霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一六章 雨露月(うろつき)〔一二〇六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻 篇:第4篇 鬼風獣雨 よみ:きふうじゅうう
章:第16章 雨露月 よみ:うろつき 通し章番号:1206
口述日:1922(大正11)年12月13日(旧10月25日) 口述場所: 筆録者:北村隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1924(大正13)年9月12日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
万公は目を覚まし、もしやお菊が起きていないかと庭内をうろつきはじめた。万公は、自分が首尾よくお菊を女房にして三五教に改心させれば、お寅も三五教になびくだろうと勝手な算段をしている。
万公が庭園の石に腰かけて夢想していると、足音を忍ばせてやってくる影があった。
主な登場人物: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:
愛善世界社版:253頁 八幡書店版:第8輯 340頁 修補版: 校定版:265頁 普及版:101頁 初版: ページ備考:
001(をしへ)(には)大広木(おほひろき)
002正宗(まさむね)さまの(にく)(みや)
003出入(でいり)(あそ)ばす神様(かみさま)
004神酒(みき)をすすめて(くだ)()
005曲角狸止(まがつのりと)奏上(そうじやう)
006(さけ)()()はしグイグイと
007(こころ)(うか)れて天国(てんごく)
008(その)(あそ)べるよい機嫌(きげん)
009潮時(しほどき)()すましお(とら)さま
010大広前(おほひろまへ)(あら)はれて
011(ゆふべ)御礼(おれい)(まを)さむと
012(きく)(そば)(はべ)らせて
013(さけ)相手(あひて)をさせ(なが)
014いといかめしき装束(しやうぞく)
015(からだ)にまとひ中啓(ちうけい)
016殊勝(しゆしよう)らしくもひん(にぎ)
017教祖(けうそ)(やかた)()()でて
018五三公(いそこう)万公(まんこう)(ほか)三人(みたり)
019(ともな)(なが)悠々(いういう)
020大神殿(だいしんでん)参入(さんにふ)
021(うやうや)しくも拍手(かしはで)
022うちて四辺(あたり)空気(くうき)をば
023いやが(うへ)にも(にご)らせつ
024曲角狸止(まがつのりと)奏上(そうじやう)
025自分(じぶん)勝手(かつて)(ねがひ)をば
026百万(ひやくまん)だらりと()()てて
027五人(ごにん)(いとま)()(なが)
028(あわただ)しくも蠑螈別(いもりわけ)
029(ひそ)一間(ひとま)(かへ)()
030あとに万公(まんこう)五三公(いそこう)
031戸棚(とだな)(ふすま)()きあけて
032夜具(やぐ)(まくら)をとり(いだ)
033大広前(おほひろまへ)()(なら)
034(あし)()ばして(よこ)たはり
035(みな)口々(くちぐち)三五(あななひ)
036天津祝詞(あまつのりと)奏上(そうじやう)
037(をは)つて(たがひ)高姫(たかひめ)
038黒姫司(くろひめつかさ)(はじ)めとし
039(とら)()さまの()(うへ)
040蠑螈別(いもりわけ)のローマンス
041ひそびそ(わら)(ささや)きつ
042(やうや)(ねむり)()きにける
043万公(まんこう)さまは()()まし
044四人(よにん)寝息(ねいき)(うかが)ひつ
045玄関口(げんくわんぐち)雨戸(あまど)をば
046(おと)せぬ(やう)にひきあけて
047ブラリブラリと庭内(ていない)
048うろつき(はじ)めお(きく)さまは
049もしや(そと)には()るまいか
050(ひと)直接(ちよくせつ)談判(だんぱん)
051やつて()なくちや(をさ)まらぬ
052五三公(いそこう)さまを(はじ)めとし
053白河夜舟(しらかはよぶね)四人(よにん)づれ
054(おれ)もこれから彼奴等(あいつら)
055(ゆめ)にも()らぬ白河(しらかは)
056()(ふね)(ひと)()つて()よか
057櫓櫂(ろかい)(おと)がキクキクと
058(きこ)えて()さうなものぢやなあ
059(とら)(みなと)()()たる
060老朽船(らうきうせん)新造船(しんざうせん)
061()方向(はうかう)(たづ)ねたら
062波止場(はとば)()づる(こと)ぢややら
063本当(ほんたう)(まこと)()がもめる
064あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
065結縁(むすび)(かみ)御恵(みめぐ)みに
066何卒(なにとぞ)(うれ)しきおもてなし
067(ひと)へに(ねが)(たてまつ)
068朝日(あさひ)()るとも(くも)るとも
069(つき)()つとも()くるとも
070(ほし)(てん)から(くだ)るとも
071(いたち)最後屁(さいごぺ)()るとても
072(とら)()さまが万公(まんこう)
073(たがや)大神(だいじん)生宮(いきみや)ぢや
074(むすめ)のお(きく)地上姫(ちじやうひめ)
075テツキリ夫婦(ふうふ)身魂(みたま)(ゆゑ)
076霊肉(れいにく)(ここ)合致(がつち)して
077大神業(だいしんげふ)参加(さんか)せば
078小北(こぎた)(やま)万歳(ばんざい)
079(など)(うま)(こと)()ひよつた
080(おれ)はもとよりウラナイの
081(かみ)信用(しんよう)せぬけれど
082(とら)()さまの()(ぐさ)
083万公(まんこう)さまの()()つた
084ここは一先(ひとま)猫冠(ねこかぶ)
085(きく)首尾(しゆび)()女房(にようばう)
086(さだ)めた(うへ)潮時(しほどき)
087(かんが)へすまし三五(あななひ)
088(をしへ)(みち)帰順(きじゆん)させ
089夫婦(ふうふ)()()()()はし
090松彦(まつひこ)さまに(したが)ひて
091悪魔(あくま)征途(せいと)(のぼ)らうか
092我慢(がまん)(つよ)いお(とら)さまも
093可愛(かあい)(むすめ)三五(あななひ)
094(みち)信仰(しんかう)した(うへ)
095屹度(きつと)信仰(しんかう)するだらう
096さうなりや万公(まんこう)結婚(けつこん)
097(けつ)して無意味(むいみ)にや(をは)らない
098(かみ)(こひ)との二道(ふたみち)
099かけて(いよいよ)神界(しんかい)
100大神業(だいしんげふ)(くは)はらば
101(まこと)都合(つがふ)のよい(こと)
102()てば海路(かいろ)(かぜ)()
103松彦(まつひこ)さまは久振(ひさしぶ)
104(こひ)しき女房(にようばう)(めぐ)()
105(おれ)(また)もや義妹(いもうと)
106(おも)はぬ(ところ)出会(でつく)はし
107ここで(いよいよ)結婚(けつこん)
108(しき)()げる(やう)になつたのも
109(なに)かの(かみ)引合(ひきあは)
110(これ)(ほど)ボロイ(こと)はない
111これを(おも)へば五三公(いそこう)
112アク、タク、テクの三人(さんにん)
113()(どく)さうになつて()
114ほんに浮世(うきよ)はままならぬ
115(かみ)(おもて)(あら)はれて
116(ぜん)(あく)とを立別(たてわ)ける
117五三公(いそこう)さまの眼力(がんりき)
118(じつ)(おどろ)(ほか)はない
119あれ(ほど)(むつ)かしい三昧経(さんまいきやう)
120()もなく()いた(その)手腕(しゆわん)
121並々(なみなみ)ならぬ人物(じんぶつ)
122あれを()いたら松彦(まつひこ)
123さぞや感心(かんしん)するだらう
124(おれ)今迄(いままで)五三公(いそこう)
125あれ(ほど)(えら)人物(じんぶつ)
126(ゆめ)にも(おも)うて()なかつた
127天教山(てんけうざん)()れませる
128()花姫(はなひめ)御化身(ごけしん)
129何処(どこ)とはなしに(ちが)つてる
130五三公(いそこう)さまの寝姿(ねすがた)
131一寸(ちよつと)(うかが)(なが)むれば
132(なん)とも()れぬ霊光(れいくわう)
133周囲(まはり)(つつ)んでゐた(やう)
134此奴(こいつ)迂濶(うつかり)戯言(うざごと)
135()ふてはならぬ化物(ばけもの)
136あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
137御霊(みたま)幸倍(さちはへ)ましまして
138蠑螈別(いもりわけ)魔我彦(まがひこ)
139(とら)()さまが()()まし
140(まこと)(ひと)つの三五(あななひ)
141(みち)(さと)つて神政(しんせい)
142(をしへ)四方(よも)(ひら)くべく
143(まも)らせ(たま)三五(あななひ)
144(みち)(まも)らす大御神(おほみかみ)
145国治立(くにはるたち)御前(おんまへ)
146(つつし)(うやま)()(まつ)
147庭園(ていえん)のロハ(だい)(こし)(うち)かけて(うた)つて()るのは万公(まんこう)である。
148万公(まんこう)『あゝ、149(なん)(くら)(よる)だな、150(ほし)随分(ずゐぶん)沢山(たくさん)(あら)はれてゐるが矢張(やは)(つき)(ひかり)でないと駄目(だめ)だわい、151(しか)(なが)青春(せいしゆん)()()ゆる(わか)男女(だんぢよ)のむすびの(かみ)矢張(やつぱり)闇夜(やみよ)だ。152(きく)情的(じやうてき)締結(ていけつ)最中(さいちう)(そら)から(まる)(かほ)(のぞ)かれちや、153あまり()つともよくないからな。
 
154 あれ()やしやんせ、155あれ、156あの(ひと)
157 (はし)欄干(らんかん)艶文(ふみ)()
158 (くも)悋気(りんき)(つき)かくす。
 
159(つき)さまも(わか)男女(だんぢよ)のローマンスを御覧(ごらん)になると(うれ)しがつてニコニコなさるさうだ。160いや(うれ)しがつてでない、161可笑(をか)しくて(わら)ふのだらう。162そこを(くも)(やつ)163悋気(りんき)しやがつて、164艶文(ふみ)()えない(やう)にするのだから(くも)()(やつ)あ、165意地(いぢ)(わる)いものだ。166鬼雲彦(おにくもひこ)だつて矢張(やつぱり)(この)()(くも)だからな』
167(ひと)(つぶや)いて()る。168其処(そこ)足音(あしおと)(しの)ばせてやつて()(ひと)つの(かげ)があつた。169万公(まんこう)(おも)はず(むね)(をど)らせた。170(この)人影(ひとかげ)(はた)して何者(なにもの)なりしか。
171大正一一・一二・一三 旧一〇・二五 北村隆光録)