霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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大画(だいぐわ)揮毫(きがう)について

インフォメーション
鏡:月鏡 題名:大画揮毫について よみ: 著者:出口王仁三郎
神の国掲載号:1930(昭和5)年04月号 八幡書店版:287頁 愛善世界社版: 著作集: 第五版:123頁 第三版:123頁 全集:531頁 初版:99頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:0000-00-00 00:00:00 文字数:436 OBC :kg335
001 前代未聞(ぜんだいみもん)の水墨(すゐぼく)大達磨(おほだるま)を描(ゑが)きたる体験(たいけん)
002一、調子(てうし)の外(はづ)れる事(こと)は意外(いぐわい)の意外(いぐわい)甚(はなは)だし。
003二、肉細(にくぼそ)なれば貧弱(ひんじやく)に見(み)ゆ。
004三、肉太(にくぶと)にても矢張(やは)り貧弱(ひんじやく)を感(かん)ず。
005四、一筆描(いつぴつが)きの本意(ほんい)として一線(いつせん)一点(いつてん)にも、006有(あ)つてもよし、007無(な)くても好(よ)しと見(み)るべき無用(むよう)の筆(ふで)は、008一筆描(いつぴつが)きとして働(はたら)きの真価(しんか)なし。009茲(ここ)に於(おい)て、010一筆描(いつぴつがき)無二(むに)の大作品(だいさくひん)としては実(じつ)に体験家(たいけんか)以外(いぐわい)に到底(たうてい)判(わか)るものにあらざるを断言(だんげん)して憚(はばか)らず。011又(また)仮(かり)に試(こころ)みたる画師(ぐわし)のあるべきも、012容易(ようい)に成功(せいこう)し得(え)ざりしなるべし。
013 之(これ)を貧弱(ひんじやく)に流(なが)れず、014権威(けんゐ)ある剛健作(がうけんさく)に近(ちか)づかさんには、015
016 第一(だいいち)全身(ぜんしん)の気合(きあひ)を固(かた)め、017線(せん)を引(ひ)くに一分(いちぶ)刻(きざ)み毎(ごと)に腕(うで)の力(ちから)を押込(おしこ)むること。
018 急転(きふてん)直下(ちよくか)脱兎(だつと)の気合(きあひ)なるべき事(こと)。
019 腕(うで)で描(か)くといふよりも体力(たいりよく)にて描(ゑが)き、020殊(こと)に開眼(かいがん)の一点(いつてん)はカハセミの魚(うを)をねらつて飛(と)び込(こ)む時(とき)の気分(きぶん)を要(えう)す。021一投墨(いちとうぼく)の真諦(しんてい)この辺(へん)に存(そん)するなり。
022 如何(いか)に肉太(にくぶと)の筆(ふで)を用(もち)ゆるも只(ただ)の勇気(ゆうき)は紙上(しじやう)に上走(うはばし)り、023決(けつ)して剛健(がうけん)の力(ちから)と権威(けんゐ)は紙上(しじやう)に躍如(やくじよ)たらず。024要(えう)は一刀(いつたう)艮(とど)めを刺(さ)す場合(ばあひ)の意気(いき)と気合(きあひ)を必要(ひつえう)とす。
025 快心(くわいしん)の作(さく)に近(ちか)づきて苦心体得上(くしんたいとくじやう)茲(ここ)に告白(こくはく)するものなり。
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