霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
目 次
設 定
閉じる
×
霊界物語
三鏡
大本神諭
伊都能売神諭
出口王仁三郎全集
出口王仁三郎著作集
王仁文庫
惟神の道
幼ながたり
開祖伝
聖師伝
霧の海(第六歌集)
大本七十年史
大本史料集成
神霊界
新聞記事
新月の光
その他
王仁文献考証
検索は「
王仁DB
」で
←
戻る
霊界物語
霊主体従
第1巻(子の巻)
第2巻(丑の巻)
第3巻(寅の巻)
第4巻(卯の巻)
第5巻(辰の巻)
第6巻(巳の巻)
第7巻(午の巻)
第8巻(未の巻)
第9巻(申の巻)
第10巻(酉の巻)
第11巻(戌の巻)
第12巻(亥の巻)
如意宝珠
第13巻(子の巻)
第14巻(丑の巻)
第15巻(寅の巻)
第16巻(卯の巻)
第17巻(辰の巻)
第18巻(巳の巻)
第19巻(午の巻)
第20巻(未の巻)
第21巻(申の巻)
第22巻(酉の巻)
第23巻(戌の巻)
第24巻(亥の巻)
海洋万里
第25巻(子の巻)
第26巻(丑の巻)
第27巻(寅の巻)
第28巻(卯の巻)
第29巻(辰の巻)
第30巻(巳の巻)
第31巻(午の巻)
第32巻(未の巻)
第33巻(申の巻)
第34巻(酉の巻)
第35巻(戌の巻)
第36巻(亥の巻)
舎身活躍
第37巻(子の巻)
第38巻(丑の巻)
第39巻(寅の巻)
第40巻(卯の巻)
第41巻(辰の巻)
第42巻(巳の巻)
第43巻(午の巻)
第44巻(未の巻)
第45巻(申の巻)
第46巻(酉の巻)
第47巻(戌の巻)
第48巻(亥の巻)
真善美愛
第49巻(子の巻)
第50巻(丑の巻)
第51巻(寅の巻)
第52巻(卯の巻)
第53巻(辰の巻)
第54巻(巳の巻)
第55巻(午の巻)
第56巻(未の巻)
第57巻(申の巻)
第58巻(酉の巻)
第59巻(戌の巻)
第60巻(亥の巻)
山河草木
第61巻(子の巻)
第62巻(丑の巻)
第63巻(寅の巻)
第64巻(卯の巻)上
第64巻(卯の巻)下
第65巻(辰の巻)
第66巻(巳の巻)
第67巻(午の巻)
第68巻(未の巻)
第69巻(申の巻)
第70巻(酉の巻)
第71巻(戌の巻)
第72巻(亥の巻)
特別編 入蒙記
天祥地瑞
第73巻(子の巻)
第74巻(丑の巻)
第75巻(寅の巻)
第76巻(卯の巻)
第77巻(辰の巻)
第78巻(巳の巻)
第79巻(午の巻)
第80巻(未の巻)
第81巻(申の巻)
←
戻る
特別編 入蒙記
第1篇 日本より奉天まで
01 水火訓
02 神示の経綸
03 金剛心
04 微燈の影
05 心の奥
06 出征の辞
07 奉天の夕
第2篇 奉天より洮南へ
08 聖雄と英雄
09 司令公館
10 奉天出発
11 安宅の関
12 焦頭爛額
13 洮南旅館
14 洮南の雲
第3篇 洮南より索倫へ
15 公爺府入
16 蒙古の人情
17 明暗交々
18 蒙古気質
19 仮司令部
20 春軍完備
21 索倫本営
第4篇 神軍躍動
22 木局収ケ原
23 下木局子
24 木局の月
25 風雨叱咤
26 天の安河
27 奉天の渦
28 行軍開始
29 端午の日
30 岩窟の奇兆
第5篇 雨後月明
31 強行軍
32 弾丸雨飛
33 武装解除
34 竜口の難
35 黄泉帰
36 天の岩戸
37 大本天恩郷
38 世界宗教聯合会
39 入蒙拾遺
附 入蒙余録
大本の経綸と満蒙
世界経綸の第一歩
蒙古建国
蒙古の夢
余白歌
このサイトは『霊界物語』を始めとする出口王仁三郎等の著書を無料で公開しています。
(注・出口王仁三郎の全ての著述を収録しているわけではありません。未収録のものも沢山あります)
閉じる
×
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
その他の設定項目を表示する
ここから下を閉じる
文字サイズ
S
【標準】
M
L
フォント
フォント1
【標準】
フォント2
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
古いブラウザでうまく表示されない時はこの設定を試してみて下さい
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側にだけ表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注
[?]
[※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
全ての脚注を開く
全ての脚注を閉じる(マーク表示)
【標準】
脚注マークを表示しない
文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色
[?]
底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。
[×閉じる]
外字1の色
[?]
この設定は現在使われておりません。
[×閉じる]
外字2の色
[?]
文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。
[×閉じる]
→
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
10月30~31日に旧サイトから新サイトへの移行作業を行う予定です。
実験用サイト
|
サブスク
霊界物語
>
入蒙記
> 第4篇 神軍躍動 > 第30章 岩窟の奇兆
<<< 端午の日
(B)
(N)
強行軍 >>>
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。
【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034 アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。
第三〇章
岩窟
(
がんくつ
)
の
奇兆
(
きてう
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 特別篇 山河草木 入蒙記
篇:
第4篇 神軍躍動
よみ(新仮名遣い):
しんぐんやくどう
章:
第30章 岩窟の奇兆
よみ(新仮名遣い):
がんくつのきちょう
通し章番号:
口述日:
1925(大正14)年08月
口述場所:
筆録者:
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年2月14日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
[×閉じる]
:
岩山を乗り切って高原地帯に出たが、牧草はあっても一滴の水溜りも見つからない。携帯の食料は次第に残り少なくなってきた。
そのうち日出雄は神がかりとなり、山の岩窟の中に瞑目静座してしまった。一向は盧占魁の動きが怪しいこともあり、しばらくこの地に宿営することに決めた。
後から殿の張彦三の部隊がやってきて、盧占魁に代わって日出雄一行を保護しようと申し出、一緒に腰をすえてしまった。しばらくして盧占魁は約五十四里前方に屯営しており、部隊の整理が済み次第、戻って迎えに来ることなどが報じられた。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
2024/2/11出口王仁三郎全集第6巻を底本として校正。
タグ:
宣伝師(宣伝使)
データ凡例:
データ最終更新日:
2024-02-11 13:41:26
OBC :
rmnm30
愛善世界社版:
265頁
八幡書店版:
第14輯 644頁
修補版:
校定版:
269頁
普及版:
初版:
ページ備考:
001
夏期
(
かき
)
に
相当
(
さうたう
)
する
二三
(
にさん
)
ケ
月
(
げつ
)
の
間
(
あひだ
)
は、
002
蒙古
(
もうこ
)
奥地
(
おくち
)
は
西比利亜
(
シベリヤ
)
方面
(
はうめん
)
と
同
(
おな
)
じく
夜
(
よ
)
が
非常
(
ひじやう
)
に
短
(
みじか
)
い。
003
西北
(
せいほく
)
の
空
(
そら
)
に
夕焼
(
ゆふやけ
)
の
名残
(
なごり
)
が
消
(
き
)
えたかと
思
(
おも
)
ふと、
004
間
(
ま
)
もなく
早
(
は
)
や
東天
(
とうてん
)
紅
(
くれなゐ
)
を
潮
(
てう
)
すると
云
(
い
)
つた
調子
(
てうし
)
である。
005
月
(
つき
)
なき
夜
(
よ
)
でも
午前
(
ごぜん
)
二
(
に
)
時
(
じ
)
過
(
す
)
ぎる
頃
(
ころ
)
から、
006
危険
(
きけん
)
な
山路
(
やまぢ
)
でも
安全
(
あんぜん
)
に
旅行
(
りよかう
)
が
出来
(
でき
)
るのである。
007
張
(
ちやう
)
彦三
(
けんさん
)
の
所謂
(
いはゆる
)
神譴
(
しんけん
)
の
雨
(
あめ
)
を
岩影
(
いはかげ
)
に
避
(
さ
)
けた
全軍
(
ぜんぐん
)
も、
008
其
(
その
)
中
(
うち
)
雨
(
あめ
)
が
小歇
(
こや
)
みになつたのでヤツと
胸
(
むね
)
を
撫
(
な
)
で
下
(
おろ
)
し、
009
六
(
ろく
)
月
(
ぐわつ
)
七日
(
なのか
)
(
陰暦
(
いんれき
)
五
(
ご
)
月
(
ぐわつ
)
六日
(
むいか
)
)
午前
(
ごぜん
)
二
(
に
)
時
(
じ
)
半
(
はん
)
頃
(
ごろ
)
全軍
(
ぜんぐん
)
に
出発
(
しゆつぱつ
)
命令
(
めいれい
)
が
伝
(
つた
)
はつた。
010
騎馬
(
きば
)
にての
旅行
(
りよかう
)
は
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
、
011
二頭
(
にとう
)
或
(
あるひ
)
は
三頭立
(
さんとうだて
)
の
牛車
(
ぎうしや
)
や
騾馬
(
らば
)
と(
馬
(
うま
)
と
驢馬
(
ろば
)
との
混血
(
あひのこ
)
にて
牽引力
(
けんいんりよく
)
最
(
もつと
)
も
強
(
つよ
)
き
種類
(
しゆるゐ
)
)
三四
(
さんし
)
頭
(
とう
)
立
(
だて
)
の
轎車
(
けうしや
)
が、
012
山
(
やま
)
と
云
(
い
)
はず
川
(
かは
)
と
云
(
い
)
はず
岩石
(
がんせき
)
崎嶇
(
きく
)
たる
難路
(
なんろ
)
を、
013
相当
(
さうたう
)
の
重量
(
じゆうりやう
)
を
積
(
つ
)
んで
無茶
(
むちや
)
苦茶
(
くちや
)
に
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
くのだから、
014
便乗
(
びんじよう
)
した
人
(
ひと
)
は
中々
(
なかなか
)
安
(
やす
)
き
心
(
こころ
)
もなかつた。
015
頭
(
あたま
)
を
打
(
う
)
ち、
016
肱
(
ひぢ
)
を
打
(
う
)
ち、
017
時
(
とき
)
には
転落
(
てんらく
)
の
犠牲
(
ぎせい
)
も
払
(
はら
)
はねばならぬと
云
(
い
)
ふのだから……
荷物
(
にもつ
)
があつては
黄金
(
こがね
)
の
大橋
(
おほはし
)
は
渡
(
わた
)
れんぞよ……といふ
大本
(
おほもと
)
の
警告
(
けいこく
)
の
如
(
ごと
)
く、
018
人世
(
じんせい
)
の
行路
(
かうろ
)
はヤハリ
身軽
(
みがる
)
に
限
(
かぎ
)
るてふ
感
(
かん
)
を
禁
(
きん
)
ずるを
得
(
え
)
ない。
019
此
(
この
)
日
(
ひ
)
岩山
(
いはやま
)
を
乗
(
の
)
り
切
(
き
)
つて
次第
(
しだい
)
々々
(
しだい
)
に
高原
(
かうげん
)
地帯
(
ちたい
)
を、
020
山
(
やま
)
と
山
(
やま
)
との
間
(
あひだ
)
を
縫
(
ぬ
)
ふて
進
(
すす
)
んでゆく。
021
空
(
そら
)
は
漸
(
やうや
)
く
晴
(
は
)
れて
赫々
(
かくかく
)
たる
太陽
(
たいやう
)
は
冬服
(
ふゆふく
)
その
儘
(
まま
)
の
全軍
(
ぜんぐん
)
を
照
(
てら
)
しつける。
022
而
(
しか
)
も
行
(
ゆ
)
けども
行
(
ゆ
)
けども
牧草
(
ぼくさう
)
はあつても、
023
一滴
(
いつてき
)
の
溜水
(
たまりみづ
)
も
見付
(
みつ
)
からない。
024
携帯
(
けいたい
)
の
食糧
(
しよくりやう
)
は
已
(
すで
)
に
残
(
のこ
)
り
少
(
すくな
)
くなつてゐる。
025
無論
(
むろん
)
人家
(
じんか
)
は
見付
(
みつ
)
からず『アーア』と
云
(
い
)
ふ
歎息
(
たんそく
)
の
声
(
こゑ
)
が
何処
(
どこ
)
からともなく
聞
(
きこ
)
えて
来
(
く
)
る。
026
水
(
みづ
)
を
探
(
たづ
)
ねて
馬
(
うま
)
を
急
(
いそ
)
がす
者
(
もの
)
、
027
食糧車
(
しよくりやうしや
)
を
待
(
ま
)
ち
合
(
あは
)
す
者
(
もの
)
、
028
隊
(
たい
)
は
遂
(
つひ
)
に
三々
(
さんさん
)
五々
(
ごご
)
となつた。
029
此
(
この
)
時
(
とき
)
日出雄
(
ひでを
)
の
側
(
そば
)
には
真澄別
(
ますみわけ
)
、
030
守高
(
もりたか
)
、
031
坂本
(
さかもと
)
、
032
白凌閣
(
パイリンク
)
、
033
温
(
をん
)
長興
(
ちやうこう
)
、
034
王
(
わう
)
瓚璋
(
さんしやう
)
、
035
康
(
かう
)
国宝
(
こくほう
)
の
七
(
しち
)
人
(
にん
)
が
轡
(
くつわ
)
を
列
(
つら
)
ねて
居
(
ゐ
)
た。
036
坂本
(
さかもと
)
は
堪
(
た
)
へかねて、
037
坂本
(
さかもと
)
『
先生
(
せんせい
)
皆
(
みな
)
先
(
さき
)
へ
行
(
い
)
つて
了
(
しま
)
つた
様
(
やう
)
ですけれども、
038
先生
(
せんせい
)
のお
荷物
(
にもつ
)
や
食糧品
(
しよくりやうひん
)
を
積
(
つ
)
んだ
轎車
(
けうしや
)
はまだ
遅
(
おく
)
れてますから、
039
どつかそこらで
一服
(
いつぷく
)
したらどうでせう。
040
人
(
ひと
)
も
馬
(
うま
)
もこれではヘトヘトになつて
了
(
しま
)
ひますよ』
041
日出雄
(
ひでを
)
『さうだね、
042
では
此処
(
ここ
)
は
可
(
か
)
なり
牧草
(
ぼくさう
)
もある
様
(
やう
)
だから
一休
(
ひとやす
)
みしよう』
043
坂本
(
さかもと
)
『
先生
(
せんせい
)
、
044
私
(
わたし
)
は
今
(
いま
)
少
(
すこ
)
し
位
(
ぐらひ
)
辛抱
(
しんばう
)
も
致
(
いた
)
しませうが
045
富士
(
ふじ
)
ちやんが
可愛相
(
かあひさう
)
です』
046
富士
(
ふじ
)
と
云
(
い
)
ふのは
坂本
(
さかもと
)
の
乗馬
(
じようば
)
の
名
(
な
)
で、
047
実際
(
じつさい
)
交通
(
かうつう
)
機関
(
きくわん
)
不備
(
ふび
)
の
地方
(
ちはう
)
を
旅行
(
りよかう
)
すると
馬
(
うま
)
が
唯一
(
ゆゐいつ
)
の
友
(
とも
)
であり、
048
馬
(
うま
)
亦
(
また
)
騎乗者
(
のりて
)
を
慕
(
した
)
ひ、
049
人間
(
にんげん
)
同士
(
どうし
)
に
此
(
この
)
情愛
(
じやうあい
)
が
保
(
たも
)
てさへすれば、
050
喧嘩
(
けんくわ
)
など
夢
(
ゆめ
)
にも
起
(
おこ
)
らないであらうと
思
(
おも
)
はれる
位
(
くらゐ
)
だ。
051
而
(
しか
)
して
日出雄
(
ひでを
)
の
馬
(
うま
)
は
白金竜
(
はくきんりう
)
、
052
真澄別
(
ますみわけ
)
の
馬
(
うま
)
は
白銀竜
(
はくぎんりう
)
、
053
守高
(
もりたか
)
の
馬
(
うま
)
は
金剛
(
こんがう
)
と
命名
(
めいめい
)
され
皆
(
みな
)
白馬
(
はくば
)
であつた。
054
馬
(
うま
)
は
鞍
(
くら
)
を
外
(
はづ
)
されて
牧草
(
ぼくさう
)
の
間
(
あひだ
)
に
放
(
はな
)
たれ、
055
人
(
ひと
)
はポケツトに
残
(
のこ
)
つた
煙草
(
たばこ
)
を
譲
(
ゆづ
)
り
合
(
あ
)
ひつつ
青草
(
あをくさ
)
の
上
(
うへ
)
に
寝
(
ね
)
ころび、
056
紫
(
むらさき
)
の
煙
(
けむ
)
りを
天
(
てん
)
に
向
(
むか
)
つて
吹
(
ふ
)
き
出
(
だ
)
し
乍
(
なが
)
ら、
057
相変
(
あひかは
)
らず
減
(
へ
)
らず
口
(
ぐち
)
の
叩合
(
たたきあひ
)
をして
轎車
(
けうしや
)
を
待
(
ま
)
つてゐる。
058
併
(
しか
)
し
轎車
(
けうしや
)
は
何
(
なん
)
等
(
ら
)
か
故障
(
こしよう
)
の
起
(
おこ
)
つたものか、
059
中々
(
なかなか
)
追
(
お
)
ひついて
来
(
こ
)
ない。
060
遅
(
おく
)
れ
来
(
きた
)
る
兵士
(
へいし
)
に
訊
(
き
)
いても『まだまだ
大分
(
だいぶん
)
後方
(
こうはう
)
だ』と
云
(
い
)
ふ。
061
日出雄
(
ひでを
)
は『ナアニ
牛
(
うし
)
や
馬
(
うま
)
の
喰
(
く
)
ふ
物
(
もの
)
が
人間
(
にんげん
)
に
喰
(
く
)
へない
筈
(
はづ
)
はない』とて、
062
其処
(
そこ
)
等
(
ら
)
の
草
(
くさ
)
を
引抜
(
ひきぬ
)
いては
美味
(
うま
)
い
美味
(
うま
)
いと
喰
(
た
)
べ
初
(
はじ
)
める。
063
附添
(
つきそ
)
ふ
人々
(
ひとびと
)
も『なる
程
(
ほど
)
そらさうだ』とムシヤリムシヤリとやり
出
(
だ
)
した。
064
坂本
(
さかもと
)
『
併
(
しか
)
し
盧
(
ろ
)
占魁
(
せんくわい
)
は
怪
(
け
)
しからぬ
奴
(
やつ
)
ですな、
065
先生
(
せんせい
)
に
何
(
なん
)
の
答
(
こたへ
)
もなしで
自分
(
じぶん
)
が
大将面
(
たいしやうづら
)
をして
轎車
(
けうしや
)
に
乗
(
の
)
つて
先
(
さき
)
へ
行
(
い
)
つて
了
(
しま
)
ひよつた。
066
自分
(
じぶん
)
が
護衛
(
ごゑい
)
を
直接
(
ちよくせつ
)
に
申
(
まを
)
し
上
(
あ
)
げるから、
067
外
(
ほか
)
の
者
(
もの
)
の
側
(
そば
)
へ
御
(
お
)
越
(
こ
)
しにならぬ
様
(
やう
)
になんて
云
(
い
)
つておき
乍
(
なが
)
ら……』
068
守高
(
もりたか
)
『
何
(
なん
)
でも
劉
(
りう
)
陞三
(
しようさん
)
と
盧
(
ろ
)
占魁
(
せんくわい
)
との
間
(
あひだ
)
に、
069
先生
(
せんせい
)
を
中心
(
ちうしん
)
として
勢力
(
せいりよく
)
争
(
あらそ
)
ひが
起
(
おこ
)
つてるといふ
評判
(
ひやうばん
)
もあるがね』
070
坂本
(
さかもと
)
『それなら
尚
(
なほ
)
更
(
さら
)
先生
(
せんせい
)
のお
側
(
そば
)
を
離
(
はな
)
れなきや
可
(
い
)
いぢやありませぬか』
071
真澄別
(
ますみわけ
)
『マアそれはそれとして
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
、
072
も
少
(
すこ
)
し
位
(
ぐらゐ
)
水
(
みづ
)
のある
場所
(
ばしよ
)
がないとも
限
(
かぎ
)
らぬから、
073
モウ
一息
(
ひといき
)
進
(
すす
)
みませう。
074
其
(
その
)
間
(
うち
)
轎車
(
けうしや
)
も
参
(
まゐ
)
りませうから』
075
日出雄
(
ひでを
)
『それが
宜
(
よ
)
からう』
076
と
再
(
ふたた
)
び
鞍上
(
あんじやう
)
の
人
(
ひと
)
となり、
077
宣伝歌
(
せんでんか
)
やら
出鱈目
(
でたらめ
)
歌
(
うた
)
を
唄
(
うた
)
ひ
乍
(
なが
)
ら
行
(
かう
)
を
続
(
つづ
)
けた。
078
日
(
ひ
)
は
益々
(
ますます
)
照
(
て
)
り
渡
(
わた
)
り
綿入
(
わたいれ
)
の
肌着
(
はだぎ
)
は
愈々
(
いよいよ
)
熱
(
ねつ
)
して
来
(
く
)
る。
079
雨
(
あめ
)
少
(
すく
)
なく
空気
(
くうき
)
が
乾燥
(
かんさう
)
してゐる
地方
(
ちはう
)
だから
余
(
あま
)
り
汗
(
あせ
)
は
出
(
で
)
ないが、
080
喉
(
のど
)
の
渇
(
かは
)
く
事
(
こと
)
夥
(
おびただ
)
しい。
081
何
(
ど
)
うしたものか
此
(
この
)
日
(
ひ
)
に
限
(
かぎ
)
つて
水
(
みづ
)
らしい
物
(
もの
)
は
馬
(
うま
)
の
小便
(
せうべん
)
の
溜
(
たまり
)
すら
見付
(
みつ
)
からぬ、
082
さりとて
他
(
た
)
に
取
(
と
)
るべき
手段
(
しゆだん
)
もない、
083
行路
(
ゆくて
)
を
馬
(
うま
)
に
任
(
まか
)
せつつ
進
(
すす
)
むうち、
084
奇岩
(
きがん
)
を
折
(
を
)
り
重
(
かさ
)
ねた
如
(
や
)
うな
岩山
(
いはやま
)
の
麓
(
ふもと
)
に
達
(
たつ
)
した。
085
時
(
とき
)
既
(
すで
)
に
午後
(
ごご
)
五
(
ご
)
時
(
じ
)
を
過
(
す
)
ぐる
頃
(
ころ
)
であつた。
086
岩山
(
いはやま
)
を
取
(
と
)
り
巻
(
ま
)
く
麓
(
ふもと
)
の
青野原
(
あをのはら
)
の
一部
(
いちぶ
)
に、
087
土地
(
とち
)
の
一間
(
いつけん
)
許
(
ばか
)
り
陥落
(
かんらく
)
した
場所
(
ばしよ
)
があり、
088
地下層
(
ちかそう
)
解氷
(
かいひやう
)
の
為
(
ため
)
か
真黒
(
まつくろ
)
い
水
(
みづ
)
が
湧
(
わ
)
きこぼれてゐる。
089
馬
(
うま
)
を
其
(
その
)
畔
(
あぜ
)
に
近付
(
ちかづ
)
けて
見
(
み
)
ると、
090
馬
(
うま
)
は
喜
(
よろこ
)
び
先
(
さき
)
を
争
(
あらそ
)
うてガブガブと
呑
(
の
)
み
出
(
だ
)
した。
091
スルト
如何
(
いか
)
にしけん
日出雄
(
ひでを
)
は『
俺
(
わし
)
はモウ
此処
(
ここ
)
から
動
(
うご
)
かぬのだ』と
大喝
(
だいかつ
)
したかと
思
(
おも
)
へば、
092
もう
其
(
その
)
姿
(
すがた
)
は
見
(
み
)
えず、
093
其
(
その
)
馬
(
うま
)
は
素知
(
そし
)
らぬ
面
(
かほ
)
で
草
(
くさ
)
を
食
(
は
)
むでゐる。
094
坂本
(
さかもと
)
は
早速
(
さつそく
)
下馬
(
げば
)
してウロウロと
捜
(
さが
)
し
廻
(
まは
)
り、
095
軈
(
やが
)
て
走
(
は
)
せ
来
(
きた
)
つて
真澄別
(
ますみわけ
)
に
向
(
むか
)
ひ、
096
坂本
(
さかもと
)
『
先生
(
せんせい
)
は
彼
(
あ
)
の
山
(
やま
)
の
腹
(
はら
)
に
岩窟
(
がんくつ
)
がありますが、
097
其
(
その
)
中
(
なか
)
に
瞑目
(
めいもく
)
静坐
(
せいざ
)
してゐられます。
098
何
(
ど
)
うしたら
可
(
よ
)
いでせう』
099
真澄別
(
ますみわけ
)
は
守高
(
もりたか
)
と
共
(
とも
)
に
直
(
ただ
)
ちに
岩窟
(
がんくつ
)
に
到
(
いた
)
り
見
(
み
)
れば、
100
日出雄
(
ひでを
)
は
神懸
(
かみがかり
)
[
※
全集(6巻p204)と愛世版は「神懸」、校定版は「帰神(かむがかり)」。
]
となつてゐる。
101
真澄別
(
ますみわけ
)
はその
意
(
い
)
を
悟
(
さと
)
り、
102
真澄
(
ますみ
)
『
守高
(
もりたか
)
さん、
103
今
(
いま
)
の
進路
(
しんろ
)
は
吾々
(
われわれ
)
の
想
(
おも
)
うて
居
(
ゐ
)
るのと
違
(
ちが
)
ふ
様
(
やう
)
だし、
104
大分
(
だいぶん
)
怪
(
あや
)
しい
点
(
てん
)
もあるから、
105
暫
(
しばら
)
く
此処
(
ここ
)
を
根城
(
ねじろ
)
とする
事
(
こと
)
にしようぢやないか』
106
守高
(
もりたか
)
『さうだ、
107
僕
(
ぼく
)
も
賛成
(
さんせい
)
だ
108
此処
(
ここ
)
は
高熊山
(
たかくまやま
)
の
岩窟
(
がんくつ
)
に
能
(
よ
)
く
似
(
に
)
てもゐるし、
109
尋常事
(
ただごと
)
ぢやなからう』
110
一行
(
いつかう
)
は
此処
(
ここ
)
に
当分
(
たうぶん
)
宿営
(
しゆくえい
)
の
決心
(
けつしん
)
を
定
(
き
)
め、
111
王
(
わう
)
瓚璋
(
さんしやう
)
をして
此
(
この
)
事
(
こと
)
を
報告
(
はうこく
)
せしむべく
盧
(
ろ
)
占魁
(
せんくわい
)
の
後
(
あと
)
を
追
(
お
)
はしめた。
112
日出雄
(
ひでを
)
の
荷物
(
にもつ
)
即
(
すなは
)
ち
西王母
(
せいわうぼ
)
の
服
(
ふく
)
、
113
宣伝師
(
せんでんし
)
服
(
ふく
)
[
※
宣伝師服の「師」は底本通り。全集、校定版、愛世版とも。
]
その
他
(
た
)
手廻
(
てまは
)
り
品
(
ひん
)
並
(
ならび
)
に
食糧
(
しよくりやう
)
の
残品
(
ざんぴん
)
を
積
(
つ
)
んだ
二台
(
にだい
)
の
轎車
(
けうしや
)
は
114
約
(
やく
)
一
(
いち
)
時間
(
じかん
)
半
(
はん
)
遅
(
おく
)
れて
此処
(
ここ
)
に
到着
(
たうちやく
)
した。
115
此
(
この
)
二台
(
にだい
)
の
轎車
(
けうしや
)
は
山田
(
やまだ
)
文次郎
(
ぶんじらう
)
[
※
第13章の山田文治郎と同一人物か?
]
が
便乗
(
びんじよう
)
監督
(
かんとく
)
し、
116
洮南
(
たうなん
)
より
軍需品
(
ぐんじゆひん
)
等
(
とう
)
を
積載
(
せきさい
)
して
索倫
(
ソーロン
)
に
来
(
きた
)
り、
117
其
(
その
)
儘
(
まま
)
帰途
(
きと
)
の
危険
(
きけん
)
を
慮
(
おもんぱか
)
つて
随伴
(
ずゐはん
)
したのである。
118
轎車
(
けうしや
)
より
材料
(
ざいれう
)
を
取出
(
とりだ
)
して
野営
(
やえい
)
の
準備
(
じゆんび
)
に
着手
(
ちやくしゆ
)
される、
119
一方
(
いつぱう
)
、
120
馬
(
うま
)
の
渇
(
かつ
)
を
医
(
い
)
やした
真黒
(
まつくろ
)
の
水
(
みづ
)
は、
121
明礬
(
みやうばん
)
を
利用
(
りよう
)
して
飲料用
(
いんれうよう
)
に
浄化
(
じやうくわ
)
せられる。
122
枯木
(
かれき
)
の
枝
(
えだ
)
を
集
(
あつ
)
めて
之
(
これ
)
を
沸
(
わ
)
かす、
123
『
茶
(
ちや
)
を
入
(
い
)
れたら
黒
(
くろ
)
インキになつたから、
124
こら
鉄鉱泉
(
てつくわうせん
)
ですよ』と
騒
(
さわ
)
ぎ
立
(
た
)
てるのは
坂本
(
さかもと
)
である。
125
日
(
ひ
)
は
漸
(
やうや
)
く
西
(
にし
)
に
臼搗
(
うすつ
)
き
空
(
そら
)
に
星
(
ほし
)
の
輝
(
かがや
)
き
初
(
そ
)
むる
頃
(
ころ
)
、
126
張
(
ちやう
)
彦三
(
けんさん
)
の
部隊
(
ぶたい
)
が
殿
(
しんが
)
りとして
到着
(
たうちやく
)
し
来
(
きた
)
り、
127
真澄別
(
ますみわけ
)
より
事情
(
じじやう
)
を
聴取
(
ききと
)
り、
128
張
(
ちやう
)
彦三
(
けんさん
)
『それでは
私
(
わたくし
)
が
盧
(
ろ
)
に
代
(
かは
)
つて
御
(
ご
)
保護
(
ほご
)
申上
(
まをしあ
)
げます、
129
私
(
わたし
)
の
方
(
はう
)
には
未
(
ま
)
だ
米
(
こめ
)
も
牛肉
(
ぎうにく
)
も
幾
(
いく
)
らかあります、
130
先生
(
せんせい
)
がお
動
(
うご
)
きにならねば、
131
私
(
わたし
)
も
何時
(
いつ
)
迄
(
まで
)
もお
側
(
そば
)
に
止
(
とど
)
まつて
御
(
ご
)
保護
(
ほご
)
いたします』
132
とて
部下
(
ぶか
)
に
命
(
めい
)
じて
炊
(
た
)
き
出
(
だ
)
しを
開始
(
かいし
)
し、
133
スツカリ
腰
(
こし
)
を
据
(
す
)
ゑて
了
(
しま
)
つた。
134
やがて
日出雄
(
ひでを
)
も
岩窟
(
がんくつ
)
より
出
(
い
)
で
来
(
きた
)
り
135
賑
(
にぎ
)
やかな
野天
(
のてん
)
食堂
(
しよくだう
)
が
開
(
ひら
)
かれた。
136
此
(
この
)
時
(
とき
)
王
(
わう
)
瓚璋
(
さんしやう
)
馳
(
は
)
せ
帰
(
かへ
)
り、
137
盧
(
ろ
)
以下
(
いか
)
全部隊
(
ぜんぶたい
)
は
約
(
やく
)
五十
(
ごじふ
)
支里
(
しり
)
前方
(
ぜんぱう
)
に
屯営
(
とんえい
)
し
居
(
を
)
り、
138
其処
(
そこ
)
には
人家
(
じんか
)
四五
(
しご
)
軒
(
けん
)
あれど
飲料水
(
いんれうすゐ
)
の
不足
(
ふそく
)
なる
事
(
こと
)
や、
139
盧
(
ろ
)
は
水
(
みづ
)
を
索
(
もと
)
めて
急
(
いそ
)
いだのであるが
部隊
(
ぶたい
)
整理
(
せいり
)
次第
(
しだい
)
直
(
す
)
ぐ
迎
(
むか
)
ひに
来
(
く
)
る
事
(
こと
)
など
報告
(
はうこく
)
した。
140
真澄別
(
ますみわけ
)
は
更
(
さら
)
に
岡崎
(
をかざき
)
と
萩原
(
はぎはら
)
に
対
(
たい
)
し
何事
(
なにごと
)
か
名刺
(
めいし
)
の
裏
(
うら
)
に
認
(
したた
)
め、
141
温
(
をん
)
長興
(
ちやうこう
)
を
使
(
つかひ
)
として
前方
(
ぜんぱう
)
の
駐屯所
(
ちうとんしよ
)
に
向
(
むか
)
ひ
馬
(
うま
)
を
急
(
いそ
)
がしめ、
142
茲
(
ここ
)
に
一同
(
いちどう
)
寝
(
しん
)
に
就
(
つ
)
くこととなつた。
143
(
大正一四、八
、筆録)
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 端午の日
(B)
(N)
強行軍 >>>
霊界物語
>
入蒙記
> 第4篇 神軍躍動 > 第30章 岩窟の奇兆
Tweet
目で読むのに疲れたら耳で聴こう!霊界物語の朗読ユーチューブ
オニド関連サイト
最新更新情報
10/22
【霊界物語ネット】
『
王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)
』をテキスト化しました。
9/18
【
飯塚弘明.com
】
飯塚弘明著『
PTC2 出口王仁三郎の霊界物語で透見する世界現象 T之巻
』発刊!
5/8
【霊界物語ネット】
霊界物語ネットに出口王仁三郎の
第六歌集『霧の海』
を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【30 岩窟の奇兆|特別編 入蒙記|霊界物語/rmnm30】
合言葉「みろく」を入力して下さい→