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男女(だんぢよ)の道(みち)

インフォメーション
鏡：玉鏡 題名：男女の道 よみ： 著者：出口王仁三郎
神の国掲載号：1932（昭和7）年12月号 八幡書店版：56頁 愛善世界社版：223頁 著作集： 第五版：140頁 第三版：141頁 全集： 初版：113頁
概要： 備考： タグ： データ凡例： データ最終更新日： OBC ：kg588
001　伊邪那岐(いざなぎ)、002伊邪那美命(いざなみのみこと)が御子(みこ)生(う)みの神業(かむわざ)に於(おい)て、003先(ま)づ伊邪那美命(いざなみのみこと)より「あなにやしえー男(をとこ)」と言葉(ことば)を掛(か)け給(たま)うた。004そして生(うま)れた神(かみ)が蛭子(ひるこ)の神(かみ)で、005神(かみ)の中(なか)に入(い)れられず、006流(なが)し捨(す)てられた。007之(これ)は女(をんな)は受動的(じゆどうてき)、008男(をとこ)は能動的(のうどうてき)の意味(いみ)を教訓(けうくん)されたもので、009女(をんな)より先(さき)に男(をとこ)に声(こゑ)を掛(か)けるものではない、010［＊ここから　天五版では削除］男(をとこ)に従(したが)ふべきものである。［＊ここまで削除］011今頃(いまごろ)の女(をんな)には、012女(をんな)より男(をとこ)に恋愛(れんあい)を申(まを)し込(こ)んだり、013手紙(てがみ)を出(だ)したりするが、014それは間違(まちが)つて居(ゐ)て［＊ここから　天五版では削除］天則(てんそく)違反(ゐはん)である。［＊ここまで削除］015［＊ここから　天五版、八幡版では削除］若(も)しさうしたことに依(よ)つて夫婦(ふうふ)となり子供(こども)が出来(でき)ても良(よ)い子(こ)は出来(でき)ぬ。016又(また)女(をんな)で、017さうしたことを何(なん)とも思(おも)はぬ女(をんな)であつたら、018其(その)腹(はら)から生(うま)れる子(こ)は蛭子(ひるこ)の例(れい)によつても、019罪(つみ)を犯(をか)すやうな、020所謂(いはゆる)不幸(ふかう)な子(こ)が出来(でき)るものである。［＊ここまで削除］021故(ゆゑ)に天(てん)と云(い)ふは男(をとこ)、022地(ち)と云(い)ふは女(をんな)とされて、023天地(てんち)と文字(もじ)迄(まで)その意味(いみ)に使用(しよう)され地天(ちてん)とは云(い)はぬ。024日月(じつげつ)もその通(とほ)りである。025只(ただ)陰陽(いんやう)の場合(ばあひ)に、026何故(なぜ)陽陰(やういん)と云(い)はぬかと思(おも)ふかも知(し)れぬが、027之(これ)は現界(げんかい)に於(おい)ては月(つき)の神(かみ)の支配権内(しはいけんない)に包(つつ)まれて、028多分(たぶん)にその守護(しゆご)を受(う)けるので、029その意味(いみ)で尊(たふと)んだ言葉(ことば)として陰陽(いんやう)と云(い)ふのである。
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