霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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キリストの再来(さいらい)

インフォメーション
鏡:月鏡 題名:キリストの再来 よみ: 著者:出口王仁三郎
神の国掲載号:1930(昭和5)年09月号 八幡書店版:47頁 愛善世界社版: 著作集: 第五版:167頁 第三版:168頁 全集:562頁 初版:141頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:0000-00-00 00:00:00 文字数:728 OBC :kg365
001 猶太国(ゆだやのくに)のナザレに生(うま)れた大工(だいく)の子(こ)キリストが降誕(かうたん)してから既(すで)に一千九百三十(いつせんきうひやくさんじふ)年(ねん)を経過(けいくわ)した。002その教理(けうり)は殆(ほと)んど全世界(ぜんせかい)に遍満(へんまん)した。003然(しか)るに、004キリストに由(よ)つて世界(せかい)の平和(へいわ)と人類(じんるゐ)の幸福(かうふく)を来(き)たしたと云(い)ふ事(こと)は未(ま)だ聞(き)かない。005却(かへ)つて[*ここから 天五版、八幡版では削除]反対(はんたい)に世界(せかい)人類(じんるゐ)を誑惑(きやうわく)し[*ここまで削除]、006十字軍(じふじぐん)を起(おこ)さしめて血(ち)の歴史(れきし)を遺(のこ)し、007又(また)は政治(せいぢ)の先棒(さきぼう)に利用(りよう)されただけである。008諺(ことわざ)にも宣教師(せんけうし)の後(うしろ)に大砲(たいはう)ありとまで曰(い)つて居(ゐ)るではないか。009又(また)或(ある)学者(がくしや)は宗教(しうけう)は阿片(あへん)なりと喝破(かつぱ)して居(ゐ)るが、010実(じつ)に至言(しげん)である。011不徹底(ふてつてい)な[*ここから 天五版では削除]脅嚇的(けふくわくてき)[*ここまで削除]教理(けうり)に眩惑(げんわく)されて、012[*ここから 天五版、八幡版では削除]全世界の人類は恐るべからざるものを恐れ、013頼りて益なきものに頼り恐怖心をそそり、[*ここまで削除]014無気力者(むきりよくしや)となり、015自由(じいう)楽天的(らくてんてき)世界(せかい)を悪土(あくど)と思(おも)はしめ、016却(かへ)つて人類(じんるゐ)をして不安(ふあん)の域(ゐき)に導(みちび)いたのみである。017先年(せんねん)欧洲(おうしう)に起(おこ)つた世界(せかい)戦争(せんさう)に対(たい)しても、018之(これ)を防止(ばうし)するの権威(けんゐ)も信用(しんよう)もなく、019袖手(しうしゆ)傍観(ばうくわん)を余儀(よぎ)なくされて了(しま)つたぢやないか。020[*ここから 天五版、八幡版では削除]斯(かく)の如(ごと)きキリストが、021幾百万人(いくひやくまんにん)再生(さいせい)したつて何(なん)の役(やく)に立(た)つものか、022却(かへ)つて世界(せかい)を迷矇(めいまう)の域(ゐき)に陥(おとしい)れるより外(ほか)に道(みち)はないであらう。
023 世界(せかい)の救世主(きうせいしゆ)であり、024神(かみ)の子(こ)又(また)は人(ひと)の子(こ)と自称(じしよう)するものが、025国事犯(こくじはん)に問(と)はれ、026十字架上(じふじかじやう)に悶死(もんし)して、027吾(わ)れ世(よ)に勝(か)てりもあつたものではない。028キリストとは世(よ)を救(すく)ふもの、029油(あぶら)をそそぐ者(もの)の謂(ゐひ)でありとすれば、030現代(げんだい)の宗教家(しうけうか)の称(とな)ふるナザレのイエス、031キリストの如(ごと)きは、032実(じつ)に救世主(きうせいしゆ)の名(な)を僭(せん)したる真理(しんり)の賊(ぞく)であると云(い)ひ度(た)くなるのである。[*ここまで削除]
033 自分(じぶん)の謂(い)ふキリストとはそんなつまらぬ貧弱(ひんじやく)なものではない。034霊肉(れいにく)共(とも)に安心立命(あんしんりつめい)させ、035人類(じんるゐ)の生活(せいくわつ)に向(むか)つて、036も少(すこ)し活動力(くわつどうりよく)のあるものである。037大本人(おほもとじん)の中(なか)には自分(じぶん)をナザレのイエス、038キリストに擬(ぎ)するものがままある様(やう)だが、039実(じつ)に迷惑千万(めいわくせんばん)である。
040 自分(じぶん)が曽(かつ)て霊界(れいかい)物語(ものがたり)に説(と)いたキリストとナザレのイエスとは全然(ぜんぜん)別人(べつじん)である事(こと)を爰(ここ)に言明(げんめい)しておく。
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