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松
(
まつ
)
と
雑木
(
ざふき
)
インフォメーション
鏡:
月鏡
題名:
松と雑木
よみ:
著者:
出口王仁三郎
神の国掲載号:
1929(昭和4)年01月号
八幡書店版:
422頁
愛善世界社版:
著作集:
第五版:
175頁
第三版:
175頁
全集:
564頁
初版:
145頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
kg367
001
松
(
まつ
)
は
神木
(
しんぼく
)
であるから、
002
昔
(
むかし
)
は
山
(
やま
)
の
頂上
(
ちやうじやう
)
三分
(
さんぶ
)
ばかりの
所
(
ところ
)
しか
生
(
はえ
)
なかつたものである。
003
其
(
その
)
次
(
つぎ
)
の
場所
(
ばしよ
)
に
竹
(
たけ
)
が
生
(
は
)
へ、
004
其
(
その
)
下位
(
かゐ
)
に
梅
(
うめ
)
が
生
(
は
)
え、
005
かういふ
順序
(
じゆんじよ
)
で
山
(
やま
)
一面
(
いちめん
)
が
蔽
(
おほ
)
はれ、
006
雑木
(
ざふき
)
は、
007
山
(
やま
)
の
裾
(
すそ
)
のみに
生
(
は
)
えて、
008
上
(
うへ
)
の
方
(
はう
)
には
生
(
は
)
えなかつたものであるが、
009
肥料
(
こえ
)
がないので
土地
(
とち
)
がだんだん
痩
(
や
)
せて
来
(
く
)
るに
従
(
したが
)
つて
下
(
した
)
へ
下
(
した
)
へと
生
(
は
)
え
出
(
だ
)
して、
010
遂
(
つひ
)
に
人家
(
じんか
)
のある
所
(
ところ
)
まで
生
(
は
)
えるやうになつたのである。
011
山
(
やま
)
は
元来
(
ぐわんらい
)
、
012
御神体
(
ごしんたい
)
であるから
神聖
(
しんせい
)
なものである。
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