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惟神の道
序
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[8]愛善道の根本義
[9]救世主義
[10]現代と天の岩戸隠れ
[11]世界に範を示せ
[12]天災と人震
[13]世界の大神楽
[14]社会の改善と国民性
[15]自主的精神に基け
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[19]敬神と愛国
[20]日本国民の本性に復れ
[21]神国と太古の文明
[22]言霊の活用
[23]真の宗教
[24]天地神明の恩恵
[25]挙国更生
[26]大自然と人間
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[28]昭和八年を語る
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[30]善悪の標準
[31]信教の自由
[32]国防について
[33]非常時の覚悟
[34]日本と満州国
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[37]軽挙妄動を慎め
[38]精神的訓練の必要
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[40]天神地祇の佑護
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神国の大使命
インフォメーション
題名:
神国の大使命
著者:
出口王仁三郎
ページ:
154
概要:
備考:
道の栞第三巻上の抜萃・再編と思われる
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
B123900c049
001
日本の国に生れた者でも、
002
日本人としての
行状
(
おこなひ
)
無きものは外国人であります。
003
それと反対に、
004
異国人でも、
005
神国の誠の教を守り得る者は、
006
日本神国の民と同様であります。
007
日本人の行状とは、
008
万世一系の皇室を崇めて、
009
神を第一にすることであります。
010
しかるに今の日本の人民の多くは、
011
異国人の
後
(
しりへ
)
について、
012
神を忘れ、
013
神の教を知らず、
014
神に背いてゐるのであります。
015
日本は神国であり、
016
日本
(
やまと
)
魂
(
だましひ
)
の国であり、
017
猛くして優しき武士の国であります。
018
某々国などは野蛮の国、
019
盗賊の国、
020
狼の国、
021
鷲、
022
熊、
023
鷹、
024
大蛇の国であり、
025
悪魔の
棲処
(
すみか
)
であります。
026
日本魂と
盗賊
(
ぬすびと
)
根性は、
027
到底相並びて世に立ち行く事は出来ない。
028
故に日本魂の日本は、
029
天に代りて、
030
彼の悪魔を退治しなければなりませぬ。
031
もし日本が勝たぬ時は
某々国
(
あくまのくに
)
が勝ち、
032
某々国が亡びねば日本が亡びるのであります。
033
要するに、
034
日本は神に代りて悪魔を滅ぼさねばならぬ大使命を持ってゐるのであります。
035
日本が起つのは、
036
神の御心を心として起つのであります。
037
日本の為のみでなく東亜の為のみでもない、
038
世界万民の為であります。
039
即ち日本の戦ひは、
040
真理の為、
041
真の文明の為、
042
真の平和の為、
043
日本魂を中心としての発動に外ならないのであります。
044
日本は神が守護し給ふ国であります。
045
故に日本の戦ひは天より始め給ふもので、
046
人の企みなどで戦ふことは出来ないのであります。
047
皇軍
一度
(
ひとたび
)
起たば、
048
向ふところ敵なし、
049
即ち善には天の助けあり、
050
悪には天の災禍があるからであります。
051
これ日本皇軍の常勝する所以であります。
052
日本は戦ひに勝つのみで満足してはならぬ。
053
大神の御威徳により世界の国々を指導し地上に天国を建設せねばならぬ。
054
これが日本の窮極の大使命であり皇祖皇宗の御遺訓であります。
055
この窮極の大使命を果すべき時節は刻々に迫りつつある事を日本人こぞって覚悟して貰ひたいと思ふのであります。
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