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霊界物語
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第1巻(子の巻)
第2巻(丑の巻)
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第13巻(子の巻)
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第37巻(子の巻)
第38巻(丑の巻)
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第40巻(卯の巻)
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第47巻(戌の巻)
第48巻(亥の巻)
真善美愛
第49巻(子の巻)
第50巻(丑の巻)
第51巻(寅の巻)
第52巻(卯の巻)
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第61巻(子の巻)
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第66巻(巳の巻)
第67巻(午の巻)
第68巻(未の巻)
第69巻(申の巻)
第70巻(酉の巻)
第71巻(戌の巻)
第72巻(亥の巻)
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第13巻(子の巻)
モノログ
凡例
総説
第1篇 勝利光栄
01 言霊開
〔527〕
02 波斯の海
〔528〕
03 波の音
〔529〕
04 夢の幕
〔530〕
05 同志打
〔531〕
06 逆転
〔532〕
第2篇 洗礼旅行
07 布留野原
〔533〕
08 醜の窟
〔534〕
09 火の鼠
〔535〕
第3篇 探険奇聞
10 巌窟
〔536〕
11 怪しの女
〔537〕
12 陥穽
〔538〕
13 上天丸
〔539〕
第4篇 奇窟怪巌
14 蛙船
〔540〕
15 蓮花開
〔541〕
16 玉遊
〔542〕
17 臥竜姫
〔543〕
18 石門開
〔544〕
19 馳走の幕
〔545〕
20 宣替
〔546〕
21 本霊
〔547〕
第5篇 膝栗毛
22 高加索詣
〔548〕
23 和解
〔549〕
24 大活躍
〔550〕
信天翁(三)
余白歌
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信天翁
(
あはうどり
)
(三)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻
篇:
後付
よみ(新仮名遣い):
章:
信天翁(三)
よみ(新仮名遣い):
あほうどり
通し章番号:
口述日:
1922(大正11)年03月17日(旧02月19日)
口述場所:
筆録者:
王仁
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1922(大正11)年10月30日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
顕幽神の三界を説き明かす霊界物語は、神の御言をかしこみて朝夕に述べているものである。
しかし智者学者と自認する人たちは、「瑞月は百科全書を読破して、それを種に書いているのだ」と中傷するのである。
いったい、何を根拠にそんなことを言っているのか。百科全書を全部暗記して、それを種にして著作しているというなら、それはそれで、人間業を超えてたいしたものであろうが。そもそも、三日で千二百五十ページを口述する、この大著述が、人間業でできるものではないのだ。
「神諭は、大開祖の書いた錦の糸である。それを変性女子が手を入れて劣等糸にしてしまったのだ」などと言って、元の筆先を調べてみたら、錦の糸どころか元は桑葉のようなものであったことにアフンとして、今度は神諭はさっぱり当てにならないと、自己の不明を触れ歩くような人が、そのようなことを言うのだ。
一日も早く迷いの雲を晴らして、真如の日月を、迷える人の心天に照らさせたまえ。惟神お願い奉る。
「今の大本の変性女子は偽者で、やがて本物が現れる」「女子の御魂を根本改造しなくては、誠の道はいつまでも開けない」といって他に候補者を探しても、見当たらない。
「時節を待てば、みのか尾張の国の中で、変性女子がわかってくる。そうしたらもう大本も駄目だろう。一足先に行っているので、皆様あとからゆっくり来なさい。盲目千人の中の一人の目明きが気をつけるぞよ」などと慢心している、王仁はこのような言葉を聞くにつけて、気の毒でたまらない。
こんなわからぬ奴ばかり。盲目ばかりが物を言う。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm139901
愛善世界社版:
304頁
八幡書店版:
第3輯 143頁
修補版:
校定版:
304頁
普及版:
135頁
初版:
ページ備考:
001
神
(
かみ
)
がおもてに
現
(
あら
)
はれて
002
善神
(
ぜんしん
)
邪神
(
じやしん
)
を
立別
(
たてわ
)
ける
003
この
世
(
よ
)
を
造
(
つく
)
りし
神直日
(
かむなほひ
)
004
心
(
こころ
)
も
広
(
ひろ
)
き
大直日
(
おほなほひ
)
005
ただ
何事
(
なにごと
)
も
人
(
ひと
)
の
世
(
よ
)
は
006
直日
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
せ
聞
(
き
)
き
直
(
なほ
)
せ
007
世
(
よ
)
の
過失
(
あやまち
)
は
詔
(
の
)
り
直
(
なほ
)
す
008
吾
(
わが
)
神国
(
かみくに
)
の
御教
(
みをしへ
)
は
009
顕幽神
(
けんいうしん
)
の
三界
(
さんかい
)
の
010
過去
(
くわこ
)
と
未来
(
みらい
)
と
現在
(
げんざい
)
に
011
一貫
(
いつくわん
)
したる
真象
(
しんしやう
)
を
012
うまらに
具
(
つば
)
らに
説
(
と
)
き
明
(
あ
)
かす
013
三五教
(
あななひけう
)
の
御
(
お
)
ン
教
(
をしへ
)
014
神
(
かみ
)
の
御言
(
みこと
)
をかしこみて
015
朝
(
あさ
)
な
夕
(
ゆふ
)
なに
述
(
の
)
べて
行
(
ゆ
)
く
016
清
(
きよ
)
き
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
017
種々
(
いろいろ
)
雑多
(
ざつた
)
と
批難
(
ひなん
)
して
018
智者
(
ちしや
)
や
学者
(
がくしや
)
と
自認
(
じにん
)
せる
019
或種
(
あるしゆ
)
の
人
(
ひと
)
は
口々
(
くちぐち
)
に
020
山子
(
やまこ
)
上手
(
じやうず
)
の
瑞月
(
ずゐげつ
)
が
021
百科
(
ひやつくわ
)
全書
(
ぜんしよ
)
を
読破
(
どくは
)
して
022
それを
種
(
たね
)
とし
神言
(
かみごと
)
と
023
偽
(
いつは
)
り
作
(
つく
)
りしものなりと
024
中傷
(
ちうしやう
)
するこそ
賤
(
いや
)
らしき
025
心
(
こころ
)
ねぢけし
人々
(
ひとびと
)
の
026
如何
(
いか
)
でか
尊
(
たふと
)
き
大神
(
おほかみ
)
の
027
神慮
(
しんりよ
)
を
悟
(
さと
)
り
得
(
え
)
らるべき
028
慢神
(
まんしん
)
するも
程
(
ほど
)
がある
029
百科
(
ひやつくわ
)
全書
(
ぜんしよ
)
を
抜
(
ぬ
)
いたとは
030
どこを
押
(
お
)
したらソンナこと
031
言
(
い
)
はれるだろか
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
を
032
盲者
(
めくら
)
にしたる
曲
(
まが
)
つ
神
(
かみ
)
033
呆
(
あき
)
れて
物
(
もの
)
が
言
(
い
)
はれない
034
たとへ
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
035
神
(
かみ
)
の
作
(
つく
)
りしもので
無
(
な
)
く
036
この
瑞月
(
ずゐげつ
)
が
頭
(
あたま
)
から
037
ひねり
出
(
だ
)
したり
百科
(
ひやつくわ
)
全書
(
ぜんしよ
)
038
暗記
(
あんき
)
して
居
(
ゐ
)
て
諄々
(
じゆんじゆん
)
と
039
述
(
の
)
べたとすれば
神
(
かみ
)
よりも
040
この
瑞月
(
ずゐげつ
)
は
偉
(
えら
)
いだろ
041
釈迦
(
しやか
)
も
孔子
(
こうし
)
も
基督
(
キリスト
)
も
042
そのほか
諸々
(
もも
)
の
宗祖
(
しうそ
)
等
(
ら
)
が
043
成
(
な
)
し
遂
(
と
)
げ
得
(
え
)
ざりし
大著述
(
だいちよじゆつ
)
044
一千
(
いちせん
)
二百
(
にひやく
)
五十
(
ごじつ
)
頁
(
ページ
)
045
僅
(
わづか
)
三日
(
みつか
)
に
述
(
の
)
べ
終
(
をは
)
る
046
この
速力
(
そくりよく
)
が
如何
(
いか
)
にして
047
古今
(
ここん
)
の
著者
(
ちよしや
)
に
出来
(
でき
)
ようか
048
解
(
わか
)
らないにも
程
(
ほど
)
がある
049
変性
(
へんじやう
)
女子
(
によし
)
の
調
(
しら
)
べたる
050
大本
(
おほもと
)
神諭
(
しんゆ
)
は
大開祖
(
だいかいそ
)
051
書
(
か
)
かせたまへる
綾錦
(
あやにしき
)
052
光
(
ひかり
)
も
強
(
つよ
)
き
絹糸
(
きぬいと
)
に
053
紡績糸
(
ばうせきいと
)
も
混入
(
こんにふ
)
し
054
劣等糸
(
れつとういと
)
とせしものぞ
055
元
(
もと
)
の
筆先
(
ふでさき
)
調
(
しら
)
べむと
056
鼻
(
はな
)
たかだかとうごめかし
057
それの
実地
(
じつち
)
に
突当
(
つきあた
)
り
058
錦
(
にしき
)
の
糸
(
いと
)
の
原料
(
げんれう
)
は
059
桑葉
(
くはは
)
なりしに
胆潰
(
きもつぶ
)
し
060
アフンとしたる
其
(
その
)
上
(
うへ
)
に
061
変性
(
へんじやう
)
男子
(
なんし
)
の
筆先
(
ふでさき
)
も
062
女子
(
によし
)
の
作
(
つく
)
つた
神諭
(
しんゆ
)
も
063
薩張
(
さつぱり
)
あてに
成
(
な
)
らないで
064
信用
(
しんよう
)
せないが
良
(
よ
)
からうと
065
自己
(
じこ
)
の
不明
(
ふめい
)
を
触
(
ふ
)
れあるく
066
珍
(
めづ
)
らし
人
(
ひと
)
の
言葉
(
ことば
)
だろ
067
アヽ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
068
御霊
(
みたま
)
幸
(
さちは
)
ひましまして
069
一日
(
ひとひ
)
も
早
(
はや
)
く
片時
(
かたとき
)
も
070
疾
(
と
)
く
速
(
すむ
)
やけく
迷雲
(
めいうん
)
を
071
晴
(
は
)
らして
真如
(
しんによ
)
の
日月
(
じつげつ
)
を
072
迷
(
まよ
)
へる
人
(
ひと
)
の
心天
(
しんてん
)
に
073
照
(
てら
)
させ
玉
(
たま
)
へ
惟神
(
かむながら
)
074
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る
075
アヽ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
076
御霊
(
みたま
)
幸
(
さちは
)
ひましませよ
077
今
(
いま
)
大本
(
おほもと
)
にあらはれた
078
変性
(
へんじやう
)
女子
(
によし
)
は
似而非
(
にせ
)
ものだ
079
誠
(
まこと
)
の
女子
(
によし
)
が
現
(
あら
)
はれて
080
やがて
尻尾
(
しつぽ
)
が
見
(
み
)
えるだろ
081
女子
(
によし
)
の
身魂
(
みたま
)
を
立直
(
たてなほ
)
し
082
根本
(
こんぽん
)
改造
(
かいざう
)
せなくては
083
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
はいつ
迄
(
まで
)
も
084
開
(
ひら
)
く
由
(
よし
)
なしさればとて
085
それに
優
(
まさ
)
りし
候補者
(
こうほしや
)
を
086
物色
(
ぶつしよく
)
しても
見当
(
みあた
)
らぬ
087
時節
(
じせつ
)
を
待
(
ま
)
つて
居
(
ゐ
)
たならば
088
いづれ
現
(
あら
)
はれ
来
(
く
)
るだろ
089
みのか
尾張
(
をはり
)
の
国
(
くに
)
の
中
(
なか
)
090
変性
(
へんじやう
)
女子
(
によし
)
が
分
(
わか
)
りたら
091
モウ
大本
(
おほもと
)
も
駄目
(
だめ
)
だらう
092
前途
(
ぜんと
)
を
見
(
み
)
こして
尻
(
しり
)
からげ
093
一足
(
ひとあし
)
お
先
(
さき
)
に
参
(
まゐ
)
りませう
094
皆
(
みな
)
さまあとから
緩
(
ゆつ
)
くりと
095
目
(
め
)
がさめたなら
出
(
で
)
て
来
(
き
)
なよ
096
盲目
(
めくら
)
千
(
せん
)
人
(
にん
)
のその
中
(
なか
)
の
097
一人
(
ひとり
)
の
目明
(
めあ
)
きが
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
ける
098
なぞと
慢神
(
まんしん
)
してござる
099
王仁
(
おに
)
はこの
言
(
こと
)
聴
(
き
)
くにつけ
100
お
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
にてたまらない
101
こんな
判
(
わか
)
らぬ
奴
(
やつ
)
ばかり
102
盲目
(
めくら
)
斗
(
ばか
)
りがささやけり
103
○
104
この
歌
(
うた
)
を
各自
(
かくじ
)
の
事
(
こと
)
に
誤解
(
ごかい
)
して
105
罪
(
つみ
)
を
重
(
かさ
)
ぬる
曲人
(
まがびと
)
もあり
106
(昭和一〇・三・三〇 王仁校正)
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