(ちひ)さし。
146
147(くし)びなる(あい)(ひかり)(かがや)ける
148御顔(みかほ)(いろ)()にもなつかし。
149
150(かな)しみは()えて(うれ)ひは(あと)もなし
151めぐみの(したた)(みづ)姿(すがた)に。
152
153(なや)(とき)(つか)れし(をり)皇神(すめかみ)
154(あい)御声(みこゑ)(ちから)()にけり。
155
156()()えぬ(もと)神国(みくに)(わが)(かみ)
157(めぐみ)によりて(やす)(のぼ)らむ。
158第二五九
159
160生死(いきしに)(みな)皇神(すめかみ)御心(みこころ)
161(ただ)何事(なにごと)(かみ)(なら)へよ。
162
163(わが)(かみ)御為(みため)になれば(とみ)智慧(ちゑ)
164(ちから)(くらゐ)(ささ)げまつらむ。
165
166(かみ)のため(うれ)(なや)みも(おそ)れずに
167(すす)()()(くに)御宝(みたから)
168
169(かみ)のため千座(ちくら)()ひて(いさ)()
170(よろこ)()かむ(やま)(おく)まで。
171第二六〇
172
173綾錦(あやにしき)(かみ)(みやこ)(のぼ)()
174(たび)にしあれば(たの)もしきかな。
175
176御教(みをしへ)(とも)()()遠方(をちかた)
177綾部(あやべ)をさして()くぞ(うれ)しき。
178
179円山(まるやま)(みどり)(したた)斎場(ゆには)こそ
180(かみ)()します御園(みその)なりけり。
181
182これやこの()るも()らぬも()()べて
183()みこぼれつつ御園(みその)(つど)へる。
184
185()(なか)(すべ)てを()てて皇神(すめかみ)
186(のり)(したが)(ひと)ぞたふとき。
187第二六一
188
189厳御霊(いづみたま)(みづ)御霊(みたま)神柱(みはしら)
190御禊(みそぎ)(わざ)(はじ)めたまひぬ。
191
192御心(みこころ)(そむ)きまつりし人草(ひとぐさ)
193(ひと)しく(あい)御声(みこゑ)()くなり。
194
195永久(とことは)(つみ)より(きよ)御恵(みめぐみ)
196(したた)(その)(みちび)きたまへ。
197
198永久(とこしへ)(かがや)(わた)御栄(みさか)えは
199(あさひ)(のぼ)(ごと)くにおはせり。
200大正一二・五・九 旧三・二四 於教主殿 明子録)
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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
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