霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
目 次設 定
設定
印刷用画面を開く [?]プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。[×閉じる]
話者名の追加表示 [?]セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。[×閉じる]
表示できる章
テキストのタイプ [?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

文字サイズ
フォント

ルビの表示



アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色 [?]底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。[×閉じる]
外字1の色 [?]この設定は現在使われておりません。[×閉じる]
外字2の色 [?]文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。[×閉じる]

  

表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。


【新着情報】サブスクのお知らせ
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。

【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

第一〇章 (いの)(ごと)〔一九〇四〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第75巻 天祥地瑞 寅の巻 篇:第3篇 真鶴の声 よみ(新仮名遣い):まなづるのこえ
章:第10章 祈り言 よみ(新仮名遣い):いのりごと 通し章番号:1904
口述日:1933(昭和8)年11月26日(旧10月9日) 口述場所:高天閣、更生館 筆録者:出口王仁 校正日: 校正場所: 初版発行日:1934(昭和9)年2月3日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
玉野比女、生代比女は、国魂神が生まれて真鶴国の基礎が固まったことに喜び、玉野大宮の清庭で祝いのいろは歌を歌った。
太元顕津男の神は、神言を宣り上げた。
高天原は、紫微天界にます⦿(ス)の大神の御樋代である。
その高天原は、天之峯火夫の神の住み極まる、⦿(ス)の大神の広大な御殿である。
そして、天の諸々の数が極まり孕み備わって、神的に充実してひとつの大御玉を形成している。
⦿(ス)の巣が定まっているゆえに、天地火水の位置が分かれて定まっている。
天は道反(ねがやし)の御玉を保ち、地は足御玉(たるみたま)を保ち、火は幸御玉を保ち、水は豊御玉を保ち、産霊は死返(まかるかえし)の御玉を保つ。
だから、地は高天原の中心によどみ止まり、水はその地の守りとなり、火は摩擦して発生し、互いにうちあって燃え上る。天は常に定まって伊機佐志を建てる。産霊は往来して誠を保つ。これらを内外裏表に結び、統括し、助けて、「大霊元球(もとつみたま)」と言う。
霊元球が活用して、大御心となる。霊元球の精体が、大御身となる。
すめろぎ(皇腺)とは、⦿(ス)の大神の身体そのものである。
一つの大玉体でありながら、さまざまな部分に分かれる元素は、⦿(ス)の神が首にかけているみすまるの大皇玉(おおみたま)である。その組織分子の一条の脈から、時が至って精が盛んになり(=みいづ)、産霊(むすび)のはたらきによって神人が成り出でたのである。
だから、独りでできたのではなく、皆ともに産霊がはたらいてまとまったのであり、私なく、離れ散ることなく、身体のすべてが、⦿(ス)の神の皇腺(みすぢ、神の条)なのである。
⦿(ス)の大神は大御心を司って紫微の天津高御倉にまし、大臣神は知恵を司り、小臣神は教誨を、田身の神は手わざ足わざをつかさどって地の位におり、一つに結んで天津大政事に仕えている。
この永い大神世(おおみよ)を長く連なって、条脈を守り、姓・職・家を守ってかわるがわる生まれ来て、天津大至祖(おおみおや)から幾万も代を重ねて、将来も数限り継ぎ連なって永遠にめぐる。
その時々の状況で、⦿(ス)の大霊元球(もとつみたま)の組織経綸の条脈(すじめ)を、糸経、日次、月次、年次を貫いて、大神世を造らせている。神の御衣の機に連なり、梭を執る天津真言を織り立て、錦の花を開き、天津⦿腺(みたま)の実を結ぶ。
⦿(ス)の大神の大玉体は、世の⦿腺(みたま)を統べる大元霊球なので、その⦿腺(すじ)である神人が、我・己の優勝劣敗の汚らわしい心を起こして神人の道に背くことがあったら、大元霊球の組織を破り、その大玉体を汚し汚すことである。これが禍津神の禍事である。
そのようなときは、早く大麻を執り、神直日大直日に見直し聞き直し奉り、過ちを改め穢れを潔ぎ、再度犯さないように誓い慎むのである。このようにして、⦿(ス)の大神の大玉体は全く尊く貴く、澄み輝いて威勢は貫き通って感服しないものはなく、大いなる知恵は光り輝いて、賑わい和み、産霊の徳が成り出でるのである。
だから、この紫微天界の豊秋津洲(とよあきつしま)に神人と生まれたというのは、大神の大玉体の皇脈(みすじ)であるので、大神の御心のままにかしこみ慎み、世のため神人のためいそしみ勉め、誠の神の言ならば白刃も矢玉もいとわず、禍を祓い清めるのである。
ですので、天津御倉にまします⦿(ス)の大神が、世のことごとあまねく統べ知り玉ひ、導き助け巣立て、諸々の神人らを一柱も落とすことなく、生きとし生けるものすべて助け恵み、幾万億後の世も政り治め、平らけく安らけくこの皇脉(みわざ、脉=脈)を守り幸はえ給え。
そして、各々真鶴国の国造りの様を思い起こして述懐の歌を歌った。
ここで、物語から少しおいて、太元顕津男の神の御名について、言霊学より略解を記す。
オ声の言霊
起こる、高貴、上、興し助ける、大気、大成。億兆の分子を保有し、分子の始めと終わりを知る。心の関門を受納する、真と愛の引力。大地を包蔵。
ホ声の言霊
天地万有の始め、母、矛、隠門、臍。ヽ(ほち)。袋、日の霊。上に顕れる、天の心。太陽の名分、心に写る、恋うる。
モ声の言霊
円満を司り、下にはたらく。世の芽だし、伸縮あり、遂に固まって物となる。土の上面、水の座、分子の精などのはたらき。
ト声の言霊
万物の種を司って、一から百千万の数を為す。よく産み出す。結び徹り足る。皆治まる。結びの司。
ア声の言霊
天であり地である。無にして有。世の中心。光線の力。大本の初頭。あまねく仁慈ある。全体成就現在。幽の形、遠く達す、陽熱備わる。
キ声の言霊
上無し、一つに尽くし極め居る。貫き続き居る。世の極祖極元の真、現在世を統べ司っている。人心一切に帰す。神霊魂の極元府。動植物一切を握っている。
ツ声の言霊
強き、続く。速力の極み、大造化の極力。大金剛力。
ヲ声の言霊
結びて一と成る。霊魂の脈管。自在に使役を為す。向かうものを緒で繋ぎ引き、御する。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ:美須麻留(美須麻琉) データ凡例: データ最終更新日:2021-06-01 14:54:54 OBC :rm7510
愛善世界社版: 八幡書店版:第13輯 337頁 修補版: 校定版:181頁 普及版: 初版: ページ備考:
001 玉野(たまの)比女(ひめ)(かみ)002生代(いくよ)比女(ひめ)(かみ)は、003(やうや)くに国魂神(くにたまがみ)(やす)らに(たひら)(うま)(たま)ひて真鶴(まなづる)(くに)基礎(きそ)(かた)まりしを(よろこ)(たま)ひて、004玉野(たまの)大宮(おほみや)清庭(すがには)()()で、005白衣(しろたへ)長袖(ながそで)山風(やまかぜ)にひるがへし(なが)ら、006左手(ゆんで)白扇(はくせん)()ち、007右手(めて)五百鳴(いほなり)(すず)()ちて(をど)りつ()ひつ、008国土生(くにう)神生(かみう)みの完成(くわんせい)(しゆく)(たま)ふ。009(すなは)二女神(にぢよしん)は、
010『タータータラーリ タラリーラー
011タラリ アガリ ララーリトー
012チリーヤ タラリ ララリトー』
013宇気伏(うけふ)せて()(とどろ)かし(たま)ひて、
014『アメツチ ヒラク トコヨナル
015カミハキニケリ イサゴ イサゴ
016イササゴ イサゴ ヤハレ ヤハレ
017アハレ アハレ ワハレ ワハレ
018イヒレ イヒレ イヒレ イヒレ
019ヰヒレ ヰヒレ タラナ タラナ
020チリニ チリニ ツルヌ ツルヌ
021テレネ テレネ トロノ トロノ
022コゴコ ククズ ケゲデ キギヂ
023タラナ トロノ ツルヌ テレネ
024チリニ ハサザ ホソゾ フスズ
025ヘセゼ ヒシジタリ カムナガラホギス
026いろは にほへど ちりぬるを
027わがよたれそ つねならむ
028うゐの おくやま けふこえて
029あさき ゆめみし ゑひもせす
030アア惟神(かむながら)々々(かむながら) 御霊(みたま)(さちは)ひおはしませ』
031 ()かる(ところ)太元(おほもと)顕津男(あきつを)(かみ)(うす)白衣(びやくえ)(まと)(たま)ひて大宮(おほみや)沙庭(さには)(あらは)れ、032大麻(おほぬさ)打振(うちふ)打振(うちふ)御声(みこゑ)円満(ゑんまん)清朗(せいらう)に、033(すこ)しの(よど)みもなく神言(かみごと)()(たま)ひぬ。034()祝詞(のりと)の全文を此処(ここ)(しめ)(まつ)らむとす。
 
035   (いの)
 
036掛巻(かけまく)(かしこ)紫微(しび)天界(てんかい)八隅(やすみ)()らす⦿()大神(おほかみ)御霊代(みひしろ)なる高天原(たかあまはら)は、037天之(あまの)峯火夫(みねひを)(かみ)()(きは)まり(たま)ふなる大御⦿(おほみス)にしあれば、038⦿()(かみ)弥広殿(いやひろどの)にして、039天津(あまつ)諸々(もろもろ)(かず)(きは)(はら)(そな)はり(かみ)充実(つま)りに充実(つま)りて、040(ひと)つの大御玉(おほみたま)なるが、041⦿()()(さだ)まるが(ゆゑ)天地(あめつち)火水(ひみづ)(くらゐ)(わか)ち、042(その)(あめ)道反(ねがやし)御玉(みたま)(たも)ち、043(その)(つち)足御玉(たるみたま)(たも)ち、044(その)()幸御玉(さちみたま)(たも)ち、045(その)(みづ)豊御玉(とよみたま)(たも)(たも)ち、046(その)産霊(むすび)死反(まかるかへ)しの御玉(みたま)(たも)つ。047()(つち)高天原(たかあまはら)中心(なかご)澱止(まいとま)り、048(みづ)(つち)(まも)りとなり、049()磨擦(すれ)(おこ)(また)相搏(あひう)ちて()(のぼ)る。050(あめ)(とこ)しく(さだ)まりて伊機佐志(いきさし)()つる、051産霊(むすび)往来(ゆきかひ)(まこと)(たも)つ、052(これ)内外(うちと)裏表(うらおもて)とに(むす)()(たす)けて大霊元球(もとつみたま)(とな)ふ。053霊元球(みたま)活用(はたら)きて大御心(おほみこころ)となる。054大霊元球(もとつみたま)精体(すね)大御身(おほみみ)()る。055是故(これのゆゑ)()皇腺(すめろぎ)は、056⦿()大神(おほかみ)大玉体(おほみみ)(うち)(まつた)(そな)はれる大御目(おほみまなこ)なり、057大御鼻(おほみはな)なり、058大御耳(おほみみみ)なり、059大御口(おほみくち)なり、060大御手(おほみて)なり、061大御足(おほみあし)なり、062大御胸(おほみむね)なり、063大御腹(おほみはら)なり、064御肺(みふくし)なり、065御心(みほぐら)なり、066御脾(みよこひ)なり、067御肝(みきも)なり、068御腎(みむらと)なり、069御筋骨(みすぢほね)なり、070御腸(みわた)なり、071御腺(みもろもろ)なり、072御爪毛(みつまげ)なり。073(ひと)つの大玉体(おほみま)にして(もろもろ)御名(みな)(わか)大元素(おほもと)は、074(これ)⦿()(かみ)項掛(うなが)(たま)美須麻留(みすまる)大皇玉(おほみたま)なるが(ゆゑ)に、075(その)組織分子(まるこ)一条(ひとくだ)(すぢ)にして、076機臨旺精(みいづ)産霊(むすび)神人(かみ)となり()でたるものにしあれば、077(あへ)独神(ひとり)()(こと)ならず、078(みな)諸共(もろとも)産霊活(むすびな)りて(また)(まとま)り、079(さら)(わたくし)なく、080(さら)(はな)()(こと)なく、081身挙(みこぞ)りて⦿()(かみ)皇腺(みすぢ)なり。082(ここ)⦿()大神(おほかみ)大御心(おほみこころ)(つかさ)どり(たま)ひて、083紫微(しび)天津(あまつ)高御座(たかみくら)大座(おほま)しまし、084大臣(おほみ)(かみ)智慧(てり)(つかさ)どりて御火座(みひくら)(くらゐ)し、085小臣(をみ)(かみ)誨教(さとし)(つかさ)どりて水座(みくら)(くらゐ)し、086田身(たみ)(かみ)手業(てわざ)足業(あすわざ)(つかさ)どりて地座(つちくら)(くらゐ)し、087(ひと)つに産霊(むすび)天津(あまつ)大政事(おほみまつりごと)(つか)(たてまつ)る。088()りて(ひさ)しき大神世(おほみよ)前後(みをさき)(なが)(とこ)しへに弥遠長(いやとほなが)(つら)らぎて、089(その)条脈(すぢ)(まも)り、090(その)(かばね)(かばね)とし、091(その)(つかさ)(つかさ)とし、092(その)(いへ)(いへ)とし、093交代(かはるがはる)(うま)(きた)りて、094(はは)しく()しく(めぐ)()(いつく)しく(おも)ひやらる。095(その)機綱(きづな)(うつ)り、096()りて、097天津(あまつ)大至祖(おほみおや)より幾万(いくよろづ)数々(かずかず)()()て、098(いま)(この)()(いた)り、099(この)()よりして子孫(こまご)100曽孫(ひまご)101玄孫(ひひご)102来孫(ひひひこ)103昆孫(みはこ)104仍孫(やしこ)105雲孫(ややしこ)106脈孫(やややしこ)107系孫(すさこ)108紀孫(すささご)109遠孫(すさささご)110裔孫(やすさご)111やすささ()112種孫(やややすさご)113仁孫(やややすささご)114素孫(やややすさささご)()りて、115(かず)(かぎ)()()(つら)なりて常永(とことは)(めぐ)りめぐる。116(その)時々(ときどき)(いろ)として、117⦿()大霊元球(もとつみたま)組織経綸(くみたて)条脈(すぢめ)を、118糸経(いとたて)119日次(ひなみ)120月次(つきなみ)121年次(としなみ)貫緯(つらぬき)大神世(おほみよ)(つく)らす。122神御衣(かむみそ)神織(かみはた)(つら)なり、123梭執(ひと)天津(あまつ)真言(まこと)()()(まつ)り、124(にしき)(はな)(ひら)き、125天津(あまつ)⦿腺(みたま)真実()産霊(むす)ぶ。126()⦿()大神(おほかみ)大玉体(おほみま)は、127()⦿腺(みたま)()()せる大霊元球(もとつみたま)にして()せば、128大霊元球(もとつみたま)⦿腺(すぢ)なる神人(ひと)として、129(ひと)(われ)()(おのれ)()ち、130身勝(みか)()()優勝劣敗(まきたふす)(たぐ)ひの(きたな)(けがら)はしき(とり)(けもの)らの(こころ)(おこ)し、131(うろくづ)(はふむし)木草(きぐさ)らの(おこなひ)(おこな)ひて、132神人(ひと)(みち)(そむ)(こと)しあれば、133(たちま)(まさ)しく天津誠(あまつまこと)糸条(いとすぢ)(みだ)り、134大霊元球(もとつみたま)組織(くみたて)(やぶ)り、135親心(おやごころ)(ほろ)ぼすにしあれば、136(すなは)⦿()大神(おほかみ)(その)(まま)大玉体(おほみま)(みだ)(まつ)り、137(そこな)(まつ)り、138(なや)(まつ)り、139掛巻(かけまく)(あや)(たふと)言巻(いはまく)(あや)霊妙(くすし)⦿()大神(おほかみ)大玉体(おほみま)(けが)(よご)(まつ)(こと)にしあれば、140(もも)神人(ひと)(にく)(しな)となり、141(かみ)譴責(きたむ)(ところ)となり、142御祖(みおや)(たた)(ところ)となり、143(かなら)ずしも(おぼ)(ただよ)ひと諸々(もろもろ)(わざはひ)にかかり(くる)しみ()てなむを、144(かしこ)きかもよ(おず)しきかもよ、145⦿()大神(おほかみ)御心(みこころ)(いた)(まつ)り、146()(けが)(おのれ)(くる)しめ(おのれ)(ほろ)ぼし(たてまつ)る。147(まよ)(おぼ)るる(こと)(はなはだ)しき(うき)とし(おも)へば、148(まさ)しく(これ)禍津神(まがつかみ)禍事(まがごと)なれば、149迅速(はや)大麻(おほぬさ)()(まつ)り、150神直日(かむなほひ)大直日(おほなほひ)見直(みなほ)()(なほ)(まつ)りて、151(その)(あやま)ちを(あらた)(まつ)り、152(その)(けがれ)(そそ)(まつ)り、153(その)(みだ)れを(をさ)(まつ)り、154(その)(やぶ)れをつなぎ(まつ)り、155(きよ)(さや)(まつ)りて、156(ふたた)(をか)(まつ)らじものをと(ちか)(まつ)り、157(おほ)(かみ)()さき神人(ひと)悉々(ことごと)見慎(みつつし)()(つつし)み、158伊澄(いす)(わた)(たてまつ)る。159かくて⦿()大御神(おほみかみ)(その)(まま)大玉体(おほみま)弥全(いやまた)く、160弥尊(いやたふと)く、161弥貴(いやたか)く、162弥霊妙(いやくすび)弥明(いやあか)りに()(とほ)らひ、163大御(おほみ)稜威(いづ)(つらぬ)(とほ)りて、164感伏(まつろ)(まつ)らざるものなく、165大智慧(おほみてり)(ひか)りかがやきて、166(くら)けき(ところ)なく、167大御和(おほみにご)みに(にぎ)み、168大御温(おほみなご)みに(なご)み、169産霊(むすび)()(たてまつ)る。170()(いま)()紫微天界(たかあまはら)豊秋津洲(とよあきつしま)大御国(おほみくに)に、171神人(ひと)産霊(むすび)()()でたる神人(ひと)は、172(すなは)(いま)(うつつ)⦿()大御神(おほみかみ)五層(いつきだ)天界(かみよ)()ろしめし、173大御座(おほみくら)大神(おほかみ)大玉体(おほみま)皇脈(みすぢ)なれば、174⦿()(かみ)大御心(おほみこころ)のまにまに(かしこ)(つつし)み、175()(ため)神人(ひと)(ため)(いそ)しみ(つと)(まつ)り、176(こと)(のぞ)みては()(みず)()(こと)をも(いと)はず、177(まこと)大神言(おほみこと)とし()らば、178(みち)のまにまに白刃(やいば)(はやし)()るも、179(また)(はげ)しく射向(いむか)矢玉(やだま)(なか)(さら)(いと)はず、180神進(かむすす)みに(すす)みて、181(わざはひ)(はら)(くに)(きよ)むる、182(その)麻柱(あななひ)(するど)(こと)183(いかづち)よりも(はげ)しく、184(その)程利(ききめ)(あた)れる(こと)185太陽(おほひ)()きます(みち)よりも明白(あきらか)なり。186諸々(もろもろ)(みな)(かく)(ごと)くなれば、187⦿()大神(おほかみ)天津(あまつ)高御座(たかみくら)にまし()して、188天津国(あまつくに)無窮(とこしへ)()ろしめし、189御褥(みしとね)(うへ)拱手(たむだき)まして、190御褥(みしとね)神紋(かみかた)()(とほ)して、191十六面(くにづら)(あまね)からしめ、192(かず)(かぎ)(をさ)まりたる天津誠(あまつまこと)大経綸(おほみすぢ)()()ツに()()て、193大霊元球(もとつみたま)組織(すぢ)のまにまに、194()事毎(ことごと)(あきら)かに()()(たま)ひて、195天津(あまつ)法言(のりと)太法言(ふとのりと)()て、196(ゐや)のまにまに(みち)のまにまに、197(あきら)かに(みちび)かせ(たま)ひて、198(たす)(たま)(そだ)(たま)へと、199高天原(たかあまはら)()りとある大神(おほ)()小神()()200大臣神(おほみ)小臣神(をみ)たち田身神(たみ)()諸々(もろもろ)を、201乳児(ちご)(かみ)(いた)るまで、202一柱(ひとはしら)だも(おと)(たま)(こと)なく、203()きとし()ける諸々(もろもろ)は、204(ちり)半分(なから)(のこ)(たま)はず、205(たす)(たま)(めぐ)ませ(たま)ひて、206幾万億々世々(よろづよ)(のち)(のち)をも、207(まつ)(をさ)(たま)ひて、208天津⦿(あまつス)(かみ)天津誠(あまつまこと)(まつ)らせ(たま)ひ、209(いつ)かせ(たま)ひて、210肝⦿(きもス)(あま)(まこと)手握(たにぎ)(たま)ひ、211無為(すみ)(こと)なき大神世(おほみよ)弥脩(いやをさ)めに(をさ)め、212弥平(いやたひら)かに(たひ)らげ(たま)ひて、213天津(あまつ)神代(みよ)神律(みのり)その(まま)に、214(たひら)けく(やす)らけく、215天津(あまつ)高御座(たかみくら)天津誠(あまつまこと)(きこ)しめし(たま)ひて、216(これの)皇脉(みわざ)(まも)(さきは)(たま)へと、217(かしこ)(かしこ)伊宣(いの)(たてまつ)る』
 
218 顕津男(あきつを)(かみ)御歌(みうた)
219天晴(あは)天晴(あは)真鶴(まなづる)(くに)(かた)まりぬ
220国魂神(くにたまがみ)()れましにける
221⦿()(かみ)()さしの(わざ)のその(ひと)
222目出度(めでた)()りし今日(けふ)(うれ)しさ
223玉野(たまの)比女(ひめ)生代(いくよ)比女(ひめ)真心(まごころ)
224真鶴(まなづる)国原(くにはら)(かがや)()めたり
225男神(をがみ)(われ)高日(たかひ)(みや)()でしより
226四柱(よはしら)(みこと)()()でにけり
227八十(やそ)比女神(ひめがみ)(われ)()ちつつ(とし)さびむ
228ことの(くや)しも(ひと)(がみ)われは
229玉野(たまの)比女(ひめ)(かみ)(まこと)玉藻山(たまもやま)
230常磐(ときは)(まつ)(いろ)(ふか)みたるかも
231麒麟(きりん)鳳凰(ほうわう)迦陵(かりよう)頻伽(びんが)(こゑ)()えて
232家鶏(かけ)()(たか)真鶴(まなづる)国原(くにはら)
233 玉野(たまの)比女(ひめ)(かみ)御歌(みうた)
234(かしこ)しや太元(おほもと)顕津男(あきつを)(かみ)
235生言霊(いくことたま)国魂(くにたま)()ませり
236生代(いくよ)比女(ひめ)(かみ)神言(みこと)のあらざらば
237(うづ)神業(みわざ)()げざらましを
238右左(みぎひだり)水火(いき)()はさねど(かく)(ごと)
239御子(みこ)()れまさば(なに)(なげ)かむ
240(あま)(わた)(つき)さへ流転(るてん)(かげ)()
241われは(また)きを(のぞ)むべしやは』
242 生代(いくよ)比女(ひめ)(かみ)御歌(みうた)
243(いま)となりて()づかしきかも比古神(ひこがみ)
244(おも)ひて(すさ)びし()()おもへば
245玉野(たまの)比女(ひめ)(かみ)御言(みこと)()くにつけて
246()らはぬわが()(こころ)()づるも
247よしやよし(おも)()なむとも(つつし)みて
248あるべきものと(おも)へば(おも)ほてる
249(うづ)御子(みこ)()れましし今日(けふ)(うれ)しくもあり
250()づかしくも(また)ありにけるかな
251(かへり)みれば諸神(ももがみ)たちの御面(みおも)さへ
252()まゐらすも()づかしと(おも)
253玉野湖(たまのうみ)(そこ)までかわきし情熱(じやうねつ)
254(ほのほ)(つひ)()えてあとなし
255今日(けふ)よりは(あや)しき(こころ)立直(たてなお)
256(みづ)御霊(みたま)神業(わざ)さまたげじ
257千代鶴(ちよつる)(ひめ)(みこと)()れまし真鶴(まなづる)
258(くに)(ひと)つのわづらひもなし
259わが(わざ)千代鶴(ちよつる)(ひめ)()れましに
260いよいよ(おも)くなりにけらしな
261(わか)るべき岐美(きみ)とし()れど()れし御子(みこ)
262(わか)きを(おも)へば岐美(きみ)()りたき
263岐美(きみ)()ひて(くる)ひし(こころ)のたまゆらの
264万世(よろづよ)までも(のこ)らむと()ゆる
265(おに)となり大蛇(をろち)となりて(くる)ひたる
266わが(こひ)ごころ()さむ(すべ)なし
267()()げし(こひ)にはあれど(くる)ひたる
268そのたまゆらの(いま)()けなく
269(おそ)ろしきものは(こひ)かも()(たま)
270(わす)()()()ぢざりにけり
271玉藻山(たまもやま)千条(ちすぢ)(たき)禊身(みそぎ)して
272この(こひ)ごころ万代(よろづよ)()さむ
273顕津男(あきつを)(かみ)(こころ)をなやませし
274(われ)にも()(かみ)(ゆる)(たま)ひぬ
275この(うへ)はわが()せし(わざ)(あらた)めて
276(ただ)ひたすらに御子(みこ)(はぐく)まむ
277真鶴(まなづる)(やま)御魂(みたま)永久(とこしへ)
278(かみ)のよさしの国土(くに)(まも)らむ
279顕津男(あきつを)(かみ)神生(かみう)みの(つかさ)なれば
280やがて真鶴国(まなづるくに)()たさむ
281万代(よろづよ)(わか)れは(われ)()しけれど
282神業(かむわざ)なれば(あきら)めむと(おも)ふ』
283 顕津男(あきつを)(かみ)御歌(みうた)
284生代(いくよ)比女(ひめ)(かみ)(こころ)のすがしさに
285われ(やす)らけく旅立(たびだ)ちやせむ
286(われ)とても(おな)じおもひの(くる)しさを
287しのびて(わか)れむ神生(かみう)みの(ため)
288永遠(とこしへ)(つま)ならなくに(かな)しもよ
289()大神(おほかみ)神示(のり)(おも)くして
290たとへ(われ)万里(ばんり)(とほ)きに(はな)るとも
291(なれ)がまことは永久(とは)(わす)れじ
292一度(ひとたび)水火(いき)水火(いき)との(むす)(あは)せも
293御子(みこ)(うま)るまで(ふか)赤縄(えにし)
294玉野(たまの)比女(ひめ)(かみ)(こころ)(おも)(とき)
295われは(なみだ)(くも)るのみなり
296玉野森(たまのもり)(ひさ)しく()たせ(たま)ひたる
297比女(ひめ)(こた)へむ言葉(ことば)如何(いか)にせむ
298荒野原(あらのはら)万里(ばんり)(たび)()ちながら
299(おも)ふは今日(けふ)(わか)れなるべし
300()れし御子(みこ)生長(なりたち)さへも()らずして
301万里(ばんり)(たび)()()(くる)しき
302八十柱(やそはしら)比女神(ひめがみ)たちに次々(つぎつぎ)
303()ひつ(わか)れつ(くる)しき(われ)なり
304木石(ぼくせき)にあらぬ()なれば(われ)とても
305もののあはれは(さと)()るなり
306(かた)まり()めし真鶴(まなづる)(くに)(いま)()れし
307御子(みこ)(のこ)して()たむ(くる)しさ
308常磐樹(ときはぎ)(まつ)(さか)えよ白梅(しらうめ)
309(とき)じく(にほ)へわれはなくとも
310(おほとり)田鶴(たづ)家鶏鳥(かけす)諸鳥(ももとり)
311この神山(かみやま)常永(とは)にうたへよ
312迦陵(から)頻伽(びんが)(すが)しき(こゑ)今日(けふ)よりは
313()くすべなしと(おも)へば()しまる
314千木(ちぎ)(たか)(きよ)()ちたる玉野宮(たまのみや)
315(わか)(おも)へばわが(むね)さびしも
316わが()かむ西方(にしかた)国土(くに)(つち)(わか)
317如何(いか)にせむかとこころ(なや)めり
318真鶴国(まなづるくに)神人(かみ)(たち)(こころ)(をさ)めむと
319われは御前(みまへ)神言(かみごと)()れり
320天津(あまつ)御祖(みおや)⦿()大神(おほかみ)(まこと)こそ
321神人(かみ)(なら)ひて(すす)むべき(みち)よ』
322昭和八・一一・二六 旧一〇・九 於高天閣 出口王仁識)
 
323   太元顕津男の神
 
324 本書(ほんしよ)紫微(しび)天界(てんかい)()くに(あた)り、325同天界(どうてんかい)()ける国土生(くにう)御子生(みこう)みの神業(みわざ)(かん)して、326(もつと)関係(くわんけい)(ふか)太元(おほもと)顕津男(あきつを)(かみ)神名(みな)()いて、327言霊学(ことたまがく)(じやう)より略解(りやくかい)(こころ)むる必要(ひつえう)(かん)じたれば、328その一言(いちごん)々々(いちごん)()りて活用(はたらき)(しめ)()くなり。
329 オホモト四言(しげん)言霊解(ことたまかい)は、330大正(たいしやう)(はち)(ねん)()(ぐわつ)の「神霊界(しんれいかい)雑誌(ざつし)「おほもと」(ごう)『神霊界』大正8年(1919年)9月15日号p3「大本言霊解」略述(りやくじゆつ)しおきたれども、331種々(しゆじゆ)訂正(ていせい)すべき箇所(かしよ)(おほ)く、332(かつ)茫漠(ばうばく)として、333捕捉(ほそく)するに(かた)(てん)多々(たた)あれば、334今回(こんくわい)太元(おほもと)顕津男(あきつを)(かみ)神名(みな)解釈(かいしやく)せむとする機会(きくわい)(さい)し、335(いま)(あらた)めて(その)真相(しんさう)言霊学(ことたまがく)(うへ)より説明(せつめい)(くは)へ、336(もつ)瑞霊神(ずゐれいしん)()職掌(しよくしやう)明示(めいじ)せむと(ほつ)するものなり。
337 太元(おほもと)(すなは)ちオホモトの言霊(ことたま)略解(りやくかい)すれば、
338 オ(ごゑ)は、339(ぎやう)第二段(だいにだん)(くらゐ)して(すなは)(いづ)なり、340(いづ)(なり)341稜威(いづ)なり。342(すべ)てア(ぎやう)天位(てんゐ)にして、343父音(ふおん)なり、344母音(ぼおん)なり。345アオウエイの五音(ごおん)(いづ)れも横音(よこおん)(ひび)くなり。346(これ)天津(あまつ)祝詞(のりと)には筑紫(つくし)()日向(ひむか)()(たちばな)大戸(おど)(音)と(しめ)されたり。
 
347オ声の言霊
 
348(おこ)(なり)349(たふとき)(なり)350(たかき)(なり)351(うえ)なり、352(おこ)(たす)くる(なり)353大気(たいき)(なり)354大成(たいせい)(なり)355億兆(おくてう)()分子(ぶんし)保有(ほいう)()分子(ぶんし)始終(しじう)()(なり)356(こころ)関門(きど)受納(うけいれ)()(なり)357(しん)(あい)引力(いんりよく)(なり)358権利(けんり)強烈(きやうれつ)なり、359先天(チチハハ)()(モノ)(なり)360大地(だいち)包蔵(はうざう)()(なり)361漸次(ぜんじ)(きた)りて凝固(ぎようこ)する(なり)362外及(とにある)(なり)(とう)言霊(ことたま)活用(くわつよう)(いう)せり。
 
363ホ声の言霊
 
364天地(てんち)万有(ばんいう)(はじめ)なり、365(はは)なり、366(ほこ)なり、367隠門(ほと)なり、368(ほぞ)なり、369(ほち)(なり)370(ふくろ)なり、371()(れい)なり、372(うへ)(あらは)言霊(ことたま)なり、373(てん)(こころ)なり、374()()()なり、375()(みづ)宿(やど)(なり)376(ほる)なり、377()なり、378(ちち)なり、379太陽(たいやう)名分(めいぶん)なり、380(こころ)(うつ)るなり、381()ふる(なり)382見止(みとどま)(なり)(とう)種々(しゆじゆ)活用(はたらき)あり。
 
383モ声の言霊
 
384(もや)ふなり、385(かたま)るなり、386(また)なり、387(もの)なり、388(かさね)なり、389()むなり、390円満(ゑんまん)(つかさ)どるなり、391(した)(はたら)くなり、392()芽出(めだ)しなり、393天之手(あめのて)なり、394数寄(すうよ)数成(すうな)(なり)395伸縮(しんしゆく)()(なり)396(つひ)凝固(ぎようこ)して(もの)()るなり、397本元(ほんげん)なり、398(つち)上面(じやうめん)なり、399(みづ)()なり、400分子(ぶんし)(せい)なり(とう)種々(しゆじゆ)活用(はたらき)あり。
 
401ト声の言霊
 
402(をとこ)なり、403(とどろ)くなり、404()くなり、405(もとゐ)なり、406(ひと)なり、407(のぼる)(なり)408万物(ばんぶつ)(たね)(つかさ)どつて(いち)より百千万(ももちよろづ)(すう)()す。409(ぎやう)(すべ)前駆(ぜんく)意義(いぎ)あり、410(とう)(なり)411()()()(なり)412(むす)(とほ)()(なり)413(みな)(をさ)まる(なり)414(むす)びの(つかさ)(なり)415(かたち)本源(ほんげん)なり、416八咫(やあた)(はし)(なり)417()(くらゐ)なり(とう)種々(しゆじゆ)活用(はたらき)あり。
 
418ア声の言霊
 
419(てん)(なり)420()(なり)421(あらはるる)(なり)422()にして(いう)(なり)423顕出(あらはれいづる)(なり)424()中心(ちうしん)(なり)425大物主(おほものぬし)(なり)426(ひる)(なり)427御中主(みなかぬし)(なり)428地球(ちきう)なり、429円象(ゑんしやう)入眼(にふがん)なり、430光線(くわうせん)(ちから)(あらは)(なり)431()(とどま)るなり、432(けん)(かたち)なり、433(ちか)()(なり)434大本(たいほん)初頭(しよとう)なり、435()(たましひ)なり、436大母公(おほみはは)なり、437(あまね)くして仁慈(アマミ)(なり)438⦿()本質(ほんしつ)(なり)439(こころ)(たましひ)なり、440(その)方面(はうめん)()(なり)441(ひく)()(なり)442全体(ぜんたい)成就(じやうじゆ)現在(げんざい)なり、443(いう)(かたち)(なり)444(とほ)(たつ)(なり)445陽熱(やうねつ)(そなは)(なり)446アツクマリホトリマル(なり)447悉皆(しつかい)帰之(ヲサマル)(なり)448(かく)()()なり、449(よる)(なり)450一切(いつさい)含蔵(がんざう)する(なり)
 
451キ声の言霊
 
452(うへ)()言霊(ことたま)(なり)453(きみ)なり、454(ひと)ツに(つく)(きは)()(なり)455(つらぬ)(つづ)()(なり)456スミキリなり、457()一眼(ひとめ)見定(みさだ)()(なり)458霊魂球之精機(ミタマノキ)(なり)459霊魂(みたま)現之(うつつの)神機(しんき)(なり)460()(かへ)(なり)461立返(たちかへ)(なり)462()()(きは)まり()(なり)463()たざる(もの)()(なり)464()極祖(きよくそ)極元(きよくげん)(しん)(なり)465現在(げんざい)()()(つかさ)どり()(なり)466()()()つなり、467(もと)(むす)(むす)「言霊の大要」も同様に「結べ」になっているが「()べ」の誤字の可能性あり。『大日本言霊』では「統べ」である。(きは)まる(なり)468(かぎ)(きは)まり(かへ)(なり)469人心(じんしん)一切(いつさい)()する(なり)470神霊魂(しんれいこん)()極元府(きよくげんふ)(なり)471極母(きよくぼ)なり、472(した)()(わた)るなり、473世界(せかい)一切(いつさい)()()(なり)474動植(どうしよく)一切(いつさい)(にぎ)()(なり)475()(くだ)(なり)476(きづ)(かた)むる(なり)477(ごゑ)極上(ツカサ)なり、478(しも)(たす)くる()なり、479()(なり)480()(なり)481()なり、482()なり、483()なり、484()なり。
 
485ツ声の言霊
 
486(つよ)(なり)487(つづ)(なり)488機臨(サシ)大元(たいげん)なり、489速力(そくりよく)(きはみ)(なり)490大造化(だいざうくわ)極力(きよくりよく)(なり)491テウの(むす)(なり)492()()(なり)493(みな)(をさ)まる(なり)494(だい)金剛力(こんがうりき)(なり)495(かへ)(こと)()(なり)496天神心気機(ウボスレギ)地妙体不離(アオウエイ)(なり)497(これ)をツと()ふ。498実相(じつさう)真妙(しんめう)(これ)をツと()ふ。499間断(かんだん)()(なり)500(たま)(くら)(なり)501霊々神々赫々(ツララギアル)(なり)502平均(ナレ)(ツカサ)(なり)503⦿()編羅紋(アヤ)(なり)504(これ)をツと()ふ、505(この)ツを()(わたくし)するを(つみ)()(なり)506智量(てり)()(みやこ)(なり)507(あへ)生死(せいし)()(なり)508機関(きくわん)太元(たいげん)(なり)509大元(だいげん)明王(みやうわう)なり、510決断力(けつだんりよく)(なり)511凝縮(こりちぢ)まる(なり)512()全象(ぜんしやう)(たも)(なり)513産霊(むすび)大元(たいげん)(なり)514()(はな)(なり)515対偶力(トロロギ)(なり)516螺旋力(ツララギ)(なり)517照応力(テレレギ)(なり)518極度循環力(スルルキ)(なり)
 
519ヲ声の言霊
 
520(むす)びて(いち)()(なり)521()(なり)522シシモノ(なり)523霊魂脈管(タマシヒ)(なり)524ウオの(むす)(なり)525(たま)()(なり)526(かたち)使役(しえき)()(なり)527自在(じざい)使役(しえき)()(なり)528()なり、529細長(ほそなが)(かたち)なり、530()なり、531(をさ)(なり)532(をさ)まる(なり)533(をしへ)(なり)534(をどる)(なり)535祭令守(マツリマモラシム)(なり)536マツヲレツク(なり)537()(なり)538(おのれ)(なり)539呼声(よぶこゑ)(なり)540をめく(こゑ)なり。541(むか)ふものを()()(つな)()(ぎよ)する()(なり)542(をとこ)陰茎()(なり)543唏承諾(ヲヲヲ)(なり)544上命下諾(オオ)(なり)545大気()一条(ひとすぢ)(なり)546(あを)(なり)547(おと)(くだ)(なり)548別派(べつぱ)(かたち)(なり)549()()(つかさど)(なり)550(とほ)(いた)(ところ)(なり)551(いき)(なり)
 
552 以上(いじやう)言霊解(ことたまかい)()りて、553太元(おほもと)顕津男(あきつを)(かみ)()名義(めいぎ)554()活動(くわつどう)大要(たいえう)窺知(きち)()べきなり。
555昭和八・一一・二六 旧一〇・九 於更生館 出口王仁識)
文芸社文庫『あらすじで読む霊界物語』絶賛発売中!
オニド関連サイト最新更新情報
10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【メールアドレス
合言葉「みろく」を入力して下さい→  
霊界物語ネットは飯塚弘明が運営しています。【メールアドレス】 / 動作に不具合や誤字脱字等を発見されましたら是非お知らせ下さるようお願い申し上げます。 / 本サイトに掲載されている霊界物語等の著作物の電子データは飯塚弘明ほか、多数の方々の協力によって作られました。(スペシャルサンクス) / 本サイトの著作権(デザイン、プログラム、凡例等)は飯塚弘明にあります。出口王仁三郎の著作物(霊界物語等)の著作権は保護期間が過ぎていますのでご自由にお使いいただいて構いません。ただし一部分を引用するのではなく、本サイト掲載の大部分を利用して電子書籍等に転用する場合には、必ず出典と連絡先を記して下さい。→「本サイト掲載文献の利用について」 / 出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別的と見なされる言葉や表現もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。 / プライバシーポリシー
(C) 2007-2024 Iizuka Hiroaki