霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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蒙古(もうこ)(ゆめ)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 特別篇 山河草木 入蒙記 篇:附 入蒙余録 よみ(新仮名遣い):
章:蒙古の夢 よみ(新仮名遣い):もうこのゆめ 通し章番号:
口述日:1925(大正14)年08月15日(旧06月26日) 口述場所: 筆録者:北村隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年2月14日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
その昔、蒙古の英雄が十万の兵をもって神国日本を脅かしたが、伊勢の神風の佑助により、退けられた。
日本の武人の功にはあらず、主上の祈願の結果、神明の御加護があったのであり、われらの祖先の一大侮辱とも言うべき事件であった。
日本男子の気骨を示し、歴史の汚点を払拭するため蒙古に進出しようという思いは、少年のころから持っていた。
徒手空拳、三人の同志と共に万里遠征の徒に上った。蒙古の大原野に三軍を叱咤して雄図に就いたが、敵軍のために帰国のやむなきに至った。されど吾は再び。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考:2024/2/23出口王仁三郎全集第6巻を底本として校正。 タグ: データ凡例: データ最終更新日:2024-02-23 18:39:41 OBC :rmnm7004
愛善世界社版:377頁 八幡書店版:第14輯 694頁 修補版: 校定版:380頁 普及版: 初版: ページ備考:
001その(むかし)
002忽必烈(クブライ)なる
003蒙古(もうこ)英雄(えいゆう)
004数千隻(すうせんせき)戦艦(せんかん)
005十万(じふまん)精兵(せいへい)(もつ)
006(わが)辺境(へんきやう)(おびや)かし
007(その)(いきほ)(あた)(べか)らず
008神州(しんしう)上下(しやうか)
009(いち)()震撼(しんかん)
010(かしこ)くも亀山(かめやま)上皇(じやうくわう)
011宸襟(しんきん)(なや)ませ(たてまつ)
012(とき)執権(しつけん)北条(ほうでう)時宗(ときむね)(ゆう)
013力戦(りきせん)苦闘(くとう)すれ(ども)
014()(あま)大軍(たいぐん)
015容易(ようい)退陣(たいぢん)気配(けはい)()
016日本(にほん)全国(ぜんこく)神明(しんめい)
017膺懲(ようちよう)神軍(しんぐん)(おこ)して
018(てき)西海(せいかい)(なみ)(ぼつ)せしむ
019アヽ日本(ひのもと)稜威(みいづ)
020神明(しんめい)威力(ゐりよく)
021(つひ)大国難(だいこくなん)排除(はいじよ)(たま)
022アヽありがたきかな
023皇天(くわうてん)皇土(くわうど)守護(しゆご)
024敵軍(てきぐん)無事(ぶじ)
025帰還(きくわん)せしもの
026(わづか)(さん)(にん)(つた)
027
028蒙古(もうこ)十万(じふまん)精兵(せいへい)
029大敗(たいはい)して(わづか)(さん)(にん)(あま)したるは(これ)
030日本(につぽん)武人(ぶじん)(ゆう)にはあらで
031(かしこ)くも亀山(かめやま)上皇(じやうくわう)
032岩清水(いはしみづ)八幡宮(はちまんぐう)
033()祈願(きぐわん)結果(けつくわ)
034伊勢(いせ)神風(かみかぜ)佑助(いうじよ)なりと()
035(ああ)いづこに日本(につぽん)武人(ぶじん)(ちから)あるか
036この大国辱(だいこくじよく)大国難(だいこくなん)
037(いづ)れも主上(しゆじやう)神明(しんめい)(ちから)のみ
038日本(につぽん)男子(だんし)としての武勇(ぶゆう)にあらず
039(われ)()祖先(そせん)
040この一大(いちだい)侮辱(ぶじよく)()けて
041(わが)国民(こくみん)卑怯(ひけふ)さを
042遺憾(ゐかん)なく発揮(はつき)せり
043後世(こうせい)子孫(しそん)たるもの
044(あに)この侮辱(ぶじよく)(たい)して
045会稽(くわいけい)(はぢ)
046(そそ)がざる()けむや
047
048日本(につぽん)男子(だんし)気骨(きこつ)(しめ)
049神国(しんこく)臣民(しんみん)
050勇侠心(ゆうけふしん)発揮(はつき)
051歴史(れきし)汚点(をてん)
052払拭(ふつしき)せざるべからず
053(われ)少年(せうねん)(ころ)より
054(この)蒙古(もうこ)襲来(しふらい)(たい)して
055雪辱(せつじよく)(きよ)
056()でむと(はか)るや
057(じつ)(とし)(ひさ)
058アヽ日本(につぽん)男子(だんし)本領(ほんりやう)(たい)して
059
060徒手(としゆ)空拳(くうけん)
061(われ)三人(みたり)同士(どうし)(とも)
062回天(くわいてん)鴻図(こうと)(いだ)いて
063(わが)国威(こくゐ)顕彰(けんしやう)
064神州(しんしう)男子(だんし)精神(せいしん)
065中外(ちうぐわい)(かがやか)さむが(ため)
066万里(ばんり)遠征(ゑんせい)()(のぼ)りぬ
067漠々(ばくばく)たる内外(ないぐわい)蒙古(もうこ)大原野(だいげんや)
068三軍(さんぐん)叱咤(しつた)して
069東亜(とうあ)存栄(そんえい)(ため)
070雄図(ゆうと)()
071(いち)()
072敵軍(てきぐん)(ため)
073(むな)しく帰国(きこく)()むなきに(いた)りぬ
074アヽ()れど()れど
075(われ)(ふたた)
076アヽ惟神(かむながら)(たま)幸倍(ちはへ)坐世(ませ)
077(大正一三、一二、一〇号、神の国誌)
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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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