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亜細亜(あじあ)大陸(たいりく)素尊(すそん)御職掌(ごしよくしやう)

インフォメーション
鏡:玉鏡 題名:亜細亜大陸と素尊の御職掌 よみ: 著者:出口王仁三郎
神の国掲載号:1933(昭和8)年02月号 八幡書店版:35頁 愛善世界社版:39頁 著作集: 第五版:129頁 第三版:129頁 全集: 初版:103頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :kg581
001 神典(しんてん)()葦原(あしはら)(くに)とは、002スエズ運河(うんが)以東(いとう)亜細亜(アジア)大陸(たいりく)()ふのである。003ゆゑにその神典(しんてん)意味(いみ)から()ひ、004また太古(たいこ)歴史(れきし)から()へば日本国(につぽんこく)である。005三韓(さんかん)のことを「()堅洲国(かたすくに)」とも()ふ。006新羅(しらぎ)007高麗(こま)008百済(くだら)009ミマナ(とう)のことであるが、010これには(いま)蒙古(もうこ)あたりは全部(ぜんぶ)包含(はうがん)されて()たのである。
011 また出雲(いづも)(くに)出雲(いづも)朝廷(てうてい)()ふものがあつて、012(すべ)てを統治(とうち)されて()つたのである。013一体(いつたい)この亜細亜(アジア)(すなは)葦原(あしはら)伊邪那美尊(いざなみのみこと)(さま)領有(りやういう)されて()たのであつて、014黄泉国(よもつくに)()ふのは、015印度(いんど)016支那(しな)017トルキスタン、018大平洋(たいへいやう)(ちう)の「ム」(こく)(とう)全部(ぜんぶ)総称(そうしよう)して()た。019それが伊邪那美尊(いざなみのみこと)(さま)がかくれ(たま)うたのち素盞嗚尊(すさのをのみこと)(さま)継承(けいしよう)されたのであつたので、020その(のち)亜細亜(アジア)素盞嗚尊(すさのをのみこと)(さま)(しろ)()(たま)(くに)となつたのである。021素盞嗚(すさのを)()言霊(ことたま)は、022世界(せかい)()意味(いみ)にもなる。023また武勇(ぶゆう)意味(いみ)もあり、024大海原(おほうなばら)といふ意義(いぎ)もある(ごと)く、025その御神名(ごしんめい)(すで)御職掌(ごしよくしやう)(あら)はして()る。026それで素盞嗚尊(すさのをのみこと)(さま)御神業(ごしんげふ)亜細亜(アジア)大陸(たいりく)にある。027(しか)しながら()(もと)(くに)立派(りつぱ)確立(かくりつ)されなくてはいけない。028自分(じぶん)蒙古(もうこ)(はい)つたのも、029また紅卍字会(こうまんじくわい)握手(あくしゆ)したのも、030(みな)意義(いぎ)のあることで、031大神業(だいしんげふ)今後(こんご)にあることを(おも)ふべきである。
032 『昭和(せうわ)』の雑誌(ざつし)(つぎ)のやうな(うた)()して()いた。033充分(じうぶん)(かんが)へて()るべきである。
034 亜細亜(アジア)とは葦原(あしはら)意義(いぎ)あし(はら)
035  ()()(もと)国名(こくめい)なりけり
036 ここから 二首の歌は天三版、天五版、愛世版、八幡版では削除満蒙(まんもう)支那(しな)神代(かみよ)日本(につぽん)領土(りやうど)なり
037  とり(かへ)すべき(とき)いたりつつ
038 大蒙古(だいもうこ)(むかし)日本(につぽん)領地(りやうち)なり
039  回復(くわいふく)するは今人(こんじん)義務(ぎむ)ここまで削除
040 (とき)(いま)()国民(こくみん)建国(けんこく)
041  皇謨(くわうぼ)により活動(くわつどう)すべき(とき)
042 和光同塵(わくわうどうぢん)政策(せいさく)をとりし()(くに)
043  旗幟(きし)鮮明(せんめい)にすべき(とき)なり
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