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第71巻(戌の巻)
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第73巻(子の巻)
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第77巻(辰の巻)
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第57巻(申の巻)
序文
総説歌
第1篇 照門山颪
01 大山
〔1451〕
02 煽動
〔1452〕
03 野探
〔1453〕
04 妖子
〔1454〕
05 糞闘
〔1455〕
06 強印
〔1456〕
07 暗闇
〔1457〕
08 愚摺
〔1458〕
第2篇 顕幽両通
09 婆娑
〔1459〕
10 転香
〔1460〕
11 鳥逃し
〔1461〕
12 三狂
〔1462〕
13 悪酔怪
〔1463〕
14 人畜
〔1464〕
15 糸瓜
〔1465〕
16 犬労
〔1466〕
第3篇 天上天下
17 涼窓
〔1467〕
18 翼琴
〔1468〕
19 抱月
〔1469〕
20 犬闘
〔1470〕
21 言触
〔1471〕
22 天葬
〔1472〕
23 薬鑵
〔1473〕
24 空縛
〔1474〕
25 天声
〔1475〕
余白歌
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第一七章
涼窓
(
りやうさう
)
〔一四六七〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第57巻 真善美愛 申の巻
篇:
第3篇 天上天下
よみ(新仮名遣い):
てんじょうてんか
章:
第17章 涼窓
よみ(新仮名遣い):
りょうそう
通し章番号:
1467
口述日:
1923(大正12)年03月26日(旧02月10日)
口述場所:
皆生温泉 浜屋
筆録者:
加藤明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年5月24日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
小国姫は三千彦たちを出迎え、求道居士とヘルには一室をあてがい、ケリナ姫が看病することになった。そして三千彦をどこまでも救いの親としてどこまでもついていく覚悟を示した。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm5717
愛善世界社版:
223頁
八幡書店版:
第10輯 341頁
修補版:
校定版:
231頁
普及版:
107頁
初版:
ページ備考:
001
色
(
いろ
)
と
欲
(
よく
)
とに
囚
(
とら
)
はれし
002
家令
(
かれい
)
の
倅
(
せがれ
)
ワックスは
003
日頃
(
ひごろ
)
の
野望
(
やばう
)
を
達
(
たつ
)
せむと
004
悪友
(
あくいう
)
二人
(
ふたり
)
を
唆
(
そその
)
かし
005
神
(
かみ
)
の
館
(
やかた
)
に
納
(
をさ
)
まりし
006
如意
(
によい
)
の
宝珠
(
ほつしゆ
)
を
盗
(
ぬす
)
みだし
007
其
(
その
)
監督
(
かんとく
)
を
任
(
まか
)
されし
008
小国別
(
をくにのわけ
)
を
陥
(
おとしい
)
れ
009
無理
(
むり
)
往生
(
わうじやう
)
に
最愛
(
さいあい
)
の
010
デビスの
姫
(
ひめ
)
を
手
(
て
)
に
入
(
い
)
れて
011
神
(
かみ
)
の
館
(
やかた
)
を
占領
(
せんりやう
)
し
012
栄耀
(
えいえう
)
栄華
(
えいぐわ
)
に
暮
(
くら
)
さむと
013
悪逆
(
あくぎやく
)
無道
(
ぶだう
)
の
企
(
たく
)
みをば
014
今
(
いま
)
や
遂
(
と
)
げむとする
時
(
とき
)
に
015
三五教
(
あななひけう
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
016
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
の
三千彦
(
みちひこ
)
が
017
旭
(
あさひ
)
の
如
(
ごと
)
くに
下
(
くだ
)
り
来
(
き
)
て
018
旧悪
(
きうあく
)
忽
(
たちま
)
ち
暴露
(
ばくろ
)
され
019
身
(
み
)
のおき
処
(
どころ
)
なきままに
020
種々
(
いろいろ
)
雑多
(
ざつた
)
の
奸計
(
かんけい
)
を
021
巡
(
めぐ
)
らし
遂
(
つひ
)
に
三千彦
(
みちひこ
)
を
022
魔法使
(
まはふづかひ
)
と
云
(
い
)
ひ
触
(
ふ
)
らし
023
姫
(
ひめ
)
の
危急
(
ききふ
)
を
救
(
すく
)
ひたる
024
求道
(
きうだう
)
居士
(
こじ
)
を
初
(
はじ
)
めとし
025
憐
(
あは
)
れや
二人
(
ふたり
)
の
姉妹
(
おとどい
)
を
026
白狐
(
びやくこ
)
の
化身
(
けしん
)
と
強弁
(
きやうべん
)
し
027
数多
(
あまた
)
の
町人
(
まちびと
)
詐
(
いつは
)
りて
028
雁字搦
(
がんじがら
)
みに
縛
(
しば
)
り
上
(
あ
)
げ
029
テルモン
山
(
ざん
)
の
奥
(
おく
)
深
(
ふか
)
く
030
醜
(
しこ
)
の
岩窟
(
いはや
)
に
叩
(
たた
)
き
込
(
こ
)
み
031
時
(
とき
)
を
窺
(
うかが
)
ひ
夜
(
よ
)
な
夜
(
よ
)
なに
032
岩窟
(
いはや
)
の
前
(
まへ
)
に
忍
(
しの
)
び
行
(
ゆ
)
き
033
恋
(
こひ
)
の
炎
(
ほのほ
)
を
燃
(
も
)
やしつつ
034
口説
(
くど
)
き
立
(
た
)
つれど
魂
(
たましひ
)
の
035
据
(
すわ
)
りきつたる
姉妹
(
おとどい
)
は
036
何
(
なん
)
の
容赦
(
ようしや
)
もあら
涙
(
なみだ
)
037
怒
(
いか
)
りて
手
(
て
)
もなく
撥
(
は
)
ねつける
038
恋
(
こひ
)
の
奴隷
(
どれい
)
となり
果
(
は
)
てし
039
頓馬
(
とんま
)
息子
(
むすこ
)
のワックスも
040
手
(
て
)
を
下
(
くだ
)
すべき
余地
(
よち
)
もなく
041
遂
(
つひ
)
には
自暴
(
じばう
)
自棄
(
じき
)
となり
042
鋭利
(
えいり
)
な
竹槍
(
たけやり
)
引
(
ひ
)
き
扱
(
しご
)
き
043
デビスの
姫
(
ひめ
)
を
一突
(
ひとつ
)
きと
044
構
(
かま
)
ふる
折
(
をり
)
しも
草
(
くさ
)
を
分
(
わ
)
け
045
飛鳥
(
ひてう
)
の
如
(
ごと
)
く
飛
(
と
)
び
来
(
きた
)
る
046
神
(
かみ
)
の
使
(
つかひ
)
のスマートに
047
右
(
みぎ
)
の
利腕
(
ききうで
)
一噛
(
ひとか
)
ぶり
048
アツと
悲鳴
(
ひめい
)
を
上
(
あ
)
げながら
049
少時
(
しばし
)
其
(
その
)
場
(
ば
)
に
倒
(
たふ
)
れしが
050
痛
(
いた
)
さを
耐
(
こら
)
へて
起
(
お
)
き
上
(
あが
)
り
051
恋
(
こひ
)
の
恨
(
うらみ
)
を
晴
(
は
)
らさむと
052
悪酔怪
(
あくすゐくわい
)
の
荒武者
(
あらむしや
)
を
053
煽動
(
せんどう
)
なして
引
(
ひ
)
き
来
(
きた
)
り
054
求道
(
きうだう
)
居士
(
こじ
)
を
閉
(
と
)
ぢ
込
(
こ
)
めし
055
岩窟
(
いはや
)
の
前
(
まへ
)
に
押
(
お
)
し
寄
(
よ
)
せて
056
鉄門
(
かなど
)
を
手
(
て
)
もなく
打破
(
うちやぶ
)
り
057
二人
(
ふたり
)
を
外
(
そと
)
へ
引
(
ひ
)
き
出
(
いだ
)
し
058
各自
(
てんで
)
に
槍
(
やり
)
や
刀
(
かたな
)
をば
059
携
(
たづさ
)
へ
二人
(
ふたり
)
を
責
(
せめ
)
つける
060
身
(
み
)
に
数十
(
すうじふ
)
の
創
(
きず
)
を
受
(
う
)
け
061
露
(
つゆ
)
の
命
(
いのち
)
の
落
(
お
)
ちなむと
062
する
時
(
とき
)
もあれ
三千彦
(
みちひこ
)
が
063
猛犬
(
まうけん
)
スマート
引
(
ひ
)
き
連
(
つ
)
れて
064
求道
(
きうだう
)
居士
(
こじ
)
を
救
(
すく
)
はむと
065
来
(
きた
)
りて
見
(
み
)
れば
案
(
あん
)
の
定
(
ぢやう
)
066
数十
(
すうじふ
)
人
(
にん
)
の
荒男
(
あらをとこ
)
067
三千彦
(
みちひこ
)
目蒐
(
めが
)
けて
攻
(
せ
)
め
来
(
きた
)
る
068
少
(
すこ
)
しも
騒
(
さわ
)
がぬ
三千彦
(
みちひこ
)
は
069
天津
(
あまつ
)
祝詞
(
のりと
)
を
奏上
(
そうじやう
)
し
070
生言霊
(
いくことたま
)
の
数歌
(
かずうた
)
を
071
唱
(
とな
)
へ
居
(
ゐ
)
たりし
真最中
(
まつさいちう
)
072
猛犬
(
まうけん
)
スマートは
右左
(
みぎひだり
)
073
獅子
(
しし
)
奮迅
(
ふんじん
)
の
勢
(
いきほひ
)
で
074
大活動
(
だいくわつどう
)
を
始
(
はじ
)
め
出
(
だ
)
し
075
何
(
なん
)
の
容赦
(
ようしや
)
も
荒男
(
あらをとこ
)
076
バタバタバタと
小口
(
こぐち
)
から
077
将棊倒
(
しやうぎだふ
)
しに
苛
(
さいな
)
めば
078
遉
(
さすが
)
無謀
(
むぼう
)
の
若者
(
わかもの
)
も
079
これや
敵
(
かな
)
はぬと
吾先
(
われさき
)
に
080
草
(
くさ
)
生茂
(
おひしげ
)
る
野
(
の
)
の
中
(
なか
)
を
081
のたのたのたと
四這
(
よつば
)
ひに
082
思
(
おも
)
ひ
思
(
おも
)
ひに
逃
(
に
)
げて
行
(
ゆ
)
く
083
其
(
その
)
光景
(
くわうけい
)
ぞ
可笑
(
をか
)
しけれ
084
三千彦
(
みちひこ
)
思
(
おも
)
はず
吹
(
ふ
)
き
出
(
いだ
)
し
085
アハハハハと
笑
(
わら
)
ふ
間
(
ま
)
も
086
容赦
(
ようしや
)
嵐
(
あらし
)
に
吹
(
ふ
)
かれつつ
087
求道
(
きうだう
)
居士
(
こじ
)
の
傍
(
そば
)
により
088
言葉
(
ことば
)
優
(
やさ
)
しく
慰
(
なぐさ
)
めつ
089
手負
(
ておひ
)
を
背
(
せな
)
に
負
(
お
)
ひながら
090
ヘル
諸共
(
もろとも
)
に
神館
(
かむやかた
)
091
人目
(
ひとめ
)
を
忍
(
しの
)
び
帰
(
かへ
)
り
行
(
ゆ
)
く
092
アア
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
093
神
(
かみ
)
の
助
(
たす
)
けぞ
有難
(
ありがた
)
き。
094
小国
(
をくに
)
の
姫
(
ひめ
)
を
初
(
はじめ
)
とし
095
デビス、ケリナの
姉妹
(
おとどい
)
は
096
求道
(
きうだう
)
居士
(
こじ
)
を
背
(
せな
)
に
負
(
お
)
ひ
097
スマート、ヘルを
従
(
したが
)
へて
098
神
(
かみ
)
の
館
(
やかた
)
の
裏口
(
うらぐち
)
に
099
悠々
(
いういう
)
帰
(
かへ
)
り
来
(
きた
)
りたる
100
三千彦
(
みちひこ
)
司
(
つかさ
)
を
待
(
ま
)
ち
迎
(
むか
)
へ
101
小国姫
(
をくにひめ
)
『
神
(
かみ
)
の
柱
(
はしら
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
102
其
(
その
)
神徳
(
しんとく
)
も
三千彦
(
みちひこ
)
の
103
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つの
救主
(
すくひぬし
)
104
いかいお
世話
(
せわ
)
になりました
105
サアサア
早
(
はや
)
く
奥
(
おく
)
の
間
(
ま
)
に
106
お
進
(
すす
)
みなさつて
一休
(
ひとやす
)
み
107
醍醐味
(
だいごみ
)
なりときこし
召
(
め
)
し
108
疲
(
つか
)
れを
休
(
やす
)
め
下
(
くだ
)
さんせ
109
数多
(
あまた
)
の
手創
(
てきず
)
を
負
(
お
)
ひ
給
(
たま
)
ふ
110
求道
(
きうだう
)
居士
(
こじ
)
やヘルさまは
111
ケリナの
姫
(
ひめ
)
が
付添
(
つきそ
)
うて
112
厚
(
あつ
)
く
看護
(
かんご
)
を
致
(
いた
)
します
113
先
(
ま
)
づ
先
(
ま
)
づ
安心
(
あんしん
)
なさいませ
114
娘
(
むすめ
)
二人
(
ふたり
)
が
大変
(
たいへん
)
な
115
厚
(
あつ
)
いお
世話
(
せわ
)
になりました
116
貴方
(
あなた
)
は
二人
(
ふたり
)
の
助
(
たす
)
け
神
(
がみ
)
117
三千彦
(
みちひこ
)
さまと
相並
(
あひなら
)
び
118
経
(
たて
)
と
緯
(
よこ
)
との
神柱
(
かむばしら
)
119
その
神徳
(
しんとく
)
の
高
(
たか
)
きをば
120
尊
(
たふと
)
び
敬
(
うやま
)
ひ
奉
(
たてまつ
)
る
121
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
122
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
123
仮令
(
たとへ
)
大地
(
だいち
)
は
沈
(
しづ
)
むとも
124
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
の
在
(
ま
)
す
限
(
かぎ
)
り
125
テルモン
山
(
ざん
)
の
此
(
この
)
館
(
やかた
)
126
如何
(
いか
)
なる
曲
(
まが
)
の
攻
(
せ
)
め
来
(
く
)
とも
127
如何
(
いか
)
でか
畏
(
おそ
)
れむ
敷島
(
しきしま
)
の
128
誠心
(
まことごころ
)
を
振
(
ふ
)
り
起
(
おこ
)
し
129
破邪
(
はじや
)
の
剣
(
つるぎ
)
を
振
(
ふ
)
り
翳
(
かざ
)
し
130
快刀
(
くわいたう
)
乱麻
(
らんま
)
を
断
(
た
)
つ
如
(
ごと
)
き
131
無限
(
むげん
)
の
神徳
(
しんとく
)
現
(
あら
)
はして
132
迷
(
まよ
)
へる
百
(
もも
)
の
人々
(
ひとびと
)
を
133
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
の
御教
(
みをしへ
)
に
134
救
(
すく
)
はにや
置
(
お
)
かぬ
吾
(
わが
)
心
(
こころ
)
135
守
(
まも
)
らせたまへ
惟神
(
かむながら
)
136
国治立
(
くにはるたち
)
の
大御神
(
おほみかみ
)
137
其
(
その
)
外
(
ほか
)
百
(
もも
)
の
大御神
(
おほみかみ
)
138
救
(
すく
)
ひの
司
(
つかさ
)
と
現
(
あ
)
れませる
139
三千
(
さんぜん
)
世界
(
せかい
)
の
救世主
(
きうせいしゆ
)
140
三千彦
(
みちひこ
)
司
(
つかさ
)
や
求道
(
きうだう
)
居士
(
こじ
)
141
守
(
まも
)
らせたまへ
吾々
(
われわれ
)
が
142
親子
(
おやこ
)
の
者
(
もの
)
の
運命
(
うんめい
)
を
143
アア
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
144
清
(
きよ
)
き
心
(
こころ
)
を
現
(
あら
)
はして
145
神
(
かみ
)
に
誓
(
ちか
)
ひて
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る』
146
と
歌
(
うた
)
ひ、
147
双手
(
もろて
)
を
拍
(
う
)
つて
三千彦
(
みちひこ
)
の
無事
(
ぶじ
)
帰館
(
きくわん
)
を
祝
(
しゆく
)
し
且
(
か
)
つ
将来
(
しやうらい
)
の
覚悟
(
かくご
)
を
述
(
の
)
べた。
148
三千彦
(
みちひこ
)
は
小国姫
(
をくにひめ
)
の
案内
(
あんない
)
につれて
奥
(
おく
)
の
一室
(
ひとま
)
に
通
(
とほ
)
りデビス
姫
(
ひめ
)
と
四方
(
よも
)
八方
(
やも
)
の
話
(
はなし
)
に
時
(
とき
)
を
移
(
うつ
)
した。
149
求道
(
きうだう
)
居士
(
こじ
)
、
150
ヘルの
両人
(
りやうにん
)
は
見晴
(
みはら
)
しのよき
一室
(
ひとま
)
に
担
(
かつ
)
ぎ
込
(
こ
)
まれ
窓
(
まど
)
を
開
(
あ
)
け
放
(
はな
)
ち、
151
涼
(
すず
)
しき
夜風
(
よかぜ
)
を
浴
(
あ
)
びながら
創所
(
きずしよ
)
の
痛
(
いた
)
みも
打
(
う
)
ち
忘
(
わす
)
れ、
152
親切
(
しんせつ
)
なケリナ
姫
(
ひめ
)
の
介抱
(
かいはう
)
のもとにソファーの
上
(
うへ
)
に
横
(
よこた
)
はつた。
153
ヘルも
亦
(
また
)
枕
(
まくら
)
を
並
(
なら
)
べて
横
(
よこた
)
はり、
154
ケリナ
姫
(
ひめ
)
の
親切
(
しんせつ
)
な
介抱
(
かいはう
)
を
受
(
う
)
くる
事
(
こと
)
となつた。
155
(
大正一二・三・二六
旧二・一〇
於皆生温泉浜屋
加藤明子
録)
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