霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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信天翁(あはうどり)(三)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 篇:後付 よみ(新仮名遣い):
章:信天翁(三) よみ(新仮名遣い):あほうどり 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年03月17日(旧02月19日) 口述場所: 筆録者:王仁 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年10月30日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
顕幽神の三界を説き明かす霊界物語は、神の御言をかしこみて朝夕に述べているものである。
しかし智者学者と自認する人たちは、「瑞月は百科全書を読破して、それを種に書いているのだ」と中傷するのである。
いったい、何を根拠にそんなことを言っているのか。百科全書を全部暗記して、それを種にして著作しているというなら、それはそれで、人間業を超えてたいしたものであろうが。そもそも、三日で千二百五十ページを口述する、この大著述が、人間業でできるものではないのだ。
「神諭は、大開祖の書いた錦の糸である。それを変性女子が手を入れて劣等糸にしてしまったのだ」などと言って、元の筆先を調べてみたら、錦の糸どころか元は桑葉のようなものであったことにアフンとして、今度は神諭はさっぱり当てにならないと、自己の不明を触れ歩くような人が、そのようなことを言うのだ。
一日も早く迷いの雲を晴らして、真如の日月を、迷える人の心天に照らさせたまえ。惟神お願い奉る。
「今の大本の変性女子は偽者で、やがて本物が現れる」「女子の御魂を根本改造しなくては、誠の道はいつまでも開けない」といって他に候補者を探しても、見当たらない。
「時節を待てば、みのか尾張の国の中で、変性女子がわかってくる。そうしたらもう大本も駄目だろう。一足先に行っているので、皆様あとからゆっくり来なさい。盲目千人の中の一人の目明きが気をつけるぞよ」などと慢心している、王仁はこのような言葉を聞くにつけて、気の毒でたまらない。
こんなわからぬ奴ばかり。盲目ばかりが物を言う。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm139901
愛善世界社版:304頁 八幡書店版:第3輯 143頁 修補版: 校定版:304頁 普及版:135頁 初版: ページ備考:
001(かみ)がおもてに(あら)はれて
002善神(ぜんしん)邪神(じやしん)立別(たてわ)ける
003この()(つく)りし神直日(かむなほひ)
004(こころ)(ひろ)大直日(おほなほひ)
005ただ何事(なにごと)(ひと)()
006直日(なほひ)見直(みなほ)()(なほ)
007()過失(あやまち)()(なほ)
008(わが)神国(かみくに)御教(みをしへ)
009顕幽神(けんいうしん)三界(さんかい)
010過去(くわこ)未来(みらい)現在(げんざい)
011一貫(いつくわん)したる真象(しんしやう)
012うまらに(つば)らに()()かす
013三五教(あななひけう)()(をしへ)
014(かみ)御言(みこと)をかしこみて
015(あさ)(ゆふ)なに()べて()
016(きよ)霊界(れいかい)物語(ものがたり)
017種々(いろいろ)雑多(ざつた)批難(ひなん)して
018智者(ちしや)学者(がくしや)自認(じにん)せる
019或種(あるしゆ)(ひと)口々(くちぐち)
020山子(やまこ)上手(じやうず)瑞月(ずゐげつ)
021百科(ひやつくわ)全書(ぜんしよ)読破(どくは)して
022それを(たね)とし神言(かみごと)
023(いつは)(つく)りしものなりと
024中傷(ちうしやう)するこそ(いや)らしき
025(こころ)ねぢけし人々(ひとびと)
026如何(いか)でか(たふと)大神(おほかみ)
027神慮(しんりよ)(さと)()らるべき
028慢神(まんしん)するも(ほど)がある
029百科(ひやつくわ)全書(ぜんしよ)()いたとは
030どこを()したらソンナこと
031()はれるだろか()(ひと)
032盲者(めくら)にしたる(まが)(かみ)
033(あき)れて(もの)()はれない
034たとへ霊界(れいかい)物語(ものがたり)
035(かみ)(つく)りしもので()
036この瑞月(ずゐげつ)(あたま)から
037ひねり()したり百科(ひやつくわ)全書(ぜんしよ)
038暗記(あんき)して()諄々(じゆんじゆん)
039()べたとすれば(かみ)よりも
040この瑞月(ずゐげつ)(えら)いだろ
041釈迦(しやか)孔子(こうし)基督(キリスト)
042そのほか諸々(もも)宗祖(しうそ)()
043()()()ざりし大著述(だいちよじゆつ)
044一千(いちせん)二百(にひやく)五十(ごじつ)(ページ)
045(わづか)三日(みつか)()(をは)
046この速力(そくりよく)如何(いか)にして
047古今(ここん)著者(ちよしや)出来(でき)ようか
048(わか)らないにも(ほど)がある
049変性(へんじやう)女子(によし)調(しら)べたる
050大本(おほもと)神諭(しんゆ)大開祖(だいかいそ)
051()かせたまへる綾錦(あやにしき)
052(ひかり)(つよ)絹糸(きぬいと)
053紡績糸(ばうせきいと)混入(こんにふ)
054劣等糸(れつとういと)とせしものぞ
055(もと)筆先(ふでさき)調(しら)べむと
056(はな)たかだかとうごめかし
057それの実地(じつち)突当(つきあた)
058(にしき)(いと)原料(げんれう)
059桑葉(くはは)なりしに胆潰(きもつぶ)
060アフンとしたる(その)(うへ)
061変性(へんじやう)男子(なんし)筆先(ふでさき)
062女子(によし)(つく)つた神諭(しんゆ)
063薩張(さつぱり)あてに()らないで
064信用(しんよう)せないが()からうと
065自己(じこ)不明(ふめい)()れあるく
066(めづ)らし(ひと)言葉(ことば)だろ
067アヽ惟神(かむながら)々々(かむながら)
068御霊(みたま)(さちは)ひましまして
069一日(ひとひ)(はや)片時(かたとき)
070()(すむ)やけく迷雲(めいうん)
071()らして真如(しんによ)日月(じつげつ)
072(まよ)へる(ひと)心天(しんてん)
073(てら)させ(たま)惟神(かむながら)
074(かみ)御前(みまへ)()(まつ)
075アヽ惟神(かむながら)々々(かむながら)
076御霊(みたま)(さちは)ひましませよ
077(いま)大本(おほもと)にあらはれた
078変性(へんじやう)女子(によし)似而非(にせ)ものだ
079(まこと)女子(によし)(あら)はれて
080やがて尻尾(しつぽ)()えるだろ
081女子(によし)身魂(みたま)立直(たてなほ)
082根本(こんぽん)改造(かいざう)せなくては
083(まこと)(みち)はいつ(まで)
084(ひら)(よし)なしさればとて
085それに(まさ)りし候補者(こうほしや)
086物色(ぶつしよく)しても見当(みあた)らぬ
087時節(じせつ)()つて()たならば
088いづれ(あら)はれ()るだろ
089みのか尾張(をはり)(くに)(なか)
090変性(へんじやう)女子(によし)(わか)りたら
091モウ大本(おほもと)駄目(だめ)だらう
092前途(ぜんと)()こして(しり)からげ
093一足(ひとあし)(さき)(まゐ)りませう
094(みな)さまあとから(ゆつ)くりと
095()がさめたなら()()なよ
096盲目(めくら)(せん)(にん)のその(なか)
097一人(ひとり)目明(めあ)きが()()ける
098なぞと慢神(まんしん)してござる
099王仁(おに)はこの(こと)()くにつけ
100()(どく)にてたまらない
101こんな(わか)らぬ(やつ)ばかり
102盲目(めくら)(ばか)りがささやけり
103
104 この(うた)各自(かくじ)(こと)誤解(ごかい)して
105  (つみ)(かさ)ぬる曲人(まがびと)もあり
106(昭和一〇・三・三〇 王仁校正)
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オニド関連サイト最新更新情報
10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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