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第13巻(子の巻)
モノログ
凡例
総説
第1篇 勝利光栄
01 言霊開
〔527〕
02 波斯の海
〔528〕
03 波の音
〔529〕
04 夢の幕
〔530〕
05 同志打
〔531〕
06 逆転
〔532〕
第2篇 洗礼旅行
07 布留野原
〔533〕
08 醜の窟
〔534〕
09 火の鼠
〔535〕
第3篇 探険奇聞
10 巌窟
〔536〕
11 怪しの女
〔537〕
12 陥穽
〔538〕
13 上天丸
〔539〕
第4篇 奇窟怪巌
14 蛙船
〔540〕
15 蓮花開
〔541〕
16 玉遊
〔542〕
17 臥竜姫
〔543〕
18 石門開
〔544〕
19 馳走の幕
〔545〕
20 宣替
〔546〕
21 本霊
〔547〕
第5篇 膝栗毛
22 高加索詣
〔548〕
23 和解
〔549〕
24 大活躍
〔550〕
信天翁(三)
余白歌
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第九章
火
(
ひ
)
の
鼠
(
ねずみ
)
〔五三五〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻
篇:
第2篇 洗礼旅行
よみ(新仮名遣い):
せんれいりょこう
章:
第9章 火の鼠
よみ(新仮名遣い):
ひのねずみ
通し章番号:
535
口述日:
1922(大正11)年03月17日(旧02月19日)
口述場所:
筆録者:
谷村真友
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1922(大正11)年10月30日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
日は西山に傾き、暗澹としてきた。荒野を吹く風は刻々に激しくなる。鷹彦によると、この岩窟は琵琶の湖の底を通って、コーカス山にまで通じているという。
岩窟の入口は隠されているが、子の刻になると、日の出別命が真っ赤な鼠を遣わして、入口を知らせる手はずになっている、という。
またしても日の出別命の姿は見えなくなってしまった。駒彦は昨日の化け物の仮装をして岩彦を驚かそうとしたり、一同は馬鹿なことをやってはしゃいでいる。
そこへ一天にわかに暗く、雲の渦は逆巻き、暴風に激しい雨が降り注いできた。そこへ日の出別命が岩窟上に現れた。そして岩上の潅木を截ち切ると、腰の細紐でもって弓矢をこしらえ、岩山に向かってはっしと射掛けた。
そして、今の矢を探すことで、岩窟の入口がわかるのだ、と矢の探索を一同に命じた。一同が原野に矢を探しに出ると、日の出別命は火打石を取り出して、暴風に向かって火を放った。火はたちまちごうごうと四方に燃え広がった。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2020-11-26 16:57:40
OBC :
rm1309
愛善世界社版:
110頁
八幡書店版:
第3輯 71頁
修補版:
校定版:
111頁
普及版:
46頁
初版:
ページ備考:
001
日
(
ひ
)
は
西山
(
せいざん
)
に
傾
(
かたむ
)
きしと
見
(
み
)
えて、
002
さしも
陰鬱
(
いんうつ
)
なる
天地
(
てんち
)
に
一層
(
いつそう
)
の
暗澹
(
あんたん
)
を
加
(
くは
)
へ、
003
荒野
(
あらの
)
を
吹捲
(
ふきまく
)
る
風
(
かぜ
)
の
音
(
おと
)
は
刻々
(
こくこく
)
に
激
(
はげ
)
しくなり
来
(
き
)
たりぬ。
004
鷹彦
(
たかひこ
)
『サア、
005
これから
愈
(
いよいよ
)
魔窟
(
まくつ
)
の
探険
(
たんけん
)
だ。
006
充分
(
じうぶん
)
の
食料
(
しよくれう
)
を
用意
(
ようい
)
して
了
(
しま
)
はないと、
007
此
(
この
)
岩窟
(
がんくつ
)
は
琵琶
(
びは
)
の
湖
(
うみ
)
の
底
(
そこ
)
を
通
(
とほ
)
つてコーカス
山
(
ざん
)
に
貫通
(
くわんつう
)
して
居
(
を
)
るのだから、
008
三日
(
みつか
)
、
009
五日
(
いつか
)
、
010
十日
(
とをか
)
位
(
ぐらゐ
)
の
旅
(
たび
)
では
予定
(
よてい
)
の
探険
(
たんけん
)
は
出来
(
でき
)
ない。
011
先
(
ま
)
づドツサリと
此
(
この
)
袋
(
ふくろ
)
にパンでも
格納
(
かくなふ
)
して、
012
プロペラーに
勢
(
いきほ
)
ひを
付
(
つ
)
けて、
013
身魂
(
みたま
)
の
基礎
(
きそ
)
工事
(
こうじ
)
をしつかり
撞固
(
つきかた
)
め、
014
気海
(
きかい
)
丹田
(
たんでん
)
を
練
(
ね
)
つて
進
(
すす
)
む
事
(
こと
)
としよう。
015
中途
(
ちうと
)
になつて
腹
(
はら
)
の
虫
(
むし
)
が
汽笛
(
きてき
)
を
鳴
(
な
)
らすと
困
(
こま
)
るから
準備
(
じゆんび
)
が
肝腎
(
かんじん
)
だ』
016
岩彦
(
いはひこ
)
『ヨウ、
017
エライ
決心
(
けつしん
)
だ、
018
モウ
直
(
すぐ
)
に
行
(
ゆ
)
くのか』
019
鷹彦
(
たかひこ
)
『ナニまだまだ
時機
(
じき
)
が
早
(
はや
)
い、
020
子
(
ねずみ
)
の
刻限
(
こくげん
)
だ。
021
此
(
この
)
六
(
むつ
)
ツの
岩穴
(
いはあな
)
は
全部
(
ぜんぶ
)
塞
(
ふさ
)
いであるから
一寸
(
ちよつと
)
やそつとには
分
(
わか
)
らぬ。
022
まして
斯
(
か
)
う
夜中
(
やちう
)
になつて
来
(
き
)
ては
猶更
(
なほさら
)
の
事
(
こと
)
だ。
023
日
(
ひ
)
の
出別
(
でわけの
)
命
(
みこと
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
によつて
子
(
ね
)
の
刻
(
こく
)
になれば、
024
真赤気
(
まつかいけ
)
の
鼠
(
ねずみ
)
が
現
(
あら
)
はれて
案内
(
あんない
)
する
事
(
こと
)
となつてるから、
025
マア
夫迄
(
それまで
)
待
(
ま
)
つ
事
(
こと
)
にしよう』
026
音彦
(
おとひこ
)
『サア、
027
是
(
こ
)
れからが
正念場
(
しやうねんば
)
だ。
028
仮令
(
たとへ
)
百千万
(
ひやくせんまん
)
の
悪魔
(
あくま
)
、
029
邪神
(
じやしん
)
、
030
一団
(
いちだん
)
となつて
攻
(
せ
)
め
来
(
きた
)
る
共
(
とも
)
この
音
(
おと
)
チャンは
言霊
(
ことたま
)
の
神力
(
しんりき
)
に
依
(
よ
)
つて、
031
木
(
こ
)
つ
葉
(
ぱ
)
微塵
(
みじん
)
に
打
(
う
)
ち
伸
(
の
)
ばし、
032
叩
(
たた
)
き
潰
(
つぶ
)
して
仕舞
(
しま
)
ふは
訳
(
わけ
)
はない』
033
鷹彦
(
たかひこ
)
『オイコラ
音公
(
おとこう
)
、
034
今
(
いま
)
からさう
逆上
(
のぼせ
)
るな、
035
キニーネでもあれば
頓服
(
とんぷく
)
でもさせてやるけれど
生憎
(
あひにく
)
持合
(
もちあは
)
せがなくて
仕方
(
しかた
)
がない』
036
音彦
(
おとひこ
)
『ナーニ
悪魔
(
あくま
)
を
頓服
(
とんぷく
)
させるのだ。
037
ヤア
此
(
この
)
辺
(
へん
)
が
穴恐
(
あなおそ
)
ろしい
穴
(
あな
)
の
口
(
くち
)
らしいぞ。
038
刻限
(
こくげん
)
の
来
(
く
)
る
迄
(
まで
)
は、
039
稲荷
(
いなり
)
サンの
昼寝
(
ひるね
)
とやらうかい』
040
亀彦
(
かめひこ
)
『
何
(
なん
)
だ、
041
怪
(
け
)
つ
体
(
たい
)
な
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
ふぢやないか、
042
稲荷
(
いなり
)
の
昼寝
(
ひるね
)
とは
何
(
なん
)
の
事
(
こと
)
だい』
043
鷹彦
(
たかひこ
)
『アハヽヽヽ、
044
穴
(
あな
)
のふちにころりだ。
045
それにしても、
046
日
(
ひ
)
の
出別
(
でわけ
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
の
姿
(
すがた
)
が
又
(
また
)
もや
紛失
(
ふんしつ
)
して
仕舞
(
しま
)
つたぢやないか、
047
一行中
(
いつかうちう
)
の
大巨頭
(
だいきよとう
)
が
居
(
を
)
らなくなつては、
048
指揮
(
しき
)
命令
(
めいれい
)
がうまく
行
(
ゆ
)
かない。
049
何程
(
なにほど
)
岩公
(
いはこう
)
が
万丈
(
ばんぢやう
)
の
気焔
(
きえん
)
を
上
(
あ
)
げた
所
(
ところ
)
で
風
(
かぜ
)
の
如
(
や
)
うなものだ。
050
危機
(
きき
)
一髪
(
いつぱつ
)
の、
051
ハツハツになつて、
052
直
(
すぐ
)
にベソをかくのだから
頼
(
たよ
)
りないものだ』
053
岩彦
(
いはひこ
)
『オイオイ、
054
お
手際
(
てぎは
)
拝見
(
はいけん
)
してから
後
(
のち
)
に
言
(
い
)
うて
貰
(
もら
)
はうかい、
055
貴様
(
きさま
)
の
気焔
(
きえん
)
とは
訳
(
わけ
)
が
違
(
ちが
)
うのだ。
056
朝
(
あさ
)
つぱらは
滅茶
(
めつちや
)
矢鱈
(
やたら
)
に
はつしやい
で、
057
昼前
(
ひるまへ
)
になるとヤアモウ
機械
(
きかい
)
の
油
(
あぶら
)
が
切
(
き
)
れたの
一歩
(
いつぽ
)
も
行進
(
かうしん
)
が
出来
(
でき
)
ないなぞと、
058
弱音
(
よわね
)
を
吹
(
ふ
)
きよるからコンナ
弱
(
よわ
)
い
奴
(
やつ
)
を
途連
(
みちづ
)
れにして
居
(
ゐ
)
ると、
059
同行者
(
どうぎやうしや
)
も
並大抵
(
なみたいてい
)
の
事
(
こと
)
ぢやない。
060
忌憚
(
きたん
)
無
(
な
)
く
駄法螺
(
だぼら
)
は
噴火口
(
ふんくわこう
)
から
天
(
てん
)
を
焦
(
こが
)
す
如
(
や
)
うに
噴出
(
ふんしゆつ
)
させるなり、
061
序
(
ついで
)
に
運
(
うん
)
の
悪
(
わる
)
い
先
(
さき
)
ばしりの
糞
(
くそ
)
をプンプンと
振
(
ふ
)
れ
撒
(
ま
)
きよるなり、
062
嗚呼
(
ああ
)
糞慨
(
ふんがい
)
の
至
(
いた
)
り
屁口
(
へーこう
)
千万
(
せんばん
)
だ』
063
鷹彦
(
たかひこ
)
『オイオイ、
064
ソンナ
馬鹿話
(
ばかばなし
)
を
言
(
い
)
つてる
処
(
ところ
)
ぢやないぞ。
065
それ
見
(
み
)
ろ、
066
茅原
(
かやはら
)
の
中
(
なか
)
を
昨夜
(
ゆふべ
)
出
(
で
)
た
奴
(
やつ
)
が………』
067
岩彦
(
いはひこ
)
『ヤ
又
(
また
)
出
(
で
)
よつたな。
068
今度
(
こんど
)
は
化
(
ばけ
)
の
奴
(
やつ
)
、
069
位置
(
ゐち
)
を
変更
(
へんかう
)
しよつて、
070
味方
(
みかた
)
の
間近
(
まぢか
)
く
攻寄
(
せめよ
)
つたりと
云
(
い
)
ふ
光景
(
くわうけい
)
だ。
071
オイ
化
(
ばけ
)
サン、
072
昨日
(
きのふ
)
の
岩公
(
いはこう
)
とチツト
岩公
(
いはこう
)
が
違
(
ちが
)
うのだい。
073
此
(
この
)
醜
(
しこ
)
の
巌窟
(
いはや
)
をよく
見
(
み
)
よ。
074
俺
(
おれ
)
の
腕
(
うで
)
は
正
(
まさ
)
に
斯
(
かく
)
の
通
(
とほ
)
りだ。
075
何時
(
いつ
)
でも
愚図
(
ぐづ
)
々々
(
ぐづ
)
と
洒落
(
しやれ
)
た
事
(
こと
)
をしよると
已
(
や
)
むを
得
(
え
)
ない、
076
直接
(
ちよくせつ
)
行動
(
かうどう
)
を
取
(
と
)
るから
覚悟
(
かくご
)
致
(
いた
)
せ』
077
化物
(
ばけもの
)
『アハヽヽヽ、
078
俺
(
おれ
)
だ
俺
(
おれ
)
だ、
079
岩公
(
いはこう
)
の
胆試
(
きもだめ
)
しに
一寸
(
ちよつと
)
化
(
ば
)
けて
見
(
み
)
せてやつたのだよ』
080
岩彦
(
いはひこ
)
『さういふ
貴様
(
きさま
)
は
一体
(
いつたい
)
誰
(
たれ
)
だ』
081
化物
(
ばけもの
)
『
人
(
ひと
)
を
こま
らす
駒
(
こま
)
サンだ。
082
それでも
貴様
(
きさま
)
此
(
この
)
暗
(
やみ
)
に
俺
(
おれ
)
の
顔
(
かほ
)
が
見
(
み
)
えるのかい』
083
岩彦
(
いはひこ
)
『オツト
待
(
ま
)
つた、
084
見
(
み
)
えるでもなし、
085
見
(
み
)
えぬでもなし、
086
何だか
亡国
(
ばうこく
)
的
(
てき
)
悲調
(
ひてう
)
を
帯
(
お
)
びた
異声
(
いせい
)
怪音
(
くわいおん
)
が
耳
(
みみ
)
に
映
(
えい
)
ずるのだ。
087
俺
(
おれ
)
の
耳
(
みみ
)
は
重宝
(
ちようほう
)
なものだぞ、
088
耳
(
みみ
)
で
見
(
み
)
て
目
(
め
)
で
聴
(
き
)
くのだから
化物
(
ばけもの
)
よりも
上手
(
うはて
)
を
越
(
こ
)
す
宣伝使
(
せんでんし
)
さまだ。
089
馬鹿
(
ばか
)
な
真似
(
まね
)
をして
後
(
あと
)
でベソをかくな。
090
何
(
なん
)
だ
蝗
(
いなご
)
か、
091
ばつた
の
様
(
やう
)
に
草叢
(
くさむら
)
にもぐり
込
(
こ
)
んで、
092
あつちやに
飛
(
と
)
び、
093
こつちやに
飛
(
と
)
び、
094
飛
(
と
)
びあるきよつて、
095
それだから
飛沫
(
とばしり
)
ものと
云
(
い
)
ふのだ。
096
まるで
際物師
(
きはものし
)
の
如
(
や
)
うな
芸当
(
げいたう
)
をやらかして、
097
胆力
(
たんりよく
)
無双
(
むさう
)
の
岩
(
いは
)
さまを
恐喝
(
きようかつ
)
しようと
思
(
おも
)
つたつて
其
(
その
)
手
(
て
)
は
喰
(
く
)
はぬぞ』
098
駒彦
(
こまひこ
)
『アー
俺
(
おれ
)
も
此
(
この
)
岩窟
(
がんくつ
)
へ
探険
(
たんけん
)
と
出
(
で
)
かくれば、
099
ドンナ
奴
(
やつ
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るか
分
(
わか
)
らないから
一寸
(
ちよつと
)
化物
(
ばけもの
)
の
予習
(
よしふ
)
を
遣
(
や
)
つてみたのだ。
100
どうぞ
今後
(
こんご
)
は
御
(
ご
)
贔屓
(
ひいき
)
にお
引立
(
ひきたて
)
を
願
(
ねが
)
ひまして、
101
引続
(
ひきつづ
)
き
不相変
(
あひかはらず
)
予習
(
よしふ
)
を
願
(
ねが
)
ひます』
102
岩彦
(
いはひこ
)
『
洒落
(
しやれ
)
どころかい、
103
戦場
(
せんぢやう
)
に
向
(
むか
)
つて
何
(
なに
)
をソンナ
気楽
(
きらく
)
な
事
(
こと
)
を
言
(
い
)
つて
居
(
ゐ
)
るのだ。
104
ソンナ
事
(
こと
)
では
屹度
(
きつと
)
途中
(
とちう
)
に
屁子垂
(
へこた
)
れる
事
(
こと
)
は
確定
(
かくてい
)
的
(
てき
)
事実
(
じじつ
)
だ。
105
貴様
(
きさま
)
のしくじる
事
(
こと
)
は
既
(
すで
)
に
已
(
すで
)
に
閻魔
(
えんま
)
の
登記簿
(
とうきぼ
)
にチヤンと
印紙
(
いんし
)
を
貼
(
は
)
つて
登録済
(
とうろくずみ
)
になつて
居
(
ゐ
)
るのだ』
106
駒彦
(
こまひこ
)
『オイオイ、
107
貴様
(
きさま
)
何
(
なに
)
を
言
(
い
)
つて
居
(
ゐ
)
るのだ。
108
登録済
(
とうろくずみ
)
だの
登記簿
(
とうきぼ
)
だのつて、
109
ソンナ
言葉
(
ことば
)
は
基督
(
キリスト
)
降誕後
(
かうたんご
)
二十
(
にじつ
)
世紀
(
せいき
)
の
人間
(
にんげん
)
のぬかす
事
(
こと
)
だ。
110
今
(
いま
)
は
紀元前
(
きげんぜん
)
五十
(
ごじふ
)
万
(
まん
)
年
(
ねん
)
の
昔
(
むかし
)
だぞ』
111
岩彦
(
いはひこ
)
『
過去
(
くわこ
)
、
112
現在
(
げんざい
)
、
113
未来
(
みらい
)
を
超越
(
てうゑつ
)
した
霊界
(
れいかい
)
の
物語
(
ものがたり
)
だ、
114
ソンナ
事
(
こと
)
は
当然
(
あたりまへ
)
だよ。
115
チツポケな
時代
(
じだい
)
だとか、
116
言葉
(
ことば
)
だとかに
囚
(
とら
)
はれて
居
(
ゐ
)
る
様
(
やう
)
な
小人物
(
せうじんぶつ
)
で
無限
(
むげん
)
絶対
(
ぜつたい
)
無始
(
むし
)
無終
(
むしう
)
の
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
けいりん
)
が
分
(
わか
)
つてたまるものかい。
117
学
(
がく
)
、
118
古今
(
ここん
)
を
圧
(
あつ
)
し、
119
知識
(
ちしき
)
東西
(
とうざい
)
を
貫
(
つらぬ
)
くと
云
(
い
)
ふ
三五教
(
あななひけう
)
の
新
(
しん
)
宣伝使
(
せんでんし
)
だよ。
120
貴様
(
きさま
)
もちつと
文明
(
ぶんめい
)
の
空気
(
くうき
)
を
吸
(
す
)
ふたが
好
(
よ
)
からう』
121
駒彦
(
こまひこ
)
『
何
(
なん
)
だ、
122
不
(
ふ
)
分
(
ぶん
)
明
(
めい
)
の
事
(
こと
)
をよう
囀
(
さへづ
)
る
奴
(
やつ
)
だ。
123
今日
(
こんにち
)
の
原始
(
げんし
)
時代
(
じだい
)
に、
124
文明
(
ぶんめい
)
の
糞
(
くそ
)
のつて
尻
(
けつ
)
があきれるワイ』
125
岩彦
(
いはひこ
)
『
文明
(
ぶんめい
)
の
逆転
(
ぎやくてん
)
旅行
(
りよかう
)
と
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
知
(
し
)
らぬのか。
126
是
(
こ
)
れでも、
127
マア
見
(
み
)
て
居
(
を
)
れ、
128
地上
(
ちじやう
)
の
人間
(
にんげん
)
が
豆
(
まめ
)
の
様
(
やう
)
な
胆玉
(
きもだま
)
になつた
二十
(
にじつ
)
世紀
(
せいき
)
と
云
(
い
)
ふ
非文明
(
ひぶんめい
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
ると、
129
何処
(
どこ
)
かに
妙
(
めう
)
な
奴
(
やつ
)
が
現
(
あら
)
はれて
屹度
(
きつと
)
吾々
(
われわれ
)
が
今
(
いま
)
採
(
と
)
りつつある
行動
(
かうどう
)
を、
130
寝物語
(
ねものがたり
)
にほざく
奴
(
やつ
)
が
出来
(
でき
)
て
来
(
く
)
るかも
知
(
し
)
れぬのだ。
131
その
時
(
とき
)
にまた
歴史
(
れきし
)
は
繰返
(
くりかへ
)
すと
云
(
い
)
うてその
時代
(
じだい
)
の
人間
(
にんげん
)
が、
132
これは
非文明
(
ひぶんめい
)
とか、
133
非真理
(
ひしんり
)
とか、
134
屁理窟
(
へりくつ
)
に
合
(
あ
)
うとか
合
(
あ
)
はぬとかほざく
様
(
やう
)
なものだ。
135
マアマア
黙
(
だま
)
つて
時
(
とき
)
の
移
(
うつ
)
るを
待
(
ま
)
つたが
好
(
よ
)
からうぞい』
136
またもや
一天
(
いつてん
)
俄
(
にはか
)
に
暗
(
くら
)
く
逆巻
(
さかま
)
く
雲
(
くも
)
の
渦
(
うづ
)
、
137
暴風
(
ばうふう
)
しばく
雨
(
あめ
)
の
槍衾
(
やりふすま
)
に
包
(
つつ
)
まれにけり。
138
音彦
(
おとひこ
)
『ヤヽヽヽ、
139
又
(
また
)
どつさりと
あめ
利加
(
りか
)
が
フラン
西
(
す
)
とけつかるワイ。
140
鼠
(
ねずみ
)
の
奴
(
やつ
)
早
(
はや
)
く
遣
(
や
)
つて
来
(
き
)
て
岩窟
(
がんくつ
)
を
吾々
(
われわれ
)
に
明示
(
めいじ
)
して
呉
(
く
)
れないと、
141
こつちの
方
(
はう
)
が
先
(
さき
)
に
濡
(
ぬ
)
れ
鼠
(
ねずみ
)
になつちまふわ』
142
駒彦
(
こまひこ
)
『
其
(
その
)
態
(
ざま
)
はなんだ、
143
猫
(
ねこ
)
に
追
(
お
)
はれた
鼠
(
ねずみ
)
のやうな
腰付
(
こしつき
)
をしよつて、
144
ニヤンチウ
不格好
(
ぶかくかう
)
な
情
(
なさけ
)
ない
ていたらく
だい』
145
鷹彦
(
たかひこ
)
『オイオイ
言霊
(
ことたま
)
の
奏上
(
そうじやう
)
だ。
146
貴様
(
きさま
)
等
(
ら
)
は
暇
(
ひま
)
だと
直
(
すぐ
)
にはしやぎよつて
騒
(
さわ
)
がしくて
仕様
(
しやう
)
がない。
147
篏口令
(
かんこうれい
)
の
代
(
かは
)
りに
間断
(
かんだん
)
なく
祝詞
(
のりと
)
奏上
(
そうじやう
)
宣伝歌
(
せんでんか
)
の
合唱
(
がつしやう
)
を
厳命
(
げんめい
)
する』
148
岩彦
(
いはひこ
)
『
言
(
い
)
はしておけば
際限
(
さいげん
)
もなき
其
(
その
)
暴言
(
ばうげん
)
、
149
貴様
(
きさま
)
の
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
聞
(
き
)
くものは、
150
この
広
(
ひろ
)
い
天地
(
てんち
)
の
間
(
あひだ
)
に
鼠
(
ねずみ
)
一匹
(
いつぴき
)
あるものかい。
151
あまりメートルを
上
(
あ
)
げ
過
(
す
)
ぎると
汽缶
(
きくわん
)
が
破裂
(
はれつ
)
するぞ』
152
此
(
この
)
時
(
とき
)
日
(
ひ
)
の
出別
(
でわけの
)
命
(
みこと
)
は
又
(
また
)
もや
忽然
(
こつぜん
)
として
岩上
(
がんじやう
)
に
現
(
あら
)
はれける。
153
一同
(
いちどう
)
『
弥陀
(
みだ
)
の
来向
(
らいかう
)
だ、
154
生神
(
いきがみ
)
の
顕現
(
けんげん
)
だ、
155
有難
(
ありがた
)
い
有難
(
ありがた
)
い』
156
岩彦
(
いはひこ
)
『モシモシ
日
(
ひ
)
の
出別
(
でわけの
)
命
(
みこと
)
様
(
さま
)
、
157
ドウゾ
早
(
はや
)
く
火鼠
(
ひねずみ
)
の
御
(
ご
)
出現
(
しゆつげん
)
遊
(
あそ
)
ばすやうに
斡旋
(
あつせん
)
の
労
(
らう
)
を
執
(
と
)
つて
下
(
くだ
)
さいナ』
158
日の出別
『ヨシヨシ、
159
今
(
いま
)
だ』
160
と
云
(
い
)
ひながら、
161
日
(
ひ
)
の
出別
(
でわけの
)
命
(
みこと
)
は
岩上
(
がんじやう
)
に
密生
(
みつせい
)
せる
灌木
(
くわんぼく
)
を
幹
(
もと
)
打
(
う
)
ち
切
(
き
)
り
末
(
すゑ
)
打断
(
うちた
)
ちて、
162
腰
(
こし
)
の
細紐
(
ほそひも
)
を
解
(
と
)
きこれを
縛
(
しば
)
つて
弓
(
ゆみ
)
を
拵
(
こしら
)
へ、
163
茅
(
かや
)
の
茎
(
ぢく
)
を
切
(
き
)
つて
矢
(
や
)
を
作
(
つく
)
り、
164
東西
(
とうざい
)
に
延長
(
えんちやう
)
せる
岩山
(
いはやま
)
に
向
(
むか
)
つて、
165
発矢
(
はつし
)
と
射放
(
いはな
)
ちける。
166
日の出別
『サアよほど
天
(
てん
)
も
紅
(
あか
)
くなつて
来
(
き
)
た。
167
いま
私
(
わし
)
の
射放
(
いはな
)
つた
矢
(
や
)
を
拾
(
ひろ
)
つて
来
(
こ
)
い。
168
さうすれば
入口
(
いりぐち
)
がはつきりと
判
(
わか
)
るのだ』
169
鷹彦
(
たかひこ
)
『これから
十万
(
じふまん
)
年
(
ねん
)
未来
(
みらい
)
に
於
(
おい
)
て、
170
大国主
(
おほくにぬしの
)
神
(
かみ
)
が
矢
(
や
)
を
拾
(
ひろ
)
ひに
原野
(
げんや
)
に
往
(
い
)
つた
様
(
やう
)
な
古事
(
こじ
)
ではない
未来
(
みらい
)
の
事実
(
じじつ
)
だ。
171
拾
(
ひろ
)
ひには
行
(
ゆ
)
きませうが、
172
其
(
その
)
時
(
とき
)
のやうに
原野
(
げんや
)
に
火
(
ひ
)
をかけて
焼
(
や
)
かれては
困
(
こま
)
りますぜ』
173
日
(
ひ
)
の
出別
(
でわけ
)
『マア
吾々
(
われわれ
)
の
命
(
めい
)
のまにまに
探
(
さが
)
して
来
(
く
)
るのだよ』
174
岩彦
(
いはひこ
)
『サアサ、
175
是
(
こ
)
れから
流
(
なが
)
れ
矢
(
や
)
の
探索隊
(
たんさくたい
)
編成
(
へんせい
)
だ。
176
何
(
いづ
)
れ
日
(
ひ
)
の
出別
(
でわけ
)
と
云
(
い
)
ふから、
177
火
(
ひ
)
を
出
(
だ
)
して
焼
(
や
)
くには
違
(
ちが
)
ひない、
178
さうすると、
179
内
(
うち
)
は
ホラ
ホラ
外
(
と
)
は
スブ
スブと
鼠
(
ねずみ
)
の
先生
(
せんせい
)
が
遣
(
や
)
つて
来
(
く
)
ると
云
(
い
)
ふ
段取
(
だんどり
)
だナ。
180
全隊
(
ぜんたい
)
進
(
すす
)
め、
181
オ
一
(
いち
)
二
(
に
)
三
(
さん
)
』
182
と
暗雲
(
やみくも
)
に
駆
(
か
)
け
出
(
だ
)
したり。
183
日
(
ひ
)
の
出別
(
でわけ
)
は
直
(
ただ
)
ちに
燧石
(
ひうち
)
を
取
(
と
)
り
出
(
だ
)
し
折柄
(
をりから
)
吹
(
ふ
)
き
来
(
く
)
る
暴風
(
ばうふう
)
に
向
(
むか
)
つて
火
(
ひ
)
を
放
(
はな
)
てば、
184
忽
(
たちま
)
ち
轟々
(
がうがう
)
たる
音
(
おと
)
を
立
(
た
)
て
火
(
ひ
)
は
四方
(
よも
)
に
燃
(
も
)
え
拡
(
ひろ
)
がりぬ。
185
嗚呼
(
ああ
)
鷹彦
(
たかひこ
)
以下
(
いか
)
の
運命
(
うんめい
)
は
如何
(
いか
)
に
成
(
な
)
り
行
(
ゆ
)
くならむか。
186
(
大正一一・三・一七
旧二・一九
谷村真友
録)
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