此の秋を吾関西の旅に立ちて天の威力に驚きにけり〈第1章(初版)〉
一日も早く御民を救はむと神聖運動の雄健び為すも〈第1章(初版)〉
天地の自然の力に抗すべき何物も無しと省みるべし〈第3章(初版)〉
松茸の香り床しき丹波路の秋日を余所に言霊の旅〈第4章(初版)〉
東北の旅を終りて中京に言霊戦我は進めし〈第6章(初版)〉
中京の言霊戦にかちどきを挙げて聖地に安く帰れり〈第6章(初版)〉
亀岡の言霊戦を相終り二名の嶋に軍を進めし〈第6章(初版)〉
松山の言霊軍は花やかに勝利の峰を乗り越えにけり〈第6章(初版)〉
風水害の跡を見ながら山陰の旅に立つ身は何かかなしも〈第8章(初版)〉
目を開けて見るに忍びぬ惨状に人の心の荒びを思ふ〈第8章(初版)〉
吾は今神聖運動に拍車かけて御国の秋の旅を続くる〈第9章(初版)〉
吾にして立たずば御国の同胞のなやみを救ふ世は来るまじ〈第9章(初版)〉
この秋を関西地方の旅に立ちて自然の力に今更おどろきぬ〈第10章(初版)〉
豊岡の神聖会支部の開式に出演しつつ同胞を思ふ〈第11章(初版)〉
鳥取の神聖本部の開式の盛大なりしも時の力よ〈第11章(初版)〉
吾は今米子市内に宿泊し明日の言霊戦の準備す〈第11章(初版)〉
常闇の世々の光と日月の教を四方に伝へ行くなり〈第13章(初版)〉
大神の貴の守りの深くして吾行く道に曲の影なし〈第14章(初版)〉
秋ふかみ丹波の朝は風寒く木の子をもやす木犀は匂ふ〈第16章(初版)〉
山も野も黄金色なる此秋を吾は皇道の為に旅すも〈第16章(初版)〉
日に月に行きつまるなる日の本を坐視に忍びず雄健びなすなり〈第16章(初版)〉
東奔西走南船北馬の此秋は紅葉を賞づる心だにせず〈第18章(初版)〉
迫り来る闇の扉を開かむと神代ながらの言霊を宣る〈第18章(初版)〉
山に野に神の恵みは充ち足らふ此のよき国に何を歎かむ〈第20章(初版)〉
皇国の真の道を伝へむと六十四歳の秋を雄健ぶ〈第23章(初版)〉
吾伊行く宣伝の旅は幸多く秋陽すがしく暉けりけり〈第23章(初版)〉
大神の心に叶ふ旅ならば如何なるものも障らぬものかな〈第23章(初版)〉
[この余白歌は八幡書店版霊界物語収録の余白歌を参考に他の資料と付き合わせて作成しました]