霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
目 次
設 定
閉じる
×
霊界物語
三鏡
大本神諭
伊都能売神諭
出口王仁三郎全集
出口王仁三郎著作集
王仁文庫
惟神の道
幼ながたり
開祖伝
聖師伝
霧の海(第六歌集)
大本七十年史
大本史料集成
神霊界
新聞記事
新月の光
その他
王仁文献考証
検索は「
王仁DB
」で
←
戻る
霊界物語
霊主体従
第1巻(子の巻)
第2巻(丑の巻)
第3巻(寅の巻)
第4巻(卯の巻)
第5巻(辰の巻)
第6巻(巳の巻)
第7巻(午の巻)
第8巻(未の巻)
第9巻(申の巻)
第10巻(酉の巻)
第11巻(戌の巻)
第12巻(亥の巻)
如意宝珠
第13巻(子の巻)
第14巻(丑の巻)
第15巻(寅の巻)
第16巻(卯の巻)
第17巻(辰の巻)
第18巻(巳の巻)
第19巻(午の巻)
第20巻(未の巻)
第21巻(申の巻)
第22巻(酉の巻)
第23巻(戌の巻)
第24巻(亥の巻)
海洋万里
第25巻(子の巻)
第26巻(丑の巻)
第27巻(寅の巻)
第28巻(卯の巻)
第29巻(辰の巻)
第30巻(巳の巻)
第31巻(午の巻)
第32巻(未の巻)
第33巻(申の巻)
第34巻(酉の巻)
第35巻(戌の巻)
第36巻(亥の巻)
舎身活躍
第37巻(子の巻)
第38巻(丑の巻)
第39巻(寅の巻)
第40巻(卯の巻)
第41巻(辰の巻)
第42巻(巳の巻)
第43巻(午の巻)
第44巻(未の巻)
第45巻(申の巻)
第46巻(酉の巻)
第47巻(戌の巻)
第48巻(亥の巻)
真善美愛
第49巻(子の巻)
第50巻(丑の巻)
第51巻(寅の巻)
第52巻(卯の巻)
第53巻(辰の巻)
第54巻(巳の巻)
第55巻(午の巻)
第56巻(未の巻)
第57巻(申の巻)
第58巻(酉の巻)
第59巻(戌の巻)
第60巻(亥の巻)
山河草木
第61巻(子の巻)
第62巻(丑の巻)
第63巻(寅の巻)
第64巻(卯の巻)上
第64巻(卯の巻)下
第65巻(辰の巻)
第66巻(巳の巻)
第67巻(午の巻)
第68巻(未の巻)
第69巻(申の巻)
第70巻(酉の巻)
第71巻(戌の巻)
第72巻(亥の巻)
特別編 入蒙記
天祥地瑞
第73巻(子の巻)
第74巻(丑の巻)
第75巻(寅の巻)
第76巻(卯の巻)
第77巻(辰の巻)
第78巻(巳の巻)
第79巻(午の巻)
第80巻(未の巻)
第81巻(申の巻)
←
戻る
第54巻(巳の巻)
序文
総説
第1篇 神授の継嗣
01 子宝
〔1387〕
02 日出前
〔1388〕
03 懸引
〔1389〕
04 理妻
〔1390〕
05 万違
〔1391〕
06 執念
〔1392〕
第2篇 恋愛無涯
07 婚談
〔1393〕
08 祝莚
〔1394〕
09 花祝
〔1395〕
10 万亀柱
〔1396〕
第3篇 猪倉城寨
11 道晴別
〔1397〕
12 妖瞑酒
〔1398〕
13 岩情
〔1399〕
14 暗窟
〔1400〕
第4篇 関所の玉石
15 愚恋
〔1401〕
16 百円
〔1402〕
17 火救団
〔1403〕
第5篇 神光増進
18 真信
〔1404〕
19 流調
〔1405〕
20 建替
〔1406〕
21 鼻向
〔1407〕
22 凱旋
〔1408〕
附録 神文
余白歌
このサイトは『霊界物語』を始めとする出口王仁三郎等の著書を無料で公開しています。
(注・出口王仁三郎の全ての著述を収録しているわけではありません。未収録のものも沢山あります)
閉じる
×
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
その他の設定項目を表示する
ここから下を閉じる
文字サイズ
S
【標準】
M
L
フォント
フォント1
【標準】
フォント2
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
古いブラウザでうまく表示されない時はこの設定を試してみて下さい
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側にだけ表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注
[?]
[※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
全ての脚注を開く
全ての脚注を閉じる(マーク表示)
【標準】
脚注マークを表示しない
文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色
[?]
底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。
[×閉じる]
外字1の色
[?]
この設定は現在使われておりません。
[×閉じる]
外字2の色
[?]
文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。
[×閉じる]
→
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
10月30~31日に旧サイトから新サイトへの移行作業を行う予定です。
実験用サイト
|
サブスク
霊界物語
>
第54巻
> (後付) > 附録 神文
<<< 凱旋
(B)
(N)
余白歌 >>>
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。
【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034 アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。
附録
(
ふろく
)
神文
(
しんもん
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻
篇:
後付
よみ(新仮名遣い):
章:
附録 神文
よみ(新仮名遣い):
しんもん
通し章番号:
口述日:
1923(大正12)年02月21日(旧01月6日)
口述場所:
竜宮館
筆録者:
松村真澄
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年3月26日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
[×閉じる]
:
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2024-04-23 19:03:04
OBC :
rm549901
愛善世界社版:
291頁
八幡書店版:
第9輯 725頁
修補版:
校定版:
297頁
普及版:
初版:
ページ備考:
001
是
(
こ
)
の
幽斎場
(
ゆには
)
に
神術
(
かむわざ
)
を
以
(
もつ
)
て
招請奉
(
おぎまつ
)
る、
002
掛巻
(
かけまく
)
も
畏
(
かしこ
)
き、
003
独一
(
どくいつ
)
真神
(
しんしん
)
天御中主
(
あめのみなかぬしの
)
大神
(
おほかみ
)
、
004
従
(
したが
)
ひ
賜
(
たま
)
ふ
千五百
(
ちいほ
)
万
(
よろづ
)
の
天使
(
かみ
)
等
(
たち
)
、
005
一柱
(
ひとはしら
)
も
漏
(
も
)
れ
落
(
おつ
)
る
事
(
こと
)
無
(
な
)
く、
006
是
(
これ
)
の
斎庭
(
ゆには
)
に
神集
(
かむつど
)
ひに
集
(
つど
)
ひ
玉
(
たま
)
ひて、
007
正
(
ただ
)
しき
人
(
ひと
)
の
御霊
(
みたま
)
々々
(
みたま
)
に、
008
奇魂
(
くしみたま
)
神懸
(
かむがか
)
らせ
玉
(
たま
)
はむ
事
(
こと
)
を
乞祈奉
(
こひのみまつ
)
る。
009
天勝
(
あまかつ
)
国勝
(
くにかつ
)
奇魂
(
くしみたま
)
千憑彦
(
ちよりひこの
)
命
(
みこと
)
と
称
(
たた
)
へ
奉
(
まつ
)
る、
010
曽富戸
(
そほど
)
の
神
(
かみ
)
亦
(
また
)
の
御名
(
みな
)
は、
011
久延毘古
(
くへびこ
)
の
神
(
かみ
)
、
012
是
(
こ
)
の
幽斎場
(
ゆには
)
に
仕
(
つか
)
へ
奉
(
まつ
)
れる、
013
正
(
ただ
)
しき
信徒
(
まめひと
)
等
(
ら
)
に、
014
御霊
(
みたま
)
幸
(
さちは
)
へまして、
015
各自
(
おのも
)
各自
(
おのも
)
の
御魂
(
みたま
)
に、
016
勝
(
すぐ
)
れたる
神御魂
(
かむみたま
)
懸
(
かか
)
らせ
玉
(
たま
)
ひて、
017
今日
(
けふ
)
が
日
(
ひ
)
まで
知
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずに
犯
(
おか
)
せる、
018
罪
(
つみ
)
穢
(
けがれ
)
過
(
あやま
)
ちを
見直
(
みなほ
)
し
聞直
(
ききなほ
)
し、
019
怠
(
おこた
)
りあるを
宥
(
ゆる
)
させ
給
(
たま
)
はむことを、
020
国
(
くに
)
の
大御祖
(
おほみおや
)
の
大前
(
おほまへ
)
に
詔
(
の
)
らせ
玉
(
たま
)
へ。
021
伊怯
(
いつたな
)
く
劣在
(
おぢな
)
き
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
は、
022
出口
(
でぐち
)
大教祖
(
おほみおや
)
の
御勲功
(
みいさをし
)
に
依
(
よ
)
り、
023
神国
(
かみくに
)
の
神典
(
みふみ
)
と、
024
大神
(
おほかみ
)
の
御諭
(
みさとし
)
を、
025
読
(
よ
)
み
窺
(
うかが
)
ひ
奉
(
まつ
)
りて、
026
天地
(
あめつち
)
の
御祖
(
みおや
)
の
神
(
かみ
)
の
御勲功
(
みいさをし
)
を
覚
(
さと
)
り、
027
国祖
(
くにのみおや
)
大国常立
(
おほくにとこたちの
)
尊
(
みこと
)
が、
028
伊邪那岐
(
いざなぎ
)
伊邪那美
(
いざなみ
)
の
二柱
(
ふたはしら
)
の
天使
(
かみ
)
に、
029
是
(
こ
)
の
漂流
(
ただよへ
)
る
地球
(
くに
)
を
修理
(
つくり
)
固成
(
かためな
)
せと、
030
天
(
あま
)
の
瓊矛
(
ぬぼこ
)
を
事依
(
ことよ
)
さし
賜
(
たま
)
ひしより、
031
その
沼矛
(
ぬぼこ
)
を
指
(
さ
)
し
下
(
お
)
ろし
塩
(
しほ
)
コヲロコヲロに
掻
(
か
)
き
鳴
(
なら
)
し
給
(
たま
)
ひて、
032
淤能碁呂
(
おのころ
)
島
(
じま
)
を
生
(
う
)
み、
033
之
(
これ
)
を
胞衣
(
えな
)
となして、
034
天
(
あめ
)
の
御柱
(
みはしら
)
国
(
くに
)
の
御柱
(
みはしら
)
を
見立
(
みた
)
て
給
(
たま
)
ひ、
035
八尋殿
(
やひろどの
)
を
化作
(
みたて
)
たまひ、
036
妹兄
(
いもせ
)
の
二柱
(
ふたはしら
)
所就
(
とつき
)
たまひて、
037
大八島
(
おほやしま
)
の
国々
(
くにぐに
)
島々
(
しまじま
)
を
生
(
う
)
み、
038
青人草
(
あをひとぐさ
)
等
(
ら
)
の
始祖
(
おや
)
等
(
たち
)
を
生
(
う
)
み
万
(
よろづ
)
の
物
(
もの
)
を
生
(
う
)
み、
039
青人草
(
あをひとぐさ
)
を
恵
(
めぐ
)
み
撫
(
な
)
で
愛
(
いつく
)
しみ
給
(
たま
)
はむが
為
(
ため
)
に、
040
日月
(
ひつき
)
国土
(
くぬち
)
を
生
(
う
)
み
給
(
たま
)
ひて、
041
各自
(
おのも
)
各自
(
おのも
)
其
(
そ
)
の
神業
(
みわざ
)
を
別
(
わ
)
け
依
(
よ
)
さし
玉
(
たま
)
ひ、
042
万
(
よろづ
)
の
事
(
こと
)
を
始
(
はじ
)
め
玉
(
たま
)
ひて、
043
為
(
な
)
しと
為
(
な
)
し
勤
(
いそ
)
しみ
玉
(
たま
)
へる
事毎
(
ことごと
)
に、
044
天津
(
あまつ
)
御祖
(
みおやの
)
神
(
かみ
)
、
045
国津
(
くにつ
)
御祖神
(
みおやのかみ
)
等
(
たち
)
の
大御心
(
おほみこころ
)
を
御心
(
みこころ
)
として、
046
青人草
(
あをひとぐさ
)
を
恵
(
めぐ
)
み
玉
(
たま
)
ひ
愛
(
うる
)
はしみ、
047
弥益
(
いやます
)
に
蕃息
(
うまはり
)
栄
(
さか
)
ゆべく、
048
功竟
(
ことを
)
へ
玉
(
たま
)
ひしを
初
(
はじ
)
め、
049
天津
(
あまつ
)
御祖
(
みおやの
)
神
(
かみ
)
其
(
そ
)
の
御神業
(
みみわざ
)
を
受持
(
うけも
)
ちて、
050
天津国
(
あまつくに
)
を
知
(
し
)
ろしめし、
051
五穀物
(
たなつもの
)
の
種
(
たね
)
を
御覧
(
みそなは
)
して、
052
此
(
こ
)
のものは
現
(
うつ
)
しき
青人草
(
あをひとぐさ
)
の
食
(
くひ
)
て
活
(
い
)
くべき
物
(
もの
)
ぞと
詔
(
の
)
りて、
053
四方
(
よも
)
の
国
(
くに
)
に
植
(
う
)
ゑ
生
(
おう
)
したまひ、
054
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
の
荒振神
(
あらぶるかみ
)
達
(
たち
)
をば
神払
(
かむはら
)
ひに
払
(
はら
)
ひて、
055
語問
(
ことと
)
ひし
岩根
(
いはね
)
木根
(
きね
)
立草
(
たちくさ
)
の
片葉
(
かきは
)
をも
語止
(
ことや
)
めて、
056
幽
(
かく
)
り
事
(
ごと
)
は、
057
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのをの
)
命
(
みこと
)
の
御子
(
みこ
)
杵築
(
きづき
)
の
大神
(
おほかみ
)
に
言依
(
ことよ
)
さし
治
(
をさ
)
めしめ、
058
皇御孫
(
すめみまの
)
命
(
みこと
)
を、
059
天津
(
あまつ
)
日嗣
(
ひつぎ
)
の
高御座
(
たかみくら
)
に
坐
(
ま
)
せ
奉
(
まつ
)
りて、
060
万千秋
(
よろづちあき
)
の
長
(
なが
)
五百秋
(
いほあき
)
に、
061
大八嶋
(
おほやしま
)
の
国
(
くに
)
を
安国
(
やすくに
)
と
平
(
たひら
)
けく
治
(
をさ
)
め
玉
(
たま
)
へと、
062
天降
(
あまくだ
)
し
依
(
よ
)
さし
奉
(
まつ
)
り
顕明事
(
あらはこと
)
、
063
知
(
し
)
ろしめさしめ
玉
(
たま
)
へる
時
(
とき
)
に、
064
神漏岐
(
かむろぎ
)
、
065
神漏美
(
かむろみ
)
の
命
(
みこと
)
の
御
(
おん
)
言
(
こと
)
依
(
よ
)
さしませる、
066
天津
(
あまつ
)
祝詞
(
のりと
)
の
太祝詞
(
ふとのりと
)
に
依
(
よ
)
りて、
067
皇御孫
(
すめみまの
)
命
(
みこと
)
の
御代
(
みよ
)
々々
(
みよ
)
、
068
天津
(
あまつ
)
神社
(
やしろ
)
国津
(
くにつ
)
神社
(
やしろ
)
を
斎
(
いは
)
ひ、
069
神祭
(
かみまつ
)
りを
専
(
もは
)
らとして、
070
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
四方
(
よも
)
の
国
(
くに
)
を
治
(
をさ
)
め、
071
大御
(
おほみ
)
田族
(
たから
)
を
恵
(
めぐ
)
み
撫
(
な
)
で
給
(
たま
)
ふ
事
(
こと
)
なも、
072
天津
(
あまつ
)
御祖
(
みおや
)
の
神
(
かみ
)
、
073
国津
(
くにつ
)
御祖
(
みおや
)
の
神
(
かみ
)
の
伝
(
つた
)
へ
玉
(
たま
)
へる
道
(
みち
)
の
大本
(
おほもと
)
にして、
074
其
(
そ
)
の
御任
(
みよさし
)
のまにまに、
075
天津
(
あまつ
)
神
(
かみ
)
国津神
(
くにつかみ
)
達
(
たち
)
受持
(
うけも
)
ちて
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
有
(
あ
)
りと
有
(
あ
)
りの
悉
(
ことごと
)
は、
076
皇神
(
すめかみ
)
の
大御業
(
おほみわざ
)
に
漏
(
も
)
るる
事
(
こと
)
なく
遺
(
おつ
)
る
事
(
こと
)
無
(
な
)
く、
077
広
(
ひろ
)
く
厚
(
あつ
)
く
恩頼
(
みたまのふゆ
)
を
蒙
(
かかぶ
)
りて、
078
有
(
あ
)
る
縁由
(
ことのよし
)
を
確
(
たし
)
に
窺
(
うかが
)
ひ
得
(
え
)
て、
079
戴
(
いなだき
)
に
尊
(
たふと
)
み
辱
(
かたじけ
)
なみ、
080
赤誠
(
まごころ
)
を
以
(
も
)
て
仕
(
つか
)
へ
奉
(
まつ
)
るべきにこそ、
081
青人草
(
あをひとぐさ
)
の
勤
(
つと
)
めならめ。
082
然
(
しか
)
るに
中津
(
なかつ
)
御代
(
みよ
)
より、
083
邪
(
よこ
)
さの
教説
(
をしへごと
)
ども
伝
(
つた
)
はり
来
(
き
)
たり
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
が
祖先
(
おや
)
たち
世人
(
よびと
)
諸共
(
もろとも
)
に、
084
心
(
こころ
)
は
漸
(
やうや
)
く
邪神
(
まがみ
)
の
風習
(
ならはし
)
に
移
(
うつ
)
ろひ、
085
異
(
け
)
しき
卑
(
いや
)
しき
蕃神
(
からかみ
)
を
専
(
もは
)
らと
斎
(
いつ
)
き
奉
(
まつ
)
りて、
086
高
(
たか
)
く
尊
(
たふと
)
き
天地
(
あめつち
)
の
御祖神
(
みおやがみ
)
等
(
たち
)
の、
087
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
幸
(
さちは
)
ひに
依
(
よ
)
りて、
088
惟神
(
かむながら
)
の
大道
(
おほみち
)
の
中
(
なか
)
に
生
(
うま
)
れ
出
(
い
)
で、
089
食物
(
をしもの
)
衣服
(
きもの
)
住
(
す
)
む
家
(
いへ
)
等
(
ら
)
為
(
な
)
しと
為
(
な
)
す
事毎
(
ことごと
)
に
大御恵
(
おほみめぐみ
)
を
蒙
(
かかぶ
)
りつつも、
090
然
(
しか
)
は
思
(
おも
)
ひ
奉
(
まつ
)
らず、
091
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
を
粗略
(
おろそか
)
に
思
(
おも
)
ひ
居
(
を
)
る
人々
(
ひとびと
)
どもも
多
(
おほ
)
く
出
(
い
)
で
来
(
きた
)
り
神
(
かみ
)
に
仕
(
つか
)
へ
奉
(
まつ
)
る
事
(
こと
)
も
追々
(
おひおひ
)
に
廃
(
すた
)
れて、
092
天津
(
あまつ
)
神社
(
やしろ
)
国津
(
くにつ
)
神社
(
やしろ
)
も
衰
(
おとろ
)
へ
坐
(
ま
)
せるに
依
(
よ
)
りて、
093
皇神
(
すめみかみ
)
等
(
たち
)
は
弥放
(
いやさか
)
りに
放
(
さか
)
り
坐
(
ま
)
し、
094
神
(
かみ
)
の
稜威
(
みいづ
)
も
隠
(
かく
)
ろひまし、
095
邪神
(
まがかみ
)
は
所
(
ところ
)
を
得
(
え
)
つつ、
096
大神
(
おほかみ
)
を
潜
(
ひそ
)
めおきて
世人
(
よびと
)
を
欺
(
あざむ
)
き
美
(
うる
)
はしき
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
を
乱
(
みだ
)
したるこそ
憤
(
いきど
)
うろしく
慷慨
(
うれた
)
く
思
(
おも
)
ふの
余
(
あま
)
り、
097
大本皇
(
おほもとすめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御教
(
みをしへ
)
を
能
(
よ
)
く
説明
(
ときあか
)
して、
098
世人
(
よびと
)
に
普
(
あまね
)
く
大神
(
おほかみ
)
等
(
たち
)
の
御恵
(
みめぐ
)
みの
辱
(
かたじけな
)
き
尊
(
たふと
)
き、
099
大本
(
おほもと
)
の
由緒
(
いはれ
)
を
説
(
と
)
き
諭
(
さと
)
す
神
(
かみ
)
の
御柱
(
みはしら
)
となるべく、
100
この
幽斎場
(
ゆには
)
に
在
(
あ
)
る
信人
(
まめひと
)
、
101
又
(
また
)
其
(
そ
)
の
守護神
(
まもりがみ
)
に
聞
(
きこ
)
しめさへと
宣
(
の
)
る。
102
信人
(
まめひと
)
よ、
103
守護神
(
まもりがみ
)
よ、
104
此
(
この
)
時
(
とき
)
この
砌
(
みぎ
)
り、
105
各自
(
おのも
)
々々
(
おのも
)
霊
(
たま
)
の
柱
(
みはしら
)
立
(
た
)
て
固
(
かた
)
めて、
106
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
教
(
をしへ
)
を
以
(
も
)
ちて、
107
猶
(
なほ
)
この
行先
(
ゆくさき
)
も、
108
如何
(
いか
)
なる
異
(
け
)
しき
思想論説
(
こと
)
ども
蔓
(
はびこ
)
り
来
(
きた
)
るとも、
109
相交
(
あひまじ
)
らひ
相口会
(
あひくちあ
)
ふこと
勿
(
なか
)
れ。
110
辞別
(
ことわ
)
けて
天地
(
あめつち
)
の
大神
(
おほかみ
)
等
(
たち
)
、
111
三千歳
(
みちとせ
)
の
長
(
なが
)
き
年月
(
としつき
)
天地
(
みくに
)
を
清
(
きよ
)
めて、
112
安国
(
やすくに
)
と
平
(
たひら
)
けく
知
(
し
)
ろしめすべく、
113
世
(
よ
)
に
隠
(
かく
)
れて
事計
(
ことはか
)
り
給
(
たま
)
へりし、
114
国
(
くに
)
の
大御祖
(
おほみおや
)
大国常立
(
おほくにとこたちの
)
大神
(
おほかみ
)
、
115
亦
(
また
)
教
(
をしへ
)
の
柱
(
はしら
)
なる
惟神
(
かむながら
)
真道
(
まみち
)
弥広
(
いやひろ
)
大出口
(
おほいつき
)
国直霊主
(
くになおひぬしの
)
命
(
みこと
)
の、
116
神随
(
かむながら
)
の
御教
(
みをしへ
)
のまにまに、
117
幸
(
さきは
)
へまし
荒振神
(
あらぶるかみ
)
等
(
たち
)
御霊
(
みたま
)
等
(
たち
)
は、
118
皆
(
みな
)
御心
(
みこころ
)
を
直
(
なほ
)
し
和
(
なご
)
めまして、
119
善
(
うるは
)
しき
心
(
こころ
)
を
振
(
ふ
)
り
興
(
おこ
)
しませ。
120
中津
(
なかつ
)
御代
(
みよ
)
より、
121
人
(
ひと
)
の
心
(
こころ
)
の
随々
(
まにまに
)
何事
(
なにごと
)
も
行
(
おこな
)
はしめて、
122
大神
(
おほかみ
)
等
(
たち
)
も
神習
(
かむながら
)
と
宥
(
なだ
)
め
給
(
たま
)
ひて、
123
用
(
もち
)
ひしめ
玉
(
たま
)
へる
蕃国々
(
からくにぐに
)
の
事
(
こと
)
どもの、
124
天地
(
あめつち
)
の
神
(
かみ
)
の
大道
(
おほみち
)
に
甚
(
いた
)
く
違
(
たが
)
へる
非事
(
ひがごと
)
は
神
(
かみ
)
より
糺
(
ただ
)
し
改
(
あらた
)
めて
退
(
しりぞ
)
けしめ
給
(
たま
)
へ。
125
天地
(
あめつち
)
の
大神
(
おほかみ
)
等
(
たち
)
、
126
神代
(
かみよ
)
の
随
(
まま
)
の
大稜威
(
おほみいづ
)
を
振
(
ふ
)
り
起
(
おこ
)
して、
127
各自
(
おのも
)
々々
(
おのも
)
掌分
(
しりわけ
)
たまふ
功徳
(
いさを
)
の
任
(
ま
)
に
任
(
ま
)
に、
128
相
(
あひ
)
宇豆那比
(
うづなひ
)
相交
(
あひまじ
)
こり
相口会
(
あひくちあ
)
へ
玉
(
たま
)
ひて、
129
今
(
これ
)
迄
(
まで
)
に
神
(
かみ
)
の
大道
(
おほみち
)
を
知
(
し
)
らず、
130
惟神
(
かむながら
)
の
大本
(
おほもと
)
を、
131
弁
(
わきま
)
へずして、
132
過失
(
あやまち
)
犯
(
おか
)
せる
雑々
(
くさぐさ
)
の
罪
(
つみ
)
怠
(
おこた
)
り
穢
(
けがれ
)
を
祓
(
はら
)
ひ
退
(
しりぞ
)
け、
133
神
(
かみ
)
の
子
(
みこ
)
たる
道
(
みち
)
に
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
の
人草
(
ひとぐさ
)
を
導
(
みちび
)
き
給
(
たま
)
へ、
134
亦
(
また
)
人草
(
ひとぐさ
)
の
今
(
いま
)
も
猶
(
な
)
ほ
日
(
ひ
)
に
夜
(
よ
)
に
過失
(
あやまち
)
犯
(
おか
)
す
事
(
こと
)
の
在
(
あ
)
らむをば、
135
神直日
(
かむなほひ
)
大直日
(
おほなほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
し
聞直
(
ききなほ
)
し
宥
(
なご
)
め
許
(
ゆる
)
して
清
(
きよ
)
めしめ
給
(
たま
)
へ、
136
神
(
かみ
)
の
神典
(
みふみ
)
は
更
(
さら
)
なり
大本
(
おほもと
)
の
国之
(
くにの
)
御祖
(
みおや
)
の
御神諭
(
みさとし
)
は、
137
漏
(
も
)
らす
事
(
こと
)
無
(
な
)
く
過
(
あやま
)
つ
事
(
こと
)
無
(
な
)
く、
138
正語
(
まさごと
)
を
正語
(
まさごと
)
と
覚
(
さと
)
らしめ
給
(
たま
)
へ、
139
亦
(
ま
)
た
教司
(
をしへつかさ
)
等
(
ら
)
の
説
(
と
)
き
誤
(
あやま
)
りあらば、
140
次々
(
つぎつぎ
)
に
思
(
おも
)
ひ
得
(
え
)
て、
141
疾
(
と
)
く
改
(
あらた
)
め
直
(
なほ
)
さしめ
玉
(
たま
)
へ、
142
足
(
あし
)
は
歩
(
あゆ
)
まねども、
143
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
の
事
(
こと
)
どもは
悉
(
ことごと
)
に
神
(
かみ
)
の
霊徳
(
みいづ
)
によりて
知
(
し
)
らしめ
給
(
たま
)
へ、
144
外国
(
とつくに
)
の
教
(
をしへ
)
にもあれ、
145
正語
(
まさごと
)
は
正語
(
まさごと
)
としてひらひ
得
(
え
)
さしめたまへ、
146
高天
(
たかあま
)
の
神祖
(
かぶろ
)
の
神
(
かみ
)
の
産霊
(
むすび
)
に
造
(
つく
)
り
給
(
たま
)
ひて、
147
尊
(
たふと
)
き
神霊
(
みたま
)
を
分賦
(
くま
)
り
与
(
あた
)
へ
玉
(
たま
)
へる、
148
神
(
かみ
)
の
宮居
(
みやゐ
)
として
神懸
(
かむがか
)
り
玉
(
たま
)
ひて、
149
神
(
かみ
)
の
大道
(
おほみち
)
を
好
(
この
)
む
良
(
よ
)
き
信人
(
まめひと
)
と
為
(
な
)
さしめ
玉
(
たま
)
へ、
150
二度目
(
このたび
)
の
天
(
あま
)
の
岩戸
(
いはと
)
を
開
(
ひら
)
かむ
道
(
みち
)
に
仕
(
つか
)
へて、
151
御代
(
みよ
)
の
太
(
ふと
)
き
御柱
(
みはしら
)
の
教
(
をしへ
)
に
入
(
い
)
れしめ
玉
(
たま
)
へ、
152
掛巻
(
かけまく
)
も
畏
(
かしこ
)
けれども、
153
吾々
(
われわれ
)
青人草
(
あをひとぐさ
)
の
霊魂
(
みたま
)
は
乃
(
すなは
)
ち
神
(
かみ
)
の
分霊
(
わけみたま
)
にしあれば、
154
幽
(
かく
)
り
事
(
ごと
)
神事
(
かみごと
)
をも
知
(
し
)
らるる
限
(
かぎ
)
りは
知
(
し
)
らしめ
玉
(
たま
)
ひて、
155
此
(
この
)
世
(
よ
)
ながらに
神
(
かみ
)
にもまみえ
奉
(
まつ
)
り、
156
亦
(
また
)
生
(
い
)
ける
神
(
かみ
)
とならしめ
玉
(
たま
)
ひて、
157
世
(
よ
)
の
為
(
た
)
め
道
(
みち
)
の
為
(
ため
)
に
祈
(
いの
)
りと
祷
(
いの
)
る
事
(
こと
)
ども
為
(
な
)
しと
為
(
な
)
す
術
(
わざ
)
ども、
158
悉
(
ことごと
)
に
神術
(
かむわざ
)
なす
伊都速
(
いづはや
)
き
験
(
しる
)
しあらしめ
玉
(
たま
)
ひて
普
(
あまね
)
く
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
の
乱
(
みだ
)
れを
治
(
をさ
)
め、
159
世人
(
よびと
)
の
災難
(
わざはひ
)
を
救
(
すく
)
ふ
尊
(
たふと
)
き
人
(
ひと
)
となさしめ
玉
(
たま
)
ひて、
160
所在
(
あらゆる
)
邪神
(
まがもの
)
どもも
形
(
かたち
)
隠
(
かく
)
し
敢
(
あ
)
へず
恐
(
お
)
ぢ
怖
(
おそ
)
れしめ
給
(
たま
)
へ、
161
吾
(
われ
)
無
(
な
)
く
一向
(
ひたすら
)
に
大神
(
おほかみ
)
の
道
(
みち
)
に
仕
(
つか
)
へ
奉
(
まつ
)
る
身
(
み
)
は
是
(
こ
)
れ
奇魂
(
くしみたま
)
千憑彦
(
ちよりひこ
)
の
命
(
みこと
)
に
等
(
ひと
)
しければ
天地
(
あめつち
)
の
大神
(
おほかみ
)
等
(
たち
)
、
162
殊
(
こと
)
に
大国常立
(
おほくにとこたちの
)
大神
(
おほかみ
)
、
163
豊雲野
(
とよくもぬの
)
大神
(
おほかみ
)
たちを
初
(
はじ
)
め、
164
諸々
(
もろもろ
)
の
正
(
ただ
)
しき
御霊
(
みたま
)
等
(
たち
)
、
165
青人草
(
あをひとぐさ
)
と
生
(
あ
)
れ
出
(
いで
)
し、
166
之
(
こ
)
の
幽斎場
(
ゆには
)
の
人々
(
ひとびと
)
の
請願
(
こひのみ
)
奉
(
まつ
)
るまにまに、
167
霊
(
みたま
)
幸
(
さきは
)
へ
坐
(
ま
)
し
神懸
(
かみがか
)
りまして、
168
其
(
そ
)
の
御威徳
(
みゐづ
)
に
似
(
あ
)
えしめ
玉
(
たま
)
へと
大神
(
おほかみ
)
の
大前
(
おほまへ
)
に
祈
(
いの
)
り
奉
(
まつ
)
る。
169
幸
(
さいはひ
)
に
皇神
(
すめかみ
)
等
(
たち
)
の
御霊
(
みたま
)
の
御稜威
(
みみいづ
)
に
由
(
よ
)
りて、
170
神
(
かみ
)
の
世界
(
よ
)
の
尊
(
たふと
)
き
広
(
ひろ
)
き
美
(
うる
)
はしき、
171
状況
(
さま
)
を
伺
(
うかが
)
ひ
得
(
え
)
て、
172
神
(
かみ
)
と
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
と
相親
(
あひした
)
しみ、
173
睦
(
むつ
)
み、
174
神
(
かみ
)
の
御子
(
みこ
)
たる
身魂
(
みたま
)
に
立復
(
たちかへ
)
りて
邪神
(
まがみ
)
の
教
(
をしへ
)
の
侫
(
ねぢ
)
け
曲
(
まが
)
れる
徒
(
ともがら
)
の
邪
(
よこ
)
さ
説
(
ごと
)
は
次々
(
つぎつぎ
)
に
問和
(
とひやは
)
し
言向
(
ことむ
)
けて、
175
惟神
(
かむながら
)
の
大本
(
おほもと
)
の
正道
(
まさみち
)
に
趣
(
おもむ
)
かしめ、
176
同
(
おな
)
じ
心
(
こころ
)
に
神習
(
かむなら
)
はしめ
玉
(
たま
)
へ、
177
若
(
も
)
し
大神
(
おほかみ
)
の
教
(
をしへ
)
と
御国
(
みくに
)
の
法
(
のり
)
に
帰順
(
まつろは
)
ずして
四方
(
よも
)
四隅
(
よすみ
)
より、
178
荒
(
あら
)
び
疎
(
うと
)
び
来
(
く
)
る
妖鬼
(
まがもの
)
枉人
(
まがひと
)
は、
179
速
(
すみやか
)
に
追
(
お
)
ひ
退
(
しりぞ
)
け
罰
(
きた
)
めて、
180
例
(
ためし
)
のまにまに
黄泉国
(
よもつくに
)
に
逐
(
を
)
ひ
下
(
くだ
)
し、
181
大神
(
おほかみ
)
の
御稜威
(
みいづ
)
と
天皇
(
おほぎみ
)
の
御光
(
みひか
)
りを
世
(
よ
)
に
炳
(
いち
)
じるく
知
(
し
)
らしむべく
神力
(
みちから
)
を
与
(
あた
)
へ
給
(
たま
)
ひて、
182
花々
(
はなばな
)
しく
世
(
よ
)
の
為
(
ため
)
人
(
ひと
)
の
為
(
ため
)
に、
183
立働
(
たちはたら
)
かしめ
給
(
たま
)
へ。
184
常世
(
とこよ
)
の
暗
(
やみ
)
を
照
(
てら
)
し
清
(
きよ
)
むる
大神
(
おほかみ
)
の
神諭
(
みさとし
)
を、
185
普
(
あまね
)
く
広
(
ひろ
)
く
滞
(
とどこほ
)
る
事
(
こと
)
なく
美
(
うる
)
はしく、
186
世
(
よ
)
に
説
(
と
)
き
明
(
あ
)
かし、
187
世人
(
よびと
)
の
悉
(
ことごと
)
正
(
ただ
)
しき
直
(
なほ
)
き
清
(
きよ
)
き
広
(
ひろ
)
き
惟神
(
かむながら
)
の
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしへ
)
に
復
(
かへ
)
らしめ、
188
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
が
神国
(
みくに
)
に
尽
(
つく
)
す
麻柱
(
あななひ
)
の
誠
(
まこと
)
を、
189
最高
(
いとたか
)
き
雲
(
くも
)
の
上
(
うへ
)
にも、
190
世
(
よ
)
を
政
(
まつ
)
りごちます
公辺
(
きみのべ
)
にも、
191
伊吹
(
いぶき
)
挙
(
あ
)
げ
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
の
御国
(
みくに
)
を
思
(
おも
)
ふ
赤誠
(
まこと
)
を、
192
徒
(
ただ
)
には
捨
(
す
)
てず
採
(
と
)
り
用
(
もち
)
ゆべく
思
(
おも
)
はしめ
給
(
たま
)
へ、
193
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
信人
(
まめひと
)
が
神世
(
かみよ
)
の
由縁
(
ゆかり
)
を
畏
(
かしこ
)
み、
194
大神
(
おほかみ
)
の
御神勅
(
みのり
)
を
仕
(
つか
)
へまつりて、
195
本宮
(
ほんぐう
)
の
山
(
やま
)
に
宮柱
(
みやばしら
)
太敷
(
ふとし
)
く
立
(
た
)
て、
196
千木
(
ちぎ
)
高
(
たか
)
く
仕
(
つか
)
へ
奉
(
まつ
)
れる
如
(
ごと
)
く、
197
古
(
いにしへ
)
の
神
(
かみ
)
の
政
(
よ
)
に
建替
(
たてか
)
へ
立上
(
たてあ
)
げ、
198
永遠無窮
(
とこしへ
)
に
親
(
おや
)
と
子
(
こ
)
の
中
(
なか
)
は
弥睦
(
いやむつ
)
びに
親
(
むつ
)
び
栄
(
さか
)
えしめ
給
(
たま
)
へ、
199
此
(
こ
)
の
功績
(
いさを
)
を
以
(
も
)
て
罪
(
つみ
)
怠
(
おこたり
)
穢
(
けがれ
)
犯
(
おか
)
し
有
(
あ
)
るをも
宥
(
なだ
)
め
恕
(
ゆる
)
し
玉
(
たま
)
ひて、
200
大神
(
おほかみ
)
等
(
たち
)
の
御恩
(
みめぐみ
)
に
報
(
むく
)
ひしめ
玉
(
たま
)
ひ、
201
立替
(
たてかへ
)
立直
(
たてなほ
)
しの
神業
(
かむわざ
)
に
加
(
くは
)
はりて、
202
人
(
ひと
)
の
勤
(
つと
)
めの
功
(
いさを
)
為
(
な
)
し
了
(
を
)
へて、
203
現世
(
うつしよ
)
を
罷
(
まか
)
れる
後
(
のち
)
の
魂
(
たま
)
の
往
(
ゆ
)
く
方
(
かた
)
は、
204
神
(
かみ
)
の
定
(
さだ
)
めのまにまに、
205
産土
(
うぶすな
)
の
神
(
かみ
)
の
執持
(
とりも
)
ち
玉
(
たま
)
ひて、
206
大本
(
おほもと
)
大神
(
おほかみ
)
の
御許
(
みもと
)
に
参
(
まゐ
)
り
仕
(
つか
)
へ
奉
(
まつ
)
らしめ
給
(
たま
)
へ、
207
大神
(
おほかみ
)
の
御後
(
みしりへ
)
に
立
(
た
)
ちて、
208
高天原
(
たかあまはら
)
に
復命
(
かへりごと
)
曰
(
まを
)
さしめ
玉
(
たま
)
へ、
209
弥益々
(
いやますます
)
も
正
(
ただ
)
しき
直
(
なほ
)
き
太
(
ふと
)
き
心
(
こころ
)
を
固
(
かた
)
めて
動
(
うご
)
く
事
(
こと
)
なく、
210
天地
(
あめつち
)
の
有
(
あ
)
らむ
限
(
かぎ
)
りの
後
(
のち
)
の
世
(
よ
)
の
次々
(
つぎつぎ
)
も、
211
現世
(
うつしよ
)
に
立
(
た
)
たむ
功績
(
いさを
)
のまにまに、
212
大神
(
おほかみ
)
の
教
(
をしへ
)
を
世人
(
よびと
)
に
幸
(
さきは
)
へしめ
玉
(
たま
)
ひて、
213
邪
(
よこ
)
さの
道
(
みち
)
を
糺
(
ただ
)
し
弁
(
わきま
)
へ、
214
伊吹
(
いぶき
)
払
(
はら
)
ひ
平
(
たひら
)
げ
退
(
しりぞ
)
くる
神業
(
かむわざ
)
に
仕
(
つか
)
へ
奉
(
まつ
)
る
御霊
(
みたま
)
と
成
(
な
)
らしめ
玉
(
たま
)
ひ、
215
又
(
また
)
子孫
(
うみのこ
)
の
家
(
いへ
)
の
者
(
もの
)
とも
朋友
(
ともがき
)
親族
(
うからやから
)
教子
(
みちのこ
)
等
(
ら
)
の
万
(
よろづ
)
の
枉事
(
まがごと
)
罪
(
つみ
)
穢
(
けがれ
)
を、
216
払
(
はら
)
ひ
清
(
きよ
)
めて
病
(
やま
)
しき
事
(
こと
)
なく、
217
煩
(
わづら
)
はしき
事
(
こと
)
なく
睦
(
むつ
)
び
親
(
した
)
しみ、
218
諸々
(
もろもろ
)
の
義理
(
ことわり
)
に
叶
(
かな
)
へる
願事
(
ねぎごと
)
は
幸
(
さきは
)
へ
助
(
たす
)
けて、
219
大神
(
おほかみ
)
の
大道
(
おほみち
)
を
説
(
と
)
き
弘
(
ひろ
)
むる
身魂
(
みたま
)
と
生
(
い
)
かし
助
(
たす
)
け、
220
天
(
あま
)
翔
(
かけ
)
り
国
(
くに
)
翔
(
かけ
)
る
仙人
(
やまひと
)
等
(
ら
)
御霊
(
みたま
)
等
(
たち
)
を
率
(
ひき
)
ゐて、
221
世
(
よ
)
を
守
(
まも
)
る
奇魂
(
くしみたま
)
千憑彦
(
ちよりひこ
)
の
御魂
(
みたま
)
と
成
(
な
)
らしめ
賜
(
たま
)
はむ
事
(
こと
)
を、
222
高天原
(
たかあまはら
)
の
大本
(
おほもと
)
の
広庭
(
ひろには
)
に
斎廻
(
いまは
)
り
清廻
(
きよまは
)
りて、
223
天
(
あま
)
つ
御祖
(
みおや
)
の
大神
(
おほかみ
)
国
(
くに
)
の
大神祖
(
おほみおや
)
の
大神
(
おほかみ
)
、
224
大本教
(
おほもとくに
)
の
教御祖
(
をしへみおや
)
の
御前
(
みまへ
)
に、
225
慎
(
つつし
)
み
畏
(
かしこ
)
み
請
(
こひ
)
のみ
奉
(
たてまつ
)
る。
226
惟神
(
かむながら
)
霊
(
たま
)
幸倍
(
ちはへ
)
坐世
(
ませ
)
(完)
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 凱旋
(B)
(N)
余白歌 >>>
霊界物語
>
第54巻
> (後付) > 附録 神文
Tweet
目で読むのに疲れたら耳で聴こう!霊界物語の朗読ユーチューブ
オニド関連サイト
最新更新情報
10/22
【霊界物語ネット】
『
王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)
』をテキスト化しました。
9/18
【
飯塚弘明.com
】
飯塚弘明著『
PTC2 出口王仁三郎の霊界物語で透見する世界現象 T之巻
』発刊!
5/8
【霊界物語ネット】
霊界物語ネットに出口王仁三郎の
第六歌集『霧の海』
を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【附録 神文|第54巻(巳の巻)|霊界物語/rm549901】
合言葉「みろく」を入力して下さい→