霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第九章 生言霊(いくことたま)〔七七四〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第26巻 海洋万里 丑の巻 篇:第2篇 蓮華台上 よみ:れんげだいじょう
章:第9章 生言霊 よみ:いくことたま 通し章番号:774
口述日:1922(大正11)年07月18日(旧閏05月24日) 口述場所: 筆録者:外山豊二 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年6月5日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
最後に言依別命が立ち上がり、金扇を開いて自ら舞い歌った。
豊国姫命の分霊たる天使・言霊別命は、根底の国に潜んだ後に少彦名神と現れて、常世の国の天地を守っていた。
言霊別命は分霊・言依別命として再びこの世に出現し、三五教の宣伝使と現れた。四尾山に隠れていた国武彦命の御言によって玉照彦・玉照姫を立てて五六七神政の礎を築いていた。
如意宝珠、黄金の玉、紫の玉を神業のまにまに隠し置いたが、ここにまた、瑞の御魂大神の秘密郷である竜宮の一つ島の諏訪の湖から、五つの麻邇の玉が現れた。三と五との三五の玉の教えは、二度目の天の岩戸を開き、常世の闇を打ち晴らす。
天地八百万の神々も、生命あるものはすべて、残さず救い上げて上下喜んで睦びあう誠の神世を立てる珍の礎が定まったのである。
神素盞嗚大神の大神勅を漏らさず聞いたこの上は、言依別命は今日から世人を救うために千座の置戸を負って、仁慈無限の大神の御心に習って仕えることを、瑞御魂・神素盞嗚大神と国武彦の御前に誓う。
言依別命は自らの固い決心を歌い終わると元の座に戻った。言依別命の犠牲的活動はこの後、如何に発展するのであろうか。
また秋山彦の館の奥に姿を隠した神素盞嗚大神の消息を知る者は一人もなかった。国武彦は四尾山の奥深くに隠れ給うて、神政成就の暁を待つこととなった。
言依別命は、梅子姫、五十子姫ら一同とともに神宝を美しい神輿に納めると、金銀をちりばめた船に乗せて金銀の帆をはらませ、由良の川口から登っていった。船中歌い舞い、音楽を奏しながら、勇ましく聖地に帰ることとなった。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:
愛善世界社版:123頁 八幡書店版:第5輯 187頁 修補版: 校定版:137頁 普及版:44頁 初版: ページ備考:
001 言依別命(ことよりわけのみこと)立上(たちあが)金扇(きんせん)(ひら)いて(みづか)()(みづか)(うた)(たま)うた。
002(この)()(つく)(かた)めたる
003国治立大神(くにはるたちのおほかみ)
004御水火(みいき)(あは)永久(とこしへ)
005世界(せかい)(まも)(たま)ひたる
006豊国姫(とよくにひめ)御分霊(わけみたま)
007(たす)(さち)はひ()かすてふ
008言霊別(ことたまわけ)天使(あまつかひ)
009(しこ)(たけ)びに是非(ぜひ)もなく
010根底(ねそこ)(くに)(ひそ)みまし
011少彦名(すくなひこな)(あら)はれて
012常世(とこよ)(くに)天地(あめつち)
013(まも)(たま)ひし(いさ)ましさ
014言霊別(ことたまわけ)御分霊(わけみたま)
015皇大神(すめおほかみ)御言(みこと)もて
016(ふたた)(この)()出現(しゆつげん)
017三五教(あななひけう)神司(かむづかさ)
018言依別神(ことよりわけのかみ)となり
019天地(てんち)(かみ)御教(みをしへ)
020(かみ)のまにまに(つた)()
021四尾(よつを)(やま)(かく)れます
022国武彦(くにたけひこ)御言(みこと)もて
023(にしき)(みや)(つか)へます
024玉照彦(たまてるひこ)玉照(たまてる)
025(ひめ)(みこと)諸共(もろとも)
026五六七(みろく)神政(しんせい)(いしずゑ)
027(あさ)(ゆふ)なに村肝(むらきも)
028(こころ)(くば)()(つく)
029金剛不壊(こんがうふゑ)如意宝珠(によいほつしゆ)
030黄金(こがね)(たま)(むらさき)
031(うづ)神宝(たから)永久(とこしへ)
032(かみ)のまにまに(うづ)()
033三千世界(さんぜんせかい)(うめ)(はな)
034一度(いちど)(ひら)(をり)()
035(とき)しもあれや素盞嗚(すさのを)
036(みづ)御魂(みたま)大御神(おほみかみ)
037黄金(こがね)(しま)秘密郷(ひみつきやう)
038金波(きんぱ)ひらめく諏訪(すは)(うみ)
039玉依姫(たまよりひめ)常久(とことは)
040(まも)(たま)ひし麻邇(まに)(たま)
041いよいよここに(あら)はれて
042()づの御魂(みたま)功績(いさをし)
043ますます(たか)(かがや)きぬ
044(みつ)(いつ)との(たま)(みち)
045三五(さんご)(つき)御教(みをしへ)
046二度目(にどめ)(あま)岩屋戸(いはやど)
047完全(うまら)委細(つばら)押開(おしひら)
048常世(とこよ)(やみ)打晴(うちは)らし
049(あめ)にます(かみ)八百万(やほよろづ)
050(つち)にます(かみ)八百万(やほよろづ)
051(もも)人草(ひとぐさ)(くさ)()
052禽獣(とりけだもの)虫族(むしけら)
053生命(いのち)のはしに(いた)(まで)
054()らさず(のこ)さず(すく)()
055上下(じやうげ)(ゑら)ぎて(むつ)()
056(まこと)神世(かみよ)()(たま)
057(うづ)(いしずゑ)(さだ)まりぬ
058あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
059御霊(みたま)(さち)はへましませよ。
060
061神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ)
062()らせ(たま)ひし大神勅(おほみこと)
063(ただ)一言(ひとこと)()らさじと
064(みみ)をそばだて言依別(ことよりわけ)
065(みづ)(みこと)只管(ひたすら)
066今日(けふ)(さかひ)(あらた)めて
067世人(よびと)(やす)きに(すく)うため
068千座(ちくら)置戸(おきど)(せな)()
069仁慈無限(じんじむげん)大神(おほかみ)
070(たふと)御心(みむね)神習(かむなら)
071(つか)(まつ)らむ瑞御魂(みづみたま)
072神素盞嗚大御神(かむすさのをのおほみかみ)
073国武彦(くにたけひこ)御前(おんまへ)
074(つつし)(うやま)真心(まごころ)
075(つく)して(ちか)(たてまつ)
076朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
077(つき)()つとも()くるとも
078仮令(たとへ)大地(だいち)(しづ)むとも
079皇大神(すめおほかみ)(ちか)ひたる
080わが言霊(ことたま)永久(とこしへ)
081五六七(みろく)()(まで)(かは)らまじ
082あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
083御霊(みたま)(さち)はへましませよ』
084(みづか)(かた)決心(けつしん)(うた)(をは)つて悄然(せうぜん)として()(かへ)つた。085今後(こんご)言依別命(ことよりわけのみこと)犠牲的(ぎせいてき)活動(くわつどう)(はた)して如何(いか)発展(はつてん)するであらうか。
086 神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ)秋山館(あきやまやかた)(おく)()(かく)(たま)ひしより、087(いづ)れへ()でませしか、088その消息(せうそく)()るものは一人(ひとり)もなかつた。
089 国武彦命(くにたけひこのみこと)はその()白煙(はくえん)となつて()(たま)ひ、090四尾(よつを)(やま)(おく)(ふか)神政(しんせい)成就(じやうじゆ)(あかつき)()たせ(たま)(こと)になつた。
091 (ここ)言依別命(ことよりわけのみこと)梅子姫(うめこひめ)092五十子姫(いそこひめ)その()一同(いちどう)(とも)に、093神宝(かむだから)由良(ゆら)(みなと)川口(かはぐち)より(うる)はしき神輿(みこし)(なか)(をさ)め、094金銀(きんぎん)(もつ)(ちりば)めたる御船(みふね)安置(あんち)し、095金銀(きんぎん)真帆(まほ)秋風(あきかぜ)(はら)ませ、096由良川(ゆらがは)(さかのぼ)りて聖地(せいち)(いさ)ましく、097船中(せんちう)(うた)()ひ、098いろいろの音楽(おんがく)(そう)しながら(かへ)(たま)(こと)となつた。099あゝ惟神(かむながら)(たま)幸倍(ちはへ)坐世(ませ)
100大正一一・七・一八 旧閏五・二四 外山豊二録)