霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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面会者(めんくわいしや)(つら)

インフォメーション
鏡:玉鏡 題名:面会者は辛い よみ: 著者:出口王仁三郎
神の国掲載号:1931(昭和6)年11月号 八幡書店版:329頁 愛善世界社版:73頁 著作集: 第五版:188頁 第三版:188頁 全集: 初版:156頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :kg631
001 世間的(せけんてき)如何(いか)名誉(めいよ)地位(ちゐ)財産(ざいさん)があつても、002王仁(わたし)として是非(ぜひ)()はねばならぬ(ひと)と、003(すこ)しも()ひたくない(ひと)とがある。004その区別(くべつ)もわからずに無暗(むやみ)面会(めんくわい)させられるのが一番(いちばん)つらい。005(こと)に「()(ひと)信仰(しんかう)(はい)つたならば結構(けつこう)御用(ごよう)出来(でき)ますから」などと()(ひと)がある。006王仁(わたし)はそんな(こと)をきくとむかつ(ぱら)がたつて仕方(しかた)がない。
007 霊界(れいかい)物語(ものがたり)にも()いておいた(やう)に、008極悪(ごくあく)地獄(ぢごく)には(もつと)智慧(ちゑ)証覚(せうかく)のすぐれた第一(だいいち)霊国(れいごく)宣伝使(せんでんし)()つて神様(かみさま)のお(はなし)をする(こと)になつて()る。009それはよい加減(かげん)宣伝使(せんでんし)では(やや)もすると邪悪(じやあく)()けるからである。010(すべ)天国(てんごく)(ひと)一時(いちじ)()(おと)して八衢(やちまた)(また)地獄(ぢごく)(おもむ)き、011(ふたた)天国(てんごく)地位(ちゐ)にかへる(こと)非常(ひじやう)苦痛(くつう)(こと)である。
012 王仁(わたし)沢山(たくさん)面会者(めんくわいしや)一度(いちど)()(とき)随分(ずゐぶん)(つら)(おも)ひをする。013その大勢(おほぜい)(なか)には信仰(しんかう)(あつ)(ひと)もあればうすい(ひと)もある。014(また)全然(ぜんぜん)王仁(わたし)乃至(ないし)大本(おほもと)無理解(むりかい)(ひと)もある。015王仁(わたし)はそれ()(すべ)ての(ひと)に、016なるべく満足(まんぞく)(あた)へたいと(おも)うて(つと)めるので、017王仁(わたし)霊魂(れいこん)はとても(くる)しむ。
018 面会者(めんくわいしや)とせず(ただ)途中(とちう)()()()ふのなれば、019こちらは(かみ)として()ふのではないから、020(すこ)しも(くる)しくもなければ差支(さしつか)へもない。
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