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(ふたた)七夕祭(たなばたさい)(つい)

インフォメーション
鏡:玉鏡 題名:再び七夕祭に就て よみ: 著者:出口王仁三郎
神の国掲載号:1932(昭和7)年10月号 八幡書店版:144頁 愛善世界社版:170頁 著作集: 第五版:155頁 第三版:156頁 全集: 初版:127頁
概要: 備考: タグ: データ凡例:掲載号確認済み データ最終更新日:2021-09-06 17:47:09 OBC :kg599
001 (きう)七月(しちぐわつ)六日(むいか)(ばん)から同十二日(じふににち)にかけて挙行(きよかう)される七夕祭(たなばたさい)は、002神々様(かみがみさま)()高天原(たかあまはら)神集(かむつど)ひに(つど)はれて(いつ)年中(ねんぢう)経綸(けいりん)について神議(しんぎ)せらるる大切(たいせつ)なる神事(しんじ)である(こと)(かつ)ても(はな)したが、003十二日(じふににち)(ばん)になると王仁(わたし)(その)決定(けつてい)せられたる神事(しんじ)(うけたま)はつて、004(その)プログラム(どほ)り、005一年間(いちねんかん)御経綸(ごけいりん)遂行(すゐかう)する(やく)使(つか)はるるのである。006神苑内(しんゑんない)沢山(たくさん)建物(たてもの)についても、007御神策(ごしんさく)のまにまに建造(けんざう)して()るのであるが、008昨年(さくねん)神声碑(しんせいひ)のやうに、009(つく)つて長年(ながねん)用意(ようい)をさせられて()たのを(きふ)()てよと命令(めいれい)せらるる場合(ばあひ)もあつて、010あの()()(とき)容易(ようい)ならざる(こと)(おこ)ると(かね)てお(まへ)(たち)()ふておいたが、011満洲(まんしう)事変(じへん)()()つとすぐ、012(すなは)昭和(せうわ)六年(ろくねん)九月(くぐわつ)十八日(じふはちにち)突如(とつじよ)として(おこ)つたのである。013(ただ)(こま)るのは神様(かみさま)(いそ)がれても人間界(にんげんかい)がそれほどに(いそ)いで()れぬので、014板挟(いたばさ)みになつて王仁(わたし)苦労(くらう)する。015王仁(わたし)(また)神策(しんさく)のまにまに(うご)いて()るので、016我意(がい)(すこ)しも(くは)へて()ないのだから、017役員(やくゐん)信者(しんじや)(その)(つも)りで()(もら)はねばならぬ。018此度(このたび)御神業(ごしんげふ)人間(にんげん)想像(さうざう)(たくま)しうし()るやうな範囲(はんゐ)のものでないのだから、019柔順(じうじゆん)王仁(わたし)指揮(しき)(したが)つて()しいものである。
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