霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二六章 (うづ)御児(みこ)〔四五六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第10巻 霊主体従 酉の巻 篇:第1篇 千軍万馬 よみ(新仮名遣い):せんぐんばんば
章:第26章 貴の御児 よみ(新仮名遣い):うずのみこ 通し章番号:456
口述日:1922(大正11)年02月26日(旧01月30日) 口述場所: 筆録者:外山豊二 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年8月20日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
神伊弉諾大神は、青木ケ原の中津瀬に降り、身魂を漱ぎ、各々の神々の司を定めた。
大国彦を八十禍津日神に命じた。かつての大国彦の従臣たちにもその職掌を分けた。そして淤縢山津見を大禍津日神に命じた。大禍津日神は悪鬼邪霊を監督し、誅罰を加える役目である。八十禍津日神は、各地に分遣されて、小区域の禍津神を監督し罰する役目を負う。
豊国姫神は神直日神となり、月照彦、足真彦、少彦名神、弘子彦神にその神業を分担させた。国直姫神を大直日神に任じ、高照姫、真澄姫、純世姫、竜世姫、言霊姫に役割を分担させた。いずれも皆、霊的主宰の神々である。
次に木の花姫神、日の出神を伊豆能売神に任じた。
すべて神人の身魂は、正神も邪神も、上中下・百八十一の階級に分かれる。それぞれを洗い清める底筒男神々、筒之男神々を定めた。
こうして分掌の神々を定めて、左の目を洗ったときに天照大御神を生み、太陽界の主宰とした。右の目を洗ったときに月読命を生ませ給い、太陰界の主宰とした。
最後に豊国姫の身魂を神格化して、神素盞鳴尊(またの名を国大立命)とした。大海原を司らしめた。国大立命の四魂は、月照彦神、足真彦神、少彦名神、弘子彦神である。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm1026
愛善世界社版:197頁 八幡書店版:第2輯 462頁 修補版: 校定版:204頁 普及版:90頁 初版: ページ備考:
001 (かみ)御稜威(みいづ)(いや)(たか)く、002(めぐ)みも(ふか)和田(わだ)(はら)003()()()てる不二(ふじ)(やま)004(くも)()したる九山(きうざん)八海(はつかい)の、005(かみ)(あつ)まる青木(あをき)(はら)に、006黄泉軍(よもついくさ)言向(ことむ)けて、007凱旋(がいせん)したる(かむ)伊弉諾(いざなぎの)大神(おほかみ)は、008上瀬(かみつせ)()(はや)し、009下瀬(しもつせ)()(よわ)しと()(たま)ひ、010(はじ)めて中瀬(なかつせ)降潜(おりかづ)きて、011(うる)はしき身魂(みたま)(そそ)ぎ、012()()各々(おのもおのも)(つかさ)(かみ)(さだ)(たま)へり。
013 大国彦(おほくにひこ)八十(やそ)禍津(まがつ)(ひの)(かみ)(めい)じ、014美山別(みやまわけ)015国玉姫(くにたまひめ)016広国別(ひろくにわけ)017広国姫(ひろくにひめ)をして、018八十(やそ)禍津(まがつ)(ひの)(かみ)神業(しんげふ)分掌(ぶんしやう)せしめ(たま)ひ、019(つぎ)淤縢山津見(おどやまづみ)をして大禍津(おほまがつ)(ひの)(かみ)(にん)じ、020志芸山津見(しぎやまづみ)021竹島彦(たけしまひこ)022鷹取別(たかとりわけ)023中依別(なかよりわけ)をして、024(おのおの)その神業(しんげふ)分掌(ぶんしやう)せしめ(たま)ひぬ。025大禍津(おほまがつ)(ひの)(かみ)悪鬼(あくき)邪霊(じやれい)監督(かんとく)(あるひ)誅伐(ちうばつ)(くは)ふる(かみ)となり、026八十(やそ)禍津(まがつ)(ひの)(かみ)(また)各地(かくち)分遣(ぶんけん)されて、027小区域(せうくゐき)禍津神(まがつかみ)監督(かんとく)し、028誅伐(ちうばつ)(くは)ふる(かみ)となりぬ。029(くは)しき(こと)言霊解(げんれいかい)()めば(わか)ります)
030 (つぎ)豊国姫(とよくにひめ)神直日(かむなほひの)(かみ)(にん)じ、031月照彦(つきてるひこの)(かみ)032足真彦(だるまひこの)(かみ)033少彦名(すくなひこなの)(かみ)034弘子彦(ひろやすひこの)(かみ)をして()神業(しんげふ)分担(ぶんたん)せしめ(たま)ひ、035国直姫(くになほひめ)をして大直日(おほなほひの)(かみ)(にん)じ、036高照姫(たかてるひめ)037真澄姫(ますみひめ)038純世姫(すみよひめ)039竜世姫(たつよひめ)040言霊姫(ことたまひめ)をして()神業(しんげふ)分掌(ぶんしやう)せしめ(たま)ふ。041(いづ)れも(みな)霊的(れいてき)主宰(しゆさい)(かみ)()しける。
042 (つぎ)()花姫(はなひめの)(かみ)043()出神(でのかみ)をして、044伊豆能売(いづのめの)(かみ)(にん)(たま)ひぬ。045言霊解(げんれいかい)()()し)(すべ)神人(しんじん)身魂(みたま)は、046()霊能(れいのう)活用(くわつよう)如何(いかん)()りて優劣(いうれつ)差別(さべつ)あり。047(これ)上中下(じやうちうげ)三段(さんだん)大別(たいべつ)され、048(なほ)細別(さいべつ)をすれば、049正神界(せいしんかい)邪神界(じやしんかい)(おのおの)(ひやく)八十一(はちじふいち)階級(かいきふ)となる。050邪神(じやしん)(つね)正神(せいしん)圧迫(あつぱく)誑惑(きやうわく)し、051邪道(じやだう)(おとしい)れむと昼夜(ちうや)間断(かんだん)なく(すき)(うかが)ひつつあるものにして、052第三段(だいさんだん)身魂(みたま)(あか)(あら)はむが(ため)に、053底津(そこつ)綿津見(わたつみの)(かみ)054底筒(そこづつ)()(をの)(かみ)(にん)(たま)ひ、055第二段(だいにだん)身魂(みたま)(あら)(きよ)むる(ため)に、056中津(なかつ)綿津見(わたつみの)(かみ)057中筒(なかづつ)()(をの)(かみ)(にん)(たま)ひ、058第一段(だいいちだん)身魂(みたま)(あら)(きよ)むる(ため)に、059上津(うはつ)綿津見(わたつみの)(かみ)060上筒(うはづつ)()(をの)(かみ)(にん)(たま)へり。061(いづ)れも(みづ)御魂(みたま)活動(くわつどう)にして、062大和田原(おほわだのはら)(しほ)となりて世界(せかい)(めぐ)り、063(あめ)となり、064(ゆき)となりて、065物質界(ぶつしつかい)(けが)れをも(あら)(きよ)生気(せいき)(あた)ふる()職掌(しよくしやう)なり。
066 ()くの(ごと)分掌(ぶんしやう)(かみ)()(たま)ひ、067いやはて(ひだり)(おん)()(あら)(たま)ひて、068天照(あまてらす)大御神(おほみかみ)()ませ(たま)ひ、069太陽界(たいやうかい)主宰(しゆさい)となし(たま)ふ。070(つぎ)(みぎ)(おん)()(あら)(たま)ひて、071月読(つきよみの)(みこと)()(たま)ひ、072太陰界(たいいんかい)主宰(しゆさい)となし(たま)ひ、073いやはて陰陽(いんやう)火水(いき)(はな)(たま)ひて、074豊国姫(とよくにひめ)身魂(みたま)神格化(しんかくくわ)して(かむ)素盞嗚(すさのをの)(みこと)()づけ、075大海原(おほうなばら)(つかさ)(にん)(たま)ふ。076豊国姫(とよくにひめの)(みこと)より神格化(しんかくくわ)せる(かむ)素盞嗚(すさのをの)(みこと)(また)御名(みな)本巻(ほんくわん)にては国大立(くにひろたちの)(みこと)といふ。077国大立(くにひろたちの)(みこと)四魂(しこん)(わか)ちて、078月照彦(つきてるひこの)(かみ)079足真彦(だるまひこの)(かみ)080少彦名(すくなひこなの)(かみ)081弘子彦(ひろやすひこの)(かみ)となり、082(げん)083(しん)084(いう)三界(さんかい)(またが)りて神業(しんげふ)参加(さんか)(たま)ひつつあることは前巻(ぜんくわん)(すで)()べたる(ところ)なり。
085大正一一・二・二六 旧一・三〇 外山豊二録)
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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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