霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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有難(ありがた)現界(げんかい)

インフォメーション
鏡:月鏡 題名:有難き現界 よみ: 著者:出口王仁三郎
神の国掲載号:1929(昭和4)年07月号 八幡書店版:189頁 愛善世界社版: 著作集:88頁 第五版:88頁 第三版:88頁 全集:509頁 初版:67頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :kg301
001 (わたし)五六度(ごろくど)()んだ(こと)があるが、002()きかへつてから(のち)二週間(にしうかん)(くらゐ)はひどく疲労(くたび)れたものである。003元来(ぐわんらい)(せい)執着(しふちやく)神様(かみさま)より(あた)へられたものであつて、004結構(けつこう)(こと)である。005三十才(さんじつさい)生命(せいめい)神様(かみさま)より(あた)へられて()(ひと)十五才(じふごさい)にして自殺(じさつ)したとすると、006十五年(じふごねん)(あひだ)(れい)(まよ)うて()るのである。007しかのみならず霊界(れいかい)()けば(すべ)てが()まつて仕舞(しま)ふから、008(ひと)現界(げんかい)にある(うち)十分(じふぶん)(はたら)かして(もら)はねばならぬ。009人生(じんせい)目的(もくてき)地上(ちじやう)天国(てんごく)をひらく(ため)であるから、010(たましひ)()がさんやうにすることが一番(いちばん)大切(たいせつ)(こと)である。011刀身(たうしん)がゆがむと(もと)のさやに(をさ)まらないごとく、012(たましひ)()がれゆがむと(もと)天国(てんごく)にはをさまらぬ。013人間(にんげん)()つて一番(いちばん)大切(たいせつ)(こと)(なん)といつても()きて()(うち)死後(しご)存在(そんざい)(たしか)めておく(こと)である。014死後(しご)世界(せかい)(わか)ると五倫五常(ごりんごじやう)自然(しぜん)(おこな)へる。015倫常(りんじやう)(やぶ)ると()(こと)自分(じぶん)(そん)になる(こと)がハツキリ(わか)るからである。016人間(にんげん)死後(しご)世界(せかい)研究(けんきう)してから仕事(しごと)をするがよい。017(わたし)人生(じんせい)問題(もんだい)になやんで或時(あるとき)爆弾(ばくだん)(いだ)いて()んでやろうかとさへ(おも)つた(こと)がある。018神様(かみさま)御恵(おめぐ)みによつて(なに)()()らして(いただ)いて歓喜(くわんき)()ちた生活(せいくわつ)(はい)(こと)出来(でき)たのであるが、019当時(たうじ)(なや)(もだ)へ、020(くる)しみ、021幾度(いくたび)()(かんが)へた(こと)ほどそれが痛切(つうせつ)であつたのである。
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