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舎身活躍
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第58巻(酉の巻)
第59巻(戌の巻)
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山河草木
第61巻(子の巻)
第62巻(丑の巻)
第63巻(寅の巻)
第64巻(卯の巻)上
第64巻(卯の巻)下
第65巻(辰の巻)
第66巻(巳の巻)
第67巻(午の巻)
第68巻(未の巻)
第69巻(申の巻)
第70巻(酉の巻)
第71巻(戌の巻)
第72巻(亥の巻)
特別編 入蒙記
天祥地瑞
第73巻(子の巻)
第74巻(丑の巻)
第75巻(寅の巻)
第76巻(卯の巻)
第77巻(辰の巻)
第78巻(巳の巻)
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第11巻(戌の巻)
言霊反
凡例
信天翁(二)
総説歌
第1篇 長駆進撃
01 クス野ケ原
〔468〕
02 一目お化
〔469〕
03 死生観
〔470〕
04 梅の花
〔471〕
05 大風呂敷
〔472〕
06 奇の都
〔473〕
07 露の宿
〔474〕
第2篇 意気揚々
08 明志丸
〔475〕
09 虎猫
〔476〕
10 立聞
〔477〕
11 表教
〔478〕
12 松と梅
〔479〕
13 転腹
〔480〕
14 鏡丸
〔481〕
第3篇 言霊解
15 大気津姫の段(一)
〔482〕
16 大気津姫の段(二)
〔483〕
17 大気津姫の段(三)
〔484〕
第4篇 満目荒寥
18 琵琶の湖
〔485〕
19 汐干丸
〔486〕
20 醜の窟
〔487〕
21 俄改心
〔488〕
22 征矢の雨
〔489〕
23 保食神
〔490〕
第5篇 乾坤清明
24 顕国宮
〔491〕
25 巫の舞
〔492〕
26 橘の舞
〔493〕
27 太玉松
〔494〕
28 二夫婦
〔495〕
29 千秋楽
〔496〕
余白歌
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信天翁
(
あほふどり
)
(二)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第11巻 霊主体従 戌の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
信天翁(二)
よみ(新仮名遣い):
あほうどり
通し章番号:
口述日:
1922(大正11)年07月14日(旧閏05月20日)
口述場所:
筆録者:
出口王仁三郎
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1922(大正11)年9月10日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
『天地の元の大神を祭った五六七殿に来て見れば、教えの庭にふさわしくない不都合なことをやっている。仮設劇場を設置して、野卑な三味線で節面白く婆や娘が歌っている。おかげでかかあどもは、夫の言うことをきかずに変性女子の言を重んじ、女権が拡大しつつある。さすが悪の写った変性女子のほざいた物語だ。こんなことは止めておかねばならない』
とねじり鉢巻の人がいるが、良妻賢母にしてあげるから、ご心配は無用である。
どうせ阿呆の瑞霊のすることだから、神審をするような賢いお方のお気に召さないのは仕方がない。しかしどう罵られようとも、大化け物の瑞月は、金輪際初心は変えません。
この世を御造りになった元の大神の目から見れば、娑婆世界はそもそもめくらとつんぼばかりである。ぐずぐずいわずによく味わってお聞きなさい。それがいやならどうぞ去ってください。
楽屋一同を代表して、愚痴をだらだら述べておきます。かなわぬからたまちはえませ、かなわぬならたちかえりませ。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm110003
愛善世界社版:
前付 13頁
八幡書店版:
第2輯 508頁
修補版:
校定版:
前付 13頁
普及版:
前付 7頁
初版:
ページ備考:
001
天地
(
てんち
)
の
元
(
もと
)
の
大神
(
おほかみ
)
を
002
斎
(
いつ
)
き
祭
(
まつ
)
りし
五六七
(
みろく
)
殿
(
でん
)
003
綾
(
あや
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
と
畏
(
かしこ
)
みて
004
日毎
(
ひごと
)
夜毎
(
よごと
)
に
身
(
み
)
を
清
(
きよ
)
め
005
心
(
こころ
)
を
清
(
きよ
)
め
大神
(
おほかみ
)
の
006
仁慈
(
じんじ
)
無限
(
むげん
)
の
神諭
(
みさとし
)
を
007
拝聴
(
はいちやう
)
せむと
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
008
教
(
をしへ
)
の
場
(
には
)
の
一隅
(
いちぐう
)
に
009
思
(
おも
)
ひも
寄
(
よ
)
らぬ
怪
(
け
)
しからぬ
010
不都合
(
ふつがふ
)
なことがやつてある
011
本宮山
(
ほんぐうやま
)
の
神殿
(
しんでん
)
の
012
毀
(
こは
)
れたあとの
材料
(
ざいれう
)
で
013
廃物
(
はいぶつ
)
利用
(
りよう
)
か
知
(
し
)
らねども
014
仮設
(
かせつ
)
劇場
(
げきぢやう
)
常置
(
じやうち
)
して
015
野卑
(
やひ
)
な
楽器
(
がくき
)
と
人
(
ひと
)
の
曰
(
い
)
ふ
016
三筋
(
みすぢ
)
の
糸
(
いと
)
をピンピンと
017
遊芸
(
いうげい
)
気分
(
きぶん
)
で
曳
(
ひ
)
き
付
(
つ
)
ける
018
曳
(
ひ
)
き
付
(
つ
)
けられてワアワアと
019
腮紐
(
あごひも
)
ほどく
老若
(
らうにやく
)
の
020
顔
(
かほ
)
はまだしも
古代冠
(
こだいくわん
)
021
頭
(
あたま
)
に
載
(
の
)
せていかめしく
022
数多
(
あまた
)
の
人
(
ひと
)
を
見降
(
みくだ
)
して
023
節
(
ふし
)
面白
(
おもしろ
)
く
婆
(
ばば
)
娘
(
むすめ
)
024
皺枯
(
しわが
)
れ
声
(
ごゑ
)
や
黄
(
き
)
な
声
(
こゑ
)
で
025
汗
(
あせ
)
をたらたら
蚊
(
か
)
に
刺
(
さ
)
され
026
上手
(
じやうず
)
だ
下手
(
へた
)
だと
口々
(
くちぐち
)
に
027
社会
(
しやくわい
)
奉仕
(
ほうし
)
のロハ
仕事
(
しごと
)
028
勤
(
つと
)
める
馬鹿
(
ばか
)
の
気
(
き
)
が
知
(
し
)
れぬ
029
それでも
一寸
(
ちよつと
)
聞
(
き
)
いて
見
(
み
)
りや
030
マンザラ
捨
(
す
)
てたものでない
031
平素
(
へいそ
)
の
夫
(
をつと
)
の
不始末
(
ふしまつ
)
や
032
女房
(
にようばう
)
としての
尽
(
つく
)
す
道
(
みち
)
033
敬神
(
けいしん
)
尊皇
(
そんのう
)
愛国
(
あいこく
)
の
034
教
(
をしへ
)
の
道
(
みち
)
が
徹底
(
てつてい
)
すと
035
うまい
言訳
(
いひわけ
)
拵
(
こしら
)
へて
036
一夜
(
ひとよ
)
も
欠
(
か
)
かさず
家
(
うち
)
の
嬶
(
かか
)
037
変性
(
へんじやう
)
女子
(
によし
)
のうさ
言
(
ごと
)
に
038
魂
(
たま
)
を
抜
(
ぬ
)
かれて
肝腎
(
かんじん
)
の
039
大事
(
だいじ
)
の
夫
(
をつと
)
を
軽蔑
(
けいべつ
)
し
040
鼻息
(
はないき
)
荒
(
あら
)
く
成
(
な
)
る
計
(
ばか
)
り
041
こんな
事
(
こと
)
をば
平素
(
へいそ
)
より
042
圧迫
(
あつぱく
)
して
来
(
き
)
た
女房
(
にようばう
)
に
043
聞
(
き
)
かして
呉
(
く
)
れるものだから
044
女権
(
ぢよけん
)
は
日
(
ひ
)
に
日
(
ひ
)
に
拡大
(
くわくだい
)
し
045
家内
(
かない
)
に
却
(
かへ
)
つて
紛乱
(
ふんらん
)
の
046
五月蠅
(
さばへ
)
の
種
(
たね
)
を
蒔
(
ま
)
き
散
(
ち
)
らし
047
今
(
いま
)
まで
柔順
(
じうじゆん
)
なりし
妻
(
つま
)
048
この
頃
(
ごろ
)
権幕
(
けんまく
)
荒
(
あら
)
くなり
049
一々
(
いちいち
)
夫
(
をつと
)
を
手古摺
(
てこず
)
らせ
050
二進
(
につち
)
も
三進
(
さつち
)
も
手
(
て
)
に
合
(
あ
)
はぬ
051
悪
(
あく
)
の
写
(
うつ
)
つた
緯役
(
よこやく
)
が
052
ほざいた
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
053
泰
(
しん
)
の
始皇
(
しくわう
)
ぢやなけれども
054
成
(
な
)
る
事
(
こと
)
なれば
一冊
(
いつさつ
)
も
055
残
(
のこ
)
らず
灰
(
はい
)
にして
欲
(
ほ
)
しい
056
三千
(
さんぜん
)
世界
(
せかい
)
の
大馬鹿
(
おほばか
)
の
057
寝物語
(
ねものがたり
)
に
夢
(
ゆめ
)
うつつ
058
是
(
これ
)
では
夫
(
をつと
)
も
堪
(
たま
)
らない
059
世間
(
せけん
)
の
女房
(
にようばう
)
に
比
(
くら
)
ぶれば
060
概
(
がい
)
して
賢
(
かしこ
)
い
女房
(
にようばう
)
も
061
インフルエンザの
風
(
かぜ
)
のやうに
062
頭
(
あたま
)
の
先
(
さき
)
から
足
(
あし
)
の
裏
(
うら
)
063
さつぱり
伝染
(
でんせん
)
して
仕舞
(
しま
)
ひ
064
百度
(
ひやくど
)
以上
(
いじやう
)
の
逆上方
(
のぼせかた
)
065
水
(
みづ
)
をばさして
五六七
(
みろく
)
殿
(
でん
)
066
節
(
ふし
)
を
付
(
つ
)
けたり
三味線
(
さみせん
)
で
067
信者
(
しんじや
)
を
酔
(
よ
)
はす
醜業
(
しこわざ
)
を
068
止
(
と
)
めてやらねば
置
(
お
)
かないと
069
捻鉢巻
(
ねぢはちまき
)
の
人
(
ひと
)
がある
070
必
(
かなら
)
ず
心配
(
しんぱい
)
遊
(
あそ
)
ばすな
071
良妻
(
りやうさい
)
賢母
(
けんぼ
)
にしてあげる
072
何程
(
なにほど
)
火
(
ひ
)
になり
蛇
(
へび
)
になり
073
火
(
か
)
ツ
火
(
か
)
になつて
焦慮
(
いら
)
つとも
074
頭
(
あたま
)
の
上
(
うへ
)
からザブザブと
075
冷
(
ひや
)
してかかる
みづ
御魂
(
みたま
)
076
どうせ
阿房
(
あはう
)
のする
仕事
(
しごと
)
077
神
(
かみ
)
の
使
(
つかひ
)
のさにはまで
078
為
(
な
)
さる
賢
(
かしこ
)
いおん
方
(
かた
)
の
079
お
気
(
き
)
に
入
(
い
)
りそな
事
(
こと
)
はない
080
アヽ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
081
御霊
(
みたま
)
幸
(
さちは
)
ひましませよ
082
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
083
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
084
たとへ
大地
(
だいち
)
は
沈
(
しづ
)
むとも
085
なにほど
水
(
みづ
)
をさそうとも
086
大
(
おほ
)
馬鹿者
(
ばかもの
)
と
譏
(
そし
)
るとも
087
四足
(
よつあし
)
身魂
(
みたま
)
が
騒
(
さわ
)
ぐとも
088
体主
(
たいしゆ
)
霊従
(
れいじう
)
と
曰
(
い
)
はれたる
089
大化物
(
おほばけもの
)
の
瑞月
(
ずゐげつ
)
は
090
金輪
(
こんりん
)
奈落
(
ならく
)
の
底
(
そこ
)
までも
091
決
(
けつ
)
して
初心
(
しよしん
)
は
変
(
へん
)
じない
092
神
(
かみ
)
が
表
(
おもて
)
に
現
(
あら
)
はれて
093
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
とを
立別
(
たてわ
)
ける
094
神
(
かみ
)
に
任
(
まか
)
した
瑞月
(
ずゐげつ
)
は
095
たとへ
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
096
あく
と
言
(
い
)
はりよが
構
(
かま
)
やせぬ
097
只
(
ただ
)
何事
(
なにごと
)
も
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
は
098
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
に
任
(
まか
)
すのみ
099
阿房
(
あほう
)
と
阿房
(
あほう
)
の
集
(
あつ
)
まつた
100
この
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
にエライ
人
(
ひと
)
101
一人
(
ひとり
)
も
有
(
あ
)
りそな
事
(
こと
)
はない
102
至聖
(
しせい
)
大賢
(
たいけん
)
紳士
(
しんし
)
ぞと
103
威張
(
ゐば
)
つたところで
天地
(
あめつち
)
の
104
元
(
もと
)
を
造
(
つく
)
りし
大神
(
おほかみ
)
の
105
厳
(
いづ
)
の
御
(
おん
)
眼
(
め
)
に
見
(
み
)
たまへば
106
盲
(
めくら
)
聾
(
つんぼ
)
の
娑婆
(
しやば
)
世界
(
せかい
)
107
愚図
(
ぐづ
)
々々
(
ぐづ
)
言
(
い
)
はずに
皆
(
みな
)
の
方
(
かた
)
108
よく
味
(
あぢ
)
はつて
聞
(
き
)
くが
好
(
よ
)
い
109
軽口
(
かるくち
)
きくにも
金
(
かね
)
が
要
(
い
)
る
110
ロハで
尊
(
たふと
)
き
神界
(
しんかい
)
の
111
先人
(
せんじん
)
未発
(
みはつ
)
の
物語
(
ものがたり
)
112
いやなお
方
(
かた
)
はドシドシと
113
去
(
い
)
んで
下
(
くだ
)
され
頼
(
たの
)
みます
114
憑
(
つ
)
いた
狸
(
たぬき
)
を
去
(
い
)
なす
様
(
やう
)
に
115
エラソに
吐
(
ぬ
)
かすと
思
(
おも
)
はずに
116
この
世
(
よ
)
を
造
(
つく
)
りし
大神
(
おほかみ
)
の
117
広
(
ひろ
)
き
心
(
こころ
)
に
聞
(
き
)
き
直
(
なほ
)
し
118
我
(
わが
)
言霊
(
ことたま
)
の
過
(
あやま
)
ちを
119
直日
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
せ
宣
(
の
)
り
直
(
なほ
)
せ
120
楽屋
(
がくや
)
一同
(
いちどう
)
を
代表
(
だいへう
)
して
121
愚痴
(
ぐち
)
をだらだら
述
(
の
)
べておく
122
アヽ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
123
叶
(
かな
)
はん
時
(
とき
)
の
神頼
(
かみだの
)
み
124
かなはぬからたまちはへませ
125
かなはぬならたちかへりませ
126
大正十一年七月十四日
127
出口王仁三郎
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