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第71巻(戌の巻)
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第75巻(寅の巻)
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第77巻(辰の巻)
第78巻(巳の巻)
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第72巻(亥の巻)
序文
総説
第1篇 水波洋妖
01 老の高砂
〔1810〕
02 時化の湖
〔1811〕
03 厳の欵乃
〔1812〕
04 銀杏姫
〔1813〕
05 蛸船
〔1814〕
06 夜鷹姫
〔1815〕
07 鰹の網引
〔1816〕
第2篇 杢迂拙婦
08 街宣
〔1817〕
09 欠恋坊
〔1818〕
10 清の歌
〔1819〕
11 問答所
〔1820〕
12 懺悔の生活
〔1821〕
13 捨台演
〔1822〕
14 新宅入
〔1823〕
15 災会
〔1824〕
16 東西奔走
〔1825〕
第3篇 転化退閉
17 六樫問答
〔1826〕
18 法城渡
〔1827〕
19 旧場皈
〔1828〕
20 九官鳥
〔1829〕
21 大会合
〔1830〕
22 妖魅帰
〔1831〕
筑紫潟
余白歌
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第一〇章
清
(
すが
)
の
歌
(
うた
)
〔一八一九〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第72巻 山河草木 亥の巻
篇:
第2篇 杢迂拙婦
よみ(新仮名遣い):
もくうせっぷ
章:
第10章 清の歌
よみ(新仮名遣い):
すがのうた
通し章番号:
1819
口述日:
1926(大正15)年06月30日(旧05月21日)
口述場所:
天之橋立なかや別館
筆録者:
加藤明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1929(昭和4)年4月3日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
スガ山の大宮の普請も地鎮祭を行い、六十日の間についに遷座式を迎えることとなった。
五月五日のスガの宮完成式には、神谷村の玉清別を斎主として招いた。すると、祭典の二日前に、玉清別に送られて、ダリヤはスガの街に帰ってきた。
遷座式、神饌田における田植式をもって、無事に式を終えた。
それとともに、長者アリスの病は癒え、アリスは酒宴の席で喜びの舞を舞った。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm7210
愛善世界社版:
118頁
八幡書店版:
第12輯 647頁
修補版:
校定版:
122頁
普及版:
47頁
初版:
ページ備考:
001
夜
(
よ
)
は
久方
(
ひさかた
)
の
空
(
そら
)
高
(
たか
)
く
002
輝
(
かがや
)
き
照
(
てら
)
す
月
(
つき
)
の
国
(
くに
)
003
トルマン
国
(
ごく
)
のスガの
山
(
やま
)
004
千歳
(
ちとせ
)
の
老松
(
らうしよう
)
苔
(
こけ
)
蒸
(
む
)
して
005
百鳥
(
ももどり
)
千鳥
(
ちどり
)
朝夕
(
あさゆふ
)
に
006
御代
(
みよ
)
を
寿
(
ことほ
)
ぎ
千代
(
ちよ
)
々々
(
ちよ
)
と
007
囀
(
さへづ
)
る
声
(
こゑ
)
の
勇
(
いさ
)
ましく
008
樟
(
くす
)
の
古木
(
こぼく
)
の
梢
(
こずゑ
)
には
009
鷲
(
わし
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
る
巣
(
す
)
を
造
(
つく
)
る
010
常磐
(
ときは
)
の
松
(
まつ
)
の
色
(
いろ
)
深
(
ふか
)
く
011
田鶴
(
たづ
)
なき
渡
(
わた
)
り
巣
(
す
)
をかける
012
山水
(
さんすゐ
)
明媚
(
めいび
)
の
神
(
かみ
)
の
山
(
やま
)
013
山王
(
さんわう
)
神社
(
じんじや
)
の
御
(
おん
)
祠
(
ほこら
)
014
幾千
(
いくせん
)
年
(
ねん
)
の
雨風
(
あめかぜ
)
に
015
破
(
や
)
ぶれ
歪
(
ゆが
)
めど
神徳
(
しんとく
)
は
016
七千
(
しちせん
)
余国
(
よこく
)
の
月
(
つき
)
の
国
(
くに
)
017
隈
(
くま
)
なく
輝
(
かがや
)
き
渡
(
わた
)
りけり
018
ハルの
湖
(
みづうみ
)
洋々
(
やうやう
)
と
019
浪
(
なみ
)
を
湛
(
たた
)
へて
吹
(
ふ
)
き
来
(
きた
)
る
020
風
(
かぜ
)
の
香
(
かを
)
りも
馨
(
かんばし
)
く
021
稲
(
いね
)
麦
(
むぎ
)
豆
(
まめ
)
粟
(
あは
)
よく
実
(
みの
)
り
022
牛
(
うし
)
、
馬
(
うま
)
、
羊
(
ひつじ
)
、
豚
(
ぶた
)
、
駱駝
(
らくだ
)
023
家畜
(
かちく
)
一切
(
いつさい
)
よく
育
(
そだ
)
つ
024
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
足
(
たら
)
ひたる
025
珍神国
(
うづかみくに
)
と
知
(
し
)
られける
026
此
(
この
)
国中
(
くになか
)
に
聳
(
そそ
)
り
立
(
た
)
つ
027
大高山
(
たいかうざん
)
の
峰続
(
みねつづ
)
き
028
スガの
神山
(
かみやま
)
鬱蒼
(
うつさう
)
と
029
茂
(
しげ
)
れる
見
(
み
)
ればトルマンの
030
国
(
くに
)
の
栄
(
さかえ
)
のほの
見
(
み
)
えて
031
神代
(
かみよ
)
の
姿
(
すがた
)
偲
(
しの
)
ばるる
032
ヨリコの
姫
(
ひめ
)
や
花香姫
(
はなかひめ
)
033
主
(
あるじ
)
のイルクと
諸共
(
もろとも
)
に
034
村人
(
むらびと
)
多
(
おほ
)
く
呼
(
よ
)
び
集
(
つど
)
へ
035
心
(
こころ
)
の
色
(
いろ
)
もスガ
山
(
やま
)
の
036
大峡
(
おほがい
)
小峡
(
をがい
)
の
木
(
き
)
を
伐
(
き
)
りて
037
本
(
もと
)
と
末
(
すゑ
)
とは
山口
(
やまぐち
)
の
038
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
に
奉
(
たてまつ
)
り
039
朝
(
あさ
)
から
晩
(
ばん
)
迄
(
まで
)
チヨンチヨンと
040
削
(
けづ
)
る
忌斧
(
いみをの
)
忌鉋
(
いみかんな
)
041
鋸
(
のこぎり
)
の
声
(
こゑ
)
勇
(
いさ
)
ましく
042
木
(
き
)
を
切
(
き
)
りこなす
面白
(
おもしろ
)
さ
043
山王
(
さんわう
)
の
宮
(
みや
)
の
大前
(
おほまへ
)
に
044
展開
(
てんかい
)
したる
広庭
(
ひろには
)
の
045
岩
(
いは
)
切
(
き
)
り
開
(
ひら
)
き
清
(
きよ
)
めつつ
046
五色
(
ごしき
)
の
幣
(
にぎで
)
を
立
(
た
)
て
並
(
なら
)
べ
047
石搗祭
(
いしつきまつり
)
を
始
(
はじ
)
めたり
048
石搗祭
(
いしつきまつり
)
の
神歌
(
かみうた
)
は
049
今
(
いま
)
左
(
さ
)
に
述
(
の
)
ぶる
如
(
ごと
)
くなり。
050
○
石搗
(
いしつ
)
き
歌
(
うた
)
051
スガの
町
(
まち
)
の
薬種
(
やくしゆ
)
問屋
(
どひや
)
052
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て
053
地獄
(
ぢごく
)
の
底
(
そこ
)
迄
(
まで
)
打
(
う
)
ち
抜
(
ぬ
)
けよ
054
スガの
神山
(
かみやま
)
切
(
き
)
り
開
(
ひら
)
き
055
土
(
つち
)
ひきならし
塩
(
しほ
)
撒
(
ま
)
いて
056
上津
(
うはつ
)
岩根
(
いはね
)
に
搗
(
つ
)
きこらし
057
下津
(
したつ
)
岩根
(
いはね
)
に
搗
(
つ
)
き
固
(
かた
)
め
058
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て
059
竜宮
(
りうぐう
)
の
底
(
そこ
)
の
抜
(
ぬ
)
ける
迄
(
まで
)
060
スガの
港
(
みなと
)
の
薬種
(
やくしゆ
)
問屋
(
どひや
)
061
天地
(
てんち
)
を
創造
(
つく
)
り
玉
(
たま
)
ひたる
062
仁慈
(
じんじ
)
無限
(
むげん
)
の
大神
(
おほかみ
)
が
063
常磐
(
ときは
)
堅磐
(
かきは
)
の
御舎
(
みあらか
)
と
064
仕
(
つか
)
へ
奉
(
まつ
)
るぞ
尊
(
たふと
)
けれ
065
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て
066
地獄
(
ぢごく
)
の
釜
(
かま
)
の
割
(
わ
)
れる
迄
(
まで
)
067
スガの
港
(
みなと
)
の
薬種
(
やくしゆ
)
問屋
(
どひや
)
068
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て
069
産砂山
(
うぶすなやま
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
に
070
天降
(
あも
)
りましたる
瑞霊
(
みづみたま
)
071
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのを
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
072
厳
(
いづ
)
の
御言
(
みこと
)
を
畏
(
かしこ
)
みて
073
月
(
つき
)
第一
(
だいいち
)
の
景勝地
(
けいしようち
)
074
バラモン
教
(
けう
)
やウラル
教
(
けう
)
075
神
(
かみ
)
の
司
(
つかさ
)
が
幾度
(
いくたび
)
も
076
尋
(
たづ
)
ね
来
(
きた
)
りて
求
(
もと
)
めたる
077
此
(
この
)
聖場
(
せいぢやう
)
も
今
(
いま
)
は
早
(
は
)
や
078
輝
(
かがや
)
き
渡
(
わた
)
る
世
(
よ
)
となりぬ
079
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て
080
竜宮
(
りうぐう
)
の
底
(
そこ
)
の
抜
(
ぬ
)
ける
迄
(
まで
)
081
スガの
港
(
みなと
)
の
薬種
(
やくしゆ
)
問屋
(
どひや
)
082
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て
083
三五教
(
あななひけう
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
084
梅公別
(
うめこうわけ
)
の
神司
(
かむつかさ
)
085
オーラの
山
(
やま
)
に
立
(
た
)
ち
向
(
むか
)
ひ
086
玄真坊
(
げんしんばう
)
やシーゴーと
087
名
(
な
)
も
怖
(
おそ
)
ろしき
強賊
(
がうぞく
)
や
088
売僧
(
まいす
)
坊主
(
ばうず
)
を
言向
(
ことむ
)
けて
089
凱歌
(
がいか
)
をあげつつ
梓弓
(
あづさゆみ
)
090
ハルの
湖
(
みづうみ
)
渡
(
わた
)
らしつ
091
乗合船
(
のりあひぶね
)
の
其
(
その
)
中
(
なか
)
で
092
ダリヤの
姫
(
ひめ
)
の
危急
(
ききふ
)
をば
093
救
(
すく
)
ひ
給
(
たま
)
ひし
聖雄
(
せいゆう
)
ぞ
094
此
(
この
)
神司
(
かむつかさ
)
在
(
ま
)
す
上
(
うへ
)
は
095
スガの
神山
(
かみやま
)
雲
(
くも
)
深
(
ふか
)
く
096
包
(
つつ
)
みて
悪魔
(
あくま
)
の
襲
(
おそ
)
ふとも
097
鬼
(
おに
)
や
大蛇
(
をろち
)
の
攻
(
せ
)
め
来
(
く
)
とも
098
如何
(
いか
)
でか
恐
(
おそ
)
れむ
惟神
(
かむながら
)
099
神
(
かみ
)
の
光
(
ひかり
)
に
消
(
き
)
え
失
(
う
)
せむ
100
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て
101
竜宮
(
りうぐう
)
の
底
(
そこ
)
の
抜
(
ぬ
)
けるまで
102
スガの
港
(
みなと
)
の
薬種
(
やくしゆ
)
問屋
(
どひや
)
103
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て
104
ヨリコの
姫
(
ひめ
)
や
花香姫
(
はなかひめ
)
105
天
(
てん
)
より
降
(
くだ
)
りし
七夕
(
たなばた
)
の
106
栲機姫
(
たぐはたひめ
)
か
千々姫
(
ちぢひめ
)
か
107
天教山
(
てんけうざん
)
に
現
(
あ
)
れませる
108
咲耶
(
さくや
)
の
姫
(
ひめ
)
の
再来
(
さいらい
)
か
109
面
(
おもて
)
は
白
(
しろ
)
く
眉
(
まゆ
)
細
(
ほそ
)
く
110
髪
(
かみ
)
は
烏
(
からす
)
の
濡羽色
(
ぬればいろ
)
111
一目
(
ひとめ
)
拝
(
をが
)
むも
気
(
き
)
がうとく
112
眼
(
まなこ
)
も
霞
(
かす
)
む
艶姿
(
あですがた
)
113
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て
114
地獄
(
ぢごく
)
の
釜
(
かま
)
の
割
(
わ
)
れるまで
115
スガの
港
(
みなと
)
の
薬種
(
やくしゆ
)
問屋
(
どひや
)
116
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て
117
弁天
(
べんてん
)
様
(
さま
)
の
御
(
ご
)
化身
(
けしん
)
が
118
二人
(
ふたり
)
も
天降
(
あも
)
ります
限
(
かぎ
)
り
119
此
(
この
)
大宮
(
おほみや
)
は
神徳
(
しんとく
)
も
120
日
(
ひ
)
に
夜
(
よ
)
に
月
(
つき
)
に
輝
(
かがや
)
きて
121
月
(
つき
)
の
御国
(
みくに
)
の
闇
(
やみ
)
の
空
(
そら
)
122
清
(
きよ
)
く
晴
(
は
)
れなむ
惟神
(
かむながら
)
123
神
(
かみ
)
の
御稜威
(
みいづ
)
ぞかしこけれ
124
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て
125
地獄
(
ぢごく
)
の
釜
(
かま
)
の
割
(
わ
)
れるまで
126
スガの
港
(
みなと
)
の
薬種
(
やくしゆ
)
問屋
(
どひや
)
127
ヨーイヨーイ ドンと
打
(
う
)
て。
128
斯
(
か
)
くして
地鎮祭
(
ぢちんさい
)
も
済
(
す
)
み、
129
次
(
つい
)
で
立柱式
(
りつちうしき
)
、
130
上棟式
(
じやうとうしき
)
、
131
完成式
(
くわんせいしき
)
など
僅
(
わづか
)
六十
(
ろくじふ
)
日
(
にち
)
の
間
(
あひだ
)
に
大工
(
だいく
)
、
132
左官
(
さくわん
)
、
133
手伝人
(
てつだひ
)
などの
精励
(
せいれい
)
の
結果
(
けつくわ
)
134
遷座式
(
せんざしき
)
を
行
(
おこな
)
ふこととなつた。
135
待
(
ま
)
ちに
待
(
まつ
)
たる
五月
(
ごぐわつ
)
五日
(
いつか
)
、
136
いよいよスガの
宮
(
みや
)
の
落成式
(
らくせいしき
)
を
挙行
(
きよかう
)
することとなり、
137
神谷村
(
かみたにむら
)
の
玉清別
(
たまきよわけ
)
を
斎主
(
さいしゆ
)
となし、
138
主人
(
しゆじん
)
のイルクは
神饌長
(
しんせんちやう
)
となり、
139
ヨリコ、
140
花香
(
はなか
)
、
141
ダリヤの
三
(
さん
)
人
(
にん
)
の
姫御子
(
ひめみこ
)
は
手長
(
たなが
)
をつとめ、
142
八雲琴
(
やくもごと
)
、
143
箏
(
しやう
)
、
144
篳篥
(
ひちりき
)
、
145
太皷
(
たいこ
)
の
声
(
こゑ
)
も
賑々
(
にぎにぎ
)
しく、
146
無事
(
ぶじ
)
遷座式
(
せんざしき
)
を
終了
(
しうれう
)
した。
147
是
(
これ
)
よりスガ
山
(
やま
)
の
山下
(
やまもと
)
なる、
148
神饌田
(
しんせんでん
)
に
於
(
おい
)
て
田植式
(
たうゑしき
)
の
祭典
(
さいてん
)
を
行
(
おこな
)
ふ
事
(
こと
)
となつた。
149
祭典
(
さいてん
)
の
次第
(
しだい
)
を
略述
(
りやくじゆつ
)
すれば、
150
五月
(
ごぐわつ
)
五日
(
いつか
)
早朝
(
そうてう
)
祭員
(
さいゐん
)
一同
(
いちどう
)
神
(
かみ
)
の
座
(
ざ
)
に
着
(
つ
)
く。
151
土地
(
とち
)
の
農夫
(
のうふ
)
等
(
ら
)
神饌田
(
しんせんでん
)
の
畔
(
ほとり
)
に
列立
(
れつりつ
)
し、
152
次
(
つ
)
いで
神饌
(
しんせん
)
を
供
(
きよう
)
し
祝詞
(
のりと
)
を
奏上
(
そうじやう
)
し、
153
次
(
つぎ
)
に
祭員
(
さいゐん
)
、
154
参詣者
(
さんけいしや
)
一同
(
いちどう
)
礼拝
(
らいはい
)
し、
155
終
(
をは
)
つて
祭員
(
さいゐん
)
は
撒饌
(
てつせん
)
に
移
(
うつ
)
る。
156
農夫
(
のうふ
)
は
神酒
(
みき
)
を
戴
(
いただ
)
き、
157
次
(
つぎ
)
に
田植
(
たうゑ
)
の
行事
(
ぎやうじ
)
に
着手
(
ちやくしゆ
)
す。
158
斎主
(
さいしゆ
)
の
玉清別
(
たまきよわけ
)
は
音頭
(
おんどう
)
の
発声
(
はつせい
)
をなし、
159
謳歌者
(
わうかしや
)
声
(
こゑ
)
を
次
(
つ
)
ぐ。
160
農夫
(
のうふ
)
等
(
たち
)
神饌田
(
しんせんでん
)
に
入
(
い
)
りて
耕
(
たがやし
)
の
式
(
しき
)
をなし、
161
道歌
(
だうか
)
を
歌
(
うた
)
ひながら
神饌田
(
しんせんでん
)
を
東西
(
とうざい
)
南北
(
なんぼく
)
に
列
(
れつ
)
を
作
(
つく
)
つて
進行
(
しんかう
)
し、
162
鍬
(
くは
)
を
揃
(
そろ
)
へて
神田
(
しんでん
)
を
耕
(
たがや
)
し、
163
終
(
をは
)
つて
神饌田
(
しんせんでん
)
の
正中
(
せいちう
)
に
幣
(
ぬさ
)
を
立
(
た
)
ておく
儀式
(
ぎしき
)
である。
164
○
音頭
(
おんどう
)
165
あれみさい
166
スガの
山
(
やま
)
のー
横
(
よこ
)
ー
雲
(
ぐも
)
ー
167
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
168
横雲
(
よこぐも
)
下
(
した
)
こそ
169
私
(
わし
)
等
(
ら
)
が
祖国
(
おーやぐに
)
ー
170
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
171
○
172
ヤレー
見上
(
みあげ
)
て
見
(
み
)
れば
173
オホー(大)カン(寒)
鳥
(
とり
)
174
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
175
見
(
み
)
おろせば
176
スガの
名所
(
めいしよ
)
は
船着
(
ふなつき
)
177
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
178
○
179
ヤレー
吾
(
わが
)
夫
(
つま
)
は
180
河鹿
(
かじか
)
の
浜
(
はま
)
で
網
(
あみ
)
を
曳
(
ひ
)
く
181
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
182
かかれかし
183
九反
(
くだん
)
の
網
(
あみ
)
の
目
(
め
)
毎
(
ごと
)
に
184
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
185
○
186
ヤレー
目出度
(
めでた
)
いものは
芋
(
いも
)
の
種
(
たね
)
187
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
188
茎
(
くき
)
長
(
なが
)
く
葉
(
は
)
広
(
ひろ
)
く
子供
(
こども
)
数多
(
あまた
)
にー
189
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
190
此様
(
これさま
)
の
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
にかけし
掛物
(
かーけもの
)
191
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
192
鴛鴦
(
をしどり
)
に
千鳥
(
ちどり
)
に
梅
(
うめ
)
に
鶯
(
うぐひす
)
193
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
194
此様
(
これさま
)
の
七
(
なな
)
つの
倉
(
くら
)
の
倉開
(
くらびら
)
き
195
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
196
白銀
(
しろがね
)
や
黄金
(
こがね
)
の
徳利
(
ちようし
)
盃々
(
さかづきさかづき
)
197
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
198
ヤレー
十
(
とを
)
や
七
(
なな
)
つが
柳
(
やなぎ
)
の
下
(
した
)
で
199
芹
(
せり
)
を
摘
(
つ
)
む
200
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
201
芹
(
せり
)
はなし
柳
(
やなぎ
)
は
撚
(
よ
)
れてからまーる
202
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
203
十
(
とを
)
よ
七
(
なな
)
つが
待
(
ま
)
てならレードの
出先
(
でさき
)
で
204
ホーイ ホーイ ヤーァホイ
205
ヤーマ(山)を
見
(
み
)
てやれ、
206
それでは
早
(
はや
)
い
207
早
(
はや
)
ければー、
爺
(
おやぢ
)
の
息
(
いつき
)
が
切
(
き
)
れ
候
(
さふらふ
)
。
208
愈々
(
いよいよ
)
耕
(
たがやし
)
済
(
す
)
み、
209
水
(
みづ
)
が
入
(
い
)
ると、
210
此度
(
こんど
)
は
早乙女
(
さをとめ
)
が
赤襷
(
あかだすき
)
十文字
(
じふもんじ
)
に
綾
(
あや
)
どり、
211
美々
(
びび
)
しき
衣服
(
いふく
)
を
着飾
(
きかざ
)
つて
水田
(
みづた
)
に
下
(
お
)
りる。
212
○
早乙女
(
さをとめ
)
の
歌
(
うた
)
213
代田
(
しろた
)
は
富士
(
ふじ
)
の
山
(
やま
)
程
(
ほど
)
御座
(
ござ
)
る
214
日
(
ひ
)
は
しんとう
と
山
(
やま
)
の
端
(
は
)
にかかる
215
○
216
オーラ(俺)の
所
(
とこ
)
の
小旦那
(
こだんな
)
は
217
うす
田
(
だ
)
をこのむ
218
うす
田
(
だ
)
千石
(
せんごく
)
厚田
(
あつだ
)
も
千石
(
せんごく
)
219
○
220
十
(
とを
)
よ
七
(
なな
)
つ
八
(
や
)
つ
諸舞
(
もろまひ
)
なれば
221
月星
(
つきほし
)
出
(
い
)
でて
蚊
(
か
)
のなく
迄
(
まで
)
も
222
○
223
私
(
わたし
)
と
汝
(
おまへ
)
と
何処
(
どこ
)
で
田
(
た
)
を
植
(
う
)
ゑ
初
(
そ
)
めた
224
九下
(
このした
)
八
(
や
)
つのよし
家
(
や
)
のもとで
225
○
226
十
(
とを
)
よ
七
(
なな
)
つ
八
(
や
)
つ
細田
(
ほそた
)
の
清水
(
しみづ
)
227
見
(
み
)
る
人
(
ひと
)
達
(
たち
)
が
手
(
て
)
をかけたがる
228
○
229
十
(
とう
)
よ
七
(
なな
)
つの
腰
(
こし
)
は
品
(
しな
)
よい
腰
(
こし
)
よ
230
品
(
しな
)
よい
腰
(
こし
)
に
鳴子
(
なるこ
)
をつけて
231
○
232
日暮
(
ひぐら
)
し
烏
(
がらす
)
は
汚
(
きたな
)
い
鳥
(
とり
)
よ
233
上
(
あが
)
れや
終
(
しま
)
へと
笠
(
かさ
)
の
上
(
うへ
)
を
廻
(
まは
)
る
234
○
235
雷
(
かみなり
)
さまは
浮気
(
うきき
)
な
神
(
かみ
)
よ
236
太皷
(
たいこ
)
の
撥
(
ばち
)
を
質
(
しち
)
におき
237
色町通
(
いろまちがよ
)
ひをするさうだ。
238
スガの
港
(
みなと
)
の
薬種
(
やくしゆ
)
問屋
(
どひや
)
のアリスの
家
(
いへ
)
は
俄
(
にはか
)
に
一陽
(
いちやう
)
来復
(
らいふく
)
の
春
(
はる
)
が
来
(
き
)
た。
239
スガの
宮
(
みや
)
は
無事
(
ぶじ
)
建設
(
けんせつ
)
を
終
(
をは
)
り、
240
アリスの
病
(
やまひ
)
は
拭
(
ぬぐ
)
ふが
如
(
ごと
)
く
癒
(
い
)
え、
241
行衛
(
ゆくゑ
)
不明
(
ふめい
)
となつて
居
(
ゐ
)
たダリヤ
姫
(
ひめ
)
は、
242
神谷村
(
かみたにむら
)
の
玉清別
(
たまきよわけ
)
に
送
(
おく
)
られて
祭典
(
さいてん
)
の
二日前
(
ふつかまへ
)
に
帰
(
かへ
)
つて
来
(
き
)
た。
243
只
(
ただ
)
恨
(
うら
)
むらくは、
244
梅公別
(
うめこうわけ
)
宣伝使
(
せんでんし
)
の
未
(
いま
)
だ
到着
(
たうちやく
)
なき
事
(
こと
)
であつた。
245
アリスは
日
(
ひ
)
の
丸
(
まる
)
の
扇
(
あふぎ
)
を
開
(
ひら
)
き
乍
(
なが
)
ら
喜
(
よろこ
)
び
祝
(
しゆく
)
して
酒宴
(
しゆえん
)
の
席
(
せき
)
にて
舞
(
ま
)
ふ。
246
○
謡曲
(
えうきよく
)
247
アリス『
世
(
よ
)
は
久方
(
ひさかた
)
の
空
(
そら
)
高
(
たか
)
く
248
天
(
あま
)
の
羽衣
(
はごろも
)
ふりはへて
249
スガの
御山
(
みやま
)
の
奥
(
おく
)
深
(
ふか
)
く
250
天降
(
あも
)
りましたる
木
(
こ
)
の
花姫
(
はなひめ
)
の
251
神
(
かみ
)
の
姿
(
すがた
)
に
似
(
に
)
たるかな
252
ヨリコの
姫
(
ひめ
)
や
花香姫
(
はなかひめ
)
253
ダリヤの
姫
(
ひめ
)
の
顔
(
かんばせ
)
は
254
瑞
(
みづ
)
の
霊
(
みたま
)
の
帯
(
お
)
ばせ
給
(
たま
)
ふ
255
十束
(
とつか
)
の
剣
(
つるぎ
)
を
三段
(
みきだ
)
折
(
を
)
り
256
天
(
あま
)
の
安河
(
やすかは
)
を
中
(
なか
)
におき
257
天
(
あま
)
の
真奈井
(
まなゐ
)
にふりすすぎ
258
ぬなとももゆらに
取
(
とり
)
ゆらし
259
さがみにかみて
吹
(
ふ
)
き
打
(
う
)
ち
給
(
たま
)
ふ
260
伊吹
(
いぶ
)
きの
狭霧
(
さぎり
)
になりませる
261
市岐島
(
いちきしま
)
姫
(
ひめ
)
、
多紀理
(
たぎり
)
姫
(
ひめ
)
262
多紀都
(
たきつ
)
の
姫
(
ひめ
)
のあで
姿
(
すがた
)
263
今
(
いま
)
眼
(
ま
)
の
当
(
あた
)
り
拝
(
をろ
)
がむ
心地
(
ここち
)
264
木枯
(
こがらし
)
すさぶ
冬
(
ふゆ
)
の
夜
(
よ
)
に
265
まがふべらなる
老
(
おい
)
の
身
(
み
)
の
266
春
(
はる
)
に
遇
(
あ
)
ひたる
心地
(
ここち
)
かな
267
仰
(
あふ
)
ぎ
敬
(
うやま
)
へ
天地
(
あめつち
)
の
268
神
(
かみ
)
の
功
(
いさを
)
のただならず
269
月
(
つき
)
の
御国
(
みくに
)
の
空
(
そら
)
高
(
たか
)
く
270
輝
(
かがや
)
き
渡
(
わた
)
る
日月
(
じつげつ
)
の
271
光
(
ひかり
)
にまさる
如
(
ごと
)
くなり
272
イーイーー
273
抑々
(
そもそも
)
スガの
山元
(
やまもと
)
は
274
遠
(
とほ
)
き
昔
(
むかし
)
の
神代
(
かみよ
)
より
275
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御舎
(
みあらか
)
と
276
云
(
い
)
ひ
次
(
つ
)
ぎ
伝
(
つた
)
へ
来
(
きた
)
りし
277
珍
(
うづ
)
の
御
(
おん
)
里
(
さと
)
なれば
278
北
(
きた
)
に
清
(
きよ
)
けきハルの
湖
(
うみ
)
279
南
(
みなみ
)
に
高
(
たか
)
き
大高
(
おほたか
)
の
峰
(
みね
)
280
東
(
ひがし
)
に
聳
(
そび
)
ゆる
鐘ケ岳
(
かながだけ
)
281
西
(
にし
)
に
聳
(
そび
)
ゆる
青雲山
(
せいうんざん
)
282
山
(
やま
)
の
屏風
(
びやうぶ
)
を
立
(
た
)
て
並
(
なら
)
べ
283
天津
(
あまつ
)
御神
(
みかみ
)
や
国津
(
くにつ
)
神
(
かみ
)
284
集
(
あつま
)
り
玉
(
たま
)
ふ
珍宮
(
うづみや
)
と
285
仕
(
つか
)
へ
奉
(
まつ
)
りし
嬉
(
うれ
)
しさは
286
早
(
は
)
や
天国
(
てんごく
)
に
住
(
す
)
む
心地
(
ここち
)
287
あな
有難
(
ありがた
)
や
尊
(
たふと
)
やな
288
勇
(
いさ
)
めよ
勇
(
いさ
)
めよ
家
(
いへ
)
の
子
(
こ
)
よ
289
祝
(
いは
)
へよ
祝
(
いは
)
へよ
国人
(
くにびと
)
よ
290
千秋
(
せんしう
)
万歳
(
ばんざい
)
限
(
かぎ
)
りなく
291
国
(
くに
)
の
栄
(
さかえ
)
も
松翠
(
まつみどり
)
292
果
(
は
)
てしも
知
(
し
)
らぬ
白雲
(
しらくも
)
の
293
国
(
くに
)
の
外
(
そと
)
まで
御恵
(
みめぐみ
)
の
294
露
(
つゆ
)
に
霑
(
うるほ
)
ふ
神代
(
かみよ
)
かな
295
露
(
つゆ
)
に
霑
(
うるほ
)
ふ
神代
(
かみよ
)
かな』
296
(
大正一五・六・三〇
旧五・二一
於天之橋立なかや旅館
加藤明子
録)
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霊界物語ネットに出口王仁三郎の
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