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惟神の道
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[10]現代と天の岩戸隠れ
[11]世界に範を示せ
[12]天災と人震
[13]世界の大神楽
[14]社会の改善と国民性
[15]自主的精神に基け
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[17]永遠の生命
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[19]敬神と愛国
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[21]神国と太古の文明
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[28]昭和八年を語る
[29]学者の態度
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[32]国防について
[33]非常時の覚悟
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[37]軽挙妄動を慎め
[38]精神的訓練の必要
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皇国民に激す
インフォメーション
題名:
皇国民に激す
著者:
出口王仁三郎
ページ:
267
概要:
備考:
出典不明
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
B123900c082
001
吾々がこの夏以来東奔西走し、
002
或ひは会員を激励して全国津々浦々に与論を喚起して来た海軍軍備制限条約の廃棄通告を断行することになった事は誠に慶賀に堪へない次第である。
003
該条約の如きは単に海軍のみの問題ではなく実に皇国国威の問題であり、
004
大日本皇国の天賦の使命を阻止された重大問題である。
005
しかしてこれを廃棄する事はいよいよ皇国が東洋の平和を確保しあまねく人類の福祉に貢献する国是に向って第一歩を歩み出したものであり、
006
皇国の大御稜威を世界に光被せしむる第一声であるのだ。
007
だがこれからが問題で、
008
こうした第一歩を踏み出した以上は、
009
天祖の神勅を奉戴して、
010
段々乎として天地の正義に立脚し全人類の平和に貢献せねばならない。
011
或ひは覇道の国々は皇国を孤立に陥れむとするかも知れないし、
012
或ひは色々の脅喝的態度に出づるかも知れない。
013
しかしさうした事によっていささかも使命直行の足どりを紊してはならない。
014
国民は挙国一致、
015
一糸も紊れず堂々と正義に立って進むべきに進まねばならぬ、
016
国威を伸張すべき秋である。
017
前途を慮って重大なる覚悟をすると共に非常なる緊張を要する次第で、
018
吾々はいよいよ皇道外交確立の前提として、
019
また皇道精神発揚の秋来れりとして、
020
天下に雄叫びを続け、
021
以て皇国にいささか貢献せむことをこの時この際深く覚悟するものである。
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