霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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序文(じよぶん)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第55巻 真善美愛 午の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:序文 よみ(新仮名遣い):じょぶん 通し章番号:
口述日:1923(大正12)年02月26日(旧01月11日) 口述場所:竜宮館 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年3月30日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
明治三十一年如月九日、天教山に鎮座し給う木花姫命の神使は、神々の協議の結果、丹波の国曽我部の村に牛を飼う牧童、三つの御魂に所縁ある三葉彦命の再生なる神柱に、三千世界の修理固成の神業の先駆を命じ、十字架を負わしめ給うた。
それより今年大正十二年正月十八日まで満二十五年間、出口王仁は一心不乱に神国成就のために舎身的活動を続けて宇宙万有一切のために心身を焦がした。
三千世界の諸天人民に至上の心を持せしめ、神の御国に安住せしめようと、暗黒社会を照破すべく変性男子の精霊とともに綾の聖場地の高天原に現れた。
月光菩薩の神業に心事し、家を捨て欲を棄てて神の僕となり、ひたすらに我が神国九山八海の諸神を念願し、諸々の功徳を修した。
大国常立大神、日の大神、月の大神は、高天原に万人を救うことを希い給い、いと高き神人を率いて霊肉脱離の際に来迎し、神を理解し信真の徳に充たされた者を直ちに宝座の前に導き成道する。
天教山に現れ給う木花姫の無常の神心に神習い、大功徳を修業して顕幽両界の神柱となり、人の人たる本分を尽くさしめ給う伊都の御魂の大御心の有難さ。
瑞月は多年の間、千難万苦を排し、修業の効をおえてようやく神界より赦されて、ここにつつしみ畏み三世一貫の物語を後述することができた。
無常の神心を起こし、ひたすらに天地の大祖神を祈願し、真心よりできる限りの善行を修して、斎戒を奉持し、神の聖社を建立するの一端に仕えて神使に飲食を心より供養し神号輻を祀り灯火を献じ祝詞を奏上し神の前に拝跪すれば、天界に生まれしめ給はむ。
今生はもちろん、来世に至って智慧証覚を全うし、愛善の徳に住して身に光明を放射し兆年の久しき第二の天国に安住を得ることができる。
どの世界に居ようとも、諸天人民にして至心あって天国浄土に大往生を遂げようと欲する者は、たとえ諸々の功徳を成すことができなくとも、常のこの物語を信じ無上の正覚を得て、ひたすらに厳瑞二神を一意専念すれば、神徳はいつとなく身に具足して、現幽両界ともに完全の生涯を楽しみ送ることができる。
この深遠なる教理を真に理解して、歓喜し信楽して疑惑せず、二心を断ってひたすらに神教と神助を信じ、至誠一貫をもって天国に復活することを願うときは、臨終に際して正に夢のごとくに厳瑞二神、すなわち日月の神を見奉りて、至美至楽の第三天国に復活することができる。
月神の信真によって智慧証覚の光明を受けることは、すなわち第二天国の天人のごとくである。
諸神・諸仏、如来・宣伝使は、大国常立大神の徳が八荒に輝き給うを賞賛して、その出現聖場たる蓮華台上に集まり給い、無料無数の菩薩や衆生は、日月の光を仰ぎ奉ってここに行き詣で、広大無辺の神徳に浴し、恭敬礼拝し供物を献じ神慮を慰める。
かつ五六七神政の胎蔵経である経緯の神諭と、聖なる霊界物語を歓喜聴受して、顕幽二界の消息に通じ天下の蒼生に至上の神理を宣布する。二大世界は神徳を悟り、十方無碍の神通力と智慧を究めて功徳を具足し、五逆は消滅し生死の雲を消し去り給うべし。
霊主体従の至上心を発揮して神に奉仕する時は、寒気もたちまち春陽の生気と化す。もし善徳がない人は、この神啓の神書を覚らず、理解することができないであろう。
清浄無垢にして、小児のごとき心境に在る者にして、根本からその真実味を聞くことができるのである。驕慢と懈怠とは、神示に成り就たるこの霊語神声を、容易に信じることができないであろう。
心身清浄にしてよく神を信じよく神に仕え、神を愛することにより、精霊界の諸消息を探知した者は、歓喜雀躍してこの神言霊教を聴聞し、聖なる心を究めて一切の事物を開き導くに至ることができるのである。
神界の主神である大国常立大神の愛善の徳と信真の光明は弥広く、言語で尽くすことはできない。ただ大神自身のみこの間の経緯真相を知悉し給うのみである。道を悟り理を知り万億劫の神智を有しても、とてもこれを口に述べることはできない。神の智慧と証覚には辺際なく絶対である。
愚昧頑固な人間智を開いて、せめて第三の下層天界の消息なりとも覚らせて無限絶対・無始無終の神徳に浴せしめようとする吾人の苦衷は、何時の世にこの目的を達することができるであろうか。
口述開始からすでに十五か月、未だ神諭に目覚めた人士が極めて少数であり、たまたま信じる者があっても、元より上根の人ではないので、わずかにその門口に達したまでの状態である。
ああなんとしても、瑞の御魂の千変万化の大活動、三五教の大本五六七の仁慈に浴して各自、その智慧を満たし、深く神諭の深奥に分け入って個々の神性を照らし、神理の妙要を究め、神通無碍の境地に入って諸根を明利ならしめ給へ。
痴愚の生涯を送りつつある神の僕瑞月が、月光如来の聖前に拝跪して慎み畏み、日に夜に真心を捧げて天下万民のため、大前に祈願し奉る。
数多の聖教徒は日夜参集して、道教を宣伝し、妙法を広く説き述べ給う神使の言に歓喜し、天の岩戸開きの神業はやすやすと大成され、神示の許になれるこの神書・霊界物語を著した連日の辛苦も、ややその光明を輝かすことができるようになるであろう。
大聖五六七の神霊地上に降臨して、宇宙間の一切万有を済度し給う。その仁慈は大海のごとく恵光また日月のごとし。浄穢好悪等の異心がないために、清浄な泉のようにもろもろの五逆十悪を洗い流し給うごとく、さらに火王のように一切煩悩の薪を消滅し給うごとく、大風が十法世界を行くのに障壁がないごとく、虚空が一切の執着なきがごとく、月が何の汚染もなく皓皓として蒼天に輝くごとし。
これが月の大神の真相にして、霊界物語を編述するときの吾人の心境である。いつまでも志勇精進にして、心神退弱せず、世の灯明となり闇を照らし、常に導師となって愛善の徳に住し、正しきに処して万民を安んじ、三垢の障りを滅し、終身三界のために大活躍せしめ給いて、口述者をはじめ筆録者の真心を永遠に輝かし給えと祈る。
ここに嬉しくも五十五編の霊界物語を編み終わり、慎み畏み神助天祐の厚きを感謝し奉る。ああ惟神霊幸倍坐世。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-04-24 17:28:34 OBC :rm550001
愛善世界社版:前付 1頁 八幡書店版:第10輯 29頁 修補版: 校定版:前付 1頁 普及版:前付 1頁 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]出口王仁三郎全集 > 第二巻 宗教・教育編 > 【宗教編】第六篇 宗教雑感 > 第十三章 神書の光
001())けく(をさ)まる御代(みよ)三十(みそまり)一年(ひととせ)(はる)如月(きさらぎ)九日(ここのか)天教山(てんけうざん)鎮座(ちんざ)したまふ木花姫(このはなひめの)(みこと)神使(しんし)斯世(このよ)
002(をさ))めむと神々(かみがみ)協議(けふぎ)結果(けつくわ)をもたらし(まし)丹波(たんば)(くに)曽我部(そがべ)(むら)(うし)()牧童(ぼくどう)辛未(かのえひつじ)(とし)(うま)
003())ツの御魂(みたま)因縁(ゆかり)ある三葉彦(みつばひこの)(みこと)再生(さいせい)なる神柱(かむばしら)三千(さんぜん)世界(せかい)修理(しうり)固成(こせい)神業(しんげふ)先駆(せんく)(めい)
004(じふ)字架(じか)()はしめたまひしより今年(こんねん)大正(たいしやう)十二(じふに)(ねん)(しやう)(ぐわつ)十八(じふはち)(にち)まで(まん)二十五(にじふご)年間(ねんかん)出口(でぐち)王仁(おに)
005(いつ)(しん)不乱(ふらん)神国(しんこく)成就(じやうじゆ)のために舎身(しやしん)(てき)活動(くわつどう)(つづ)けて宇宙(うちう)万有(ばんいう)一切(いつさい)(ため)心身(しんしん)()がし(まつ)(じふ)
006(ねん)一日(いちじつ)(ごと)三千(さんぜん)世界(せかい)諸天(しよてん)人民(じんみん)至上(しじやう)(こころ)()せしめ(かみ)御国(みくに)安住(あんぢう)せしめむと妙法真(めうはふしん)
007(によ))の光明(くわうみやう)顕彰(けんしやう)暗黒(あんこく)社会(しやくわい)照破(せうは)すべく変性(へんじやう)男子(なんし)精霊(せいれい)(とも)(あや)聖場(せいぢやう)()高天原(たかあまはら)(あらは)
008(げつ)(くわう)菩薩(ぼさつ)神業(しんげふ)心事(しんじ)(いへ)()(よく)()てて(かみ)(しもべ)となり微妙(びめう)真心(しんしん)()こし一向(ひたすら)(わが)神国(しんこく)
009(きう)(ざん)八海(はつかい)諸神(しよしん)念願(ねんぐわん)(もろもろ)功徳(くどく)(しう)して高天原(たかあまはら)万人(ばんにん)(すく)はむことを(こひねが)大国常立(おほくにとこたちの)大神(おほかみ)
010())の大神(おほかみ)(つき)大神(おほかみ)(かみ)(あい)(かみ)理解(りかい)信真(しんしん)(とく)()たされたる(もの)天界(てんかい)(すく)ふべく()
011(たか))き神人(しんじん)(ひき)ゐて霊肉(れいにく)脱離(だつり)(さい)来迎(らいがう)(ただ)ちに宝座(ほうざ)(まへ)(みちび)きて七宝(しつぱう)(はな)(うてな)成道(じやうだう)(とら)
012(くま)(おほかみ)などの悪獣(あくじう)をも(おそ)れざる不退転(ふたいてん)地位(ちゐ)(ぢう)して智慧(ちゑ)勇猛(ゆうもう)神通(じんつう)自在(じざい)ならしめ(たま)(ああ)天教(てんけう)
013(ざん))に(あら)はれたまふ木花姫(このはなひめ)無上(むじやう)神心(しんしん)神習(かむなら)大功徳(だいくどく)修行(しうぎやう)して顕幽(けんいう)両界(りやうかい)神柱(かむばしら)となり(ひと)
014(の)(ひと)たる本分(ほんぶん)(つく)さしめ(たま)伊都(いづ)御魂(みたま)大御心(おほみこころ)有難(ありがた)瑞月(ずゐげつ)多年(たねん)(あひだ)千難(せんなん)万苦(ばんく)(はい)
015(しう)(ぎやう)(かう)()(やうや)神界(しんかい)より(ゆる)されて(ここ)(つつし)(かし)こみ三世(さんぜ)一貫(いつくわん)物語(ものがたり)口述(こうじゆつ)するを()たり
016(ぎやう))して神使(しんし)となること(あた)はずとも(まさ)無上(むじやう)神心(しんしん)(おこ)一向(ひたすら)天地(てんち)大祖神(だいそしん)祈願(きぐわん)真心(まごころ)
017(よ)り可成(かせい)(てき)善行(ぜんかう)(しう)して斎戒(さいかい)奉持(ぶぢ)(かみ)聖社(せいしや)建立(こんりふ)するの一端(いつたん)(つか)神使(しんし)飲食(おんじき)(こころ)
018(り)供養(くやう)神号輻(しんがうふく)(まつ)灯火(とうくわ)(けん)祝詞(のりと)奏上(そうじやう)(かみ)御前(みまへ)拝跪(はいき)せば天界(てんかい)(うま)れしめ(たま)はむ
019(こん)(じやう)()ふも(さら)なり来世(らいせ)(いた)りて智慧(ちゑ)証覚(しようかく)(まつた)ふし愛善(あいぜん)(とく)(ぢう)して()光明(くわうみやう)放射(はうしや)(てう)
020(ねん))の(ひさ)しき第二(だいに)天国(てんごく)安住(あんぢう)()べし(また)十方(じつぱう)世界(せかい)諸天(しよてん)人民(じんみん)にして至心(ししん)ありて天国(てんごく)浄土(じやうど)
021(だい)往生(わうじやう)()げむと(ほつ)するものは(たと)(もろもろ)功徳(くどく)()(あた)はずと(いへど)(つね)にこの物語(ものがたり)(しん)無上(むじやう)
022(しやう)(かく)()一向(ひたすら)厳瑞(げんずゐ)二神(にしん)一意(いちい)専念(せんねん)せば神徳(しんとく)いつとなく()具足(ぐそく)して現幽(げんいう)両界(りやうかい)(とも)完全(くわんぜん)
023(じゆつ)(そく)生涯(しやうがい)(たのし)(おく)ることを()べしこの深遠(しんゑん)なる教理(けうり)真解(しんかい)して歓喜(くわんき)信楽(しんらく)して疑惑(ぎわく)せず
024()(しん)()一向(いつかう)神教(しんけう)神助(しんじよ)(しん)至誠(しせい)一貫(いつくわん)(もつ)天国(てんごく)復活(ふくくわつ)せむ(こと)(ねが)(とき)臨終(りんじう)(さい)
025(まさ))に(ゆめ)(ごと)くに厳瑞(げんずゐ)二神(にしん)(すなは)日月(じつげつ)(かみ)()たてまつりて至美(しび)至楽(しらく)第三(だいさん)天国(てんごく)復活(ふくくわつ)すべし
026(げつ)(しん)信真(しんしん)によりて智慧(ちゑ)証覚(しようかく)光明(くわうみやう)()くること第二(だいに)(すなは)中間(ちうかん)天国(てんごく)天人(てんにん)(ごと)くなるべし
027(じつ)(ぱう)世界(せかい)無量(むりやう)無辺(むへん)不可思議(ふかしぎ)聖徳(せいとく)具有(ぐいう)する諸神(しよしん)諸仏(しよぶつ)如来(によらい)宣伝(せんでん)天使(てんし)大国常立(おほくにとこたちの)大神(おほかみ)(とく)
028(はつ)(くわう)(かがや)(たま)ふを称讃(しようさん)して()出現(しゆつげん)聖場(せいぢやう)たる蓮華台(れんげだい)(じやう)(あつま)(たま)無量(むりやう)無数(むすう)菩薩(ぼさつ)衆生(しうじやう)
029(じつ)(げつ)(ひかり)(あふ)(まつ)りてここに往詣(わうげい)して洪大(こうだい)無辺(むへん)神徳(しんとく)(よく)()恭敬(くげふ)礼拝(らいはい)供物(くもつ)(けん)じた
030(ま)ひて神慮(しんりよ)(なぐさ)()五六七(みろく)神政(しんせい)胎蔵経(たいざうきやう)たる経緯(けいゐ)神諭(しんゆ)(せい)なる霊界(れいかい)物語(ものがたり)歓喜(くわんき)聴受(ちやうじゆ)
031(て)顕幽(けんいう)二界(にかい)消息(せうそく)(つう)天下(てんか)蒼生(さうせい)至上(しじやう)神理(しんり)宣布(せんぷ)東西(とうざい)南北(なんぼく)四維(しゆい)上下(じやうげ)光輝(くわうき)月光(げつくわう)
032())ちて一切(いつさい)神人(しんじん)各自(かくじ)天界(てんかい)妙華(めうげ)宝香(ほうかう)無価(むか)神衣(しんい)とを(もつ)無量(むりやう)証覚(しようかく)供養(くやう)顕幽(けんいう)
033()(だい)世界(せかい)咸然(かんぜん)として天楽(てんがく)(そう)和雅(わげ)(こえ)暢発(てうはつ)最勝(さいしよう)最妙(さいめう)大神柱(だいかむばしら)謳歎(おうたん)神徳(しんとく)(さと)
034(じつ)(ぱう)無碍(むげ)神通力(じんつうりき)智慧(ちゑ)とを究達(くだつ)して深法界(じんぽうかい)(もん)遊入(いうにふ)功徳蔵(くどくざう)具足(ぐそく)して妙智(めうち)(とう)(りん)()
035()(ぎやく)消滅(せうめつ)して慧日(ゑにち)世間(せけん)()らし生死(しやうじ)(くも)消除(せうぢよ)(たま)ふべし嗚呼(ああ)惟神(かむながら)霊光(れいくわう)(てん)(かがや)(つき)(じつ)
036(せい))の(ごと)くにして荘厳(しやうごん)清浄(しやうじやう)天国(てんごく)(げん)じたまふ霊主(れいしゆ)体従(たいじゆう)至上心(しじやうしん)発揮(はつき)(かみ)奉仕(ほうし)する(とき)
037(さう)(せつ)寒気(かんき)(たちま)(へん)じて春陽(しゆんやう)生気(せいき)(くわ)三界(さんかい)(いち)()(かたち)(うご)かして欣笑(ごんせう)(こゑ)(はつ)無限光(むげんくわう)
038(を)(いだ)して十方(じつぱう)世界(せかい)()らさせ(たま)霊光(れいくわう)(もつ)()囲繞(ゐげう)せしめ円相(ゑんさう)()天人(てんにん)(とも)踊躍(ゆやく)
039(けい)()神人(しんじん)()つて大歓喜(だいくわんき)心境(しんきやう)遊入(いうにふ)すべし()(ひと)にして善徳(ぜんとく)なき(とき)()神啓(しんけい)神書(しんしよ)
040(た)るを(さと)らず()理解(りかい)()ざるべし清浄(しやうじやう)無垢(むく)にして小児(せうに)(ごと)心境(しんきやう)()(もの)にして根本(こんぽん)
041(り)(その)真実味(しんじつみ)()くことを()べし驕慢(きやうまん)()しき(へい)懈怠(けたい)とは容易(たやす)神示(しんじ)()(なり)たる()
042(れい)()神声(しんせい)(しん)ずる(こと)(あた)はざるべし心身(しんしん)清浄(しやうじやう)にして()(かみ)(しん)()(かみ)(つか)(かみ)(あい)精霊(せいれい)
043(かい))の諸消息(しよせうそく)探知(たんち)したるものは歓喜(くわんき)雀躍(じやくやく)してこの神言(しんごん)霊教(れいけう)聴聞(ちやうもん)聖心(せいしん)(きは)めて一切(いつさい)()
044(ぶつ))を開導(かいだう)するに(いた)るべし神界(しんかい)主神(すしん)たる大国常立(おほくにとこたちの)大神(おほかみ)愛善(あいぜん)(とく)信真(しんしん)光明(くわうみやう)弥広(いやひろ)(げん)
045())の(つく)()(ところ)にあらず二乗(にじやう)測知(そくち)()(かぎ)りにあらず(ただ)大神(おほかみ)自身(じしん)のみ(ひと)明瞭(めいれう)にこの(かん)
046(の)経緯(けいゐ)真相(しんさう)知悉(ちしつ)したまふ而已(のみ)たとへ一切(いつさい)(ひと)にして智慧(ちゑ)証覚(しようかく)具備(ぐび)して(みち)(さと)りこれを
047(くち))に()(あら)はさむと(ほつ)するも(また)本空(ほんぐう)真理(しんり)()万億劫(まんおくごふ)神智(しんち)(いう)する(とも)到底(たうてい)これを(くち)
048())ぶること(あた)はざる()(かみ)智慧(ちゑ)証覚(しようかく)には辺際(へんざい)なく絶対(ぜつたい)なりアア愚眛(ぐまい)頑固(ぐわんこ)なる人間智(にんげんち)
049(ひら))きて最奥(さいあう)第一(だいいち)天界(てんかい)()ふも(さら)なりせめて第三(だいさん)下層(かそう)天界(てんかい)消息(せうそく)(さと)らしめ無限(むげん)絶対(ぜつたい)()
050()無終(むしう)神徳(しんとく)(よく)せしめむとする吾人(ごじん)苦衷(くちう)何時(いつ)()にかこの目的(もくてき)(たつ)()むや口述(こうじゆつ)開始(かいし)
051(よ)り(すで)十五(じふご)(げつ)(いま)神諭(しんゆ)目覚(めざ)めたる人士(じんし)(きは)めて少数(せうすう)にして偶々(たまたま)(しん)ずる(もの)あるも(もと)
052(り)上根(じやうこん)(ひと)にあらざれば(わづ)かにその門口(かどぐち)(たつ)したる(まで)状態(じやうたい)にありアア如何(いか)にせむ神将(しんしやう)(さん)
053(じふ)三相(さんさう)具備(ぐび)(たま)へる観世音(くわんぜおん)菩薩(ぼさつ)最勝妙(さいしようめう)如来(によらい)道化(だうけ)妙法(めうほふ)(みづ)御魂(みたま)千変(せんぺん)万化(ばんくわ)大活動(だいくわつどう)(あな)
054(なひ)(けう)大本(たいほん)五六七(みろく)仁慈(じんじ)(よく)して各自(かくじ)にその智慧(ちゑ)()たせ(ふか)神諭(しんゆ)深奥(しんあう)()()りて()
055())の神性(しんしやう)(てら)神理(しんり)妙要(めうえう)究暢(くてう)神通(じんづう)無礙(むげ)境地(きやうち)()りて諸根(しよこん)明利(めいり)ならしめたまへと
056(げつ)(くわう)如来(によらい)聖前(せいぜん)拝跪(はいき)して鈍根(どんこん)劣機(れつき)男女(なんによ)をして神意(しんい)()らしめ五濁(ごぢよく)悪世(あくせ)(しやう)じて(つね)(しふ)
057(じやく))の妖雲(えううん)(つつ)まれ(くる)しめる蒼生(さうせい)をして(きよ)(ただ)しく理解(りかい)するの神力(しんりき)(あた)金剛(こんがう)法身(ほつしん)(きよ)(りやう)
058())に日月(じつげつ)(ひかり)(にぎ)らせ(たま)鈍根(どんこん)劣機(れつき)痴愚(ちぐ)生涯(しやうがい)(おく)りつつある(かみ)(しもべ)瑞月(ずゐげつ)(つつし)(かし)こみ
059())に()真心(まごころ)(ささ)げて天下(てんか)万民(ばんみん)のために大前(おほまへ)祈願(きぐわん)(まつ)三五教(あななひけう)聖場(せいぢやう)五六七(みろく)大神殿(だいしんでん)
060(あま)()聖教徒(せいけうと)日夜(にちや)参集(さんしふ)して道教(だうけう)宣伝(せんでん)妙法(めうほう)演暢(えんちやう)したまふ神使(しんし)(げん)歓喜(くわんき)心解(しんげ)()
061(は)四方(しはう)より自然(しぜん)神風(しんぷう)(おこ)りて(あまね)松柏(しようはく)宝樹(はうじゆ)()()らし五大(ごだい)父音(ふおん)神声(しんせい)(いだ)して天下(てんか)()
062())の妙華(めうげ)()らし(かぜ)(したが)つて宇内(うだい)周遍(しうへん)(あま)岩戸(いはと)(びら)きの神業(しんげふ)易々(いい)として天地(てんち)主宰神(しゆさいしん)()
063()(よろづ)(かみ)(とも)宇都(うづ)神業(しんげふ)大成(たいせい)され神示(しんじ)(もと)になれる(これ)神書(しんしよ)霊界(れいかい)物語(ものがたり)(あら)はしたる(れん)
064(じつ))の辛苦(しんく)稍々(やや)その光明(くわうみやう)(かがや)かし()るに(いた)()大聖(たいせい)五六七(みろく)神霊(しんれい)地上(ちじやう)降臨(かうりん)して宇宙間(うちうかん)
065(に)羅列(られつ)棊布(きふ)せる一切(いつさい)万有(ばんいう)済度(さいど)(たま)ふその仁慈(じんじ)大海(だいかい)(ごと)慧光(ゑくわう)また明浄(みやうじやう)にして日月(じつげつ)(ごと)
066(し)清白(せいはく)神法(しんぽふ)具足(ぐそく)して円満(ゑんまん)豊備(ほうび)せること天教山(てんけうざん)(ごと)(もろもろ)神徳(しんとく)()らし(たま)ふこと等一(とういつ)にし
067(て)(きよ)きこと大地(だいち)(ごと)浄穢(じやうゑ)好悪(かうお)(とう)異心(いしん)なきが(ゆゑ)()清浄(しやうじやう)なる(いづみ)(ごと)塵労(ぢんらう)もろもろの
068()(ぎやく)十悪(じふあく)洗除(せんぢよ)(たま)ふが(ゆゑ)()火王(くわわう)(ごと)一切(いつさい)煩悩(ぼんなう)(たきぎ)焼滅(せうめつ)(たま)ふこと(なほ)大風(たいふう)(ごと)
069(じつ)(ぱう)世界(せかい)()くに障礙(しやうげ)なきが(ゆゑ)()虚空(こくう)(ごと)一切(いつさい)()(おい)執着(しふちやく)()きが(ゆゑ)(はちす)(ごと)
070()(ぢよく)汚染(わぜん)なく(しん)(つき)皎々(かうかう)として蒼天(さうてん)(かがや)くが(ごと)()(つき)大神(おほかみ)真相(しんさう)にして霊界(れいかい)物語(ものがたり)
071(へん)(じゆつ)する(とき)吾人(ごじん)心境(しんきやう)なりアア何時迄(いつまで)志勇(しゆう)精進(せうじん)にして心神(しんしん)退弱(たいじやく)せず()灯明(とうみやう)となり(やみ)
072(を)()らし(つね)導師(だうし)となりて愛善(あいぜん)(とく)(ぢう)(ただ)しきに(しよ)して万民(ばんみん)(やす)んじ三垢(さんく)(さは)りを(めつ)
073(しう)(しん)三界(さんがい)のために大活躍(だいくわつやく)せしめ(たま)ひて口述者(こうじゆつしや)(はじ)筆録者(ひつろくしや)真心(まごころ)永遠(ゑいゑん)(かがや)かし(たま)へと(いの)
074(る)も(うれ)五十五(ごじふご)(へん)霊界(れいかい)物語(ものがたり)(ここ)(つつし)(かしこ)神助(しんじよ)天祐(てんいう)(あつ)きを感謝(かんしや)(たてまつ)るアア惟神(かむながら)(たま)(ちはへ)坐世(ませ)
075   大正十二年三月五日 旧正月十八日
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