霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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序文(じよぶん)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第78巻 天祥地瑞 巳の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:序文 よみ(新仮名遣い):じょぶん 通し章番号:
口述日:1933(昭和8)年12月20日(旧11月4日) 口述場所:大阪分院蒼雲閣 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1934(昭和9)年5月5日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
皇国日本の国体は、万世一系の天皇が統治する、神聖無比の神国である。天皇は神聖不可犯であり、天立君主である。また唯一絶対にして宇宙の中で対立するものは何もない。憲法は、君主立憲制である。
日本の天皇は宇宙絶対であるので、時がくれば、必ず宇宙を統一するお方である。
いかなる強国であっても、横暴であれば押さえつけなければならない。いかなる弱小国であっても、正義ならば、助けなければ成らない。
このように、まったく造化の心持で宇宙を生成化育することが、日本天皇の心持なのである。だからこそ、皇道においては、君と臣下は対立するものではない。皇道が、絶対唯一のものであることができるのである。
忠孝といっても、日本の忠孝は、絶対の大忠・大孝でなければならないのである。
私は、このような尊い天津日嗣天皇が君臨されている日本に、安全に生を送ることができることの大恩を感謝しなければならない。
そして、皇道の大本源にさかのぼり、その真相を明らかにして差し上げることは、われわれ臣民の一大義務なのである。
この物語も、あまりに広範にわたるので、簡単には諒解しがたいうらみはあるけれども、宇宙の大本、皇道の本源を大本信徒に理解させることができるよう、神務のひまを見て著述し、天神地祇に祈願を怠らず、発行する次第である。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm780001
愛善世界社版: 八幡書店版:第14輯 27頁 修補版: 校定版:前付 1頁 普及版: 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]出口王仁三郎全集 > 第一巻 皇道編 > 第八篇 瑞祥 > 第九章 日本精神
001 皇国(くわうこく)日本(につぽん)国体(こくたい)は、002万世(ばんせい)一系(いつけい)天皇(てんわう)(これ)統治(とうち)(たま)神聖(しんせい)無比(むひ)神国(しんこく)である。003(かしこ)くも天皇(てんわう)神聖(しんせい)不可犯(ふかはん)にましまして天立(てんりつ)君主(くんしゆ)であり、004唯一(ゆいつ)絶対(ぜつたい)にして宇宙間(うちうかん)何物(なにもの)対立(たいりつ)するものがなく、005憲法(けんぱふ)君主(くんしゆ)立憲制(りつけんせい)である。
006 日本(にほん)天皇(てんわう)宇宙(うちう)絶対(ぜつたい)なるが(ゆゑ)に、007(とき)(いた)らば(かなら)宇宙(うちう)統一(とういつ)(あそ)ばす(おん)(かた)である。008国防(こくばう)などと()消極(せうきよく)(てき)なものでなく、009所謂(いはゆる)破邪(はじや)顕正(けんせい)絶対(ぜつたい)(てき)境地(きやうち)()()ちにならなければならぬ。010如何(いか)なる強国(きやうこく)でも、011横暴(わうばう)なれば(おさ)()けねばならぬ、012如何(いか)なる小弱国(せうじやくこく)(いへど)も、013正義(せいぎ)であるなれば(たす)けねばならぬ。014(まつた)造化(ざうくわ)(おん)心持(こころもち)で、015宇宙(うちう)生成(せいせい)化育(くわいく)する(こと)日本(につぽん)天皇(てんわう)(おん)心持(こころもち)であらせられる。016(ゆゑ)皇道(くわうだう)(きみ)臣下(しんか)対立(たいりつ)するものでなく、017絶対(ぜつたい)唯一(ゆいつ)のものである。018忠孝(ちうかう)()つても、019日本(にほん)忠孝(ちうかう)絶対(ぜつたい)大忠(だいちう)大孝(だいかう)でなくてはならぬ。
020 吾人(ごじん)()かる(たふと)天津(あまつ)日嗣(ひつぎ)天皇(てんわう)君臨(くんりん)あらせられし日本(にほん)に、021安逸(あんいつ)なる(せい)(おく)()(こと)大恩(たいおん)感謝(かんしや)せなくてはならぬのである。022そして皇道(くわうだう)大本源(だいほんげん)(さかのぼ)り、023その真相(しんさう)闡明(せんめい)(たてまつ)るは(われ)()臣民(しんみん)一大(いちだい)義務(ぎむ)である。
024 この物語(ものがたり)も、025(あま)広範囲(くわうはんゐ)(わた)るが(ゆゑ)に、026容易(ようい)諒解(りやうかい)(がた)(うら)みはあれども、027日本人(につぽんじん)にして皇道(くわうだう)()らざる人士(じんし)(おほ)きは、028非常時(ひじやうじ)国家(こくか)今日(こんにち)忌々(ゆゆ)しき大事(だいじ)なれば、029神務(しんむ)(ひま)()きて、030(ここ)本書(ほんしよ)著述(ちよじゆつ)し、031(もつ)大本(おほもと)信徒(しんと)をして宇宙(うちう)大本(たいほん)032皇道(くわうだう)本源(ほんげん)諒解(りやうかい)せしむべく、033天神(てんしん)地祇(ちぎ)祈願(きぐわん)(おこた)らず、034本書(ほんしよ)発行(はつかう)する所以(ゆゑん)である。
 
035   昭和八年十二月二十日 旧十一月四日
036於大阪分院蒼雲閣 口述者識
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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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