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天津神(あまつかみ)と国津神(くにつかみ)

インフォメーション
鏡：玉鏡 題名：天津神と国津神 よみ： 著者：出口王仁三郎
神の国掲載号：1931（昭和6）年04月号 八幡書店版：52頁 愛善世界社版：45頁 著作集： 第五版：26頁 第三版：25頁 全集： 初版：7頁
概要： 備考： タグ： データ凡例： データ最終更新日： OBC ：kg467
001　天津神(あまつかみ)と申(まを)すのは、002現世(うつしよ)で例(たと)へて云(い)へば、003官(くわん)につかへたるもの、004［＊ここから　天三版、天五版、愛世版、八幡版では削除］天皇(てんのう)陛下(へいか)の臣(しん)［＊ここまで削除］、005宰相(さいしやう)、006大臣(だいじん)、007地方官(ちはうくわん)、008貴族院(きぞくゐん)議員(ぎゐん)といつたやうなもので、009天照(あまてらす)大御神様(おほみかみさま)に従(したが)つて、010天(てん)から降(くだ)られた神様(かみさま)のことである。011だから祝詞(のりと)にも「天津神(あまつかみ)は天(あま)の磐戸(いはと)を推披(おしひら)きて、012天(あめ)の八重雲(やへくも)を伊頭(いづ)の千別(ちわ)きに千別(ちわ)きて所聞(きこし)召(め)さむ」とある。013又(また)国津神(くにつかみ)といふのは、014自治(じち)団体(だんたい)の代表(だいへう)、015国民(こくみん)の代表(だいへう)、016衆議院(しうぎゐん)議員(ぎゐん)などに匹敵(ひつてき)するもので、017国(くに)に居(を)つた神(かみ)、018即(すなは)ち土着(どちやく)の神様(かみさま)である。019祝詞(のりと)に「国津神(くにつかみ)は高山(たかやま)の末(すゑ)短山(ひきやま)の末(すゑ)に上(のぼ)り坐(ま)して、020高山(たかやま)の伊保理(いほり)短山(ひきやま)の伊保理(いほり)を掻(かき)分(わ)けて所聞(きこし)召(め)さむ云々(うんぬん)」の詞(ことば)が證明(しようめい)して居(ゐ)る。021八王(やつわう)八頭(やつがしら)は皆(みな)、022山(やま)に居(きよ)を占(し)めて居(を)られたのである。
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