霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第五章 神世(しんせい)〔一五八〇〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第62巻 山河草木 丑の巻 篇:第1篇 言海霊山 よみ(新仮名遣い):げんかいれいざん
章:第5章 神世 よみ(新仮名遣い):しんせい 通し章番号:1580
口述日:1923(大正12)年05月10日(旧03月25日) 口述場所:松雲閣 筆録者:明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm6205
愛善世界社版:54頁 八幡書店版:第11輯 155頁 修補版: 校定版:58頁 普及版:61頁 初版: ページ備考:
001第二九二
002
003千早振(ちはやふる)(ふる)神世(かみよ)(めぐ)()
004(きみ)(めぐみ)(いや)隆光(たかひか)る。
005
006夜昼(よるひる)(まもり)(きよ)(あきら)けく
007(くま)なく(てら)(かみ)御代(みよ)かな。
008
009(そら)をおほふ(まつ)(こずゑ)(つる)()みて
010(その)(こゑ)(たか)(あめ)(きこ)ゆる。
011
012小倉山(をぐらやま)(はな)紅葉(もみぢ)二尊院(にそんゐん)
013(きよ)きは(かみ)姿(すがた)なりける。
014
015千代(ちよ)八千代(やちよ)(かは)らぬ(みづ)御光(みひかり)
016(この)()(すく)(うづ)御宝(みたから)
017第二九三
018
019永久(とこしへ)()住所(すみか)こそ天津国(あまつくに)
020(よる)なき(はな)神園(みその)とぞ()る。
021
022(たか)()(うづ)(たから)もヨルダンの
023(なが)れに(うか)(みづ)月影(つきかげ)
024
025(ゆめ)()めて朝日(あさひ)(かげ)はさしにけり
026ねむりをさませ(まど)(ひと)(たち)
027
028現世(うつしよ)(はな)れて(もと)故郷(ふるさと)
029(かへ)らむ(とき)(かみ)御力(みちから)
030第二九四
031
032千万(ちよろづ)(あだ)()(かこ)()するとも
033いかで(おそ)れむ(あや)高天原(たかま)は。
034
035わが(むね)(おく)()(ふか)(きこ)えけり
036()(さま)せよと(かみ)(おん)(こゑ)
037
038()(ひと)(すく)はむために(うる)はしき
039(かみ)(みやこ)(きづ)きたまひぬ。
040
041丹波(あかなみ)(いづ)聖地(せいち)(のぼ)りなば
042()らず()らずに()はたちてゆく。
043
044皇神(すめかみ)(いづ)(ひかり)八衢(やちまた)
045(くも)()れゆきて花園(はなぞの)となる。
046第二九五
047
048皇神(すめかみ)(いや)しき(ひと)()(くだ)
049(もも)神業(かむわざ)()げさせたまふ。
050
051村肝(むらきも)(こころ)(おく)()(きよ)
052(しづ)まり()ます天津(あまつ)(かみ)(たち)
053
054(あたら)しく(かみ)姿(すがた)につくりかへて
055(みちび)きたまへ(さかえ)(その)に。
056第二九六
057
058現身(うつそみ)()はいろいろに(かは)るとも
059(かみ)のめぐみは永久(とこしへ)にます。
060
061(はな)()りよしや青葉(あをば)()るるとも
062(みき)(たの)みし(かみ)(はな)れじ。
063
064()(たび)(つか)()てたる(ひと)()
065(かみ)御許(みもと)(いこ)(さか)えむ。
066
067()(なか)希望(のぞみ)()えて()つるとも
068(さか)えの(かみ)(めぐ)みますかも。
069
070(かぜ)(すさ)(あめ)()りあれて(ほろ)ぶとも
071(かみ)御蔭(みかげ)()らばやすけし。
072第二九七
073
074わが(ため)千座(ちくら)置戸(おきど)()ひましし
075(みづ)御霊(みたま)(まこと)御親(みおや)ぞ。
076
077土塊(つちくれ)()たるわが()(きよ)めつつ
078神国(みくに)のものとなさしめたまへ。
079
080神勅(みことのり)幾度(いくたび)()けど(さと)()
081(こころ)にもなき御名(みな)(けが)しつ。
082
083かく(まで)(まが)れるわれを()てずして
084(すく)はせたまふ更生主(きみ)(たふと)き。
085第二九八
086
087()(もと)(いづ)聖地(せいち)をやらはれて
088自凝島(おのころじま)(わた)りたまひぬ。
089
090自凝(おのころ)(しま)真秀良場(まほらば)四尾山(よつをやま)
091かくれてこの()をしろしめします。
092
093瑞御霊(みづみたま)メソポタミヤの顕恩郷(けんおんきやう)
094かくれて神代(みよ)をまちたまふなり。
095
096瑞御霊(みづみたま)(もと)御国(みくに)()(もと)
097天降(あも)ります()(ちか)づきにけり。
098第二九九
099
100(いにしへ)(かみ)(ひら)きしエルサレムは
101ふたたび(もと)(かへ)らむとするも。
102
103イスラエル十二(じふに)(なが)れは(ことごと)
104ヨルダン(がは)(そそ)()るなり。
105
106天地(あめつち)(もと)御祖(みおや)はやらはれて
107(うづ)御子(みこ)たち()(まよ)ひぬる。
108
109(とき)()れば四方(よも)(くに)より(あつ)まりて
110(かみ)御稜威(みいづ)(たた)(うた)はむ。
111
112()(とき)天津使(あまつつかひ)(ほし)のごと
113神都(みやこ)(そら)(くだ)()ぐらむ。
114第三〇〇
115
116三五(あななひ)(かみ)(をしへ)(ひろ)ければ
117(せま)(こころ)のいかで()るべき。
118
119頬杖(ほほづゑ)をついて何程(なにほど)調(しら)ぶとも
120隆光(たかひか)(かみ)(むね)(わか)らじ。
121
122()(しわ)()せて吐息(といき)をつきながら
123(さと)らむとする(ひと)のをかしさ。
124
125惟神(かむながら)(かみ)御胸(みむね)をさとらむと
126(おも)へば(もと)赤子(うまれご)となれ。
127
128(たよ)りなき智慧(ちゑ)(ちから)(たの)みとし
129千年(ちとせ)ふるとも(さと)()ざらめ。
130
131(この)経綸(しぐみ)(はや)世人(よびと)(わか)りなば
132(かみ)希望(のぞみ)永久(とこしへ)()たず。
133第三〇一
134
135永久(とことは)(はぐく)みたまへ(かぜ)()
136(あめ)(ゆふべ)(かは)りたまはず。
137
138()(なか)(つみ)にみちたる(たの)しみを
139()てて御許(みもと)()()(うれ)しき。
140
141さまざまの()(いざな)ひに()()ちて
142(きよ)大道(おほぢ)(すす)ませ(たま)へ。
143
144(やみ)()(はな)れて(のぼ)旭影(あさひかげ)
145(むか)へむ()()(ちか)づきにけり。
146
147()(いづ)(かみ)()てたる神国(かみくに)
148常磐(ときは)教主(きみ)()れましにけり。
149
150(くも)()(なみ)()けつつ()(きた)
151(あづま)教主(きみ)(むか)(うれ)しさ。
152
153(この)教主(きみ)天地(あめつち)(もも)神人(かみびと)
154(をさ)むる永久(とは)御柱(みはしら)なりけり。
155大正一二・五・一〇 旧三・二五 於松雲閣 明子録)
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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
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