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宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して（ただし二段目は分かるように一文字下げて）表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]

一段組【標準】二段組

脚注［※］用語解説 [?]［※］、［＊］、［＃］で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。［※］は主に用語説明、［＊］は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。［＃］は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]

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脚注マークを表示しない

脚注［＊］編集用 [?]［※］、［＊］、［＃］で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。［※］は主に用語説明、［＊］は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。［＃］は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]

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広大無辺(くわうだいむへん)の御神徳(ごしんとく)

インフォメーション

鏡：月鏡題名：広大無辺の御神徳よみ：著者：出口王仁三郎

神の国掲載号：1929（昭和4）年05月号（八幡版）？1930（昭和5）年11月号（著作集）八幡書店版：26頁愛善世界社版：著作集：276頁第五版：61頁第三版：61頁全集：491頁初版：43頁

概要：備考：タグ：データ凡例：データ最終更新日： OBC ：kg288

001　太陽(たいやう)の照臨(せうりん)、002陰陽(いんやう)の輝(かがや)き、003正邪(せいじや)清濁(せいだく)の別(べつ)無(な)き、004雨水(うすゐ)の沛然(はいぜん)として臻(いた)り普(あまね)く万物(ばんぶつ)を潤(うるほ)し、005空気(くうき)の宇宙(うちう)に充満(じゆうまん)して新陳代謝(しんちんたいしや)を行(おこな)ひ、006四季(しき)の風光(ふうくわう)妙(たへ)にして、007吾人(ごじん)に爽快(さうくわい)の気(き)を起(おこ)さしめ、008花卉(くわき)の美(び)、009果実(くわじつ)の豊(ゆたか)なる、010吾人(ごじん)に絶大(ぜつだい)なる快感(くわいかん)爽味(そうみ)を与(あた)へ、011豊富(ほうふ)なる生動物(せいどうぶつ)の恩沢(おんたく)の大(だい)なる、012維(これ)一(いつ)に天地(てんち)神明(しんめい)の恩頼(みたまのふゆ)にして何(いづ)れも大本大神(おほもとおほかみ)の賚(たまもの)と云(い)ふべし。

013　一夜(いちや)の風(かぜ)、014一刻(いつこく)の雨(あめ)能(よ)く天下(てんか)を風靡(ふうび)し山海(さんかい)を覆(くつが)へし、015忽(たちま)ちにして復旧(ふくきう)さる。016雷鳴(らいめい)の轟々(がうがう)たる後(のち)、017白雨(はくう)沛然(はいぜん)として臻(いた)り、018大空(たいくう)晴々(せいせい)として天日(てんじつ)の暉(かがや)き渡(わた)る、019敏電火(びんでんくわ)の過(す)ぐるが如(ごと)き急速(きふそく)の変転(へんてん)これ皆(みな)神明(しんめい)の力(ちから)の一部分(いちぶぶん)の表現(へうげん)なり。020自然界(しぜんかい)の目(め)に見(み)るもの、021耳(みみ)に聞(き)くもの、022身(み)に触(ふ)るるもの、023五感(ごかん)悉(ことごと)く深趣(しんしゆ)遠大(ゑんだい)快活(くわいくわつ)ならざるはなし。

024　神(かみ)は天(てん)を造(つく)り地(ち)を築(きづ)き人(ひと)を生(う)み山川草木(さんせんさうもく)を生(しやう)じ万有(ばんいう)を配布(はいふ)して神代(かみよ)を永遠(ゑいゑん)に建設(けんせつ)すべく、025その蘊蓄(うんちく)せる無限(むげん)の技巧(ぎかう)と資源(しげん)とを傾(かたむ)け、026吾人(ごじん)に不断(ふだん)の恩恵(おんけい)を給(たま)ふのである。

027　神(かみ)の大仁大慈(たいじんたいじ)にして天工(てんこう)の完備(くわんび)せる、028到底(たうてい)人工的(じんこうてき)一小技(いちせうぎ)の活動(くわつどう)より成(な)し得(え)ざるを見(み)れば、029人(ひと)は神(かみ)の子(こ)神(かみ)の宮(みや)、030天地(てんち)経綸(けいりん)の司宰(しさい)といふの言(げん)、031聊(いささ)か僭越(せんゑつ)至極(しごく)の感(かん)に打(う)たれる。032到底(たうてい)天業(てんげふ)神事(しんじ)の補佐(ほさ)たらんとせば、033此(こ)の天恵美(てんけいび)の安沢(あんたく)に神恩(しんおん)を礼讃(らいさん)し、034神(かみ)の造(つく)られし万物(ばんぶつ)を賞翫(しやうぐわん)すべきであるにも拘(かか)はらず、035妄(みだ)りに天設(てんせつ)を毀損(きそん)し、036些末(さまつ)なる人工(じんこう)美技(びぎ)に耽(ふけ)る可(べ)きではない。

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